マクミラン/十字架上のキリストの最後の7つの言葉 東響
マクミラン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉~合唱と弦楽オーケストラのためのカンタータ~
ホルスト:組曲「惑星」 op.32
大友直人指揮
東響コーラス
東京交響楽団
(2013年9月28日(土) サントリーホール)
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最近サボり気味のこのブログ。ええ、ホントに疲れていまして。遊び過ぎなのに仕事も忙しいという。ここ一週間でコンサート2回(&そのあと飲み)、そしてサッカー観戦と。ああ、しんどい。
やっと予定がない休日が来た。一極集中型リア充は大変である。
さて。先週に行ったコンサートの記録。一応残しておかないと。
この日は駅から地上にでたとたん見知らぬ女性に声をかけられた。宗教の勧誘か、と思ったらそんなんじゃなくて、「サントリーホールはどこでしょう?」ということで。「私もこれから行きますので、一緒に行きましょう」と何だか珍しくフレンドリーなあたし。その方はお知り合いの娘さんが出演されるとのことで「合唱でですか?」とか訊いてみたんだけど「あの、ピアノで・・・」とかおっしゃる。謎だった。
ということで、一曲目のマクミラン。スコットランド生まれの存命の作曲家とのこと。名前は知ってるものの、何の前勉強もなしで臨む。現代曲なのでどうかなあ。不協和音苦手だよう。
とは思ったんだけど、曲が始まってみると結構いつもおうちで聴いているような音楽。これって何かポーランド音楽みたいじゃない?オケは弦楽器だけで、心に痛い突き刺さる感じがまるでヴォイチェフ・キラールのようである。ゲンオン苦手なあたしでもすんなり入れる。解説書にはこの作曲家は「ルトスワフスキやペンデレツキなどのポーランドの作曲家に影響を受けた」とあるので、あながち私の感想は的外れではない。
しかしまあ、とても演奏・歌唱の難しい曲のようで(終演後、知り合いの知り合いの出演者の合唱の方と少しお話をしたのだが、指揮者は「オケを指揮するのが精いっぱいなので合唱は合唱でなんとかがんばって合わせて」的なことをリハで言われたそうな)合唱もオケも大変だなあと思った。東響コーラスさんはこの難曲をびっくりの暗譜で臨まれた。
ソリストは4 8人で、なんと新国立合唱団の団員さんだったようだ。大変素晴らしかった。ソリスト並みの団員で構成している合唱団だってことがわかった。うまいもんね、新国。そしてこの中からオペラ歌手が誕生したりするんだろうな。
休み時間はさんで、久しぶりのナマ惑星。惑星の実演は3~4回目かな(忘れた)。前は飯守さんの重ーーーーーい惑星(星とか宇宙とか何処行っちゃったの?という感じの「戦争」しか感じない「火星」とか)、ひところ流行った「冥王星付き」の公演とかだった。
大友さんの惑星はさすがに「イギリス物」っていう響きで、ドイツ的な重さとは無縁であり。でもまあ有名曲なんで、色んな演奏があっていいんだと思うけどね。それにしても「木星」は名曲である。グッとくるわ~。
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サントリーの舞台裏。たくさんの大指揮者や名演奏家たちのサインがある中、ひときわ目立つのは「さかなクン」さんのサイン色紙。なんでも「さかなクン」さん作曲の「魚介類交響曲」の初演の時に残したものだそうである。
魚介類交響曲 op.1
第1楽章モデラート「ハコフグの群れ」
第2楽章アンダンテ・マエストーゾ 「ダイオウイカのダンス」
第3楽章アレグロ・ノン・トロッポ「クニマスの発見」
なお、終楽章には「ギョギョ、ギョギョ」という落ち着かない合唱が入る。
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↑※大ウソである。こんな曲ない。信じないように。
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コメント
え?魚介類交響曲!
さかなクンってば音楽的才能まで!?と騙されかけました(←釣られてついついカキコ)。
思わず聴きたくなりました、特に第二楽章…低弦が活躍してそうで。
ちなみにソリストは8名でしたよ。
アレは素晴らしかったですよね。
投稿: P | 2013年10月 6日 (日曜日) 08時44分
>>Pさん
釣られましたか・・・思ウツボです!!(ギョギョ!!)
ソリスト、そういえば8名でした・・・一週間もすると記憶も薄れますね。感想は早く書かないと。
投稿: naoping | 2013年10月 6日 (日曜日) 15時25分
たまたま、ヒットしたのですが、もしかして28日にお会いした…。さかなクンのサインでおや?と思いました。もし、違っていたらごめんなさい。
投稿: きん | 2013年10月 9日 (水曜日) 21時14分
>>きんさん
はいっ!正解です。わたしです。
こないだはどうも。今度お会いしたら
飲みましょうね。
投稿: naoping | 2013年10月 9日 (水曜日) 21時27分