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2015年2月15日 (日曜日)

ザ・シンフォニカ第57回演奏会 ブルックナー/交響曲第8番

ドビュッシー:管弦楽のための映像より「イベリア」
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(1890年ハース版)

高関健指揮/ザ・シンフォニカ

(すみだトリフォニーホール)

いつもお世話になっているアマオケのザ・シンフォニカさんの演奏会。行かせて頂いたのは今回で5回目のようである。

本日は自由席のため、早めに外に並んで席ゲット。指定席の時は全然ギリギリで行くんだけど。まあ、自分も好きな席に座りたいんで。いつものように2階席の一人づつ座れるところをゲット。アレはいいねえ。他のコンサートホールもああいうの作ればいいのに。オケもよく見えるし、他人に邪魔されず贅沢な気分。

で。

今回は、比較的自分のテリトリー外の楽曲。だからろくな事は書けないのでごめんして。ドビュッシーは初めて聞く曲(えええ~~~??って言うかもしれないけど、私の音楽鑑賞は大変偏っていて、おふらんすものは殆どダメ)である。

ドビュッシーといえば。

先日、NHK教育で放送されたN響の「ペレアスとメリザンド」。私は途中まで調子よく聴いていたものの、途中で寝てしまった。まあウチのテレビは全録画機能がついているので、また聴けばいいやって思ってた。だのに。私は何かの間違いでコンセントを抜いてしまったのである。全録画8日分が一気に消えてしまった。

嗚呼。

ということを思い出しながら、イベリアを聴いていた。しかし、まあスペイン風だな音色だなとか思いつつ、何故かイベリコ豚食べたいなとか違うことを考えていた。

ごめんなさい。(なんという聴き手だ)

さて、メインのブル8。昨日、予習と称して高関さんの「ブルックナーの8番を語る」的な動画を(途中まで)見ていた。高関さんはハース版にこだわってらっしゃるらしい?ということであるが、私はブルックナーはハース版だろうがノヴァーク版だろうが全くわからない。ブルックナーはブルックナー。(あとでツィッターで見たところ、色んなところに面白い発見があったらしいんだけど、ワタシ全くわからず)

指揮者高関健ブルックナー交響曲第8番について語る
https://www.youtube.com/watch?v=QnW3OjeHmJo

動画を見るとわかるが、高関さんは大変イケボである(と、前に聴きに行った戦争レクイエムの時に知った)。

ブルックナー素人の私だが、8番は比較的親しんでいるほうである。でも実演は初めてかも。ブルックナーの実演、7番と9番しか聴いたことないらしい(自分のブログによると)。

それにしても。ブルックナーの演奏会というのは見た目地味である。大編成ではあるけれど。普段マーラーとかシュトラウスばかり実演を見ているからね。オーケストラ三社祭みたいなのが基本的に好きなので、それに比べるとブルックナーじゃホントに見た目の動きがないのである。

ブルックナーといえば、目立つものというとワーグナー・チューバを使用するってとこかな。で、本日は初めてワーグナー・チューバ使ってるのちゃんと見た。何故か他の演奏会でも、はたまたワーグナーの演奏会でも席の都合なのか見えなかった。いやただ気にしてなかったのかも。

今日はホルンの人たちが4人ほど楽器持ちかえで吹いてらっしゃるのを確認。そーゆー指定なんだろうけど何か大変そうである。曲中何回も持ちかえてたし、ホルンは唾たまるし。(私は学生時代ホルンとトランペット経験者なので金管楽器が気になる)

それと。

舞台の一番後ろでずっと座ってたパーカッションの人たちだが大変ヒマそうである。第3楽章のあとのほうで出番がやってきたようで(その前も出番があったのかは不明)、喜々としてトライアングルとシンバルを演奏してらしたが、そのあとの派手なはずの第4楽章は出番なく。

なんかかわいそう。お茶でも出してあげたい。

同じ打楽器のティンパニーの人は結構出番多くて、ずっと立ちっぱなしで。たまにはバチを一本持っててあげるとか手伝ってあげればいいのにとか思った。マーラーやシュトラウスみたいな派手な曲だと、大太鼓やら銅鑼やら、ウィンドマシンやら色々あるのに、ブルックナーって打楽器はほぼティンパニーばっかりなの。まあ、本来はシンフォニーはこういうもんなんだよね、ベートーヴェンとか。

全体に堂々としたテンポでゆったりとした演奏という印象(違うの?)。シンフォニカさんはお子さんの観客がいつも多いんだけど、楽しめたのかな。以前、マーラー9番の時に小学低学年っぽい子が普通におとなしく聴いてたのを見たので、恐れるほどでもないのかな。

なかなかブルックナーは聴く機会がないので(私が出向かないだけ)、貴重な経験でした。第4楽章かっこよかった。ブラヴォーも多く。よい演奏をありがとうございました。

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帰りにアルカキットのアカチャンホンポで出産祝いを購入。先週会社の同僚に赤ちゃんが生まれたんだけど、たまたまタイミングよく錦糸町に行く用事があってよかった。しかしたいした額でもない商品券なのに、豪華にお箱に入れてられてかわゆくラッピングされてしまった。でっかすぎて、前もって用意してた「出産祝い」ののし袋にも入らず。大したことではないけど何だか。次回からは「箱に入れないで!」って言おう。

それと。すみとりの向いにあった業務スーパーがなくなってた?帰りにいつもあそこでもやし買ってたのに。かなすい。

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コメント

バッハ以来の対位法の大家の野心作。おそらくある程度キャリアを積んだオーケストラプレーヤーたちが制覇したがるエベレストがこのブル8です。とにかく非常に考えて仕組まれた楽曲であることは確かなので、弾いていて楽しいだろうことは確かに言える。曲で言ってるのは単なる死への恐怖。死ぬのが怖いって言ってるだけなんだけどね。

投稿: uma- | 2015年2月17日 (火曜日) 02時06分

こんばんは。
日曜日は、寒風の中ご来場いただきありがとうございました。

高関先生とは初共演でしたが、「原点に戻りスコアのみを拠り所に演奏を組み立てる努力」をなさるマエストロと、良い演奏を作り上たい!という仲間が集まったオケの持ち味が、うまく噛み合った演奏会になりました。

個人的には、ppからffまでの幅のある表現、強奏でも混濁しない音色や響きが実現できるよう、丁寧に練習してきました。その辺り、うまく表現できていたかなと思っています。

ホルン(&ワークナー・チューバ)と打楽器は、楽員からもブラヴォーでした。お客さんとも素晴らしさを共有できた稀有な舞台でした(自己満足っぽいですが)。

次回は、ニールセンとシベリウスです。
是非ご来場ください。

投稿: のびるめんて | 2015年2月17日 (火曜日) 23時13分

そうですか、高関さんは第8、ハース版を使っておられる!
現代においてはもうほとんど使われていませんからね。大変貴重なことです。カラヤン、ヴァント、ハイティンク以外、過去もほとんどいませんでしたので。私も行けばよかった!、知っていれば行きました。

投稿: 安倍禮爾 | 2015年2月19日 (木曜日) 00時10分

>>uma-さん

えー、エベレストなのですか。(あまりブルックナーよくわかってないのですいません)
アマオケさんも普通に(演奏の難しいと思われる)ブルックナーやマーラーを演奏されるのでいい時代です。シンフォニカさんは実力は日本のプロオケと遜色ないと思います。

投稿: naoping | 2015年2月21日 (土曜日) 10時04分

>>のびるめんてさん

こちらこそよい演奏をありがとうございました。ろくな感想書けなくてすいません。団員の方のトラックバック先を見てみると「へー、ハース版ってそうだったのか~」などと感心してしまいます。

団員を練習でビビらせまくっているとうわさの飯守先生と比べて(←失礼)、高関先生はとても温厚な方だと漏れうかがっていたのですが(どうなんでしょうね)。「団員と指揮者、みんなでよい演奏を作り上げようとしている」感じは確かに観客側にも伝わってきたような気がします。

真夏に涼しい北欧プロ、楽しみですね。

投稿: naoping | 2015年2月21日 (土曜日) 10時18分

はじめまして、よろしくお願い致します。
時折、拝見しておりました。
ショルティのマラ8、語りが苦手を承知して書きますが、アッバード指揮ヴィーンフィル演奏のグレの歌を愛する者です。グレの歌に至っては、この演奏を聴いて初めて好きになりました。

さて、この日、同じ場所におりました。コンサートに行って、良いホールの音響を知りたいなと、また私が、かつて長い間ヘビーローテーションしていたブル8ということもあり行きました。コンサートは行く予算がないのと、雰囲気が苦手ですが、思い切って行きました。
最初、2階正面を狙おうとして最前列中央はすでに陣取られていたので、3階正面中央で聴いていました。そちらは、どんなバランスで聴こえたでしょうか。このホールに来たのは初めてですが、うわさ通り、弦が管に押され気味でしたね。それ以外は、すべて明瞭にある程度聴こえていい感じでした。
前半のドビュッシーは、私も初めて聴きました。意外と映画音楽でも聴きそうな曲想で、惹かれました。
楽しみにしていたブル8、管楽器で傷ありかなと思いつつも、第4楽章の金管の咆哮は素晴らしかったですね。ホルン&ヴァーグナーチューバもトランペットと同等以上になっていましたし。ティンパニの押しも素晴らしかったですね。
今ではあまりハース版で演奏されないと聴いていましたので、いい体験でした。6日のみなとみらい21管弦楽団byミューザ川崎のブル8は寝不足でいけませんでしたが。
いい思い出です。

投稿: Kasshini | 2015年3月 5日 (木曜日) 12時36分

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