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2013年5月14日 (火曜日)

マスカーニ 歌劇「イザボー」

前にも書いたけど。

過去記事:ネットラジオでオペラ・アリア集

モイエ・ポルスキー・ラジオの、「有名な声と素晴らしい解釈」?というラジオ局は素晴らしい。

http://moje.polskieradio.pl/station/103/Slynne-glosy-i-wielkie-interpretacje

で、聴いていてまたちょっと気がついたもの。音楽史に燦然と輝く「一発屋」マスカーニだが、実際には色々と他にオペラを書いているのである。一発屋なんかでは決してないのに、カバレリアばっかり有名だから、つい一発屋のカテゴリーに入れられてしまう。「イリス」「友人フリッツ」「アミカ」・・・・。

大好きな「イリス」については何度か書いたし実演も見たのでここでは置いといて。

昨日初めて聴いた「イザボー」(Isabeau)というマスカーニのオペラ(のアリア)がなかなか気になったのでちょっと調べた。

間奏曲職人、マスカーニのこのオペラでの間奏曲もなかなか素晴らしい。いかにもマスカーニ的な美しさと壮大さがある。

↓どういうコンセプトなのかよくわからない、どっかの歌劇場の予告編。

↓アリアも何曲かYouTubeで聴くことができる。デル・モナコも歌っているぜ。




で。

このオペラの筋書きというのがなかなかドイヒー。そもそもあの(高価な)チョコレートで有名なゴディバ夫人の話(夫の圧政を諌めるために裸で馬に乗って町中を行進するって話)を元にしている。

話的には(日本語訳がないので、翻訳ソフトに頼ると)

レイモンド王は娘イザボーの夫を決めるための会を催すが(ワーグナーのオペラみたいな?)、娘はどうもそんな所で夫を選ぶのは不本意である。王はそんな娘を戒めるめに?全裸で馬に乗って町中を行進するように命ずる。人民は王室への尊敬の印として彼女の裸を見るのを拒否していたが、たまたま旅の途中通りかかった鷹匠ファルコが、事情を知らずに彼女の裸を見てしまい逮捕される。イザボーが刑務所で鷹匠と面会をすると、たちまち二人は恋に落ちてしまう。イザボーは父に鷹匠の命を助けてもらえるよう懇願するが、鷹匠は処刑されてしまう。瀕死の彼とともにイザボーは自殺する。

っつー話(たぶん)なのだが、いったいどういうことが言いたいのか。何か教訓があるのか。まるでコルンゴルトの「ヘリアーネの奇蹟」とかシュレーカーの一連の「(音楽は素晴らしいのに)独りよがりな、見る人にとってはどうでもいい筋書きのオペラ達」を思い出す。大体・・・舞台で全裸って。なかなか上演は難しそうね。

全曲盤は出ているようなんだが・・・。手に入れば聴いてみたい。あと、マスカーニのオペラは素敵な上演ポスターが沢山あって楽しい。よく展覧会で観たなあ、ポスター。

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コメント

こちらにもこんばんは。
全裸はともかく、いやゆえに気になりますぞ。これっ。
ネット上にあるんですね、イザボー。
名前だけは知ってましたが、ちょっと好みです。
マスカーニとか、レオンカヴァッロ、チレア、ジョルダーノ、アルファーノにやたらと興味がりますが、なかなか音源が集まりません。

オンリーワン的な作曲家の見知らぬオペラ発掘、楽しいですが、詳細不明のため、夜が眠れず困ります。

投稿: yokocahan | 2013年5月22日 (水曜日) 23時15分

>>yokochanさん

マスカーニ、大ヒット作がある分他の作品があまり上演されませんね。カヴァレリアがあまりにコンパクトで使い勝手がよいオペラだからかも。イザボー、いいのにね。

こないだ、ネットラジオで「ボエーム」のアリアをやってて、物凄く知ってるオペラのはずなのに耳慣れぬメロディ、画面をよく見るとレオンカヴァッロのでした。結構いい曲でしたわ。

投稿: naoping | 2013年5月24日 (金曜日) 22時26分

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