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2013年4月25日 (木曜日)

ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルド 歌劇 「サンドリヨン」

前々から気になっていた歌手であり女流作曲家、ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドについて。

ポーリーヌ・ガルシア=ヴィアルドまたはポーリーヌ・ヴィアルド(Pauline García-Viardot / Pauline Viardot, 1821年7月18日 – 1910年5月18日)は19世紀フランスの声楽家・作曲家。 (ウィキペディアより)

この人は大層不美人だったそうな。その上姉が美人だったので肩身が狭かったという。

半分閉じたような目、厚い下唇をした大きな口、その陰でへこんだ顎といった不器量さは広く知られ、「びっくりするほど醜い」とか「身の毛が弥立つほど不細工」などと言われていた。 (ウィキペディアより)

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写真で見ると、なるほど不美人である。でも、何となくコジマ・ワーグナー的な知性を感じるな。そんなにびっくりするほどは・・・悪くないじゃん。 ダメですか?

で、歌手としてかなり有名で(何故か殿方に)絶大な人気があったということだが、作曲家としてもかなりの作品を残しているらしい。へーと思って、YouTubeで検索すると結構あるんだわ。チェチーリア・バルトリが歌曲をリサイタルで歌ってたりするのね。

どれを聴いても、なかなか美しい。

CDは5枚くらい(HMVでは)あるようだ。シンデレラを主題にしたCendrillonってオベラは有名なのかな。ハイライトがUPされており、歌手がすごーくうまいせいか?とっても美しい。メロディラインが簡素な感じでなかなかよいわ。

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コメント

珍しオペラ、いつもご紹介楽しみに見てますよ!
いや、今回の私のツボは…不美人なのに、殿方に大人気…というところで(笑)、
ん?なぜ?と思って、naopingさんがあげておられた動画の写真やらイラストを
まじまじ見てしまいました。
ポーリーヌさん…作りが大きいのですね。すべて。
インパクトのある顔…
それなのに、どこかで見たことのある雰囲気。親しみやすさというのでしょうかねー。
こういうのが人に安心感を与える顔というのかな?
あー、顔の話ばかりしてしまいました…
シンデレラ…美しいですね♪ロッシーニのしか知りませんでしたが、
こういうテイストって悪くないですね。
いかにもフランス的だし、当時の人気を彷彿させます♪

投稿: よこよこ | 2013年4月26日 (金曜日) 00時55分

>>よこよこさん

いつも読んで頂いてありがとうございます。
この人のウィキペディアを読んでて、色々と不思議に思うことばかりでした・・・何でこの人そんなにモテるのかって。
ツルゲーネフやベルリオーズ、グノーが崇拝していたって言うじゃないですか。そしてあのジョルジュ・サンドでさえも。
まあ、昔の話なんで何かと脚色してあるのかもなあとも思いますけどね。死人に口なしだし。

でも、このポーリーヌさんは外見以外はとっても魅力的な女性だったんだと思いますよ。歌唱力もすごかったみたいだし。作曲の才能もあったなんて、すごく興味を持ってしまいました。

投稿: naoping | 2013年4月26日 (金曜日) 21時01分

聞いたことあるタイトル…と思ったら、マスネにも同じ名前のオペラがあるんですね。この方は名前を見るのも初めて。なかなか美しいメロディ。

しかし「びっくりするほど不美人」って。ヨーロッパの価値観ではそうなるのかしらん。アジアの人間からは不思議に感じます。ちょっと上手く化粧すれば、シミオナートっぽくなりそうなお顔立ち?

投稿: ぜん | 2013年4月29日 (月曜日) 12時44分

>>ぜんさん

シンデレラ関係だと、ロッシーニ(チェネレントラ)もありますよね。

この人そういえばシミオナートにもちょっと似てるかな、とは私も思いました。動画での舞台姿(オルフェウス?)を見て、何か昔の歌手の写真ってどれもこんな感じだよなあっていう印象しかなくて、そんなに不美人でもない気が私はしました。残ってる写真がどれも「奇跡の一枚」なのかもしれませんけど(笑)。

投稿: naoping | 2013年4月29日 (月曜日) 23時03分

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