ル スコアール管弦楽団第32回演奏会
ワーグナー/「さまよえるオランダ人」序曲
R.シュトラウス/交響詩「死と変容」
エルガー/交響曲第一番
高橋 勇太 指揮
ル スコアール管弦楽団
(すみだトリフォニーホール 大ホール)
本日はルスコ。入場ハガキを毎回頂くからもう行くのは確か4回目にもなるが、申し訳ないがいっつもいっつも行ってるわけではない。今回は大好きな(そしてあんまりやらない)エルガーの交響曲第1番だから。2番だったら行かないと思う(よくわからないので)。
「さまよえるオランダ人」は先々週全曲を同じホールで聴いたばっかり。あの時のデンジャラスでジェットコースター的な演奏(←よい意味で)に比べたら・・・普通に演奏会的演奏。
「死と変容」はナマで初めて聴いた気がする。この曲はなんというか・・・聴いててとても悲しくなり、涙が出てくる。子供の時から何かこの曲は(好きなのだが)コワイ。静かな部分から急に「ドン!」と一発くるときに、よそのおじいさんがびくっとして一瞬椅子から飛び上がったのが面白かった。
休み時間にチラシを眺めていたら、知人に遭った(こんにちは!)。飯守さんが新国立のオペラ部門の芸術監督に就任されることを聞いて、ちょっとびっくりしたけどもしかして飯守さんが新国でワーグナー振るんか~とちょっと夢見心地になった。知人は私がアマオケにまで出没しているのを非常に意外に思ったらしく驚いてた。いやいや、アマオケ好きなんですよ私。
メインのエルガー。この曲が大好きだ。ナマで聴けるだけでありがたい。非常に典雅ないい曲だ。日本で人気ない?のが悲しくなる。イギリスの高貴な部分を表していると思う。演奏中はとても幸せな気持ちになった。いつも思う、何故ルスコさんの演奏会は高齢者が多いのだろう。じじばばも非常に感銘を受けたようで、終ったとたんに「うおう・・・」みたいな感嘆の声が上がって驚いた。もちろんブラボーも多く聞けたけど。墨田区のの高年齢年金受給者は音楽的にとても潤ってるな、と感じる。羨ましい。
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帰りにいつも夕飯の買い物をするのだが、すみとり近辺の野菜の安さにはいつもびっくりする。「業務用スーパー」もかなり凄いけど、もっとすごいのはその隣の謎のアジア系商店である。タイ人?のレジのおじさんの流長な日本語に萌える。その安さ(と品質の良さ)は近隣の飲食店の店員らしき人が買い付けに来るほど。キャベツの大玉が一個100円だった(うちの近所だったら200円はしそう)ので、トマトとともに購入。ずっしり重いキャベツとトマトを持って半蔵門線に乗り、大手町駅を闊歩する土曜日。腕がしびれてフルフルする。
最近会社の倉庫でハムが大量に余ってしまい(某スーパーの注文間違い)、一人暮らしなのにワンケース買うハメに。毎日毎日ハムサラダかサンドイッチな生活。来月健康診断なのに血圧上がりそうだ(ハムの塩分は結構高い)。
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おうちで新国立劇場のサイトに行ったら、ピーター・グライムズの券をまだ取ってないことにはたと気付く。でも・・・人気ねえのピーター。名歌手キャサリン・ウィン=ロジャースも出るのに。余裕で買えたぜ。
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コメント
こんばんは。のびるめんてです。
ル スコのエルガー、行ってらしたんですか~。
いつもながら、演奏会のレヴュー楽しく読ませていただきました。
私は弾かずにお客として行ってました。
お会いできず残念です。
シンフォニカも、ご都合がよろしければいらしてくださいね~。また、お誘いします。
では~。
投稿: のびるめんて | 2012年6月25日 (月曜日) 23時20分
>>のびるめんてさん
こんばんは。
ルスコは当然いらしているものとは思ってましたが、ばったりお会いしたのは別の(同じ仲間内ではありますが)方でございました。
またシンフォニカ、ぜひお誘いくださいませ。
投稿: naoping | 2012年6月27日 (水曜日) 22時21分