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2014年10月29日 (水曜日)

また、駅弁を食べる

今日もまた、プチ出張だったので(つか、千葉県の奥地なのでさほど遠くはない)、帰りは上野で弁当を買った。

神戸の淡路屋てとこの「神戸ワインステーキ弁当」。1200円くらいだったかな。別にワインの瓶は入ってない。

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まあ、弁当だから冷めているのだが、それでもなかなか美味しい。牛肉少し堅いけど、噛みきれないほどでもない。

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きのこピラフの上に、お肉や野菜が乗っている。出来立てを食べたらさぞうまかろうと思う。

それにしても出張帰りのほうが、普段働いている時間よりずっと早く家に帰れるし、上野構内でショッピングもできるので、そんなに悪くないかなと思う。・・・そう思うしかないやね。

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最近、仕事でペアを組んでいるダンスィ(平成生まれ)がわりとイケメンなのだが、「うーむ、何かに似ている・・・」とふと思ったら、お笑いの中川家の弟(礼二さん)のほうだった・・・もちろん腕の良い少女漫画家が超絶イケメンに描いたら、であるが。でも、そんなこと人には言えないし、本人に言ったらせっかく築き上げた信頼関係をぶち壊すことになるので、黙っている。

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2014年10月27日 (月曜日)

駅弁を食べる

たくさん働いているから、食べたい物を食べる。ので、プチ出張帰りに上野で駅弁買った。

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1100円くらい贅沢したっていいじゃないか。いろいろ入ってて美味しかった。牛タンとかね~。米沢牛とかね~。いぶりがっこに笹かまぼこ。煮物も美味しかった。駅弁のごはんはたまに冷めると堅いこともあるけど、つや姫は冷めても美味しい。

そういえば、常磐線の窓から札幌行きの列車が見えたけど、あれに乗ってみたいな。

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2014年10月26日 (日曜日)

働いてばっかりでネタがない。

最近(というかずっと)残業や休日出勤やらでブログのネタがありません。普通の日にコンサートに行くということがほぼ不可能になってしまったのと、買いたいCDがないのと買いに行く暇がないのと買っても聴く暇がないのと・・・まあ何にしろ暇がないということなのですが。なので更新がなかなか・・・です。

ということで、最近思っていることを短く。

・あまりに疲れていると、お食事中に何故か涙が流れてくる。悲しいわけでも嬉しいわけでもないのに。ウミガメの産卵みたいだなあと思う。

・最近、「妖怪ウォッチ」にはまっているのだが(毎週録画で見ている)、あまりに疲れ過ぎていて「こんなに仕事がいっぱいなのも、妖怪のせい」と本気で思ってしまう。

・ジャニーズの子たちが出てる番組を見てて、その子らがオオダコ漁の船に乗って次々と釣りあげてたんだけど、その時の音楽が「革命」の第4楽章だった。「なんで?勇ましいから?」とか思ったら「あ、タコだからか~」って一瞬にして疑問が解けた。ジャニヲタにはわかるまい。

・フジテレビの「ほんとうにあった恐い話」よりも「世にも奇妙な物語」のほうがずっとぞっとするし恐い。こないだ見たサプライズのやつとかぶるぶるしながら見てた。オバケ的や霊的なものはあんまり恐くないなあ。

・二期会で来年「ダナエの愛」をするらしい。あんまりやんない曲だけど大好きなので楽しみです。個人的にはメルクール役は高橋淳さんにやってほしい。ヘンな演出で名曲をだいなしにしないといいのだが。

・・・ということで、今日は久しぶりにダナエのDVDを見てみましたが、やっぱりいいですね。HMVでは限定盤完売とのことで、残念です。素敵なのに。二期会公演を機会に売ればいいのに。

・クラヲタから見ても町田くんの第九という選曲はよくわからない。しかし彼らしいとは思う。

・昨日録画で「ヨルタモリ」という番組を見たが、宮沢りえさんが「生まれ変わったらミュージシャンになって武道館で I love you Tokyo ! Yeah ! みたいなことを叫んでみたい」とおっしゃっていたので、あんなに可愛く美しく生まれて才能のある女優さんでなんでもできそうなのに「生まれ変わったら」なんて考えるんだなあ、と思った。私はもし生まれ変わったら・・・もう生まれたくないなあ。

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2014年10月13日 (月曜日)

カルメン(バレエ) Kバレエカンパニー

ビゼー:カルメン (バレエ版)

浅川紫織:カルメン
遅沢佑介:ドン・ホセ
浅野真由香:ミカエラ
杉野慧:エスカミーリオ
その他

Kバレエカンパニー
福田一雄指揮 シアターオーケストラトーキョー

(10月12日 オーチャードホール)

前日のパルシファルの感動(と疲れ)冷めやらぬ中、友人の誘いでバレエへ。前日6時間もオペラを見ていたので、二連ちゃんはキツイと思ったのだが、誘ってくれた友人も前日が歌舞伎で5時間の長丁場を耐えていたのだという。「まわりじーちゃんばーちゃんばっかりであとの方は『腰痛い腰痛い』とかみんな言ってた(笑)」と話していたが、昨日のパルシファルでも私の周りはご高齢のおじさまも少なからずいらっしゃった気がする。でも腰痛いとかお尻痛いとか誰も言わず微動だにせず鑑賞されてたので、ワグネリアンはやはり忍耐強いのかもしれない。

さて。

Kカンパニーは熊川哲也さん主催のバレエ団である。ウィキペディアによると、熊川さんが以前所属してたイギリスのロイヤル・バレエ団が赤字で、熊川さんの出演回数が減ってしまったために退団し、他の団員たちと立ち上げた・・・といった感じらしい、ざっくり言えば。事情はもっともっと複雑なんだろうけど。ということでロシア人や英国人の団員さんもいて、出演している。

その他特徴として、
・TBSを後ろ盾としているバレエ団である。(入口でTBSのブタちゃんのビニール袋を貰った)

・座付の管弦楽団がいて、全国公演に帯同して演奏させている。(これって凄いよね!)

・ダンサーに対しては欧米並みの待遇をする方針をとっており、団員にチケット販売の義務を課さず、公演に際して出演料とトゥシューズ代を支給している。

・・・というように大変立派なバレエ団である(いえ、私がよく知らないだけです)。ブログに書くにあたって見終わったあとに調べたが、正直観に行く前に調べればよかった。パルジファルで頭が一杯でな。

ところで、バレエは人生二度目である(ちゃんとした公演で)。前に見たのが新国立劇場「バゴダの王子」である。

このときの感想は、「オペラ好きには「全く歌がない」のが苦しい!苦しい! 慣れないわあ。字幕もないし。この物語を全部踊りで表すのか!って当たり前の事に驚愕してしまった。」だったが、今回は有名なオベラだったので(実はそんなに熱心に聴いた事は何度もないんだけど)、そんなに苦しくもなかった。ただ、良く知ってるアリアの所では「やっぱり・・・歌わないんだあ・・・」という悲しみが襲う。とにかくよく踊る踊る踊る。くるくるよく回るのである。あまりによく踊るので、最後のほうなどちょっとツボに入ってしまった。まあ歌の代わりに踊るって感じだね。当たり前か。

熊川さんのバレエ団なのに、今日は残念ながら熊川さんの出演日ではなかった。主役のドン・ホセの人もスターダンサーの人なんだろうが、初心者はやっぱり知らないのでよくわからない。もうちょっと宣伝したらどうか(してるのかもしれないが)。とにかくみなさんスタイルがよく、前日の(あのような)ヒーローを見たばっかりで余計そう思ったのかもしれない。(あ、これ書きながらクナッパーツブッシュ盤聴いてますが、ジェス・トーマスはカッコイイね。)

カルメンの人はわりと大柄の方のようで、私の好きな感じのプリマではなく(すいません、キャラ設定的に妖艶な感じのキャスティングと思われ)。私は風のようにふわりと踊る小柄なバレリーナさんが好きなもんで。吉田都さんとかね。だもんで、ミカエラを演じていた方のほうが可憐で好きだな。ミカエラのアリア好きだし。

今回の公演は、ビゼーのカルメンをバレエにしたものだが(全部の曲はやってない感じだ)、普通にオケの生演奏だったのが凄く嬉しかった(今時当たり前なのかもしれんが)。指揮は福田一雄さんで、テレビ等で昔はよく拝見してた記憶があるが、この楽団の音楽監督をされているようである。調べるとかなりのご高齢のようだが全然お元気そうだった。さすがに音楽は(クラヲタの私が聴いても)とても素晴らしく、一流の演奏で迫力があり聴きごたえがあった。こんな伴奏だったらもっと普通にプロコフィエフのロメジュリとか見てみたいな。

で、たまにはいいよね、バレエも・・・と思い、たまたま貰ったチラシのバレエとオペラのガラコンサートに友人と行こうかなあと思っている。行けたらいいなあ。

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ところで、パルジファル関係でこんなものが。観に行く前に知らなくて良かった。ツボに入ってしまうところであった。でも、踊ってみたい気もする。、

http://www.atre.jp/2011kidsopera/movie/index.html

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2014年10月12日 (日曜日)

飯守さんのパルジファル 新国立劇場

141011_132001ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」

【指 揮】飯守 泰次郎
【演 出】ハリー・クプファー
【演出補】デレク・ギンペル
【装 置】ハンス・シャヴェルノッホ
【衣 裳】ヤン・タックス
【照 明】ユルゲン・ホフマン
【舞台監督】大仁田 雅彦
【合唱指揮】三澤 洋史

キャスト
【アムフォルタス】エギルス・シリンス
【ティトゥレル】長谷川 顯
【グルネマンツ】ジョン・トムリンソン
【パルジファル】クリスティアン・フランツ
【クリングゾル】ロバート・ボーク
【クンドリー】エヴェリン・ヘルリツィウス
【第1・第2の聖杯騎士】村上 公太、北川 辰彦
【4人の小姓】九嶋 香奈枝、國光 ともこ、鈴木 准、小原啓楼
【花の乙女たち】三宅 理恵、鵜木 絵里、小野 美咲、針生 美智子、小林 沙羅、増田 弥生
【アルトソロ】池田 香織

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

(10月11日(土)オペラパレス)

<あらすじ>
キリスト教なんかやめてみんな仏教に改宗しようぜええ。ボーサンリスペクト。袈裟が今最高に熱いぜ。

ついに行ってきた、飯守さんの新国パルジファル。飯守さんパルジファルはおととし二期会公演で2度も行ってきたので、そんなに音楽的には変わんないかなあ、と思ってそんなに多大な期待はしてなかったんだけど。

やっぱりハコが違うと、そしてキャストが豪華だと、そして演出がクプファーだと、指揮者の張り切りようが違うようであった。もう・・・・何て言うか、飯守さんのワーグナーへの愛とか思い入れを存分に浴びてきたような感じだった。もうね、オケピから愛が溢れすぎてた。苦しい。愛され過ぎ。

ところで、私のパルジファル鑑賞歴だが。(そこそこ輝かしい)

・1989年 ウィーン国立歌劇場東京公演(今回の解説書によると、この曲唯一の日本における海外プロダクションの公演らしい)

・1989年 バイロイト音楽祭東京公演(第3幕のみ演奏会形式)

・1997年 ベルリン国立歌劇場東京公演(演奏会形式全曲)

・2009年 あらかわバイロイト

・2012年 飯守さん指揮で二期会(2回行った)

・・・というようにいろんな形態で見聴きしている。やっぱり(ずいぶん前なのに)忘れられないのはバイロイトの第3幕だけのと、ベルリンの演奏会形式。神が降りてきたっていうか、多分ワーグナー(の亡霊)も一緒に来日してたんじゃないかなって思うくらいの演奏だったのを覚えている。

でも今日の公演も凄かったから。本日世界中でワーグナーのオペラはきっと上演されたはずだから、まさか日本には本家ワーグナーさんは来てないかもしれないけど、もしかしたらジークフリートさんかヴォルフガングさんかヴィーラントさんくらいは来てるかも。そのくらいのすごおおおい上演であった。

演出が巨匠ハリー・クプファーってだけで期待が高まるってもの。クプファーは2007年のベルリン国立歌劇場日本公演でも「トリスタン」で演出をしてた。この時の演奏は素晴らしかったけれど演出もなかなか面白かった。

今回の演出の目玉は、何と言っても(日本の)お坊さんが3人随所に出てくることである。今朝来た人誰?お坊さんである。東方の三博士みたいね。

(しかし、今回1等席を張込んだにも関わらず、かなり端っこだったので、音楽的には申し分なかったものの、視覚的には舞台の左4分の1ほど見えず。最初にお坊さんが出てきた時に一人しか見えなかったのである。お金4分の1返せ)

日本での公演だから、お坊さんを無理やり出してきたのかなあ、と思ったら、クプファーは他のヨーロッパの国で演出した時からこの曲に仏教思想を取り入れていたそうだ。でも坊さん自体が舞台に出てきたのは日本が初なんじゃないかな。よく知らんけど。

ついでに日本らしいな、って思うのは舞台に稲妻状に道が作られてて、そこにLEDの照明が使われているってことで、たまたまこの上演期間中にLEDで日本人3人がノーベル物理学賞を受賞したってことで・・・それは関係ないのかな?(←あんまりよくわかってないので違ってるかも)

あと、花の乙女のおどりの衣裳がちょっとせくしいでセンスの悪い?モモクロっぽかったのも、なんか日本(アキバ?)っぽいかなと思った。

(衣裳の件だが、新国立での日本制作プロダクションだと、たとえ衣裳デザインが外国人だろうが、衣裳を作成する所が日本の会社だったりするとどうしても「ユザワヤ」や「オカダヤ」で買ったような布で作るんだろうから何だか日本のコスプレイヤーのようになって「ああ・・・」って思っちゃう。素材って大事だよね)

前記、花の乙女は歌手ではなくダンサーが舞台で踊り、歌は舞台外で歌ってた。花の乙女役の歌手さんたちは(沙羅さんとか)みんな比較的若くてカワイイ人が多かったので、別にそんなことしなくてもよくね?とも思ったけど。普通の歌手さんであのケバイ衣裳はやだろうけど。

まあ、幕ごとの細かい記録は今回はやめとくけど(だって長いんだもん)、視覚的にはこないだの二期会ほど「やりすぎ感」は少なかったし、聖金曜日の音楽も視覚的に邪魔するものは少なかった。ただ、LEDの色の限界なのか、聖金曜日の音楽の時の自然の草の色を表す?緑色がなんだかまだらでセンスのない色になってたのが残念だった。

で、音楽のほうの感想であるけど、飯守さんの気合いの入れかたはハンパなかった。オケも(色々と批判の声もネットではあるのだけど)いつもより素晴らしかった。前から6番目で聴いてたけどミスも少なかった。ちゃんとバイロイトで聴くような飯守さん理想のワーグナーの(昔ながらの)音が聴こえていた。まあ、もし手兵のシティ・フィルとかだったらまた色彩的に少し違うのかもあと思ったけど。

合唱団は新国と二期会の合体だったようだ。第2幕の男声合唱の出だしはもっとガンガン行ってくれるものかと思ってたけど、少し繊細な感じになってた(ブーレーズ系?)。全体的にはよかったけど、どっちかっつーと女声合唱団のうまさのほうが際だってた。第3幕の最後の最後とか美しかったし。

歌手は。ホントに素晴らしかった。新国立の宣伝ツィートで「これほどの上演レベルの「パルジファル」は世界でもそう観られません」とぶち上げてたので「そうなの?」って思ってましたが、実際見て「そうかも」って思った。実はタイトルロールのフランツがあんまり好みの歌手ではないので、それはあたし的には最高でもなかったんだけど、それ以外はホント、すげえな、って思いました。

ジョン・トムリンソンは何度か見聴きしている歌手なのだけど、前に見た時が凄く前で、まだまだ青年っぽかったの(ホントよ)。そんなに大柄でもなかったし。ヴォータンとかグルネマンツとか、容姿からするとちょっと若くね?って思うほどだった。声は神々しかったけど。でも今日見たら、年とっててグルネマンツっぽくなってた。つか、ほんとにこの人グルネマンツじゃね?って思うほどよ。

しかし何と言っても今回の主役はクンドリー。ヘルリツィウスって2011年ザルツブルグ音楽祭でのティーレマン「影のない女」でバラクの妻を歌ってたけど(DVDで観賞)、クソ演出のせいなのか?あまり魅力的な歌手とは思えなかった。外見もおばさんぽかったし。しかし、今回ですっかり印象が変わってしまった。なんと魅力的な歌手なのでしょう。会場の日本人の(殿方の?)心をわしづかみにしてしまった。第1幕のほとんど這いつくばってる演技、第2幕ではがらりと変わってエロさ満開の演技、そしてパワー爆発の歌唱、第3幕での(ほとんど歌わないのに)演技のキュートさ、遠目に見てちょっと太めのアンジェリーナ・ジョリーみたいだった(オペラグラスで見ると違うけど)。最後に赦されて地面に突っ伏して泣くところは、一緒に涙が出てきてしまった。

あと、出てくるの2幕だけなんでアレなんだけとクリングゾル役のボークって歌手が声量があって大変素晴らしかった。悪役なはずなのにおされな服装でちょっとカッコイイなって思った。この悪役好き殺しめ。

で、また演出(舞台美術)の話に戻るけど。あの「メッサー」って大道具が大活躍して、あの上でアンフォルタスが聖杯の儀式をしたり、クンドリーが登場したり色々なんですけど、アレって何かに似てるなあと思ったんだけど。大変古い話で恐縮なんだけど、むかーしむかしやってたクイズ番組を思い出した。シーソーみたいなのに回答者が乗ってて、正解すると上に上がり、間違えると下へ下がる、そのうち落下すると失格するみたいな。誰か覚えてないかな?アップダウンクイズではないんだよね。

まあ、演出上は最後の最後で「ナンジャコリャ?」って思う人は多かったんじゃないかなあと思う。グルネマンツ、パルシファル、クンドリーがお坊さんの袈裟をもらって、仏教に帰依する?みたいな結末。アンフォルタスなんて死んでしまうし。ようろっぱでやったらブーイングの嵐じゃないかなあ。

でもさあ、ああいうハテナ結末のほうがなんか、外人演出家らしくて懐かしいなって思った。むかしむかし、観に行ってた海外歌劇場の引っ越し公演のワーグナーって結構ヘンテコな演出が多かったもんね。まっとうな演出のワーグナーあんまり観たことなかったな。いいんじゃないかなって思った。思いは人それぞれ。

最後は新国立では初めて見たくらいのスタンディングオベーション、ブラヴォーの嵐。私も(別に新幹線で帰るってわけでもないもんで)最後まで拍手してました。幸せそうだったな、飯守さん。合唱指揮の三澤さんと抱き合ってた。飯守さんが新国立のピットにいらっしゃるのもとても嬉しかったけど、いつか飯守さんが生きているうちにホントのバイロイトの指揮台に上がって欲しいな。

141011_160201協賛がJR東海ということで、幕間に駅弁が売られた。すぐに売り切れるって情報があり、ネットで予約しておいてゲット。まあ、第1幕終ってすぐ並べば買えそうな感じだったけんども。

駅弁とか幕の内弁当が大好物なので、こういう企画はすごく嬉しかったが、第1幕を2時間堪能したあと、日本の駅弁ってなんだかものすごく違和感。なんか歌舞伎見に来たみたい。ワーグナーにはやっぱり洋食がよく似合う。あとワインだなあ。

味はまあまあ。明治座の幕の内弁当のほうがうまい。まあ比べても仕方ないかあ。でもなんかこういう企画は面白いね。

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あんだけのパルジファルを見聞きしたのに、翌日はカルメンっつー。東京って素晴らしい。

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2014年10月 7日 (火曜日)

クラシックコンサートに一人で行くのはマナー違反か。

ネットで「ヤフー知恵袋」を見ていたのですが。「日本で、クラシックコンサートやオペラへ1人で行くのって、マナー違反でしょうか?」っていう質問に溢れていてちょっとびっくりした。

根源はこの↓HPにあるようだ。みんなここを見てこんな質問をするのであった。

クラシック・コンサートマナーブック
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3563/manners.html

これの「服装」の項である。よく読めば、そーゆー意味ではない(おそらく、「たまにはちょっとお洒落をして・・・でもそういう時は一人より二人で行った方がいいよね(キラリン)」という程度のことなのであろう)ということはわかるのだが、クラシックしろーとさんにはそんなユーモアを解する余裕はない。よくわかんないから、テンパってそんな質問をするのである。

だいたいマニアの人ってオペラやコンサートは一人で行くんじゃないかなあと思う。私だって一人で行くし(それでも女性では少ないのかもなあ、気にしたことないけど)、決して友人がいないわけではないんだけど、パルシファルとか6時間近くかかるような長いものは誘い辛いし、相手が楽しめてないのでは、と気を使ってしまう。いや、私が友人の分もお金を出してあげられればいいんだけど、そんな財力はないしね。

(そういえば、クラシックではないのだが私の母は五木ひろしコンサートでさえ、一人で行く。やはり気を使わなくてすむのが一番の理由だが、夫(私の父)と行くと一緒に歌い始めるのでイヤなんだそうな。)

オペラだったらモーツァルトとか、プッチーニとか初心者でも楽しめるのしか誘わないね。ただ、歌舞伎などは友達と行ったほうがキャーキャー騒げて楽しいなあと思うんだけどね。

なので、「知恵袋」でもうそんな質問はしないように!ぜんぜん大丈夫だから。(逆にヨーロッパだと、オペラにエスコートしてくれるダンスィを貸してくれる会社がフツーにありますね。ウィーンでもあったな、確か。)

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2014年10月 5日 (日曜日)

マーラー/千人の交響曲 神奈川フィル

141005_170901_2マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」

指揮:現田茂夫
ソプラノ:横山恵子、並河寿美、菅英三子
アルト:竹本節子、小野和歌子
テノール:水口聡 バリトン:宮本益光 バス:ジョン・ハオ
合唱:県民ホール特別合唱団、湘南市民コール、洋光台男声合唱団、小田原少年少女合唱隊
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団


(神奈川県民ホールリニューアル&40周年記念コンサート)
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一昨日、会社のガッペー式であちこち奔走してたのでホントに疲れている。昨日は疲労で休日出勤もできず、家で死んでた。私がいる間に何回ガッペーするのかあの会社は(怒)。

(ガッペー式はホテルの立食パーティーであたしゃ総務だからお客さんにお料理を取り分けて配ったりして全然食べれず酒飲めず。会が全部終ってから残った料理を頂いたけど流石にホテルの料理だけあって激烈美味しかった。そのあと会社に戻って仕事したわ。悲しい。)

そんなことも踏まえて。

このコンサート当初行く予定はなかったのだが、券が回ってきたので急きょ行くことに。いえ、お金は払いましたけどね。当日券出なかったのでラッキー。

今日はほんとに足元が悪くて、台風来てたからワンピースに雨靴といういでたち。コンサート前に中華街でランチを、といつも行くお店(六鳳居)へ、と思ったら、また間違えて隣の店に入ってしまった(以前、一回やってる)。豪雨とあって店は私しかいなかった。しかし、間違えたお店もまあそんなに不味くないし、千円でお腹一杯食べれる。牛肉あんかけチャーハンと春巻きと水餃子のすうぷとザーサイと杏仁豆腐が出てきた。こんなん、東京都心だったら1500円はする。相変わらず価格破壊の街。(が、横浜在住の友人が「中華街、たまに物凄く不味い店もあるよ」とのことなので注意が必要。)

台風に傘をぶっとばされながら、やっと神奈川県民ホールへ。県民ホール、何がリニューアルされたのかよくわからない(あんまり行かないもので)。大入り満員。いや、大入り満員なのは座席だけではない。舞台も大入り満員。人がぎゅうぎゅうトレインすぎて、パニック障害の人だったら気分悪くなるレベル。しかし、「千人」とは名ばかりで700人くらいだったようだ。でも、合唱の人もちゃんと座るとこあって羨ましい。あたしの時は座るとこはおろか、立ってる場所だっておぼつかないくらいだった。雛段の後ろや横から落下しそうだったわよ。

(あ、あたしは「千人」合唱経験者だから。そのことも踏まえて読んで。)

過去記事:歌え!千人の交響曲

コンサート前に県知事よりお話が。おいおい、神聖なる指揮台に登ったぞ黒岩さんたら。なんかとっても楽しそう。

演奏。「千人」は日本人が歌うとだいたい「ヴェーニ、ヴェーニクレアトールスピリトゥス」と歌い、大変ダサイのであるが、今回はちゃんと「ヴィーニ」と歌ってた。やっと気がついたか合唱指揮者よ。ようろっぱの人は「ヴィーニ」って歌うのよ。

第1部で一番盛り上がるところ、「アッ!(一回止める)・・・ツェーンデ、アッツェンデルーメンセンスィブス」と歌うところも、今回は「アクツェンデー」と歌い。あたしがその昔舞台で歌った時もそうだったんで、あれってコシュラーさんだけの解釈じゃなかったのね・・・と個人的に発見。

第1部で合唱の方々は素晴らしかったが、第2部となると耳慣れたドイツ語となるのでやっぱり少し・・・アレだな。自分が舞台で歌った時も「ああ、ドイツ語が・・・」って思ったのでそれが凄く懐かしく。胸がきゅうううんとなる。とくに「やっせたー、やっせたー(Jauchzet auf!)」とのとことか。

本日ちょっと変わってたのは・・・第1部と第2部の間に休憩時間が設けられたてことで。休憩20分もあったんだけど、何でだろう。長いことマーラー・ファンやってるけど、マーラーの交響曲の楽章の間にトイレに行ったの初めて。もしかしてトイレ休憩がないと演奏不可能な合唱団員がいらっさったのかなあ。現にトイレ行ってた合唱団員もいらっさったしね。

席ですが、私は1階席でもちょっと後ろのほうだったので、そんなに耳は圧せずちょうどいい感じ。オケもブレンドされてよかったな。強奏の時は「鐘」があんまり聴こえなかったんですけど。マンドリンはよく聞こえたわ。

歌手の方々は。やはり横山恵子様は相変わらず超ド級の声量で美声を響かせていらっしゃった。それと、新国立常連の竹本節子様もふかぶかとしたコントラルトで素晴らしく。マーラー向きの声だなあと。「復活」とか「大地」とか素晴らしそう。

それにしても、千人でテノールがトチらないライブ録音ってあんましないような。ホーレンシュタインでもミトプーでも。よっぽど難しいのか。なにが起こったのやら。

まあ、全体的に大変お祭り気分で華々しい演奏で楽しかった。「神秘の合唱」も神秘的で感銘を受けました。しのぶダンナの指揮もテンポは適正で、「アレレ?」って思うとこもなく。神奈川フィルさんも素晴らしい演奏をありがとうございました。しかし合唱を半年くらい練習しても、本番は2時間弱で終わってしまうんだねえ(私のときは2日間歌ったけどね)。皆さまお疲れ様でした。(私も・・・参加したかったなあ。でも生粋の東京者だもんでね、残念)

歌う方もだと思うけど、聴くほうも終ってしまうと一抹のさみしさ。いやいや、私には来週「パルシファル」があるではないかあ。素晴らしいぜ飯守さん。舶来ゴーカ歌手がどうでもよくなるくらい。こんなちょっぴりの映像でもよくわかる。

http://www.youtube.com/watch?v=4f-_eHRQe8s

入口で頂いたプログラム解説書は面白かった。「千人の交響曲」物語は(アルマの伝記を読んだ者でも)知らんことが書いてあって楽しかった。演奏に携わったことあると特にね。でも・・・マーラーってこの曲の初演のあと一年もしないうちに死んだんだね。50才って。医学が進歩してなかったせいもあるけど、あまりに若い。悲しい。作曲家ってわりと短命?

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こんなとこで語るのもナンだが、最近私がはまってるNHKのドラマ「聖女」(広末涼子さん主演)は、何ではまってるのかふと考えたら・・・「男を次から次へと翻弄して死に追いやる」「父親のように慕ってた男を殺人?で捕まり裁判へ」「でも、彼女は聖女のように美しい」・・・アレレ、これってまるでベルクの(ヴェデキントの)「ルル」じゃないの。知らないなんて言わせないわよ原作者。

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