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2013年2月16日 (土曜日)

モニューシュコ 幽霊屋敷(ハイライト)

093モニューシュコ 歌劇「幽霊屋敷」(ハイライト)

ハリナ・スウォニツカ(ソプラノ)
クリスティナ・シュチェパンスカ、ボジェナ・ブルン=バランスカ、
バルバラ・ワフツェヴィチ(メゾソプラノ)
ズジスワフ・ニコデム、ボグダン・パプロツキ(テノール)
アンジェイ・ヒオルスキ(バリトン)
エドムント・コッソフスキ、ベルナルト・ワディシュ(バス)
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮)
ワルシャワ国立歌劇場管弦楽団&合唱団

過去記事 モニューシコ:ハルカ

<あらすじ>

・愛国主義でいつでも戦争に行けるように生涯独身を誓った二人の兄弟が、伯母や周囲の策略により、父の友人の娘二人とめでたく結婚するという話。(たぶん)

ひさしぶりに(ショパン以外の)ポーランド音楽、そして「珍しいオペラ」カテゴリーである。珍しすぎて、ネットにあらすじが見当たらない。英語のあらすじを読んでも「結局・・・何なの」みたいな感じなので、英語のできる方はご自分で英語版のウィキペディアでも探して訳して下され。よくわからん。

まえにこのブログで取り上げた「ハルカ」の時は、あまりまだポーランド音楽史に詳しくなかったので(今だって素人勉強なのでたかが知れてるけど)作曲家の表記が「モニューシコ」になってる。ま、一般的には「モニューシュコ」または「モニュシュコ」である。ハルカと同じ「ムザ」というレーベル。ウチには何枚かあるものの、ムザは相変わらず入手しにくいレーベルのようである。このロヴィツキの「幽霊屋敷」もHMVでは見当たらない。きっとポーランド本国に行けばゴロゴロしてるんだろうなとは思うけど。

ポルスキエ・ナグラニア [ムザ] 日本語カタログ
http://www.sarabande.net/polskie-nagrania/catalogue.html

このCDはずっと家にあったのだが(狂ったようにポーランド音楽のCDを探していた頃に買った)、聴くのは久しぶりである。あらすじをここに書きようがないのでご紹介を見合わせていた。でもあんまりよくわかんないけどまあいいか・・・的な。

ポーランド人指揮者の中では結構メジャーリーガー級のロヴィツキであるが、この演奏もなかなか。まあ、ハイライトなのではっきりとは言えないけど。音楽はまあ、相変わらずポーランド国民音楽的な(マズルカとかポロネーズとかさー)日本人にはとても親しみやすい音楽。劇中に出てくる(と思う)幽霊屋敷的なちょっぴり不気味な音楽も何だか「ネズミの国」のホーンテッド・マンションに出てきそうで好き。

もちろん歌唱はポーランド語なのでちっともわからないのであるが、ポーランド語の響きが好きだしずっとポーランド・ラジオを聴いてたので懐かしい。あまりに聴きすぎて最近とんと聴かなくなってしまった。

歌手がみんなうまい。名歌手ヒオルスキも歌っているし、あとの歌手はあまりよく知らないけどテノールがいかにもポーランド人っぽいリリックな声で美しい。録音は1965年だけどそんなに悪くない。ポーランドの雰囲気満載である・・・行ったことないけど。

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コメント

モニュシュコは確かになかなか面白いですね。
(私、仕事でCD ACCORDに関わっているから、ポーランド系には毎月悩まされてます。)

将来については、私も悩んでます。
昨年なんかは、ほんと一悶着あって「会社やめてやる」と思ってたし。
先日「年金の予定支払額」って通知を見て愕然としました。こりゃ一生働かないといけないな。と確信しましたもん。

宝くじでも当たらないかな。

お互いガンバりましょうぜ。

投稿: yoshida | 2013年2月17日 (日曜日) 06時44分

>>yoshidaさん

ACCORDも店頭であまり見かけないですね。ウチにはコルト&クルカのカルウォヴィッチとかあります。ポーランド語大変難しいですが、修行のお陰で「歌」とか主な楽器名くらいならわかるようになりました。

年金はおこづかい程度なら貰えるかなあ、くらいに考えています。
一生働くなら健康が第一です。体に気をつけて頑張りましょう。
(風邪など病気の予防にはよく笑うといいですよ、免疫力がつくので。私はお笑い番組ばかり見てるので風邪引かないです。)

投稿: naoping | 2013年2月17日 (日曜日) 11時37分

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