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2012年11月25日 (日曜日)

NHK杯の男子フリーの音楽が凄かった件

まあ、日本人が大活躍の(ペア以外)NHK杯だったんだけど。
あたし的にはフィギュアスケートって音楽が大事だ。もちろん日本人が頑張ってるのは非常に嬉しいんだけんども。

今回の動画が見れるサイト↓

http://www1.nhk.or.jp/figure/#top_results

昨日、出かけててすっかりスケートのことなんて忘れてたもんだから、朝イチでヴィデオで観た。で、びっくり。

頭っからカナダのケビン・レイノルズの曲はマチュー(マシュー、マテュー、どれなんだい)のピアノ協奏曲第4番。マチューについては過去記事参照。カナダ選手がマチューを使用するのはお約束になりつつあるのか?だとしたら嬉しい。

マチューの協奏曲第4番は、モントリオール五輪で(古い話で申し訳ないが)中間の美しいメロディがテーマ音楽になったので(ルネ・シマールが歌ってた)有名な?曲である。少なくともカナダでは有名なんだろう。

ケビン君は(いかにもラテン系で愛想のいいフェルナンデス君などに比べて)やや日本人女子好みではない風貌で、いまいちぱっとしない気がするが、スケーティングは見事だと思う。いや、何よりホントにこの曲は素晴らしい。

で、これだけでも十分狂喜したのに、次に出てきたアメリカのロス・マイナーはなんと映画「海賊ブラッド」の音楽で滑った。「ケベックのモーツァルト」の次は「モーツァルトの再来」のコルンゴルトか・・・どちらもある意味不遇な人生だった。コルンゴルト節全開のこの曲。ルックスも何だか合ってるし(デブって意味ではないよ)、この映画は全然見たことないけど何か映画の世界を表してるな、と思った。

サウンドトラック
http://www.youtube.com/watch?v=gMJBFXvCkvc

ということで、ロス・マイナー君は見事な滑りで羽生きゅんと大ちゃんに次ぐ3位で大健闘。男女とも日本・日本・アメリカなのな、順位。あとバンクーバー五輪に出てたフェルナンデス君がずいぶんうまくなってて嬉しい。コーチがいいと変わるもんだ。フリーのチャップリンはとても素敵なプログラムだったのに思いっきり転んじゃって残念。

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