兵隊クマ・ヴォイテクの話
ロンドン五輪のために基本的に全チャンネル録画できる機械を買ったんだけど。(8日間経つと自動的に消えるしくみ)
オリンピック終ってからはほぼ「相棒」再放送を見るだけにとどまっており。何だか5万円も出した意味がないよなあ。
ということで、土日ヒマだったのでここ一週間録画してあった番組の面白そうなのを片っ端から見てたんだけど、結構全然ノーマークなもののほうが面白いのな。
一週間も前から楽しみにしてた「ほんこわ」がちっとも怖くなかったのに反して。(だって、一人暮の部屋真っ暗にして見てたのによ、全然恐くないのってどうよ。ステレオタイプ貞子ばっかり出てくるしさ~)
で、録画してあるのを色々見てたら、意外と夜中(でもないのか?)の旅番組は面白いっていうのに気がついた。「世界行ってみたらこんなトコだった」と「ロケみつ」って番組はとっても面白かったす。今まで見てなかったのが不思議。今度から見ようっと。
で、たまたま見た、「地球ドラマティック」とかいうEテレの番組は面白かったなあ。
第二次大戦時。ポーランドの軍隊がイランあたりに駐屯してた時に、現地の少年が食べもの欲しさに、親からはぐれた小熊ちゃんをポーランドの軍隊に売ったって話で。
その熊ちゃんは「ヴォイテク」と名付けられ、たちまちポーランドの軍隊になじんじゃって。一緒に遊んだり、軍隊が荷物を運ぶのを手伝ったり、一緒にビールやタバコを楽しんだり、そのうちほとんどポーランド兵士として、そして軍のマスコットキャラクター的存在になったんだけど。
第二次大戦が終わり、軍がスコットランドに移り。しばらくは付近の住民の人気ものになったけど、はて軍隊はずっとこうしてるわけにもいかないしどうしよう。で、「ポーランド本国が自由になるまで」エディンバラ動物園に引き取られることになった。
でも、実質的にずっとポーランドはロシアに支配されっぱなしだったので、ヴォイテクは21年の天寿を全うするまで結局はエディンバラの動物園にいた。彼を見に来た人の奏でるポーランドの音楽に踊りだしたり、ポーランド語には反応したりと、人気者ではあったが。
・・・という話なんだけど、結構熊って慣れると可愛いなあと。最終的には180センチ以上の巨漢になったようなんだけど、銅像になったり色々したみたい。英国でも結構有名らしい。
| 固定リンク
コメント
naopingさん、お久しぶりっす。
クマかわゆす♪
子グマの時から人間とずっと一緒にいると慣れるんですねー
こういう話、私も好きです。
ご存じと思うけど、トリフォノフのエジンバラ音楽祭での演奏、BBCラジオで聴けますぜ。なんかチャイコンガラ聴いたのってもう一年前か〜と思って懐かしくなりましたので…。
火の鳥…スゴい、ヘンタイ深化してます!
http://www.bbc.co.uk/programmes/b01m0p0b
投稿: よこよこ | 2012年8月24日 (金曜日) 23時39分
>>よこよこさま
お久しぶりでございます。
オリンピック終わってからほとんどクラシック音楽に触れることがないのですが(当然エディンバラ音楽祭って頭から抜けておりました)、お教え頂きありがとうございました。
さっそく聴いてみましたが得意のスクリャービン、相変わらず素晴らしいですね。火の鳥はどんな顔して弾いてるのか想像しながら聴いてしまいます。
投稿: naoping | 2012年8月26日 (日曜日) 11時51分