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2015年4月13日 (月曜日)

リスト/ピアノ・ソナタ ラフマニノフ/ピアノ・ソナタ第2番 ホロヴィッツ

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リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調(録音:1977年)
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.36(録音:1968年12月、カーネギー・ホール ライヴ)

ヴラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)

何年か前に入手したBOX「ホロヴィッツ・プレイズ・グレート・ソナタ」より。実はこの中のショパンやベートーヴェンをたまーに聴く程度だったのだが、この10枚組の1枚目にあたるこの2曲をちょっと前に聴いて、何か口から出そうなくらい衝撃を受けた。普通に家でCDを聴いただけなのに、ラフ2終わったとたんにカーネギーの客と一緒にブラヴォー言ってしまったくらい。

まるで、悪魔に魂を売ってしまった、みたいな音楽。

小学校の時から大好きで聴いてたリストのピアノ・ソナタは勿論素晴らしい(ちなみに、小学生の時愛聴していたのはホロヴィッツではなく、確かアンドレ・ワッツだった気がする。)。

しかし、ホロヴィッツで初めて聴いたこのラフマニノフの2番は、コンチェルトなんかで普段慣れ親しんでいる優美なラフマニノフとは違い、何か別の次元にいるような音楽。ちょっと私のような凡人には理解しがたい。わけわからない(無調ではないんだけど)、とにかく凄い曲だと思う。

ウィキペディアによると、この曲はラフマニノフの生前はあまり評価されなくて、その後改訂版を出版したそうである。しかしホロヴィッツはそれに異議を唱えて独自に初版と改訂版の折衷版を作り(ホロヴィッツ版)、それを好んで演奏していたそうである。

だもんで、私の聴いているのはホロヴィッツ版ということなんだろう。他の人の演奏を聴いたことがないので、初版も改訂版もよくわからんのだが、とにかくこれは凄い。

で。この曲、もうホロヴィッツでは生で聴けないので・・・トリフォノフで聴いてみたいな。しかし今年の来日公演では1番を弾くみたいで、惜しい。2番弾かないかな。

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先日行ったサントリーホールのオープンハウスにて、ロビーで作曲家の人気投票みたいなことをやってたので、さあ投票しよう!と思ったら、モーツァルトとかベートーヴェンなんかの超メジャーリーグ級作曲家しか候補になく、私の好きなワーグナーもR・シュトラウスもマーラーもなかったので、ポーランド音楽探究家としてはショパンに投票。

そしたら係のおねいさんに「あ、女性はショパン好きですからね」と流された。まあそんな程度かな、私のショパン好きは。ちなみにクラシック初心者の友人はラヴェルに投票したが(たぶんボレロしか知らん)、そっちのほうがなんか通っぽかった。

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コメント

確かRCAレーベルで、オーマンディ指揮NYPのバックを得、演奏した"凄絶"な記録-バーンスタインが唯一ベルリン・フィルを指揮したマラ9の演奏と同じ意味で-のラフ3と、CDでリリースされた時カップリングされた(LPではラフ3だけだったけど)ものだったと記憶しています。
初めてFMで聴いたとき、ゾッとしました。ものに憑りつかれたような、凄まじいラフマニノフ-。蓋をしてお祓いしたくなる、けれど何かにつけ記憶の底から甦ってくる演奏は、決して人に勧められるものではないと思いますが、この人の悪魔に魂を売ったような演奏(ライヴ)は、是非とも体験すべきものですね。

投稿: | 2015年4月15日 (水曜日) 21時01分

>>    さん

情報ありがとうございます。
HMVではこのCDはおとりよせのようです。
3番コンチェルトと2番ソナタなんて私の大好物のカップリングで最強ですね。
探してみましょう。

投稿: naoping | 2015年4月18日 (土曜日) 11時58分

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