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2014年10月13日 (月曜日)

カルメン(バレエ) Kバレエカンパニー

ビゼー:カルメン (バレエ版)

浅川紫織:カルメン
遅沢佑介:ドン・ホセ
浅野真由香:ミカエラ
杉野慧:エスカミーリオ
その他

Kバレエカンパニー
福田一雄指揮 シアターオーケストラトーキョー

(10月12日 オーチャードホール)

前日のパルシファルの感動(と疲れ)冷めやらぬ中、友人の誘いでバレエへ。前日6時間もオペラを見ていたので、二連ちゃんはキツイと思ったのだが、誘ってくれた友人も前日が歌舞伎で5時間の長丁場を耐えていたのだという。「まわりじーちゃんばーちゃんばっかりであとの方は『腰痛い腰痛い』とかみんな言ってた(笑)」と話していたが、昨日のパルシファルでも私の周りはご高齢のおじさまも少なからずいらっしゃった気がする。でも腰痛いとかお尻痛いとか誰も言わず微動だにせず鑑賞されてたので、ワグネリアンはやはり忍耐強いのかもしれない。

さて。

Kカンパニーは熊川哲也さん主催のバレエ団である。ウィキペディアによると、熊川さんが以前所属してたイギリスのロイヤル・バレエ団が赤字で、熊川さんの出演回数が減ってしまったために退団し、他の団員たちと立ち上げた・・・といった感じらしい、ざっくり言えば。事情はもっともっと複雑なんだろうけど。ということでロシア人や英国人の団員さんもいて、出演している。

その他特徴として、
・TBSを後ろ盾としているバレエ団である。(入口でTBSのブタちゃんのビニール袋を貰った)

・座付の管弦楽団がいて、全国公演に帯同して演奏させている。(これって凄いよね!)

・ダンサーに対しては欧米並みの待遇をする方針をとっており、団員にチケット販売の義務を課さず、公演に際して出演料とトゥシューズ代を支給している。

・・・というように大変立派なバレエ団である(いえ、私がよく知らないだけです)。ブログに書くにあたって見終わったあとに調べたが、正直観に行く前に調べればよかった。パルジファルで頭が一杯でな。

ところで、バレエは人生二度目である(ちゃんとした公演で)。前に見たのが新国立劇場「バゴダの王子」である。

このときの感想は、「オペラ好きには「全く歌がない」のが苦しい!苦しい! 慣れないわあ。字幕もないし。この物語を全部踊りで表すのか!って当たり前の事に驚愕してしまった。」だったが、今回は有名なオベラだったので(実はそんなに熱心に聴いた事は何度もないんだけど)、そんなに苦しくもなかった。ただ、良く知ってるアリアの所では「やっぱり・・・歌わないんだあ・・・」という悲しみが襲う。とにかくよく踊る踊る踊る。くるくるよく回るのである。あまりによく踊るので、最後のほうなどちょっとツボに入ってしまった。まあ歌の代わりに踊るって感じだね。当たり前か。

熊川さんのバレエ団なのに、今日は残念ながら熊川さんの出演日ではなかった。主役のドン・ホセの人もスターダンサーの人なんだろうが、初心者はやっぱり知らないのでよくわからない。もうちょっと宣伝したらどうか(してるのかもしれないが)。とにかくみなさんスタイルがよく、前日の(あのような)ヒーローを見たばっかりで余計そう思ったのかもしれない。(あ、これ書きながらクナッパーツブッシュ盤聴いてますが、ジェス・トーマスはカッコイイね。)

カルメンの人はわりと大柄の方のようで、私の好きな感じのプリマではなく(すいません、キャラ設定的に妖艶な感じのキャスティングと思われ)。私は風のようにふわりと踊る小柄なバレリーナさんが好きなもんで。吉田都さんとかね。だもんで、ミカエラを演じていた方のほうが可憐で好きだな。ミカエラのアリア好きだし。

今回の公演は、ビゼーのカルメンをバレエにしたものだが(全部の曲はやってない感じだ)、普通にオケの生演奏だったのが凄く嬉しかった(今時当たり前なのかもしれんが)。指揮は福田一雄さんで、テレビ等で昔はよく拝見してた記憶があるが、この楽団の音楽監督をされているようである。調べるとかなりのご高齢のようだが全然お元気そうだった。さすがに音楽は(クラヲタの私が聴いても)とても素晴らしく、一流の演奏で迫力があり聴きごたえがあった。こんな伴奏だったらもっと普通にプロコフィエフのロメジュリとか見てみたいな。

で、たまにはいいよね、バレエも・・・と思い、たまたま貰ったチラシのバレエとオペラのガラコンサートに友人と行こうかなあと思っている。行けたらいいなあ。

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ところで、パルジファル関係でこんなものが。観に行く前に知らなくて良かった。ツボに入ってしまうところであった。でも、踊ってみたい気もする。、

http://www.atre.jp/2011kidsopera/movie/index.html

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コメント

グレールダンスやばすぎますね。これはネタなんでしょうか。さすが、西洋文化を取り込んで、換骨奪胎するのが得意な日本!と言おうかと思いましたが、ちょっと無理があるような。

投稿: Herbertoka | 2014年10月15日 (水曜日) 11時36分

>>Herbertokaさん

やばいでしょう。2011年に新国で上演された
子供向けオペラ「パルシファルとふしぎな聖杯」
の中のおどりですね。
グルネマンツがオネエキャラだったり斬新な演出
だったようです。こーゆーワーグナーのオペラを
子供向けにするのって新国の得意技ですね。しか
も三澤洋史さんが台本・構成・編曲ときたら本物
でしょう。

いたいけな子供をワグネリアンに洗脳しようとする、
悪い風習だと私は思います(爆)。

投稿: naoping | 2014年10月15日 (水曜日) 23時19分

そもそも、新国でそういう企画があったのですね。まあ、本家のバイロイトでも、ナチスや母子相姦モチーフを組み合わせた演出をやったり、いろいろ自由に「再創造」してるので、いろいろいじくるのはよいのでしょうが、子供相手にやるのはいけませんね。(爆)。

投稿: Herbertoka | 2014年10月16日 (木曜日) 11時14分

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