ネットラジオでポーランド音楽を聴く47
・イェジー・マクシミウク 「私は予約してない航空券を拒否する」?
Jerzy Maksymiuk …jeno lotom nie wzbraniaj…na orkiestrę, wyk. Narodowa Orkiestra Symfoniczna Polskiego Radia, dyr. kompozytor
指揮者で有名なマクシミウクだが、作曲もするのか。なんだろう・・・ドラムの音とともにえんえんと同じメロディの繰り返し。ポーランド版悲しい版ボレロって感じか。若いころはカッコイイのなマクシミウク。
・同上
「赤い月」(ソプラノとオーケストラのための8つの歌曲)
Jerzy Maksymiuk Czerwony księżyc – 8 pieśni na sopran i orkiestrę, wyk. Olga Pasiecznik – sopran, Narodowa Orkiestra Symfoniczna Polskiego Radia, dyr. kompozytor
現代音楽っぽい。とは言ってもベルクなどの新ウィーン楽派(もしくはシマノフスキかグレツキ風味)っぽいのでわたし的には普通。
・イェジー・コルノヴィチ?(1959~)「チェンバロとテープのための図形要素」?
Jerzy Kornowicz Kształty żywiołów na klawesyn i taśmę, wyk. Elżbieta Chojnacka; Zbigniew Bargielski II Kwartet smyczkowy „Wiosenny”, wyk. Kwartet „Wilanów”
マントヒヒとか動物の鳴き声とか風や水の音のテープ。アフリカのジャングルの中で一生懸命チェンバロを弾いているって感じの曲。実験的でなかなか面白い。まあ、もう一度聴きたくはないけど。
・ストヨフスキ ピアノ協奏曲第2番
Zygmunt Stojowski II Koncert As-dur op.22 na fortepian i orkiestrę, wyk. Adam Wodnicki – fortepian, Narodowa Orkiestra Symfoniczna Polskiego Radia, dyr. Michał Klauza
やっとお馴染みメンバーが登場した。ストヨフスキはあたしを裏切らない。知られざるロマンティック・コンチェルトシリーズ。アンドレ・マチューとか、こういうの好きな人にはすすめられそう。
(この曲のウィキペディアより)
被献呈者のパデレフスキは1916年3月4日にニューヨークにおいて、ウォルター・ダムロッシュの指揮、ニューヨーク交響楽団の演奏でこの曲を取り上げた。この演奏会は、大きなセンセーションを巻き起こした。3月4日の本公演のチケットを取るのが難しくなりすぎたため、急遽3月2日に公開リハーサルを行うことになったのである。さらに、公演終了後には熱狂した聴衆が帰ろうとしなかったため、パデレフスキは再び舞台に登場してストヨフスキの「愛の歌 Chant d'amour」を弾いた。これはオーケストラの演奏会において独奏者がアンコールを弾くことを禁じる、楽団の規則を破ってのことであった。
・ヤン・マクラキエヴィチ (1899~1954)
Jan Maklakiewicz Concerto quasi una fantasia na głos, fortepian i orkiestrę, wyk. Henryka Januszewska-głos, Sławek Wróblewski – fortepian, Wielka Orkiestra Symfoniczna Polskiego Radia, dyr. Tadeusz Wichere
ソプラノの入る幻想的で官能的なピアノ協奏曲。年代的に聴きやすいしこれもなかなかよいぜ。この人のウィキペディア見たところ、「毎日のパンの歌」?とか「4つの日本の歌」とか他の作品もなんか興味深いな。
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