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2015年4月30日 (木曜日)

ピカソと20世紀美術 東京ステーションギャラリー

会社に行って、何かもういやんなちゃってお昼に抜けてきた(そもそも本当はお休みの日なのだ)。
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丸の内で昨日からやってるラ・フォル・ジュルネの開幕前コンサートにぶっ飛んで行ったが、ちょっと間に合わず。すでに始まっていた。北田法子さん(P)のシューマン幻想小曲集を聴かせて頂いた。
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まだGW始まってない会社も丸の内かいわいにあるようで、ビジネスマンやOLさんで食堂などにぎわっており。こんな騒然とした場所では勿体ないほどしっとりといい演奏。ピアノはシゲルカワイだった(あの場ではずっとそうなの?昨日の松井さんも?)。いい音であった。
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その後は6時までコンサートないので、待てず。帰る。
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75fc2e496b4e1478bd4d2d85668885e7 たまたま通りかかった東京駅のステーションギャラリーにて絵画を鑑賞。「ピカソと20世紀美術」展。チラシを見たらあたしの心の師であるロバート・ラウシェンバーグの絵が展示されているようだったので、その場で即決して入場。千円。
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北陸新幹線開業記念ということで、富山県立近代美術館のコレクションだという。富山県はラウシェンバーグ師匠の絵を常設しているのか。羨ましい。しかもでっかい、いい絵ばっかりだった。うあううう。かっこいいよう。感動。ベーコンもあったし。ケーテ・コルヴィッツの小品もあったし。鉄道とおぬーどでお馴染みのデルヴォーの絵も有名どころで。好き好き。
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ルオーは一部屋まるまるだった。「ヨハネ受難曲」を聴いたばっかだったのでとても気分的に合っていたなあ。まさに受難曲みたいなキリスト様の絵とかあったしね。
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色々な絵を見られてとてもよかった。しかし一番よかったのはとっても空いていたという点。まだお休みの日ではないからかなあ。ゆったり見られて本当に有難い。癒されたわあ。

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2015年4月29日 (水曜日)

バッハ/ヨハネ受難曲 ラミン/ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団 

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バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245

エルンスト・ヘフリガー(テノール:福音史家)
カール・ケルヒ(バス:イエス)
アグネス・ギーベル(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(アルト)
ハンス=オラフ・ヒューデマン(バス)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ギュンター・ラミン(指揮)
録音:1954年
(注:このジャケットは持ってるのと違うんだけど、こっちのほうがかっこいいので載せました。演奏は同じものです。それにしても安いなあ。)
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もうすぐ人生初ヨハネに行くので、予習。でもまあ、内容的にはマタイと変わらないのでそんなに怖くはない。マタイより短いし。
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<第一部>
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イエスが弟子たちと園の中に入る。
ユダが兵士たちとともにやってきた。
イエス「誰を探しているのか?」
ユダたち「イエスだ」
イエス「それは私だ」
イエス捕まる。
下女「お前もイエスの弟子の一人ではないのか?」
ペテロ「違う」
群衆「お前はあの男の仲間ではないのか?」
ペテロ「違うって」
大司教の手下「園であの男と一緒にいたではないか」
ペテロ「違うってば」
鶏が三回鳴く
ペテロはイエスの予言を思い出し激しく泣いた。
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<第二部>
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ピラトのイエスに対する尋問。
「イエスは何をしたのだ?」
ユダヤ人たち「この男は自らをユダヤの王と名乗った。こいつを死刑に!」
兵士たちはイエスに茨の冠を被せ、嘲笑しべしべしと平手打ちを浴びせる。
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ピラト「この男は何の罪があるのか?」
民衆「イエスを十字架につけろ!」と叫ぶ。
ピラトはイエスを釈放しようとする。
民衆「自らを王と名乗る者を釈放することは、皇帝を裏切ることになる!」
ピラトはイエスをユダヤ人に引き渡す。
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イエスは罪人二人とともに十字架に張り付けにされる。
兵士たちがイエスの着てるものを剥がして分け合う。何を貰うかくじびきする。(聖書の言葉の実現である)
イエスは十字架の傍らにいる母をヨハネに託す。
イエス死ぬ。
すると地震が起こり大地が裂け、お墓が開きたくさんの人が甦る。
イエスを十字架から下ろす。イエスのわき腹を槍で突くと、血と水が流れ出す。(聖書の言葉の実現)
弟子たちによって手厚く埋葬される。
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リヒターでも鈴木さんでもラトルでもなく、うちにある唯一のヨハネはラミンの指揮である(しぶい)。ラミンさんはなんでもリヒターの師匠なんだそうである。このCDを(マタイのついでに入ってたんで)入手しなければ、この指揮者はとんと知らんかったが、この分野ではかなり偉大な人のようである。
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まあ、時代的にはモノラルなんだけども、聴きづらい音ではなく普通に聴ける。合唱団は2012年にマタイを聴きに行った聖トーマス合唱団である。しかしまあ、ここで歌っているお子たちは現在の団員のじーちゃん?に当たるくらいの世代なのかね。そしてオケはもちろんゲヴァンドハウス。
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合唱や演奏は勿論本家本元の素晴らしいものだが、とにかく若きヘフリガーのエヴァンゲリオン・・・じゃなくてエヴァンゲリストが美しすぎる。この声ならば安心してキリスト様も成仏できそうである。他の歌手(エルダ役でお馴染みマルガ・ヘフゲンとか)も素晴らしいけど、ヘフリガーを聴くためだけにこのCD買ってもいいくらいだ。
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マタイの券取れなくてがっかりしてたけど(鈴木王子人気だなあ)、ヨハネも美しい。楽しみ。

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2015年4月25日 (土曜日)

新響 第229回演奏会 橋本國彦/交響曲第2番

ショスタコーヴィチ/祝典序曲
橋本國彦/交響曲第2番
ショスタコーヴィチ/交響曲第10番
指揮 湯浅卓雄
新交響楽団
(4月19日 東京芸術劇場コンサートホール)
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ずっと残業続きで、感想をUPできず。せっかく券を回して頂いたのにごめんなさい。一週間も経ってしまった。
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で。えーとショスタコーヴィチの10番は感想書けるほど理解してないので、ちょっとパスで。あ、祝典序曲はいい曲ですね。普通に好き。
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メインは橋本國彦って日本の作曲家のシンフォニー。これを聴きに行ったようなものだ。チラシを見て、なんかよさそーな感じがしたもんで。ナクソスで日本ものを色々と録音してる湯浅さんの指揮ならなおさら。
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橋本國・・・知らんなあ、って思ったけどネットで調べたら結構前から一曲だけ知ってた。
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お菓子の好きな巴里娘~~~♪ ふたりそろえばいそいそと~~♪
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我が母が教え給いし歌の一つ「お菓子と娘」。ウチの母が知ってるくらいだから昔は結構ポピュラーな歌曲だったんじゃないかな。作詞は西条八十である。日本の歌曲にしてはおされな、懐かしい感じがパルナス。
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他にも、斑猫(はんみょう)って歌も最近調べて知ったのだけど(いや忘れてただけで、前から知ってたかも?)、この曲も大好き。ちょっと夢見がちな作風がナイス。たかが昆虫を歌った曲なのにこんな美しいメロディとピアノ伴奏をつけちゃう。
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https://youtu.be/BkC5d76-YPM
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で。
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今回聴かせて頂いた2番。YouTubeで聴いたのですがほんとに素晴らしい、美しい曲で。時代的な難解さとは無縁である。1947年という時代なのに、無調ではない。ホントに「お菓子と娘」や「はんみょう」の夢見がちな世界を交響曲にした感じ。
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https://youtu.be/EtX9cX4jN7s
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しかし。ナマで聴くと、たしかにとってもいい曲なんだけど、そして演奏も素晴らしいんだけど、何だろう。最初から最後まで美しすぎる。毒とか悲しみとか退屈さとか交響曲に色々含まれるべき要素がナイ。
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だもんで。ずっと美しすぎる音楽に身をゆだねながらも、いい曲過ぎて何だか違和感が。やはり交響曲は世界なので(byマーラー)、美しさだけでは聴く人がダレてしまう・・・いやそういうのがいい人もいるのかもしれないけど。交響曲には毒も退屈も欲しいなあ・・・と思うところ。
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そのあと聴いた、あんまり得意でないショスタコーヴィチなのに、なんだか「ああ、こういうもんだよなあ、交響曲って。タコさんは作り方知ってるよなあ」って思った。
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でも。私は橋本さんの曲のほうが好きだけどね(←えええ~??)
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新響さんのコンサートに前に行った時もそうだったんだけど(飯守さんのブルックナー)、ゲイゲキ前広場はバングラデシュ人の方々だらけで。特設ステージでは日本の民謡やらバングラデシュの音楽?で。屋台がいっぱいで、カレー祭りやっとったんだけど、何この踊るマハラジャ。事前に知ってればサブウェイのサンドイッチ食べなかったのにぃ。
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本日、会社から戻ってきて、いつものように「満点青空レストラン」を見てたら、本日は琵琶湖の食材だった。で、魚が大漁!って場面のBGMにコルンゴルトの「シー・ホーク」の冒頭が! やっぱり琵琶湖といえばコルンゴルトだよね~~(違う)

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2015年4月24日 (金曜日)

陽気なインキネン ブルックナー第7番

ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
ブルックナー:交響曲第7番
指揮:ピエタリ・インキネン
ピアノ:アンジェラ・ヒューイット
日本フィルハーモニー交響楽団
(サントリーホール)
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(非常にPCの調子が悪く長い文章が書けませんので悪しからず。そろそろ買い替え時かなあ)
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ずっと残業で忙しく、平日はコンサートどこではなかったが、今日はついにそんな毎日にぶちぎれて定時きっかりにあがる。
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サントリーホールのコンサートに行きたい。
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ただ、それだけで何もない。誰でもよかった。どこどこの○○ラーメンが食べたい、と急に思い始めると止まらないように。とにかくサントリーの響きに身を委ねたい。
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ということで、本日はインキネン。なんでたまたまサントリー行くとインキネンなんだろう。ファンでもないのに。当日券がいつも余っているからなんではないだろうか。これは問題だ。
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インキネンは(チラシで見ると)イケメンである。でも、今まで行ったコンサートはちょっと指揮者が見え辛い席だったので、あまりよくわからなかった。だもんで今日は前から三番目にしてみた。まあ、よく見えた。インキネンは銀縁メガネをかけていた。メガネフェチ超歓喜。かっこいい。危くファンになるところであった。
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今日の曲目はブラームスとブルックナー。なんという重厚なブログラムなんだろう。うな重のあとにカツ丼食べるようなもんだ。しかし、今までの私の頭の中のインキネン情報によれば、すっきりさっぱりな演奏をする指揮者なので、おそらく胃もたれすることなく2曲聴くことができるだろう。
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一曲目ブラームス。私は強度のブラP協2フェチであるので実は1番はあまり印象にない。何回か聴いてみたものの、2番ほどいいとは思わなかった。でも1番のほうが有名なんだよね。
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本日はヒューイットさんの希望で、ピアノはファツィオリだという。ファツィオリ・ファン狂喜。でもブラームスに合うのかしら。すっきりさっぱりのインキネンの伴奏(ブラームスで伴奏って言うのもどうかと・・・)と、まるでバッハみたいなピアノで、いったい誰の曲だかわからなくなった。ただ、ファツィオリの音はとても綺麗で、私は大好き。こないだテレビで聴いたトゥランガリラ(カンプルラン&読響の)のピアノはファツィオリで、そういう曲にこそファツィオリは素晴らしい。
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二曲目ブルックナー。この指揮者のマーラーを2回聴いているのでブルックナーだってどんな演奏かだいたい想像がつく。しかしどっちかっつーと苦手なブルックナーなので(ただ、7番はわりと好きだ。第1楽章の「ラインの黄金」に似てる感、第2楽章の敬虔で美しいメロディ、第3楽章のバケラッタ、等)、このすっきりさっぱり感が結構好ましく。それと、サントリーホールの響きが良くて、強奏のあとの残響が会場にジグザグと響いて、波のように消えていく。それはとても美しくて、今さらながらいいホールだな、と思った。
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そして、日フィルの金管楽器には私のタイプのメガネ男子がすくなくとも3人存在することを発見。
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コンサート楽しい。しかし仕事ごっちゃり残してきたので明日は休日出勤(泣)。

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2015年4月19日 (日曜日)

春ドラマなど 感想

このところ残業続きで、テレビがなかなか見られず。まとめて気になったものを視聴。主に春ドラマなど。(前クールは杏ちゃんの「デート」を楽しみにしていたが、終わっちゃって悲しい。)
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・アルジャーノンに花束を(TBS)
山Pがイケメンすぎてこの役はちょっと見てて痛々しいなあ・・・とおもいつつ、結構はまって第2話も見てしまった。栗山千明様が精神障がい者と組むと何だかATARUだ。あと、工藤投手息子が相変わらず素敵だ。あーゆー新入社員ほしい。
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・アイムホーム(テレビ朝日)
クラヲタ目線で言うと、「ヨメと息子だけお面を被って見える」という設定は、まるで新国立劇場で見た「ヴォツェック」の真逆だなあと思った(新国「ヴォツェック」はヨメと息子以外は魑魅魍魎に見えるという演出だったんで)。
キムタクは何を演じてもキムタクなんだけど、もう思いきって「これは木村拓哉さんの役だ」と思って見ると「やっぱり料理上手だな。手つきがいいよな」とか思って結構楽しめる。
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・ヤメゴク(TBS)
アイムホームの裏で苦戦を強いられそうだが、ドラマ的にはこっちのほうが私は面白かった。なんたって「相棒」と「ATARU」の脚本家だもんねえ。元AKBの大島優子さん主演なのがちょっと見づらくなる原因かなあとも思う(かなりがんばってるけど)。ATARUとごくせんの半分半分みたいな感じなので、このへんが好きな人はいいと思う。「前髪クネオ」勝地涼さんがクネクネした役でよい。とにかく出演者が濃い。これは次も見よう。
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・Dr.倫太郎(日本テレビ)
堺雅人さん主演というので見た。はっちゃけた彼の演技が好きなのだけれど(リーガルハイや半沢)、どうもこのドラマはまだ中途半端な感じ。これからなんだろうか。角野卓造じゃねえよ春菜ちゃんの名演技だけ印象に残った。
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ドラマじゃないけど。
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・SWICHインタビュー 達人達 「水谷豊×小曽根真」
水谷さんの詩と朗読、小曽根さんの即興ピアノによるセッションはまるでシェーンベルクのシュプレヒシュティンメの歌曲のようだった。何か二人で舞台とかすればいいのに。
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こないだの上野「ワルキューレ」ですっかりお金の価値観が狂ってしまい、「読響のトリスタン、こないだのワルキューレの半分じゃ~ん」と思って2公演とも買ってしまった。いやいや上野が高すぎるんでしょ。
外人歌手より石野さんが楽しみ。

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2015年4月13日 (月曜日)

リスト/ピアノ・ソナタ ラフマニノフ/ピアノ・ソナタ第2番 ホロヴィッツ

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リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調(録音:1977年)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(録音:1968年12月、カーネギー・ホール ライヴ)

ヴラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)

何年か前に入手したBOX「ホロヴィッツ・プレイズ・グレート・ソナタ」より。実はこの中のショパンやベートーヴェンをたまーに聴く程度だったのだが、この10枚組の1枚目にあたるこの2曲をちょっと前に聴いて、何か口から出そうなくらい衝撃を受けた。普通に家でCDを聴いただけなのに、ラフ2終わったとたんにカーネギーの客と一緒にブラヴォー言ってしまったくらい。

まるで、悪魔に魂を売ってしまった、みたいな音楽。

小学校の時から大好きで聴いてたリストのピアノ・ソナタは勿論素晴らしい(ちなみに、小学生の時愛聴していたのはホロヴィッツではなく、確かアンドレ・ワッツだった気がする。)。

しかし、ホロヴィッツで初めて聴いたこのラフマニノフの2番は、コンチェルトなんかで普段慣れ親しんでいる優美なラフマニノフとは違い、何か別の次元にいるような音楽。ちょっと私のような凡人には理解しがたい。わけわからない(無調ではないんだけど)、とにかく凄い曲だと思う。

ウィキペディアによると、この曲はラフマニノフの生前はあまり評価されなくて、その後改訂版を出版したそうである。しかしホロヴィッツはそれに異議を唱えて独自に初版と改訂版の折衷版を作り(ホロヴィッツ版)、それを好んで演奏していたそうである。

だもんで、私の聴いているのはホロヴィッツ版ということなんだろう。他の人の演奏を聴いたことがないので、初版も改訂版もよくわからんのだが、とにかくこれは凄い。

で。この曲、もうホロヴィッツでは生で聴けないので・・・トリフォノフで聴いてみたいな。しかし今年の来日公演では1番を弾くみたいで、惜しい。2番弾かないかな。

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先日行ったサントリーホールのオープンハウスにて、ロビーで作曲家の人気投票みたいなことをやってたので、さあ投票しよう!と思ったら、モーツァルトとかベートーヴェンなんかの超メジャーリーグ級作曲家しか候補になく、私の好きなワーグナーもR・シュトラウスもマーラーもなかったので、ポーランド音楽探究家としてはショパンに投票。

そしたら係のおねいさんに「あ、女性はショパン好きですからね」と流された。まあそんな程度かな、私のショパン好きは。ちなみにクラシック初心者の友人はラヴェルに投票したが(たぶんボレロしか知らん)、そっちのほうがなんか通っぽかった。

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2015年4月12日 (日曜日)

ネットラジオでポーランド音楽を聴く52

最近パソコンが寿命なのか、ネットラジオが途中でぶちぶち止まってしまったりしたので聴かなかったのだが、スマホで聴けば全く調子がいいことに気付き、ちょっとだけ再開。しかし今日は苦手系(無調わしゃわしゃ系)と得意系の混合でちょっと気がめいる。
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プリジビルスキ? 弦楽オーケストラのための夜中のこだまの音楽?
Bronisław Kazimierz Przybylski Midnight`s Echoes Music na orkiestrę smyczkową, wyk. Orkiestra Kameralna Polskiego Radia „Amadeus”, dyr. Agnieszka Duczma
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E5096423b06d4273aa74483d39c04cad_3 ホラー音楽化したモーツァルトのアイネクライネナハトムジーク。まるで夕べの「世にも奇妙な・・・」みたいな音楽。アマデウス管弦楽団でお馴染みの女流指揮者アニエスカ・ドゥチマル(ドゥクツマル)指揮でお送りします。角野卓造じゃねえよ。
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ヴィトルト・ルトスワフスキ ブコリキ
Witold Lutosławski Bukoliki – pięć utworów na fortepian, wyk. Andrzej Dutkiewicz
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ブコリキってなんだろう。プルコギかと思った。バルトークみたいな民族っぽいピアノ曲。すぐ終わっちゃうけど。結構好きかも。
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ルジツキ ピアノと管弦楽のためのバラード
Ludomir Różycki Ballada op.18 na fortepian i orkiestrę, wyk. Elżbieta Karaś-Krasztel – fortepian, Polska Orkiestra Radiowa, dyr. Wojciech Czepiel
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今日はこれを聴くためにスタンバってた。相変わらずレトロな夢のような世界が広がる。パルナス。

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2015年4月 7日 (火曜日)

東京・春・音楽祭 ワルキューレ

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ワーグナー:舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』第1日《ワルキューレ》(演奏会形式)
指揮:マレク・ヤノフスキ
ジークムント:ロバート・ディーン・スミス
フンディング:シム・インスン
ヴォ―タン:エギルス・シリンス
ジークリンデ:ワルトラウト・マイヤー
ブリュンヒルデ:キャサリン・フォスター
フリッカ:エリーザベト・クールマン
ヘルムヴィーゲ:佐藤路子
ゲルヒルデ:小川里美
オルトリンデ:藤谷佳奈枝
ヴァルトラウテ:秋本悠希
ジークルーネ:小林紗季子
ロスヴァイセ:山下未紗
グリムゲルデ:塩崎めぐみ
シュヴェルトライテ:金子美香
管弦楽:NHK交響楽団 (ゲストコンサートマスター:ライナー・キュッヒル)
音楽コーチ:トーマス・ラウスマン
映像:田尾下 哲
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<あらすじ>
命からがら逃亡中にたまたまお水貰いに入った家の奥さんが自分の生き別れた双子の妹なんてマジウケル~!アリエナ~イ!
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土曜日の公演が取れなかったので、平日に半休取って参戦。今日午後半休取った関東地方の会社員はほとんどワルキューレ行ってると思われる(んなこたあない)。ただでさえ男性人口の多いワーグナーであるが、今日の演奏会は余計そう思えた。見渡す限りおっさんばっかり(ごめんなさい)。しかも、そこらへんのただのおっさんというよりは、なんか重役っぽい感じの方が多かったので、ちょっとした株主総会みたいだった(行ったことないけど)。
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ということで、男子トイレの列はいつもより長く。階段のはしまで続いた。女子トイレは殆ど並ばずすぐに用をたすことができた(バレエとか、プッチーニのオペラだとこうは行かない)。
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さて。
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本日は演奏会形式。このところの演奏会形式のワーグナーはいつも簡単な映像付なものが多い気がする。正直、「いらなくね?」と思う事が多い。ワーグナーの音楽がすべてを語るから、無駄な映像など不要である。何の映像もない飯守さんの指揮するアマオケの演奏会形式のワーグナーがどんなに感銘深かったか。
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しかし・・・。
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それはワーグナーをよく知っていて何回も生演奏に触れている我々だからそう思うのであって、もしかしたら・・・初めてのワーグナーのオペラが、たまたま舞台なしの演奏会形式かもしれない人もいるだろう。もし映像がなかったら、ワーグナーがただ長いだけのクソつまらないものと思われるかもしれない・・・そんなのイヤイヤイヤ!!
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ということで、ワグネリアン人口を増やすため?映像つきの演奏会形式もまあ仕方ないかなと思う。いやなら見なきゃいいのだし。ワルキューレくらいだったら字幕いらないし。
ということで、(簡単な)感想。
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N響のワーグナーはやっぱり素晴らしい。トーキョーリングの初演時のN響が今となっては(私の中では)伝説である。何であんなに良かったんだろう。まあこないだの飯守「パルシファル」の東フィルはとっても頑張っていたものの、大体・・・ワーグナーだと他のオケはあんまり・・・なことが多い(演奏ミス多し)。まあ今回はキュッヒルさんがコンマスってのも何か凄いわねって思う。嫌でも身が引きしまるってもんでしょ。キュッヒルさん、幕おわったたんびに熱狂している観客を見て、にこにこしてるのがよかったなあ。カワイイ(失礼?)。
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指揮。
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ヤノフスキはやはりヤノフスキ。実はCD持ってないんですけど(ポーランド人だけど、意外と縁がないのねこの人の指揮)、演奏は色々な人の感想を読んだ通り、すっきりさっぱり。しかも突然盛り上がるところでテンポを上げだすので「え、ここから?」と思う。しかし気付いた、あまりにもわたくしは(古式ゆかしい)飯守ワーグナーに慣れ過ぎていたのだと。このすっきりさっぱりも、これはこれでいいのではないか。お陰でワルキューレなのにちっとも泣けず。珍しい。後味爽やか。
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歌手。
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遠くようろっぱやメリケン(と、韓国)からいらっさった歌手の皆さんはそれぞれ素晴らしい。現在のベストキャスティングではないだろうか。
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いまだにW・マイヤー女史が現役でジークリンデ歌ってるってのが驚異であるし。マイヤー様のジークリンデはバレちゃんとの97年の来日公演の時に見聴きしたんだった。綺麗だったな~。歌ももちろん素晴らしかったし。まあ今日はやっぱり年を取った分のもはあったけれど、表現とかはやはり素晴らしく。熱狂的な観客に見せる笑顔は相変わらず美しい。
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ジークムントのロバート・D・スミスは、初めてナマで聴いた(と思う)。でも、実はYouTubeで何度か聴いていて、「これは、私の好みの声だ!」って思ってた。今回大枚はたいてでも(S席だ!)出かけたのはこの人が聴いてみたかったってのもある。期待に違わず美しいジークムントだった(いや声が)。もっと歌唱上熱狂しても良かったかもって思うけど演奏会形式だからね。
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ブリュンヒルデのキャサリン・フォスターは、以前飯守さんの指揮で第3幕だけ鑑賞。相変わらずデカイなあと。近頃スタイリッシュなオペラ歌手が多い中、女性で「体が楽器」っていうのをこんなに実感させる人も珍しい。ブリュンヒルデというよりちょっとしたファフナーみたいである。以前の歌唱は実はさほど覚えてないのだけれど、表現に深みが増したのでは?という印象。普通にイメージできるブリュンヒルデっぽい声だなと。
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フンデイングのジム・インスン。韓国人って凄いバス歌手が多いけど何でなんだろう(テノールはいないのかね)。巨大な声。憎々しい演技。こんなに憎たらしいフンディング初めて見た。素でそういう人なのかしらって思っちゃうくらい。凄い。また聴きたい。
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フリッカのクールマン。この人が一番ブラボー多かった。だが何と言うか・・・ワーグナーっぽくない・・・イタリアオペラみたいな。エボリ公女みたいなフリッカ(?)。声そのもので演技している感じ。しかも目に見える演技もすごくうまい。あのドヤ顔でガミガミ言われたらヴォータンもたじたじ。第2幕の公開夫婦喧嘩も(背景の)荒涼とした山々ではなく、なんだかアメリカの映画の中のアパートメントのキッチンで繰り広げられているような錯覚に陥った。
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ヴォータンのシリンスは、安定感はあったもののヴォータンらしさが欠けていた気がする。それが何であるかは、よくわからないんだけど。なんだろう。声はよかったですが。
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ワルキューレの皆さま。1~2幕でさんざん西洋人のこゆい顔の歌手の皆さんを見た後に第3幕でやっと日本人歌手が登場するわけですが、(皆さまお美しかったですが)何か左から、モデルさん、モデルさん、水トアナ、水トアナ、水トアナ・・・みたいな印象。声は私の席からはとてもよく聴こえました(前から5番目だったので)が、5階席とかだったらどうだったろう。
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そうそう、ツイッターなどの情報によると4日の演奏ではどうも演奏後フライング拍手?が起こったらしく(しかも一人だけ?だったので非常にバツが悪く、再び静寂が訪れたらしい)、その教訓を生かして?今日は演奏が終わってからしばらく沈黙が。演奏に圧倒されたというより、みんな我慢に我慢をして・・・という感じだったのは気のせいか。沈黙の間にお腹がきゅるるる・・・と鳴った音が私の周辺2~3人聴こえ。もう、すぐにでも拍手したかったろうな。

拍手は盛大でスタンディングオベーションもあり。ああ、ナマで聴くワーグナーはホントに素晴らしい(しみじみ)。こんなのが聴けちゃう東京に住んでてよかったなあ。
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お昼ご飯に日本橋コレドで食べた漬け丼。おいしゅうございました。夜は高そうなお店だった。
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2015年4月 4日 (土曜日)

サントリーホールで遊ぼう! 2015

サントリーホールで遊ぼう!(2007)
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サントリーホールで遊ぼう!2012
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サントリーホールで遊ぼう 2013

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毎年お馴染みのこの行事・・・と言いたいところだが。
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てっきり昨年も行ってるかと思ったら最後に行ったのは一昨年だったようだ。昨年はコルンゴルト祭りでそれどころではなかったのか?
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このブログが正しければ今日で四回目。大好評の横浜シンフォニエッタの演奏会ももうすっかり定着。しかしギャラはどうしてるのかしら?という下世話なことを考えてしまう。
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Dsc_0052 今日は(も)外の屋台で昼飯を食べようとおもったものの、前に食べたカレーはなかったので、グルメハンバーガー的なものを購入。600円もしたのでかなりヴォリューミーであった。が、添付のカラシをかけようと子袋をを破ったところ、ぶちまけてしまい、そこらへんが黄色いカラシだらけになった。とても悲しかった。ハンバーガーはおいしかったが。
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サントリーのおひざ元なのに、キャンペーンでコカコーラ配ってる不思議。ドリンク購入の必要がなく有難かった。今日は寒かったので常温コーラでも十分。
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友人と約束して小ホールでのオペラコンサートに参戦。今日は3回ほど予定されていたが、1回目はそんなに混んでなく、30分も早く並んだのに、会場ギリギリに来た友人も座れるくらい余裕があった。
2回目の公演は異常に並んでいて、カラヤン広場に入る階段の下のほうまで列ができていた。ぎりぎりに立ち見の人数の中に入ることができた。3回目の公演は疲れたので行かなかった。
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出演された方は以下の通り。
清水多恵子(ソプラノ)
保科瑠衣(ソプラノ)
林眞暎(メゾソプラノ)
松藤夢路(メゾソプラノ)
太田直樹(バリトン)
古藤田みゆき(ピアノ)
天羽明惠(司会)
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天羽さんてあの天羽さん?
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二期会でルルの日本初演歌った天羽さん?はたまた新国立で堂々たるフィアカーミリを歌ってた天羽さん?同姓同名の人?いやいやこの珍しい名前は被らないでしょう。
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司会なんていいから、一発難しそうなオペラアリアでも歌ってほしかったが、本日はその明るいキャラクターを生かして?(っつーか、彼女は舞台で歌ってるとこしか見たことないので性格はしらんかったけどのう)面白い元気いっぱいの司会者に徹していた。
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正直、歌より何より、(アリア歌ってない)天羽さんが一番印象に残った。
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Dsc_0053_3 オペラ・アリアはサントリーホールオペラ・アカデミーの人々で、OBの太田さんを除き(いい声だ~)、まだ見聴きしたことない方ばかりだったが、みなさん良かった。特にチェネレントラの時の林さんとカルメンの時の松藤さんは素敵であった。メゾ好きなものでのう。でも皆さん堂々たる歌声でした。みんなスタイルいいのねえ。昨日、本屋で音楽雑誌を立ち読みして思ったけど、今時のプリマドンナはヴィジュアルが大事。
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天羽さんは大ホールでの「みんなで歌おう!」のコーナーの時は「うたのおねいさん」となって登場。「ドレミの歌」を振り付を観客に指導。私も一緒に踊ったりしたけど、後半仕事疲れで棄権。天羽さんの面白おねいさんぶりに釘付けになった。いやはやほんとに元気すぎるわ。
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友人に「この人本当はオペラ歌手で、オペラでは主役歌ってたりヨーロッパの歌劇場にもたくさん出てる人なんだよ」と説明したらびっくりしてた。
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桜はずいぶん散っていたがまだまだ綺麗。
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六本木一丁目駅にいたテレ東社員ナナナ。いつもこんなびっくり顔。

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