誕生会 または迷惑なたくらみ 序曲
今月私は誕生日を迎えたのだが、今年はなんの催しもしなかった。昨年はおうちで会社の人々を自慢の手料理でおもてなししたのだけど、今年は仕事が忙しすぎてそんな気力も体力もなく。それでもまーいいやと思ってた。それにW杯もあったしさー。
が。
なんかしらんが、部署内で私の誕生会(という名の飲み会)が計画されていて。いや、先月位からそんな話は出ていたものの、いつの間にか時は過ぎ「もしや、立ち消えになったのかなあ?それは助かった」ってホッと胸をなでおろしていたのだが。
結局、やっぱりやることになってしまった。嗚呼。
これを読んで、「別に誕生会やってくれるんならいいじゃん。幸せじゃん。何ていい会社なの? 羨ましい。」とか思う人もいるかもしれない。
いやそんなことないのである。世にも恐ろしい企みがここにあるのである。
ここに書いたかどうか忘れたが(嫌な思い出なので検索する気力もない)、昨年のソームの忘年会の2次会で、この私がソームブチョーに執拗に手を握られまくるという嫌な経験をし、私自身セクハラ相談員なのだが、もう一人のセクハラ相談員である仲良しのカチョーに相談し、ブチョーに厳重注意してもらった・・・という出来事があり。
ブチョーは酔ってて全く覚えてなかったが、話を聞いてかなり反省していたようだった。まあ個人的にも謝ってきたのでそれでまあいいや(一緒に飲まなければいいだけの話だし、無理して仲良くする必要もない)って思ってた。
その後、ホワイトデーのお返しと称してソームの男子が女性社員を招いて飲み会を催したのだが、その日がたまたま(ホントにたまたま)ブチョーの誕生日だったので、不本意ながらついでにプレゼントなどして(私はお金払ってない)祝ってやったのである。
それがどこで曲がって伝わってしまったのか、どういう考えに行きついてしまったのか知らんが、ブチョーは(なんも関係ない)私の誕生会を計画(というよりは部下に命令)したのである。全く私にとっても、店の予約とか計画を立てなければならない他の社員にとっても迷惑である。
ブチョーの酒癖は恐ろしく悪い。
私に対するハラスメントなど、本当にまだ序の口である。飲みの席で他の部署の女性社員の胸を触ったとか、嫌がるのにチューしようとしたとか(その女性社員は酔ってて全く覚えてなかったため事なきを得た)とか、他の部署の男性社員に「俺様に酒を注がないなんてけしからん、土下座しろ」と激しく怒ったため、みんなの前で土下座させられたとか、エピソードは数えきれないほど。普段はまあ普通に粘着気質なだけなのだが、酔っぱらうとホントに人格が悪化するのでみんな恐れているのである。ブチョーが飲み会に加わると、3次会4次会など当たり前、酔えば酔うほど説教のしまくり。誰もブチョーと飲みたいなんて思ってないはずである。
それに。
一番私がジレンマを感じているのは、そもそもお誕生会というのは(少なくとも)主賓が好きな人たちと好きなものを食べるものである・・・と、生まれてン年間ずっと思っていたのに、今回はわざわざ、なんで一番嫌いな人と過ごさなければならないのかと。主賓だから当然ブチョーの相手をしなきゃなんないだろう。誰も望んでないのに。
そーゆー話があって、私はなんとかこれを回避したいと一晩じゅう悩んで、カチョーに「飲み会は構わないのですが、私の誕生会ってのは無しにしてくれませんか?お金は普通に払いますので」とメールしてみたが・・・彼は返事もくれなかった。いつもは速攻返事くれるのに。上司の命令は絶対か。
せめて席順くらい主賓の私に決めさせてくれないかなあ・・・ブチョーと一番遠い席にしてくれるとか。どうしても隣は回避したいものである。
とにかく憂鬱だ。
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コメント
こんにちは。
うっまい、タイトルだなぁ……
投稿: MUUSAN | 2014年7月27日 (日曜日) 05時55分
>>MUUSANさん
ありがとうございます。
ロッシーニ風にしてみました。
投稿: naoping | 2014年7月28日 (月曜日) 22時25分