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2012年6月30日 (土曜日)

プッチーニ/歌劇「蝶々夫人」みなとみらいホール

Pap_0031_2プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」 (全曲・イタリア語上演・字幕付)

蝶々さん/山崎美奈
ピンカートン/カルロ・バリチェッリ
シャープレス/堀内康雄  
スズキ/相田麻純
ゴロー/晴雅彦
ヤマドリ/大山大輔
ボンゾー/清水那由太
神官/近藤圭
ケイト/鷲尾麻衣
指揮/沼尻竜典
管弦楽/桐朋学園オーケストラ
合唱/新国立劇場合唱団

(みなとみらい大ホール  ↑写真は違う

チョーチョーさんをナマで観聴きするのは3度目。1回目はロンドンのロイヤル・オペラで。2回目はオール日本人キャスト&佐藤しのぶで。1回目は無論オール外人なので日本人からすれば失笑ものだったけど、2回目は全くの正攻法演出で(しかも人気絶頂期の佐藤さんだったし)、かなり高い水準だったんじゃないかなと思う。とても綺麗な舞台だったのを覚えている。

・・・・で、本日は?

前売を買わず、当日券で聴いてきた。結構最近コンサート関係行き過ぎな感じがしたので(しかも友人ともよく遊ぶし)、ちょっとだけ節約(ネットを利用した前売りで買うと手数料がかかる)。

一等席だと6000円もするので二等で。三等だと三階席の後ろのほうで聴こえない恐れがある。4500円でオペラ。いいじゃない?てことで二階席の右側の席。まあ、少しだけ左側が欠けるけど演奏会形式だからいいや。この手の楽曲にありがちのずらりと並ぶゴングがよく見えた。

開演前にここの館長さんである池辺晋一郎さんがひょっこり二階席から出てきて挨拶。オヤジギャクは健在。客席から「照明が眩しすぎるぞ~~~」というヤジが飛び気の毒。池辺さんのせいじゃないんじゃね?

今回は演奏会形式で舞台にオケが乗り、その後ろに狭い舞台がしつらえてあるスタイル。その後ろにスクリーンのような舞台効果を上げるセットがあり。なかなか綺麗。

全然知らない歌手ばっかりかと思いこんでたら。チョーチョーさん役の歌手、どうも見覚えが。ああ、そうか。

過去記事:マスカーニ/イリス in 芸術劇場

イリスを歌ってたミナ・タスカ・ヤマザキさんが山崎美奈さんだっていうのに気付くの遅かった。なんだあ。開演前は期待し過ぎちゃったし。あんまり・・・印象なかったものでイリス。

ということでやや私は低いテンション。しかもピンカートンの歌手の人、名前からてっきりイタリア人かと思ったらオーストラリア人。アレレ、声量ないなあ。ゴロー役の人のほうがうまくね?みたいな。

しかもまあ、第2幕で歌われるあの世界一有名なアリア「ある晴れた日に」もちっとも泣けなくて。

「蝶々夫人でちっとも泣けないで、感動もしないで帰宅するかもしれない・・・」という危機感を持ってしまったのだが。

わりと結構今回のプロジェクトは後半戦に(だけ?)クライマックスを持ってくる計画だったようで(って思ったのはあたしだけ?)。

チョーチョーさんの子供が出てくるとこ(勿論演奏会形式のため実際は出てこない)から突然キて、オケも盛大に盛り上がり、ミナ・タスカ・ヤマザキさんも「さすがは欧米でチョーチョーさんを名刺代わりにしている歌手ね」って思える歌唱をおっぱじめた。

ということで、このあとは沼尻さんの指揮ということで予想通りの(大盛り上がりの)展開で港に船が到着したあとも結構泣けたし(涙は出なかったが鼻水が止まらない)、そのあと登場したピンカートンもテノーラルな魅力満載で、最初っからこうならいいのにとか思った。

最後はとってもブラボーの嵐で、さすがプッチーニは裏切らないなあと思った。

その他、気がついた点。

・主役二人の他の人は最初からみんなよかった。

・合唱団がめっぽううまかった。新国だから当然か。

・オケかなり頑張ってた。

・ゴロー役の人は遠目に見て林家たい平さんに似ていた。謎のニワトリ風の赤いとさか。歌はとてもうまかった。

・ボンゾー役の人はプロレスの悪役風(長州力とか)。

・ヤマドリ役はピンカートンよりかっこよかった。あたしだったら間違いなく再婚するのになあ。声もよくてドン・ジョバンニとかぴったりだろう。

・第一幕の終わりにミラーボールが登場し、きらきらと美しかった。何か昔のクラブとかみたいで懐かしい気がした。ミラーボールの日本シェアナンバー1の会社をこないだテレビでみたなあそういえば(たぶん「がっちりマンデー」)。

・今日に限ったことじゃないが、最後のほうでスズキとケイトがお話するところはいったい何語でしゃべったんだろうと思った。英語・・・??

・ロビーで蝶々夫人Tシャツとやらを売ってたんだが、誰が買うんだろう・・・と思ったら買ってる人を見かけた。もしかして知ってる人かも?って思った。

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みなとみらいホールで9月にやる予定の「避難訓練コンサート」に行きたいんだけど、普通の日の昼間なので有給とらないと行けない。無料だけど、そこまでして行く価値あるのだろうかという疑問もあり。しかし「イギ民」聴きたいし避難訓練もしてみたい。

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2012年6月27日 (水曜日)

もっとキュンキュンを!

きのう。
会社の近くでアジア料理屋ができているのをみつけたので、社長秘書の女の子(絶賛婚活中)と早速帰りに飲みに行った。まあ・・・味はそこそこっつーかまあまあであったが。

まあ独身女性二人が集まればもうコイバナしかないのであり。

彼女はコンカツ中であるから必死に出会いを求めているのだが、なんというかキュンキュン不足なことを非常に嘆いており。

酔っぱらって、
「キュンキュンしたい~~~~!」と叫んでいた。
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キュンキュンとは、主に少女の恋愛において、胸の中心部に息苦しい感覚を覚えるなど精神状態が通常と異なった状態に陥っていることをあらわす擬態語。 (ウィキペディアより)
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そうかあ。でも、それってちょっと難しい。日常生活ではそんなにキュンキュンは、滅多には起こらないのである。

私の思うキュンキュンについて(冷静に述べる)。

・キュンキュンとは、それを待ち望んだ状態では起こることではない。全く何も心構えがなくて急にやってくるからキュンキュンするのである。キュンキュンしたい!!とか四六時中考えてはだめだ。キュンキュンが弱まってしまう。

・意外な人選で、意外な時と場所でキュンキュンはくる。

・キュンキュンは秘密の中でしか起こらない。公衆の面前で起こるキュンキュンは真のキュンキュンではない。(AKBは皆の前ではニコヤカに握手はしてくれるが、終ったあとで楽屋で必死に手を洗っているのである。)

・友人や知人にキュンキュン話をされてキュンキュンしたりは決してしない。頭にくるだけである。友人の話をそういう聞いてキュンキュンする人は、自分も密かにキュンキュン要素をかかえているか、とっくにあきらめた人である。

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・・・などと色々ここでうんちくを述べてはみたものの、どうしたら本当にキュンキュンするかというのは、人によって違うかもしれないし、何と言うか、宝くじにあたるようなものかもしれない。身がまえていてはいけないという他はよくわからない。(そーうえば、ちょっと前に肋骨にヒビが入ったがその時の痛みとキュンキュンは結構似ている。誰も理解しないかもしれんが)

結局いったいどうすればいいものか。秘書の女の子には「キュンキュンは道ばたに落ちているものだ」とかわけのわからないことを言って逃げた。

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2012年6月25日 (月曜日)

映画「ミッドナイト・イン・パリ」

公式サイト
http://www.midnightinparis.jp/

観てもいないオペラの感想を求められるという(どこにも、行ったって書いてないのに)稀有な体験をしたあたしだが、昨日は友人に誘われて映画を観ていました。あまり映画最近観てなかったんだけど・・・これはおすすめですね。肩こらなくて楽しい。ちょっと格が違うけど「ナイト・ミュージアム2」の大好きなあたしはピタっとはまった。

ウッディ・アレン 監督
ギル・ペンダー: オーウェン・ウィルソン
イネス: レイチェル・マクアダムス
ジョン: カート・フラー
ヘレン: ミミ・ケネディ
ポール・ベイツ: マイケル・シーン
キャロル・ベイツ: ニーナ・アリアンダ
美術館の案内人: カーラ・ブルーニ

・ネタバレになってしまうから、細かいことは述べないけど、現代のアメリカ人の脚本家が、パリ旅行中にひょんなことから憧れの1920年代のパリにタイムスリップするって話である。

・まあ、設定は思いっきり破天荒だし「いやあ、もしタイムスリップしたとしてもこんなに都合よく有名人ばっかり会えるものか?」とか思ってしまう。まあ映画だからいいかあ。

・それと・・・わりと教養を求められる作品である。ここのブログにおいでになるような方々は音楽だけでなく美術にも造詣が深い方が多いと思うので大丈夫。1920~30年代好きの私としては、出てくる人は殆どファーストネームや外見でわかった。ジョゼフィン・ベイカーとかさー。

・「戦場のピアニスト」でお馴染みのエイドリアン・ブロディがダリ役で出てて面白かった。ピカソ役の人も似ていた。

・主人公はさらにタイムスリップしてロートレックのいる「ムーランルージュ」へ。カンカン踊りとか観れて楽しかった。ああ、あたしあの時代もすきだなあ。

・サルコジの奥さんのカーラ・ブルーニが綺麗だった・・・つか、女優さんみんなうっとりするほど綺麗。やっぱりロマンティック・ラブストーリーはきれいなねいちゃん出てないとだめだ。いくら金をかけても3Dでも、青緑色のしっぽの生えたおねいちゃんがヒロインでは、感情移入できないよねえ。

・いつの時代の人も、「昔は良かった」って懐かしがる・・・というのがこの映画の主題。1920年代が黄金時代と思う主人公、1920年代に住むモデルのおねいちゃんはロートレックの頃のパリに憧れ、ロートレックの時代の画家たちはミケランジェロの時代に憧れ・・・というふうな。

・友人と二人で映画を見た後、それぞれの感想を語り合った。自分たちはどこの時代にタイムスリップしてみたい?みたいな。私は勿論マーラーやクリムトのいる時代(1900年くらい?)のウィーンだな。あと、戦後再開時(1950年代?)のバイロイト。

・パリの町並みを映画で眺めてうっとりしたあと、外に出ると渋谷の(キタナイ)町並み。ドンキホーテとか・・・うんざりだわ。

・そーいえば・・・映画館に向かう時にエレベーター乗ろうとしたら、杖をついた奥さん?を連れた男の人に 「俺たちは足が悪いんだ~!!、てめえら降りやがれ~~~!!」と凄い剣幕で怒鳴られてしぶしぶ知らない女性と二人で譲りました。まあ、譲るのは全然構わないんだけど、そんな不愉快な気持ちになるほど怒鳴られてとても悲しい気持ちになりました。もっと優しく言ってほしいわ、そもそも譲る気持ちはあるんだから。
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会社のメガネ男子が珍しくみんなに土産を買ってきた(地方に競馬に行ったらしい)。「メロンの恋心」というお菓子だった。あたしだったら絶対こんな恥ずかしい名前の土産は買わない。

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2012年6月24日 (日曜日)

気になるコンサート等

コンサートチラシ等で気になるものをメモ的に。順不同。

<アマオケ>

オーケストラ・エクセルシス 9月16日
http://excelsis.sub.jp/

珍曲専門?オケ。前回はポーランド音楽だったが、今回は英国音楽特集らしい。パリー、ハーティは(あたしには)お馴染だけど、フォーサイスって誰。気になる。私のお気に入りの「雁の群れとともに」(ワイルドギースとともに)が演奏されるのでぜひ行かないと。  ・・・アレ?券がない。

オーケストラ・セレーナ 8月26日
http://o-serena.jp/

前回行かせてもらったが、ここはチラシを持っていけばタダである。・・・ということに騙されてはいけない。指揮者が元新日本フィルのコントラバス奏者の方ということで、ここは歴史は浅いが上手。今回はプログラムには惹かれないが(ブラとモツとドボ)、杉並公会堂ということで時間があったらぜひ。

ブルーメン・フィル 7月7日
http://homepage3.nifty.com/blumen/

ちょっと今回は残念ながらパス・・・。 しかしツェムリンスキーの交響曲第2番は逃すの惜しい(うー)。ここもうまいし指揮者も好き。あたしお気に入りのオケ。

オーケストラ・ナデージダ 9月2日
http://www.ac.auone-net.jp/~nadezhda/

こちらは行ったことないが、北欧とロシアもの専門のようだ。アルヴェーンの2番をするらしいので気になる。さくらホールは、なかなかいいホール。

<オペラ>

蝶々夫人 みなとみらいホール 6月30日
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2012/06/post-113.php

沼尻さんの指揮ということだし、値段も安い。券が残ってたら行きたいなあ。


ピーター・グライムズ 新国立劇場
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000608_opera.html

新国立の公演はブログに感想を書くと(書かなくても?)「はじめまして。私のブログの感想も読んで何か書きこんでください」って方が何度も来られるのであんまり・・・なんだけど、ブリテンならその心配はないかなと。しかし地味なオペラだ。

(まあ・・・グチっぽくなるけど、経済的にオペラはどうしても行けない時ってあるじゃないですか。私がやむを得ず大枚払って新国に行くのは、本当にどうしても行かなきゃならんあまりやらない演目の時だけなんだよね。一生懸命お金をねん出して行くわけよ。薄給一人暮らしだからさあ・・・読者の皆様、そのヘンは察してね。なんでもかんでも行けるわけじゃないのよ。)

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2012年6月23日 (土曜日)

ル スコアール管弦楽団第32回演奏会

ワーグナー/「さまよえるオランダ人」序曲
R.シュトラウス/交響詩「死と変容」
エルガー/交響曲第一番

高橋 勇太 指揮
ル スコアール管弦楽団

(すみだトリフォニーホール 大ホール)

本日はルスコ。入場ハガキを毎回頂くからもう行くのは確か4回目にもなるが、申し訳ないがいっつもいっつも行ってるわけではない。今回は大好きな(そしてあんまりやらない)エルガーの交響曲第1番だから。2番だったら行かないと思う(よくわからないので)。

「さまよえるオランダ人」は先々週全曲を同じホールで聴いたばっかり。あの時のデンジャラスでジェットコースター的な演奏(←よい意味で)に比べたら・・・普通に演奏会的演奏。

「死と変容」はナマで初めて聴いた気がする。この曲はなんというか・・・聴いててとても悲しくなり、涙が出てくる。子供の時から何かこの曲は(好きなのだが)コワイ。静かな部分から急に「ドン!」と一発くるときに、よそのおじいさんがびくっとして一瞬椅子から飛び上がったのが面白かった。

休み時間にチラシを眺めていたら、知人に遭った(こんにちは!)。飯守さんが新国立のオペラ部門の芸術監督に就任されることを聞いて、ちょっとびっくりしたけどもしかして飯守さんが新国でワーグナー振るんか~とちょっと夢見心地になった。知人は私がアマオケにまで出没しているのを非常に意外に思ったらしく驚いてた。いやいや、アマオケ好きなんですよ私。

メインのエルガー。この曲が大好きだ。ナマで聴けるだけでありがたい。非常に典雅ないい曲だ。日本で人気ない?のが悲しくなる。イギリスの高貴な部分を表していると思う。演奏中はとても幸せな気持ちになった。いつも思う、何故ルスコさんの演奏会は高齢者が多いのだろう。じじばばも非常に感銘を受けたようで、終ったとたんに「うおう・・・」みたいな感嘆の声が上がって驚いた。もちろんブラボーも多く聞けたけど。墨田区のの高年齢年金受給者は音楽的にとても潤ってるな、と感じる。羨ましい。

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帰りにいつも夕飯の買い物をするのだが、すみとり近辺の野菜の安さにはいつもびっくりする。「業務用スーパー」もかなり凄いけど、もっとすごいのはその隣の謎のアジア系商店である。タイ人?のレジのおじさんの流長な日本語に萌える。その安さ(と品質の良さ)は近隣の飲食店の店員らしき人が買い付けに来るほど。キャベツの大玉が一個100円だった(うちの近所だったら200円はしそう)ので、トマトとともに購入。ずっしり重いキャベツとトマトを持って半蔵門線に乗り、大手町駅を闊歩する土曜日。腕がしびれてフルフルする。

最近会社の倉庫でハムが大量に余ってしまい(某スーパーの注文間違い)、一人暮らしなのにワンケース買うハメに。毎日毎日ハムサラダかサンドイッチな生活。来月健康診断なのに血圧上がりそうだ(ハムの塩分は結構高い)。

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おうちで新国立劇場のサイトに行ったら、ピーター・グライムズの券をまだ取ってないことにはたと気付く。でも・・・人気ねえのピーター。名歌手キャサリン・ウィン=ロジャースも出るのに。余裕で買えたぜ。

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2012年6月17日 (日曜日)

ブチョーとの飲み会は何故こんなにつまらないのか。

一昨日。
わたくしの天敵である(向こうはそう思ってない。飲みに誘うくらいだから好意は持っていると思われる)会社のブチョーとの飲み会であった。二人きりではないのだが、かなり・・・キツイ。

メンバーはブチョーとわたくし、そしてこのブログにちょくちょく登場する正面の席のイケてない男の3人である。(注・・・イケてない男は外見がどうというより、行動が少し異常なのでイケてない。会話してて顔が近かったりとか。決して悪い人ではないのだが、仕事ができない。)

前にこのメンバーで飲みに行ったのは(ブログで調べたら)昨年の7月29日だったようである。二次会でちうごくのおねいちゃんたちのいる店に連れて行かれた(記念すべき)日である。女としてはなかなかできる経験ではないけれど、もう二度と行きたくない。なので今回は「一次会で帰ります」と、社内メールで言っておいた。

それでも。
前回と違うのは、現在は社内では比較的イケている男子と恒常的に飲みに行ったりしているので、気分的に楽な事だ。あたし的にはスペックの高い飲み友達が社内に2~3人いるというのは(何故かわからんけど)まだ気が楽。

「ああ、こんな人(ブチョー)にしか誘われない私、女として終っている。死んでしまいたい」とか思ったりしなくて済む。

あ、そんなにイヤなら断ったらいいじゃないか、と思われるかもしれないが、同じ島にいるのでそうもいかない。それにしても、今回は油断していた。仕事中に何故か珍しくブチョーに愛想よくしてしまったので、隙を見て誘われてしまったのである。

まあ、一年に一回ならいいじゃないか(棒読み)。

で。
この飲み会の何がそんなにキツイのか。

①まず、ブチョーが外見的に相当イケてない。(だらしない?)
私がメンクイとかそういう問題ではない。 私自身もたいしたことないけど。

②そしてブチョーの話題がキツイ。
家の法事の話、親戚のオバサンの話、高齢の母親の話、介護の話、など。人生において避けてはいけない話ばかりなのだが・・・飲みに行ってこれはないだろう。かなりお喋りで明るいキャラな人なので、話題には事欠かないんだけどいくら面白おかしく話されても、内容がこれでは。一緒にいて生きる希望がなくなってくる。だんだん落ち込んでくる。

③もう一人のイケてない男も、相当イケてない。
確か31歳くらいなのに、ちっとも若さがない。おっさんくさいというよりは何だか青春を謳歌してない感がアリ。会社では毎日ケイリの男子とつるんでお弁当を買いに行く。そして、就業時間後は社外で待ち合わせして一緒に帰り、ご飯を食べるらしい(そしてそんな事を楽しそうに話す)。そんな男のどこに魅力を感じていいのかわからん。男同士の付き合い以外に趣味はないのか。

④一番徹底的にキツイのは、私自身、全くこの二人に興味が持てないことである。普通楽しいはずの独身男性との飲みなのに、終始マイナーな気持ちにさせられるという稀有な飲み会である。完全にブチョーのおごりなのがまだ救われるが。

・・・とまあ、自分の気持ちを整理させるためにここにつらつらと愚痴のように書きならべてみたが、とどのつまり、この人らの誘いにはなるべくのらないこと、そして何よりも誘われる隙を見せないこと、それしかないのかなと思う。

ちなみに、飲み会の話題の中で「じょじょえん」(行ったことないので行ってみたいな的な)に色気を出してしまったばっかりに次回誘われそうになったのだが、こいつらと同じ焼き肉をつっつく気は起こらず、「じょじょえんに行くという夢は、私の中で夢として残しておきたい」などというわけのわからない言い訳で断った。やっぱり、一般的に焼き肉は親しい友人とか親しい殿方と行きたいものである。

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2012年6月10日 (日曜日)

飯守さんの「さまよえるオランダ人」

Pap_0028_3R. ワーグナー/「さまよえるオランダ人」(全曲・演奏会形式)
ダーラント:小鉄和広
ゼンタ:並河寿美
エリック:片寄純也
マリー:小川明子
舵手:高野二郎
オランダ人:大沼徹

指揮:飯守泰次郎
東京アカデミッシェカペレ

すみだトリフォニーホール(大ホール)

過去記事:マイスタージンガー第3幕
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いやあ、行ってきた。飯守さんのオランダ人。
意外や意外、飯守さんが日本でオランダ人振るの初めてなんだそうな。外国では振ってるらしいが。貴重だな。

今回は、このブログを見て下さった関係者の方のご配慮によりこの貧乏人のわたくしが友人(ワーグナーほぼ初心者)をもひきつれてワーグナーのオペラに行くという極めて珍しいパターンになりました。奇跡です、アマオケとは言え、演奏会形式とは言え。本当にありがとうございました。

で。

会場に入るなり、立て看板を見て友人が「ひゃ~」と驚いた。「ええ??今日は休憩時間なしだって??どういうこと??おトイレいつ行くの??」と。
あたしだって驚いた。そうだ全一幕形式もありだってことをすっかり忘れてた。すくなくともバイロイトではそうやって演奏してた気がする。実際あたしが過去に実演で見たのって・・・正直言ってトンでもなく前なので記憶にない。でも休憩あった気がする。

大丈夫かなあ(友人が)。

確かに休憩なしのほうが、この曲のある種の不気味さ、オランダ人が永遠にさまよい続ける悲しさみたいなのは表現できると思う(とあたしは思っている)。休憩時間を入れるとせっかくの緊張感がまた元に戻ってしまうだろう。

でも。今日はアマオケさんなんだよね。アマオケさんが最後まで休憩なしで2時間30分もかかる曲を。大丈夫かな。疲れないかな。ダレたりしないかな。

しかも対訳ないから友人はついていけなくなったりしないかな、というのも心配だった。でもまあもうあとには引けない。

さて。前置きが長くなったがこのアカデミッシェカペレさんの演奏会に行かせて頂くのは二度目である。前も飯守さんの指揮でワーグナーだった。マイスタージンガーの第3幕全曲ってハードなものだったが、正直・・・ブログにははっきり書いてないけど(前の出演者の方ごめんなさい)、まあアマチュアだからなあっていうちょっと点数を甘くしていた部分もあった。

だもんで、正直本日もそれーーーほど多大な期待はしてなかったのでした(ごめんなさい)。

しかし。

最初の序曲から違ってた。何この緊張感。気合いが違う。やっぱりこの序曲は演奏し慣れているのかな。

・・・って思ってたけど、本編が始まってもこの緊張感はずっと続いていて・・・多分全曲終るまでずっと続いていたんだと思う。そりゃ多少、ソロ楽器の音がやっぱりプロとは違うなあと思うこともたまーにあったりしたんだけど、ホントにそれは1~2回のことで、あとは全く気にせずただただ飯守さんのワーグナー・サウンドにのめり込むだけであった。男声合唱の人々も船乗りらしく力強い。女声合唱も優美。

凄いわあ。何か別の団体になったのかと思うくらいでしたわ。トンでもない緊張感と集中力で突き進み、まるで大海を進む船のようであった。幽霊船のシーンでは船、見えたもん。

飯守さんの指揮も冴えに冴えていて(彼には老化というものはないのだろうか)、何一つ疑問に思うテンポはなく・・・まあ褒めすぎかもしれないけどあたし昔のバイロイトにきたのかと思うくらいだった(昔って・・・いつだよ)。演奏会形式ということで余計な演出とか演技とかがない分、演奏に集中できたのかもしれない。

で、このヘンで歌手の方々。どうも今度のパルシファルの歌手を選ぶときに一緒に選んだという情報もあり、本当に素晴らしい人々であった。どなたもよかった。

とくにゼンタ役の並河さん。本当に素晴らしい声でびっくりした。こんなに素晴らしいゼンタ、そうそう聴けるものではない。バイロイトの録音のアニア・シリアがあたしはダメなんだけど、並河さんの声ってどっちかっつーとやや線の細いヴァルナイ・・・褒めすぎ?・・・みたいな感じで大変私好みだった。高い声もよく出ていて気持ち良かった。

小鉄さんのダーラントは言うまでもなく素晴らしい。当たり前でしょ。

大沼さんのオランダ人は、もうオランダ人にしか見えない。かっこいい。声も素晴らしいだけでなく、若さがあるのがよかった。こんなかっこいいオランダ人だったら娘を勝手にヨメにやっても許すよダーラント。

舵手役の高野さんはとてもリリックな美しい声で、最初から舞台が引き締まった。合唱団は歌ばかりであまり演技まで気が回らない(いや、演奏会形式だからいいんですけどね)ところ、一人で(歌ってないときも)ちゃんと演技をしていたのがプロだなあと感心した。

・・・とまあ、全体的に超ほめちぎってしまったけれど、本当に2時間半があっというまに過ぎ、楽しい幸せな時間でした。いい演奏会をありがとうございました。友人も退屈もせず「あっというまに終った」とびっくりしていたので、私もびっくりしました。

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2012年6月 9日 (土曜日)

マーラー 交響曲第4番 デイヴィッド・ジンマン/トーンハレ管弦楽団

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マーラー:交響曲第4番ト長調

リューバ・オルゴナソヴァ(ソプラノ)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
デイヴィッド・ジンマン(指揮)

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ジンマンのマーラー・シリーズ。
「次は3番じゃないのか?」と思われるかもしれないのだが、最近疲れているのでちょっと3番は長い。重い。明日一応ワーグナーのオペラをまるまる一曲聴きに行く予定だし。雨だし、今日は一日ゆっくり休みたい。それにしても遊び過ぎだ最近。

3番は大好きな曲なのでそのうち書くかなと思う。

Giovanni_segantini_la_vanita_18974番のジャケットは、ジョバンニ・セガンティーニの「うぬぼれ(虚栄)」という絵である。え・・・そんな題名だったのか。セガンティーニはイタリアの画家だけど、真昼間のアルプスの山頂にいる羊飼いの女の子みたいな絵で有名だから今回このジャケットシリーズになったのかな(スイス的な意味で)?と思う。この曲だったらアルプス山頂の女の子の絵がよかったのになと少し思ったり。

この4番は昔は「大いなる喜びへの讃歌」という名前がついてたような気がするが、いずこへ。とかくマーラーの交響曲の中では幼稚な?、精神性が希薄(←この言い方はあってるのか)なイメージでとらえられがちで、私も滅多に聴くことがない。でも、改めて聴いてみて他の長い交響曲と比べると、「ちょっぴりマーラー風味」の普通の交響曲を聴いている感じで、ちょっとこのところ心の角度が下がり気味なのが少し癒される感じ。

そもそもスッキリ風味なこの曲が、ジンマンのスッキリ風味な指揮によって余計スッキリしてしまった。いい意味で。クドイ、濃いマーラーにうんざりしている方にはオススメかも・・・といってもそもそもクドイ音楽が嫌いだったらマーラーなんか聴かへんやろ、と突っ込みを入れてみる。まあこんな4番でも、指揮者によってはいくらでもいやらしく、クドクはできると思うんだけど。

終楽章、オルゴナソヴァ。どんな蕎麦やねん。このところたまーに聞く名前である。表情豊かに歌ってはいるが声の質は普通。どうも最近惹きつけられるような歌唱の外人の歌手がいないなあ(死人・引退者は除く)。どうしてなんだろう。このところ生で聴いて「いいなあ、素敵な声だなあ」って思う歌手、大体日本人。それって日本人の歌手の実力が上がってるってことかなあ。ただ、自分が日本人だからなんだろうか。

こないだのサッカーだって、香川の華麗な足さばきを見て、「ドイツの選手なんかと比べちゃうと日本の選手はやっぱりまだまだだなあ・・・」って今まで思ってた気持ちがあんまりなくなっちゃったもん。日本からもヨーロッパの人と肩を並べるくらいの選手が出てるってことだよね・・・って今日の夜中にドイツ対ポルトガルの試合をするようだけど、それを見てからまた考えが変わるかもだけど。

相変わらず録音は良好。

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2012年6月 4日 (月曜日)

W杯最終予選 日本VSオマーン 埼玉スタジアム2002

Kc460004_2いよいよ待ちに待ったW杯予選。友人が注文してたのが何だか当たったらしく(当たったって言ってもタダじゃないんだけど)、私も行けることになった。
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何日か前から雨天が決定的だったのに、全く降らず。恐ろしくいい天気。強力な晴れ男・晴れ女がいたか、よっぽど私の日ごろの行いが良かったに違いない。
とにかく、空はサムライ・ブルーだ。しかしあたしは色白なので日焼けが心配だ。
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この券、偽物じゃないかしら・・・と最後まで友人は心配していたが、そんなことあるわけないだろう。

前日に用意しておいたフェイスペインティングのシールを顔にペタペタ。応援Tシャツも着たし、準備は万全だ。

Kc460011応援団は盛り上がってるなあ。
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Kc460006私の席から見えるのはこんな感じ。
レッズ戦の時だってこんないい席なかったもんね。.

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Kc460012
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試合前に練習する日本選手たち。

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試合が始まる。
楽しみにしていた国歌は歌手が出てくるわけではなく(残念)、みんなで歌った。何だか色々と期待してたんだけどな、友達と。

平井堅とか、ゆずとか、ミスチルとか・・・(期待しすぎ)。
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Kc460013.

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試合はご存じのとおり、3-0で日本の圧勝。とにかく日本選手が出てくるたびにきゃーきゃー言い、点が入るたびに飛びあがって大喜びするし・・・とにかくテンションが高くなりすぎて自分で心配になった(血管切れたりしないかと)。こんなに騒いだり叫んだりしたの、震災以来だ。

守護神川島は暇そうだった。キーパーが暇なのっていいこと。

←写真は月がきれいだったから撮ってみたんだけど、あんまりきれいに映らなかった。
それより、埼玉スタジアムから空を見ると、何だかとっても見慣れた光景に映るんだけど、何だろう・・・と思ったら。バイロイト祝祭劇場の「神秘の奈落」みたいだなあ・・・何てね。行ったことないからわかりませんけど。

帰りはすごく駅が混んでしまい、なかなか電車に乗れず。家に着いたのは11時半だった。楽しかったけど、やっぱり国民的な催しというものは、参加するのにかなりの覚悟が必要だってことがわかった。
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あとは・・・テレビでしか見たことのない有名な選手が、肉眼でわかるくらいの距離で見られたことがとってもうれしく、信じられなかった。とくに香川が、そっぽ向きながら視線とは別の方向にボールを蹴ったりするのがとってもカッコ良かった。

Kc460014

書き忘れてたけど、スタジアムに行く途中の屋台の鶏のから揚げ屋さんがまたあった(以前、レッズ戦の時にも食べた)ので、2パックも買ってしまった。スタジアムでも食べ、帰ってからと翌日も食べた。ニンニクが利いていて美味しかった。

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2012年6月 2日 (土曜日)

チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 神尾真由子

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チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 作品63

神尾真由子(ヴァイオリン)
ハレ管弦楽団
トーマス・ザンデルリング(指揮)

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実のところ、あんまりチャイコフスキーの協奏曲が好きでない(ピアノもヴァイオリンも)。出来るなら、もっと別の曲が聴きたいと思う、コンチェルト好きとしては。

でもまあ、何だかウチにあるので聴く。(ということで演奏についての感想は・・・あんまりありません)

神尾さんの演奏は一度もナマで聴いたことがない。私がコンクール・ウォッチャーとなる前のチャイコフスキーコンクールで優勝したのを知ってるくらい。そして日本でクルティシェフと組んでコンサートをやってるのを知ってて、クルティシェフ目当てに聴きに行こうかなと思ったくらい。

私が初めて観戦したこないだのチャイコフスキーコンクールでは、ヴァイオリン部門が非常にしょぼかった(つまみ食い程度にしか聴いてないが)。こんなレベルかよ、と思うくらい。「いいな~この人うまいな~いい音するし」と唯一思った熊・・・じゃなくてアンドレイ・バラーノフさんはファイナルまで残れなかった。しかしこないだのエリザベート国際では優勝した。ざまーみろ、あたしの耳はたまには確かなんだよ、と思った・・・たまには(笑)。

エリザベートのファイナルの映像が見れるサイト(結構重いです)
http://www.cmireb.be/cgi?usr=uz5a6yhcb8&lg=en&pag=1648&rec=0&frm=0&par=aybabtu

しかも、バラーノフの使っている楽器はココイチ(カレー屋の)の創業者の宗次徳二さんが貸与しているものなんだそうな。東京者なので全く知らなかったのだが、名古屋のコンサートホール「宗次ホール」の理事長らしい。

カレーで儲かったお金をそういう所につぎ込んでくれるのはとっても有難いな、カレー好きクラヲタとしては。でも別にヴァイオリンの横に「ココイチ」って書いてあるわけじゃないからね。ココイチ食べたことないんだが・・・アレレ?

バラーノフは、コンクールの定番曲?のショスタコーヴィチの第一コンチェルトを弾いていた。ヴィデオで見聞きしたけどやっぱり素晴らしかった。この曲の第3楽章は深い精神性を感じられる。こないだのヴィエニアフスキ・コンクールで聴いた時は小林美恵さんがこの曲弾いていて、何だか震災で亡くなった方への追悼とか祈りみたいに感じられて(←全く関係ないのだが)凄く感動したけど・・・バラーノフのはまた全然違う。

・・・というわけで、全然関係ない話ばっかりでいつも申し訳ない。神尾さんの演奏は女性ヴァイオリニストにわりとありがちのウェットで情念の溢れるもの、という感覚。でもそういう演奏のほうが何か私の求めていることが多いなあと。個人的にはプロコフィエフのほうが曲は面白いです。

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一昨日、初めて会社の隣席の男の子と二人で飲みに行った。お店で「横並びの席しかありませんけどいいですか?」と、現場に着くまでに3回くらい聞かれた、同じ店員に。何か問題でもあるんだろうか、会社では年がら年中横並びの席なのに。

謎だったのは、彼はチバ県(上のほう)の人なのに、何故か私と同じ銀座線渋谷方面に乗り都心を迂回して定期券で帰ったことだ。これじゃわざわざ上野で飲んだ意味がない。上野駅からJRで帰ればずっと早く家に帰れるのに、3倍近く時間がかかったろう。そんなに電車代が惜しいのか。

ところで・・・最近合併によって知り合った会社の男性たちは競馬好きが多く、飲みに行っても馬刺しが食べられないのが不満。いいじゃないか食べたって(怒)。今回は一人で食べたけど、あんまり美味しくなかった。先生、美味しい馬刺しが食べたいです。

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