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2012年9月16日 (日曜日)

二期会/飯守さんのパルシファル 3日目

Kc460053_2舞台神聖祭典劇「パルシファル」全3幕
字幕付原語(ドイツ語)上演
台本・作曲:リヒャルト・ワーグナー

指揮:飯守泰次郎
読売日本交響楽団
二期会合唱団
演出:クラウス・グート



キャストは初日と一緒

(←上野といえばパンダ。最近「しろくまカフェ」にはまっててパンダ君に夢中。パンダの絵が書いてあるとなんでも買いそうになり、上野は危険地帯。)

別キャストを取ろうと思って失敗してしまった。でもまあいいやってことで今日も行きました。おかげでさんま祭りに行けなくて残念。

・初日のほうが、なんか凄く良かった。神入ってたっつーか。演奏は同じなんだろうけど、なんだろう。皇族いらしてたからかな。今日のほうが席はよかったです(一階前から8番目)。

・初日のほうが、歌手の方調子よかった気が(グルネマンツとパルシファル)。少しお疲れの様子。クリングゾルとクンドリは今日のほうが良かった感じです。あくまで私の印象ですが。クンドリは間近で見るとお綺麗ですね。

・第1幕でクンドリがポケットから出してそのへんに播いてたのはなんだったんだろう。花びらか何かかなあと思い。

・第1幕で隣席の女性(私より高齢)が咳込んでいた。で、幕間で「ごめんね、咳込んじゃって」と謝られて、「いえいえ~(ニコリ)しかたないですよ~にんげんだもの~みつを」とニコヤカに返した(セリフ後半はウソ)。

・第2幕の花の乙女のシーンが見たかったので、また見られて幸せ。おどりかわゆす。クラシックなAKBって感じ。

・もしかして日本のワーグナーっていまだにト書通りの演出でやってると一般的に思われているのでは・・・という心配。

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おやつにメルヘンの三元豚カツサンドを食べたのをすっかり忘れて、帰りに関山のちらし鮨を買って帰ってしまう私。貧血治療中なんだもの、体重なんかもうどうでもいい~。

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コメント

16日、いって来ました。ひょっとしたらロビーですれ違っていたかもしれませんね。二期会のオペラ、5月の「カヴァ」+「パリアッチ」と連続ですが、オーケストラの違い(東フィルと読響)と当然イタリア・ヴェリズモとワーグナーの違いもあって、全然雰囲気が違ってました。ただ、学芸会の保護者的群れ群れが結構多く-初台とは違うなぁ。
初日の歌手と16日は同じでも、中1日ですから、大変。両方見ているnaopingさんだと調子が落ちている人、分かるんでしょうね。1日だけのお付き合いの僕の感想では、アムフォルタスの黒田さんとクンドリーの橋爪さんは、世界レベルだと思った反面、どうも小鉄さんのドイツ語の発音がカタカナで、それが歌唱にも反映していたのではないかと・・・。福井さんの主役は、声質がよく伸びやかで〇でした。
演出は、「うーん」の部分はあるものの、一人ひとりの演技がしっかり付けられ、感情表現も練られていたのには驚くばかり。リセウよりいいんじゃなかったかと想像。
オーケストラは第1幕後半でフルートのピッチの狂いはあったものの、読響の高い演奏能力と技術が、飯守さんの重量感と集中力のある指揮に導かれて、今まで日本人の演奏するワーグナー・オペラの中、最高のものでありました。でも、随分飯守さんのワーグナーって「懐かしい」ものなのですねぇ。行きの新幹線で聴いていたクナの演奏と同質なものを感じました。

投稿: IANIS | 2012年9月17日 (月曜日) 22時22分

私は今日行ってきました。
片寄サンのパルジファルは、あらかわの時と比べて重みが増していて、なかなかのものでしたよ。
演出は、ダンスや聖金曜日の場面での映像みたいに余計なところも感じましたが、かなり満足のいくものでした。
特に回転セットを使った空間の使い方が実に巧妙だったと思いました。
特に印象的だったのは、広間で聖餐を待つのと全く別室でティトゥレルとアムフォルタスが葛藤する場面。
構図としても新鮮でしたし、今まであまり注目していなかったくだりなんですが、すごく胸に迫るものを感じました。

投稿: フィディ | 2012年9月17日 (月曜日) 22時42分

naopingさん

 パルシファルの話しでなくてごめんなさい。

「おやつにメルヘンの三元豚カツサンドを食べたのをすっかり忘れて、帰りに関山のちらし鮨を買って帰ってしまう私。貧血治療中なんだもの、体重なんかもうどうでもいい~。」

 お食事の他に三元豚カツサンドのおやつですか。更に関山のちらし鮨、ということで。貧血からの回復も近いに違いありません!

投稿: 安倍禮爾 | 2012年9月17日 (月曜日) 23時18分

>>IANISさん

同じ日だったのですね。
カヴァ=パリもちょっとそそられた(意外と好きなので)んですがスルーしてしまいました。

そう、同じキャストを2回観るのって(海外引っ越しオペラ以外)私はあまりないのですが、やはり沢山歌う主役二人は二回目はやや喉の疲れを感じました。でも素晴らしかったですけどね。小鉄さんは一日目は私がいつも聴いているクーベリック盤と遜色ないなとまで思いました。

私は初日は前から11番目だったんですが、そちらのほうがオケの音は綺麗でした。溶け合っていたというか。2回目のときはおっしゃる通りたまに木管のピッチが狂ってるなとか思うときもありました。近いと結構細部が聞こえてしまうのですね(以前行った二期会ワルキューレのときもそうでした)。

「なつかしい」は同感です。飯守さんの作る音って、子供の頃聴いてたバイロイトの録音と同じ音がするんですよ。

投稿: naoping | 2012年9月17日 (月曜日) 23時46分

>>フィディさん

別キャストのパルシファルも良かったようですね。

演出はなかなか考えられているな、と思いました。パルシファルの今まで見えてなかった所まで演出してるような気がしました。「表ではこんなことしてるけど、裏ではこんなことになってる」みたいな。だから回転舞台にしたのかな?とか思います。観終わったあとも色々と考えさせられました。

私はダンスは余計じゃなくて、あのシーンが一番好きですね(笑)。

投稿: naoping | 2012年9月17日 (月曜日) 23時48分

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