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2015年2月27日 (金曜日)

スタインウェイのトラックはカッコイイ!

先日、会社から近くの郵便局に行く途中の、どっかの会社の前に何故かスタインウェイのトラックが。

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かっけー。ウチの会社のトラックとはえらい違いだわ。

しかしなぜこのような倉庫・町工場ばっかりのところにスタインウェイが。私だってサントリーホールの前に止まってたらちっともびっくりしないけど、こんな(音楽文化のなんもない)とこで。思わず写真撮ってしまった。

スタインウェイといえば。今年はまたショパコンですなあ。あの楽しい(寝不足で苦しい?)日々がまたやってくるのかぁ。

ピアノと言えばもうひとつ。こないだ夜中の読響番組見てたらトゥランガリラやってて、ピアノがファツィオリだったのですわ。「あ~~~そういえばこの曲にぴったり~~~ファツィオリ!!」と今さらガッテンしてしまったのだ。

ピアノと言えばもういっちょ。こないだ夜中の読響番組見てたらAKBの松井さん(いつも出てる)がエルガーの「朝の歌」のピアノ伴奏してたわ。いい曲だった。ピアノはヤマハでした。

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2015年2月22日 (日曜日)

三津五郎さん死去

また歌舞伎界の重鎮が・・・。三津五郎さんの踊りが大好きだったのに。三津五郎さんの舞台は本当に何回見させて頂いたかわからないくらい。このところ私の好きだった歌舞伎役者さんばかり亡くなるのでさみしい。歌舞伎界、どうなってるんだろう。

三津五郎さんはこの間「ルーズヴェルト・ゲーム」で拝見したばっかりだったのに。(悲)

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バンクス花譜集展 Bunkamuraザ・ミュージアム

14_banks_pic昨日行ってきた。先々週だか一人で行こうと思ったが時間的に遅くて見送ったら、その後友人からタダ券入手の知らせが。さっさと行かなくてよかった。ロンドンのキューガーデンとか自然史博物館に行ったことあるので、こういう画集があるのは「ぼんやり」とは知っていたけれど、成り立ちはよくわかってなかった。展示もまあ面白かったけれど、どっちかというとこのバンクスさんていう昔の冒険家兼植物学者のほうに興味が湧いた。

初代准男爵、サー・ジョゼフ・バンクス(Sir Joseph Banks, 1st Baronet,(1743年2月2日 − 1820年6月19日)は、イギリスの博物学者、植物学者、プラントハンター、準男爵、王立協会会長。科学の擁護者としても知られ、自然史の父とも言うべき存在でもある。ジェームズ・クックの第一回航海(1768 - 1771年)に同行し、南太平洋地域に関する多くの博物学的知見を西欧にもたらす。航海で収集された膨大な新種のうち、75種の命名にバンクスの名が遺る。ユーカリ、アカシア、ミモザを西欧にはじめて紹介した。植物属バンクシアも、彼の名に因んでいる。 (ウィキペディアより)

いつもなら土曜の夕方にこのミュージアムに行くと、「何でこんなに混んでるの?」と当惑するものだが、今回はちっとも混んでない。ガラガラといってもいいくらい。とても快適。展示が地味すぎるからであろう。正直、植物学に興味があるか、あたしみたいにロンドン渡航歴があって博物館めぐりをしたか、あたしみたいに植物柄が好きか、あたしみたいに版画やってた経験があるか、オーストラリアやニュージーランドの原住民文化に興味があるか、あたしみたいにタダ券回ってきた人か、でないと行かないと思う。(お花の絵なのに)色彩的にもあまり派手なものではない。

展示された絵は、キャプテン・クックの第1回航海の時に船に乗っていた植物画家、シドニー・パーキンソンのドローイングをもとに、船が帰国してから(パーキンソン自身は航海中にジャワで死んでしまったので)5人の水彩画家によりドローイングの未完成部分の完成後、彫版師が銅板にエングレービング技法の銅版画で作成したものである。とはいうものの、今のような姿になるまでには200年くらいの期間がかかっている。大英博物館と出版社が全作品を多色刷りで出版したのは1980年代だったそうなんで。

その筆致(っていうのか)は日本の紙幣のように細かく、驚嘆させられる。ホントに人間の手で彫ったものなの?って思うくらい。まあ、植物の写真なんてカメラがあればもちろん写真に収めるところなのだけれど、なにしろまだ写真機なんてなかった時代。絵に描くしかなかったんだろうな。

展示より、バンクスさんの生涯のほうが冒険家として面白い。何でも大地主の家に一人息子として生まれ、おやじさんが亡くなったので若くして大金持ちに。億万長者なんてレベルじゃなかった。まあ道楽息子なんだけど、その道楽は歴史上に名を残すほど有益に使われた。もともと興味のあった植物学を学び、同乗したクック船長の航海の資金も1万ポンド負担したそうな。(当時で億単位の額かな?)

ICUによるこのサイトが結構詳しそう。長いので全部読んでないけど。

ジョセフ・バンクス卿の生涯 – 18世紀の偉大な植物研究家・探検家 -

グッズ類はそこそこ。もうちょっと色々あったらなあと思いつつ(本家キューガーデンでのグッズの充実を見ているもので)、いつもは購入しない図録と、全然関係ないフランス製のアンティーク布地のハギレセットを購入。可愛いアンティーク風小物を作ろうかなあと思って。でも忙しくてそんな暇ないかな。

展示は3月1日まで。

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展覧会のCM↓。BGMがエルガーの威風堂々なのでイギリスという以外は何の関係もないけど気分が上がる。

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2015年2月15日 (日曜日)

ザ・シンフォニカ第57回演奏会 ブルックナー/交響曲第8番

ドビュッシー:管弦楽のための映像より「イベリア」
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(1890年ハース版)

高関健指揮/ザ・シンフォニカ

(すみだトリフォニーホール)

いつもお世話になっているアマオケのザ・シンフォニカさんの演奏会。行かせて頂いたのは今回で5回目のようである。

本日は自由席のため、早めに外に並んで席ゲット。指定席の時は全然ギリギリで行くんだけど。まあ、自分も好きな席に座りたいんで。いつものように2階席の一人づつ座れるところをゲット。アレはいいねえ。他のコンサートホールもああいうの作ればいいのに。オケもよく見えるし、他人に邪魔されず贅沢な気分。

で。

今回は、比較的自分のテリトリー外の楽曲。だからろくな事は書けないのでごめんして。ドビュッシーは初めて聞く曲(えええ~~~??って言うかもしれないけど、私の音楽鑑賞は大変偏っていて、おふらんすものは殆どダメ)である。

ドビュッシーといえば。

先日、NHK教育で放送されたN響の「ペレアスとメリザンド」。私は途中まで調子よく聴いていたものの、途中で寝てしまった。まあウチのテレビは全録画機能がついているので、また聴けばいいやって思ってた。だのに。私は何かの間違いでコンセントを抜いてしまったのである。全録画8日分が一気に消えてしまった。

嗚呼。

ということを思い出しながら、イベリアを聴いていた。しかし、まあスペイン風だな音色だなとか思いつつ、何故かイベリコ豚食べたいなとか違うことを考えていた。

ごめんなさい。(なんという聴き手だ)

さて、メインのブル8。昨日、予習と称して高関さんの「ブルックナーの8番を語る」的な動画を(途中まで)見ていた。高関さんはハース版にこだわってらっしゃるらしい?ということであるが、私はブルックナーはハース版だろうがノヴァーク版だろうが全くわからない。ブルックナーはブルックナー。(あとでツィッターで見たところ、色んなところに面白い発見があったらしいんだけど、ワタシ全くわからず)

指揮者高関健ブルックナー交響曲第8番について語る
https://www.youtube.com/watch?v=QnW3OjeHmJo

動画を見るとわかるが、高関さんは大変イケボである(と、前に聴きに行った戦争レクイエムの時に知った)。

ブルックナー素人の私だが、8番は比較的親しんでいるほうである。でも実演は初めてかも。ブルックナーの実演、7番と9番しか聴いたことないらしい(自分のブログによると)。

それにしても。ブルックナーの演奏会というのは見た目地味である。大編成ではあるけれど。普段マーラーとかシュトラウスばかり実演を見ているからね。オーケストラ三社祭みたいなのが基本的に好きなので、それに比べるとブルックナーじゃホントに見た目の動きがないのである。

ブルックナーといえば、目立つものというとワーグナー・チューバを使用するってとこかな。で、本日は初めてワーグナー・チューバ使ってるのちゃんと見た。何故か他の演奏会でも、はたまたワーグナーの演奏会でも席の都合なのか見えなかった。いやただ気にしてなかったのかも。

今日はホルンの人たちが4人ほど楽器持ちかえで吹いてらっしゃるのを確認。そーゆー指定なんだろうけど何か大変そうである。曲中何回も持ちかえてたし、ホルンは唾たまるし。(私は学生時代ホルンとトランペット経験者なので金管楽器が気になる)

それと。

舞台の一番後ろでずっと座ってたパーカッションの人たちだが大変ヒマそうである。第3楽章のあとのほうで出番がやってきたようで(その前も出番があったのかは不明)、喜々としてトライアングルとシンバルを演奏してらしたが、そのあとの派手なはずの第4楽章は出番なく。

なんかかわいそう。お茶でも出してあげたい。

同じ打楽器のティンパニーの人は結構出番多くて、ずっと立ちっぱなしで。たまにはバチを一本持っててあげるとか手伝ってあげればいいのにとか思った。マーラーやシュトラウスみたいな派手な曲だと、大太鼓やら銅鑼やら、ウィンドマシンやら色々あるのに、ブルックナーって打楽器はほぼティンパニーばっかりなの。まあ、本来はシンフォニーはこういうもんなんだよね、ベートーヴェンとか。

全体に堂々としたテンポでゆったりとした演奏という印象(違うの?)。シンフォニカさんはお子さんの観客がいつも多いんだけど、楽しめたのかな。以前、マーラー9番の時に小学低学年っぽい子が普通におとなしく聴いてたのを見たので、恐れるほどでもないのかな。

なかなかブルックナーは聴く機会がないので(私が出向かないだけ)、貴重な経験でした。第4楽章かっこよかった。ブラヴォーも多く。よい演奏をありがとうございました。

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帰りにアルカキットのアカチャンホンポで出産祝いを購入。先週会社の同僚に赤ちゃんが生まれたんだけど、たまたまタイミングよく錦糸町に行く用事があってよかった。しかしたいした額でもない商品券なのに、豪華にお箱に入れてられてかわゆくラッピングされてしまった。でっかすぎて、前もって用意してた「出産祝い」ののし袋にも入らず。大したことではないけど何だか。次回からは「箱に入れないで!」って言おう。

それと。すみとりの向いにあった業務スーパーがなくなってた?帰りにいつもあそこでもやし買ってたのに。かなすい。

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2015年2月14日 (土曜日)

バークリー/アヴィラの聖テレサの4つの詩 フェリアー、バルビローリ

マーラー:亡き子をしのぶ歌
(1948年10月13日)
レノックス・バークリー:アヴィラの聖テレサの4つの詩 op.27
(1949年11月23日)
ショーソン:愛と海の詩 op.19
(1951年3月9日)

キャスリーン・フェリアー(コントラルト)
ハレ管弦楽団
サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

先月、この盤の発売情報を得て塔に買いに行ったら発売日前であったので、先週もう一度行って入手。しかしこの盤、どうもHMVのサイトによると「メーカーの生産中止」だそうなんである。塔のサイトの客レビューによるとCD-Rらしいので(あたしゃわからんのだが)、そのせいだろうか。まあ、私はもしかしてよほどのフェリアーファンの一人に入るかもしれないので、いいのであるが。

フェリアの「亡き子」というとワルター盤が有名である。クレンペラー盤は未聴。ワルター盤はほんの小学生か中学生の頃にレコードで聴いていたもので、手元に音源がないので昔聴いた印象で比較するのであるが(すいません)、バルビローリのほうがオケの陰影が強い。ライブだということもあるかも。で、聴いてるのが辛くなる。

大体において、「子供を亡くしたおかあさんが子供を偲ぶ歌を歌っている」というシチュエーションがそもそも異常で(もともとはお父さんが歌ってる設定なのだが、ここでは女性歌手なので)、とても歌など歌える精神状態ではないだろう。あたしが子供の頃は何でも「こんなもんかな~」みたいな感じで聴いていたので普通だったんだけどね。ちなみにこの録音は初出であるそうだ。

さて。

このCDを買ったのはレノックス・バークリーという作曲家の歌曲集が聴きたかったからである。とはいっても、何か管弦楽曲の一曲くらいしかウチには音源はない。しかもレコードだからとんと聴いてないのである。

バークリー(1903~1989)は20世紀イギリスの作曲家である。しかし作風は英国というよりはどうもフランスに近い気がする。なんでもパリ音楽院に留学し、ナディア・ブーランジェに学んだそうなので。なので逆に言えば英国英国してないので聴きやすいかも。ブリデンと仲良しだったようだ。 ←いやそういう意味ではない。

いったいどんな作風の作曲家なのかなあ?という方は、こんな音源がUPしてあったので参考に。

Lennox Berkeley: A Dinner Engagement op.45 (1954)

https://www.youtube.com/watch?v=2Xkm7mZHSPI#t=106

「ディナーの約束」という2幕のオペラである。ダリウス・ミヨーを思わせる、軽妙洒脱な作風である(という印象。内容はよくわからん)。CDも出てる。

フェリアーのために書かれたという「アヴィラの聖テレサの4つの詩」は、全く初めて聞く曲だが、不協和音を取り入れながらも美しい曲で(とくに第3曲目)魅了された。全4曲で、宗教的な内容(おお主よとか出てくるからたぶん)なのでブラームスの「4つの厳粛なる歌」を思い出すところもある。とにかく、フェリアのために書かれただけあってとても彼女にあっている。ただ、短いのですぐ終わってしまう。残念。

この聖テレサさんとやらについては初めて知ったので(昔の聖人?というか神秘家らしい)、ウィキペディアで読んでも「はあ・・・そうですか」的な感情しか湧かないのであるが、フェリアーの聖女的なイメージと被る感じもする(憶測)。

言うまでもないが、録音は芳しくない。「亡き子」はしょっぱなからひっきりなしの雑音に悩まされる。でもまあ、フェリアーファンはこんなことぐらいではへこたれない。仲良しだったバルビローリとの共演の録音は非常に少ないので貴重である。解説書やCDケース裏の二人の写真も素敵である。バルビよりフェリアーのほうが背が高いんだけどね。

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2015年2月11日 (水曜日)

F・コンヴィチュニーのリング①

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ワーグナー:『ニーベルングの指環』全曲より
・序夜『ラインの黄金』 
(1959年9月18日)
 ハンス・ホッター(ヴォータン)
 リヒャルト・ホルム(ローゲ)
 マルガ・ヘフゲン(エルダ)
 オタカール・クラウス(アルベリヒ)
 クルト・ベーメ(ファゾルト)
 マイケル・ランドン(ファフナー)、他

・第1夜『ワルキューレ』 
(1959年9月23日)
 ラモン・ヴィナイ(ジークムント)
 エイミー・シュアード(ジークリンデ)
 アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
 ハンス・ホッター(ヴォータン)
 クルト・ベーメ(フンディング)、他

 
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 フランツ・コンヴィチュニー(指揮)

今日は何故かウチのマンションが外壁工事中で工事の男の人がたくさんいて外に出るのがおっくう。困るなあ、休日の工事はやめてよ大家さん。洗濯物が外に干せないじゃない。

ジークフリートの鍛冶屋さんばりに金属音がバッタンバッタンうるさいしさあ。

だもんで、本日は最近不足気味のリングを鑑賞。もちろんヘッドフォン。
えーとコンヴィチュニーといっても最近大活躍の演出家ペーターじゃなくておやっさんの方である。

これは昨日のチョコレートショッピングの帰りに購入。買う予定は全くなかったものの、ホッター・ヴァルナイ・ヴィントガッセンを揃えた超豪華キャストに惹かれて。4000円代と安かったし。しかし、買う前にレビューを見てたらきっとこれ買ってない。

なんでもものすごく音が悪いのだそうで。

・・・とはいうものの、中学の頃から(中二病こじらせて)フルトヴェングラーやフラグスタートのヒストリカル録音を聴いていたあたしなもんで、さほど心配はなく。だいたい大丈夫だ。

ただ、「ラインの黄金」は正直「そんなに言うほど悪くないじゃん」と思った。普通の昔のモノラルのレベル。そりゃまー、同じくらいの時代のカイルベルトと比べればアレだけど、全然聴けるレベル。

そしておやじコンヴィチュニーの指揮は素晴らしい。イナカドイツ的なやややぼったい指揮を想像していたけれど、そんな恐れるほどでもなかった。コンヴィチュニーで聴くとイギリスのオケとは思えないほどドイツ音楽的要素が濃い。コヴェントガーデンのリングというとケンペを思いだすけど(1957年)、あれとはずいぶん印象が違う。コンヴィチュニーの指揮はケンペほどスマートではないし、テンポを激しく変えたりしないのでどっしりした印象。でも遅すぎてダレることはない。どちらもそれぞれいいと思う。

ということで、「ラインの黄金」はかなり調子よく聴いていたものの、最後になってアララ。音が突然フェイドアウト。どゆこと。

「ワルキューレ」になると音がやっぱり悪いなあと感じ。雑音も多い。レコード盤でよくある隣の溝の音を拾っちゃってるみたいな声がひっきりなし。ただ、あとのほうはこれはなくなる。音のことではないけど、唐突なカットがあちこちに聴かれてびっくりする。CD飛んだのかと。

しかし、聴いているうちに何でも慣れてくるもので、(やっぱりリング好きだもんで)普通にあっというまに聴けてしまう。ホッターはやっぱりいいなって思うし、ヴァルナイもいつものように素晴らしい。ただ、ほんのちょっとクラウス盤のほうが調子がいいかも。ヴィナイはブリュンヒルデの死の宣告あたりから歌詞間違えたり、入りが遅れたり激しくミスりまくるが、これもライブならでは。フリッカ役のウルスラ・ベーゼは安定しているものの、強烈さがなくてちょっと残念。ジークリンデ役のシュアードは聴いたことない歌手だけど悪くない。

コヴェントガーデンでのライブだもんで、ケンペ盤とキャストは被っているけど、最大の特徴としてはまずブリュンヒルデ役が違う。ケンペ盤ニルソンとヴァルナイの実力の違いは明らか。二人は同い年だけど舞台デビューはヴァルナイのほうが全然早かったもんで。ヴァルナイはずいぶん早くからブリュンヒルデを歌ってたけど、ニルソンはその頃は実家の農場で畑仕事してたはずなんで。まあ、ケンペ盤のニルソンの初々しさもなかなかいいんだけどね。

まあ、とにかくコレを生で見聞きしてたら一生の宝物になりそうな、素晴らしい演奏と歌唱である。・・・音は悪いけど。いや、そもそもケンペ盤だって音はよくないけどね。

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2015年2月10日 (火曜日)

チョコを買う。

会社を珍しく定時で終わって渋谷へ。チョコレート売り場へ行ってみたところ、さすがはヒカリエ。有名どころのチョコ屋(ショコラティエっていうのか)が名を連ねており。まあ私もヒカリエのチョコ売り場は何回か来てるのでそんなに珍しいもんでもないが、売ってる人がフランス人のシェフ(ピエールなんちゃら?)だったり、なんかやっぱりちげえな渋谷。ウチの近所の商店街とは大違い。

んで。

サダハルアオキさんのお店がいつも行列できてるのは見なれているのだが、本日は別の行列を発見。なんか美味しいのかなとか思って(ヒマだったので)並んでみた。あー、そうか川島なお美さんのだんなさんの店だ。しかもご本人がお店に立ってる。本物のヨロイヅカさんだ~。

おお。さすが渋谷ヒカリエ。

色々と売っていたが、期間限定のバレンタインセットを(会社ではない)いつもお世話になっている方へのお礼と、ソームカの男子達の残業時に配るのと、あと自分に生チョコを購入。で、ヨロイヅカさんがハコにサインして下さった。

しかし。

私はそういう場に慣れてないので「なんでここでサインを?」(・_・)エッ....?みたいな顔をしてしまったので、悪いことしたなあと思った。どうも有名パティシエさんやショコラティエさんにはサインとかしてもらうらしいよ(ってさっき「マツコの知らない世界」で見たとこ)。すいません、知らなくて。もっと喜ぶべきだった。

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なんか凄いわ。

生チョコはすごい濃くてねっとりしてて美味しかったです。例えて言えばレジナルド・グッドオールのワーグナーのようだ。
(もったいないのでちょっとづつ食べる)

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その他気付いた点。
・おーいお茶の伊藤園さんのショップが意外や意外、パッケージとか小物が大変おされで可愛かった。ルピシアかと思ったくらい。試飲したアンズ味ウーロン茶も大変美味しかった。今回は何も買わなかったけど、今度お友達へのプレゼントとかで使おうかな。

・ヒカリエって意外と、和菓子に美味しそうなものが多い気がする。最中とかきんつばとか。和菓子好きなので要チェックだ。

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2015年2月 7日 (土曜日)

毎年のことだが、憂鬱。

こんにちは。
毎年、この時期になるとアレが来ます。アレは本当は嫌いな行事ではないのですが(デパートで沢山のチョコレートを売ってるのを見るのが大好きだし、男女問わず人に物をあげるのも嫌いじゃない)、どうも憂鬱。

昨年のこと。

昨年は、社長秘書と二人で相談して、ソームカチョーとソームの男子たちと、(前に飲み会中にセクハラに遭って後日謝られた)ソームブチョーに贈った。

・これがマズった。いい人ぶってソームブチョーになんかあげなきゃよかった。

・ソームブチョーは大変酒癖が悪いのだが(以前の出向先でも沢山の人がパワハラやセクハラの被害に遭っている)、そういう人に限って飲むのが大好きである。

普通バレンタインのお返しは、何か食べものとかせいぜい何か小物とかでいいのである。それで十分なのである。

・なのに、ソームブチョーは「お返しにソームで飲み会を計画しろ」と部下に命令。

・私はちっとも嬉しくない。できればソームブチョーとなんか飲みたくない。

・しかも、設定した当日は何故かソームブチョーの誕生日。

・なので、ホワイトデーの飲み会はソームブチョーの誕生会も兼ねることに。

・会の当日、もちろん女子はタダで飲み食いできたしお返しのプレゼントも頂いた。ソームブチョーもワインかなんか貰ってた。

・そんなこんなで、ソームブチョーの勝手な提案でソーム各社員誕生日会を定例の会とすることになった。

・幹事は誕生日を祝ってもらった者が(次の人の誕生会を)することになった。私も昨年の7月には祝ってもらったので、次の誕生日の人の誕生会の幹事をした(誰も望んでないのに)。めんどくせー

・そのあとは、次の誕生日のはずのカチョーが蓄膿症になったため(今は治った)、酒が飲めないのでなしになった。

・いつのまになかったことになっている。

・現在はここで止まっている。

ということで。
秘書と相談して、今年はバレンタインはやらんことになった。やったら大変。やっと平和に過ごしているのに、寝た子を起こすようなもんである。もうこんなめんどくさいループは断ち切るべきである。まあ、ブチョー以外には個人的にチョコあげようかなとは思っている。みんな嫌いじゃないので。
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なんかかわいそうでしょ?

過去記事:誕生会 または迷惑なたくらみ 序曲

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