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2014年2月 7日 (金曜日)

この事件で思うこと。

まあ、一応クラシック音楽ブログのはしくれなのでこの頃の巷の話題としてやっぱり少し語らなければならんのだが。彼の曲(もう他の人の曲なんだなあ)の感想は過去記事を読んで頂くとして。

過去記事:佐村河内守/交響曲第1番「HIROSHIMA」(Eテレ)

この事件で色々と損害を受けられた関係者の方や(とくに指揮者やオケの方々、ソンヨルムちゃん)、ヘンな意味で注目されてしまったフィギュアの大ちゃん、そしてこの作曲家の存在を信じて疑わなかった熱狂的なファンの方々は誠にお気の毒、一体これからどうなるんだろう、という心配な気持ちはあるのだが。

ミステリー好きなので、意外とこの手の話は好きで(ごめんなさい)。「ヒロシマ」って曲のテレビの放送の録画を撮っておいてよかったとか思ってしまう。だって、クラシック音楽史上こんな凄い事件なかなかないじゃない。曲そんなに悪くないしね。改めて全曲観たい。週刊文春だってもちろん買っちゃったし。

あの細かい図形楽譜みたいなのも面白い。結構「作曲家の○○っぽく」みたいなざっくり指示だったのですね。その中にペンデレツキはあったけど、マーラーはないのね。古今の作曲家の作風をまぜまぜすると、マーラーになってしまうのかなあ。マーラーは「交響曲は世界です」って言ったしね。

それにしても、この作曲家?とゴーストさんの関係ってまるでメフィストフェレスとファウストみたい。「さあ書け~~~オレのために曲を書け~~~」「もうこんなことやめましょうよ」「ダメだ、書け~~~」みたいな。ワーグナーのオペラだったらアルベリヒとミーメ、クリングゾルとクンドリー、なんかそういう感じ。

いっそ、この話をオペラ化するとか。作曲はもちろんゴーストさんで。R・シュトラウスの対話劇っぽい感じで、作風はブラウンフェルスとかウェルナー・エックっぽく・・・だめですか? (私はちっともふざけてないです)

こんな感じで・・・

ブラウンフェルス「受胎告知」
http://www.youtube.com/watch?v=eMkspd44xDE

ブラウンフェルス「鳥」
http://www.youtube.com/watch?v=UvNLIishI4g

エック「魔法のバイオリン」
http://www.youtube.com/watch?v=33MbUOjaTxA

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佐村河内守のことを嫌いになっても、クラシックのことは嫌いにならないで下さい!

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コメント

ここ最近ずっと話題になっていることは知りつつ、交響曲広島をはじめ、この「佐村河内氏作曲」とされる曲は残念ながら聴いたことがないのですが、今回の一件で一番印象に残ったのは、ゴーストライター氏が言ったという「このくらいの曲は現代音楽の作曲家なら誰でも書ける」との発言。よくわかりませんが、技術的にはそうなんだろうなと思わせるものがあります。これを機会に「もう少し現代音楽も聞いてみよう」とかいった動きになると面白いのですが(とりあえず広島つながりでペンデレツキあたりとか)、多分、そうはならないのでしょうな。

投稿: Herbertoka | 2014年2月 7日 (金曜日) 13時17分

寒良業恥(こんな当て字でいいかな?)の交響曲は、一聴して(……風評に乗せられて買ったということでありますW……)、余りピンと来なかったので、もう一度聞きなおそうと思っていたら、この有様だ。

今度は、”聴覚障害を持つ作曲家が心血を注いで書いた”というバイアスを抜きにして聴くことになりました。

なんか、1時間以上かけてバレエの大団円みたいなフィナーレにたどり着くだけだという感じで、やっぱり性に合いませんでした。

半分くらいに刈り込んでみたら? と思ったが、今さらこんなケチのついた曲を新垣さんも改訂しませんわなぁ。

投稿: 梨形館主人 | 2014年2月 7日 (金曜日) 18時46分

>>Herbertokaさん

えーとHiroshimaですが、長いけど(世に言う不協和音満載の)現代音楽とは違ってわりとメロディックで聴きやすいかと思います。そうですね、作曲を習ってる人なら誰でも書けるかもしれません。

わたし的には「わかりやすいペッテション」「風通しの悪い混沌としたマーラー」とか色々と形容を思いつくのですが、普通にこの曲に感動して聴いてた人はどうなんでしょう。すくなくともペンデレツキよりは優しい音楽のような気がします。これを興味本位で購入して聴くよりは・・・別のCD買ったほうが有意義な気はします。まあ悪い曲ではないです。

投稿: naoping | 2014年2月 7日 (金曜日) 20時58分

>>梨形館主人さん

お、お買いになったのですね。一時的にお値段が高騰しているようですが、ブックオフに並ぶ日も近いかなと。

曲よりも、曲の背景にあるエピソードが大変面白い、そしてそういったカラクリを作曲者がバラしてしまったけれども、それでもなかなか寒良業恥大先生は面白いキャラクターだなと。週刊文春を読むと、テレビなんかよりもずっと面白いエピソードが満載です。人間的にどうなの?あの綺麗な奥さんも片棒担いでいたの?とか(最後はゴースト作曲家さんに「バラしたら夫婦二人で死にます」って脅迫してたそうな・・・)。

まあ、半分くらいにしたらちっとは聴きやすいかもですね。

投稿: naoping | 2014年2月 7日 (金曜日) 21時00分

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