LFJ 2013 ロドリーゴ:アンダルシア協奏曲
ファリャ:7つのスペイン民謡
ロドリーゴ:アンダルシア協奏曲(4本のギターのための)
カニサレス (ギター)
鈴木大介 (ギター)
荘村清志 (ギター)
大萩康司 (ギター)
オーヴェルニュ室内管弦楽団
ロベルト・フォレス・ヴェセス (指揮)
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今年もやってきた、ラ・フォル・なんとか。
昨年、結構面白かったので今年も参戦。今年こそは友達を誘って行こうとしたのだが、ことごとく相手の都合が悪く。結局また一人で行った。他の日は別の用事で友達とたくさん会うのになあ。やっぱり人気ないの、クラシック。
とはいうのの。今年はおふらんす物なので、どうも私のストライクゾーンではない。普段私の聴いているおふらんす系と思われるものは、結構フランス人でなかったりする。スイス人だったりベルギー人だったりして。
ドビュッシーとかラヴェルは実はそんなに聴かない。ドビュッシーは自分でピアノで弾くのは好きだ。簡単なのなら。
自分的にストライクゾーンなアルカンだのタンスマンだのは券を買い求めた時点で売り切れてたし。えーと、トゥーランガリラはないのかえ?
っつーことで、今日はギターもの2件。こ、これは・・・ほとんどスペイン物ではないのか・・・。やっぱり苦手かも、おふらんす。
ギター物を選んだのは・・・(非常に間接的な理由なのだが)最近NHKでたまたま見た長谷川きよしさんのギターがかっこいいなあと思ったわけで。是非生でギターを聴いてみたい。でも、いきなり長谷川きよしコンサートは敷居が高すぎる(なんか別世界すぎてコワイ)。で、今回のLFJでの鑑賞に至ったというわけだ。
(と。。。何事もなく始まったようでそうでもなく。実は前のコンサートが押していたらしくなかなか中に入れず、30分早く行ったのに自分の席に着くのが演奏開始時間の何分か前という信じられない事態に。これってLFJでは普通なことなんでしょうか?前のコンサートは「動物の謝肉祭」だったんだけど、ついついアンコール何回もやっちゃったとか?亀さんの曲を普通の3倍くらい遅く演奏しちゃったとか?色々想像。)
本日の演奏会その①は。荘村さんを始めとする日本を代表するギタリストたちと、カニサレスっていうチョイ悪オヤジ系イケメンギタリスト(フラメンコもクラシックもイケるんだってよ)とオーベルニュ(美味しい水と民謡で有名な所)の楽団によるクラシカルな演奏会。
一曲目。ファリャ。どうも何か・・・アレだな。ファリャってあたしにとってはあくまでNHK「名曲アルバム」っていうか。演奏も「?」って感じ。こんなもんなのか。
で、メインのアンダルシア。あたしにとってアンダルシアは犬なんだけど、協奏曲もあるらしい。4人もギタリストを必要とするため、あんまり演奏されない。たまたま事前にYouTubeで(似たようなメンバーの)演奏を聴いてたので知ってたけど、この演奏会に行くことになる前は全然知らず。
http://www.youtube.com/watch?v=kEleJOiBFLM
曲はなかなかよい。そもそもギターの音はあまり大きくないものなのか?このコンサートではマイクで拾ってスピーカーを使用。ナマ音じゃないのか。正直最初は4人もギタリスト要るのか?とか思ったけど、第2楽章なんか結構素敵だなと思った。さすがロドリーゴ。
で、結局4人の中でも活躍するパートとそうでないパートがあるようで、カニサレス氏がやっぱり一番目立つパートを弾いていた。二番目が鈴木さんという具合。荘村さん(私が小さい頃にテレビで拝見してた方とは別人になっていた・・・カッコイイけど)大萩さん(外見的に物凄く私のタイプなのだが短髪になっててちょっと想像と違ってた)は地味目なパート。本当は知らない。
カニサレスさんだけ、足を組んで他の3人と構えが違い、ちょっと不良ギタリストに見えた。しかしまあ、これだけのギタリスト揃ってるのは贅沢に思った。
それにしてもギター弾く男ってなんであんなにカッコイイのかねえ。
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本日2つ目のコンサートの感想はまた。
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