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2012年10月26日 (金曜日)

巨匠たちの英国水彩画展

Pic1 文化村のザ・ミュージアムで絶賛?開催中の英国の水彩画の展覧会に行ってきた。しかしまあ、金曜の夜だというのに(私は勤め人なので夜遅くまでやってる金曜に行くことが多い)あんまり・・・混んでない。20日に始まったばかりだからかなあ。

いつものように、近くのチケットショップに行って券がまだあったので購入。なかなか安く手に入った。・・・いいのかなこんなこと書いて。

いかにも・・・英国の水彩画展というのは(東京・渋谷で行われるものにしては)地味である。しかし、(わたしにとって)英国画家の代表であるターナー、ミレイ、ロセッティやバーン=ジョーンズなどが展示されるとあっては行かないわけにはいかない。

英国のこれらの画家は、実は私は実際にロンドンに行って山ほどある美術館めぐりをしなければ、完全スルーして人生を終わるところであった。ターナーはテートギャラリーのターナーの部屋で山のようにある海や嵐の絵を見て、ホントに立ち尽くしてしまうほど感動して、いっぺんにターナーを好きになった。ロセッティは、あのファム・ファタルのような美しい(でもなんだか顎のしゃくれた)女性たちを見てとりこになった。ミレイはやっぱりオフィーリア(日本でも見たけど)であろう。ホント、テート・ギャラリー良かったなあ。生きてるうちにもう一回行きたい美術館のひとつ。

(ロンドンに実際行かなければ、きっと好きにならなかっただろうなあと思うのは、英国音楽と同じかも。エルガーもブリテンもウォルトンもRVWも、英国に行かなければずっとバカにしたまま一生を終えたんだろうなあ。しかもロンドンでは全然英国音楽聴いたことないんだぜ、2回も行ったのに。)

ということで、今回の絵画展。はじめのほうは全然知らない画家。かなり昔なので絵の具があんまりよくないらしく退色しているような。くすんだ青と茶色の絵ばっかり。地味である。たまに「おお」と思うような迫力の絵もあるけど・・・大体地味。写真のなかった時代の旅行の記念の、いかにも「売り絵」であり。それで財をなしたとか、絵の先生だったって人も多い。

それらでもまあまあ感心して見てたんだけど、ターナーの水彩画が出てくるととたんにもう格の違いを感じてしまう。雲とか光の感じとか、もうやっぱりターナーである。なんだろう、あれは。私もこんなふうに描けたらいいなとか思ってしまう、描けないけど。

Work_pic8_2  ロセッティのファム・ファタルな女性の絵も見れたのでとてもうれしかった。見入ってしまった。しかしあの時代の象徴派に出てくる女性ってのはなんでみんな顎がしゃくれてるのかしら。あたしの大好きなあのクノップフの描く女の人もみんな顎が立派なんだけど。ねえ?

ということで結構見ごたえのある展覧会でした。グッズはあまり惹かれず。リバティ柄の手提げを買おうと思ったのに、マチがなくてイマイチ使いづらそうでやめた。それより展覧会場にあった「いちご泥棒」柄のソファーが大変気になったんだけどわざわざ作ったのかな? 

しかしいつもある奥のレギュラーな売店であたし好みのハンカチをみつけてしまい、3枚も買ってしまった。ああ、「コドモノクニ」関係をあたしに見せちゃダメよ。つい買っちゃうもの。うう。

というわけで、ちょっと券が安くなったぶんで?サブウェイのサンドイッチを買って帰ったんだけど、タンドリーチキンサンド美味しいのねえ。初めて食べたわ。

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あさって芸大にて「カーリュー・リヴァー」なんだけど、同じ日にサントリーで「ベルシャザール」ってのはどういうわけ??英国音楽ファンとしてはとっても悔しいんだけど。何で同じ日なのさああああ。時間的にも微妙に重なりそうでハシゴは諦めた。どっちもあんまり日本でやんないのに。しくしく。

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