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2014年8月 3日 (日曜日)

マルトゥッチ/追憶の歌

034571150499マルトゥッチ:管弦楽伴奏による連作歌曲集「追憶の歌」 (回想の歌)

キャロル・マデリーン(MS)
アルフレード・ボナヴェーラ指揮 イギリス室内管弦楽団

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昨日。
休日出勤で疲れてしまい(過労死寸前だ!と言いながら働いている)、ストレス解消のため渋谷塔へ。

(久しぶりの塔。しかし土曜日だというのにクラシックフロアはガラガラだ。大丈夫なんだろうか。ここのクラシックフロアがなくなったら新宿まで出なきゃならんのかと思うと憂鬱。今時誰も聴かんもんなクラシックなんて。)

ハイペリオンの廉価盤シリーズのヘリオスが沢山並んでいたので何か一つ・・・と思い購入。マルトゥッチという作曲家は名前はきいたことある程度。こういう冒険な買い方をするのは久しぶり。いい曲だったらめっけもん。他にクーベリックの「グレの歌」を購入。

まずマルトゥッチという作曲家について。

ジュゼッペ・マルトゥッチ(Giuseppe Martucci 1856年1月6日 – 1909年6月1日)はイタリアの作曲家・指揮者・ピアニスト・教育者。作曲家としては、イタリア器楽曲復興の大立役者であり、指揮者としては、リヒャルト・ワーグナーの楽劇のイタリア初演に尽力し、またイギリス音楽による初期の演奏会をヨーロッパ大陸でおそらく最初に実現させた。オラトリオ《サムエル(Samuel)》も遺しているが、当時のイタリア人作曲家に珍しく、歌劇は手懸けていない。「絶対音楽」を究極の目標に定めた、生粋の器楽曲作家であった。(ウィキペディアより)

レスピーギの作曲の先生だったってことなんで、そこから名前が聴き覚えがあるのかもしれない。

マルさんはオペラを一曲も書かなかった、イタリアでは珍しい作曲家だったようだ。交響曲や協奏曲を主に作曲し、作風的にはブラームスなんかに近い・・・という記述もあり。でも、今回購入したCD、歌物が主なもんでやっぱりイタリア・オペラの匂いはする。イタリア語だからか。

全7曲の題名はこんな感じ。歌詞はRocco Emanuele Pagliaraって人らしい(よくわかりません)。

1,「いいえ、色の褪せてしまった夢」
2,「小川が歌う大地の歌」
3,「エニシダの花」
4,「海上に小舟が」
5,「漠然とした私のつぶやき」
6,「深い森に」
7,「いいえ、色の褪せてしまった夢」

全体的な曲の感じは「トリスタン」風でもあり、プッチーニ風でもあり、シュトラウスの四つの最後の歌風でもあり。ディーリアスの「田園詩曲」を想起するとこもある。夢見がちで昔を懐かしみ来世を想うような感じの曲・・・かな。出だしのメロディは「海ゆかば」みたい。「大地の歌」みたいにことさら厭世的ではない。大体このブログにいらっさるお客さんならいい感じで聴けると思う。少なくとも私はこのCDは購入してなかなかヒットだったと思った。ただし、ケースがぶっ壊れてたのでそこは少しだけ憤りを感じたけど。

この曲は全く演奏機会がないってほどでもなく、近年の日本ではバルバラ・フリットリがリサイタルで歌ってたって話だ(知らんかったが)。ムーティが演奏会で取り上げたりしている。ナクソスやブリリアントにも他の演奏家で録音はあるようだ。

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先日、行きたくなくてしょうがなかった、部署の誕生日パーティを無事終えた。店に着いて最初に大嫌いなブチョーの隣に座らされて、「ああ、やっぱりこうなったか・・・」と悲しみの淵に落ちてしまったが、ヴェーツェーに行って戻ってきたら席替えが行われていて、ブチョーは一人置いた席になった。私の両隣はカチョーなどお気に入り男子になった。おまけに帰りにイケメン社員(既婚)に「仕事大変だけど頑張って」とハグされた。「なんで?」とか思ったけどまあ、嫌ではなかった(嬉しくもなかったが)。イタリア男かお前は。

翌日貰った、誕生日ケーキとともに撮られた写真はとても楽しそうで、こんなひまわりのような笑顔の自分を久しぶりに見た。でも・・・また仕事に押しつぶされそうな生活に戻ったんだけどね。

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コメント

この追憶の歌ですが、

実はテレビドラマ「SPEC」で印象的に使われています。
もちろんこのまま使われているのではなく、
最近話題の某音楽家Sさんが、リミックスして切れ切れに聞こえてくるというものです。

ちょうどNAXOSでリリースされた時期だったのですが、代理店さんから「使用曲を依頼」されて、これを推薦したら使ってもらえたのでした。ただ、うちの会社本当は音源貸し出しの際、リミックスはNGなので、秘密裏に処理。なのでクレジットなどもしていません(笑)。
結構インパクトがあったようで、今でも語り継がれていたりします。

投稿: yoshida | 2014年8月10日 (日曜日) 14時37分

yoshida 様

スペック、ワタシ意外とはまらなくて(いかにも好きそうな内容だったのに)一度しか見てないのですが、この曲が使われているのですね。知らなかったです。

ウィキペディアにもちゃんと出ていますね(!)。少し興味を持ったのでもし再放送したら見てみようかなと思います。

投稿: naoping | 2014年8月16日 (土曜日) 08時16分

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