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2012年5月30日 (水曜日)

幸せは伝染する・・・のか?

(会社のヨタ話。興味ない人はスルーしてくだされ。)
飲み友達にしてワタシの上司であるウチのカチョーの奥さんがもうすぐ子供が生まれそうなんである。予定日は過ぎている。もう今頃生まれてたりしてな。

しかし。

あたしは、実は他人の幸せを心の底から喜んであげられるほど広い心の持ち主でないので
「あー、結婚祝いをあげたばっかりなのに、また今度は出産祝いか。まあお返し物が結構良かった(今半のすき焼きセット)のでまたお金にしようっと。一応友達だしね。」とか軽く考えていたんだが。

今いるハケーンの秘書のおねいちゃんが異常なハッピーマニアで(絶賛婚活中)。

「近くの人の幸せをなるべくいっぱいもらって、自分も幸せになりましょうよ! お祝いどこで買います?予定日はいつなのかしら?もう、テンション上がっちゃう!」とか毎日大騒ぎだ。

結局、錦糸町のアカチャンホンポでお祝いを一緒に買いに行く約束をしたんだが、結構めんどうくさい。私はメイやオイがいるのでそういったおもちゃとか買いに行くのに飽きている。メイやオイが小さい当時は本当に可愛くて可愛くて、おもちゃ売り場に行くのは楽しかったけどな。もう奴らも大学生だし。

ところで、幸せって伝染するってホント?
一応、何かの実験結果があるってのはネットで調べた。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2546180/3586888

しかし、この結果によると「職場では幸せな同僚がいても影響は受けない」ってある。ところが、前にちょこっと書いたと思うが、ウチの職場(総務部全体)は昨年よりハッピー症候群であり。でき婚、社内婚、その他幸福だらけである。不幸顔なのはあたしくらい? 職場でも伝染・・・いや職場だからこそ伝染するんじゃないかってのが私の持論。

まあ、思うに、周りが幸せだと「自分もなんとか幸せにならないと追いつかない」的な思想が湧くのは確か。がっつくのは恥ずかしいとか考えなくなる。みんながみんながっついているわけだから。

片や。

会社の外で私とずっと仲のいい友人(女、独身・・・というかメリー?ウィドウ)は、私と遊んでいるのもかなり悪影響かと思うが、元いた会社の女の同僚たちといまだにつるんでいるようで・・・しかも全員独身、バツ2とかである。クリスマスは毎年必ずみんなで集まるらしい(私もちょっとだけ働いていたところなので知り合いが多いがみんな美人である)。何だか負の要素がいっぱいである。

・・・ダメでしょう。 人の事言えないけど。

「同じ空がどう見えるかは心の角度次第だから」ときゃりーぱみゅぱみゅ先生も歌っているではないか。

ということで。

最近の関心事は、ハケーンのおねいちゃんが本当に近々幸せになれるのか?ということである。

見守っていきたい。あ、ちなみに私は今幸せです。 W杯予選に行けるから。

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2012年5月27日 (日曜日)

影のない女/ティーレマン&VPO ザルツブルグ2011年ライブ

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リヒャルト・シュトラウス:『影のない女』全曲

皇帝:スティーヴン・グールド
皇后:アンネ・シュヴァネヴィルムス
乳母:ミヒャエラ・シュースター
バラク:ヴォルフガング・コッホ
バラクの妻:エーフェリン・ヘルリツィウス、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ザルツブルク音楽祭児童合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)

演出:クリストフ・ロイ

収録時期:2011年7月
収録場所:ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
※日本語字幕なし 

過去記事:ザルツブルグ音楽祭2011 映像のない「影のない女」ティーレマン

ザルツブルグ音楽祭2011 映像のない「影のない女」ティーレマン2

ベーム/DECCA盤・影の無い女

昨年、NHK衛星で放映された公演。ウチはBSないので(これだけのために入ってすぐやめるっていうのもちょっと考えたが)今回DVDで観たのが初めてである。音だけはどっかのサイトで全曲聴いた。まあたくさん観た方はおいでだと思うが、個人メモ的に。

我々(誰?)のような昔のデッカファンにはたまらない設定である。舞台はウィーンのソフィエンザール内。かのショルティのリングや千人の交響曲などの数々の名録音を残したホールである。ホールって言っても実はでっかい(ぼろい)ダンスホールである。

(どっかで書いたと思うけど、ン?年前ソフィエンザールには行ったことはある。たまたま何かを目指して友達とてくてく車の通る小さな通りを歩いていたら、「あ、ここ知ってる。すごーく知ってる。ソフィエンザールだ!!」と小躍りして大喜び。一緒にいた友人は「ハア?このぼろっちい建物が何なの?」と不思議な顔をしていた。今は取り壊されちゃったのかなあ。当時は建物の周りにはダンスパーティ開催!みたいなポスターが貼ってあったけど。お向かいにはたしかウェーベルンの生家のプレートがあった気がする。)

今回の演出は、この曲の最初のスタジオ録音である1955年のベーム指揮の歴史的なデッカ録音の光景を元にしてある(っていっても舞台上で起こる細かいことは事実ではないけど)。この録音については過去記事参照のこと。といっても私の書いた文より読者の方々のコメント欄のほうが詳しい。

幕が開くと、見なれた風景。そう、ショルティのリングの録音風景のヴィデオをご覧になった方は「ああ」と思うとおもう。ソフィエンザールの室内。歌手がのる舞台にはマス目が引いてあって、数字が書いてあって、そこを歌手の人が動いてステレオの効果をあげている。それを色々と指導したり譜面台を動かしたりいろいろやってるのが、録音助手の眼鏡君であり(俳優さんで、歌わない)。かなり出ずっぱりであたしのような眼鏡フェチにはたまらない。

後方にある録音スタジオには終始メガネのおじさんが見守っている。ヴィクター・オロフか?

歌手の皆さんは(実際の公演時は7月で暑いのに)ローデンのコートを着こんで厚着である。この録音をしたときは冬で、暖房を使わせてもらえなかったし、しかも一発録音であったようだ(そのいきさつについては過去記事コメント欄参照)。この演出の設定では皇后役の人は新進歌手であり、乳母の役の人はそれを指導している感じ・・・でもぶっちゃけここに出てくる女性歌手はみなおばはんである。舞台装置もこんなだしみんな普通のカッコなので、ホントにこれメルヒェンオペラの「影のない女」なの?っておもう。ということで後半、目は飽きる。

バラック夫妻登場からだんだん雲行きが怪しくなる。設定では実生活でも夫婦で今や離婚寸前らしい。昔、クリスタ・ルードヴィヒとワルター・ベリー夫妻がこの役を演じてた気がするがそれを思い出す(つか・・・黒縁眼鏡とかベリーに似てね?声も似てるし)。単なる録音風景なのか、実はオペラなのか(オペラなんだけど)、だんだん何だかわかんなくなってくる。

乳母が魔法を使って女の人たちを出してバラックの妻の憧れの男を連れてくる場面はフツーにウィーン国立歌劇場合唱団の皆さま(日本人の方もいる?)が普段着でぞろぞろとやってくる。バラックの妻に鏡を見せるシーンではみんなでコンパクトをカバンから出して見つめる。(以下とりたてて面白くもないので略)

第2幕。冒頭、乳母役のおばはんが眼鏡君にちょっかいを出す。眼鏡を取って自分にかけたりする。あたしの眼鏡君に、やめれ。乳母役のおばはんはバラックの妻の憧れる青年役の歌手と浮気させようとする(何か書いててめんどうくさくなるな、この設定)。バラックと兄弟たちの役の人たちが大勢の子供たち(可愛い)をソフィエンザールに連れてきてお菓子や果物をふるまう。バラックの妻、夫にものをぶん投げる。

大騒ぎの一団が出てったあと、皇后役の歌手が何やら次に歌う皇帝役の歌手あてに?何やらお手紙を譜面台に置く。これは恋の始まりか?眼鏡君に見せたらふんふんとうなずいた。何が書いてあったのだ。気になる~~~。が、スティーヴン・グールドは声は素晴らしいがなんか萌えねえな、こんな設定でも。もっとかっこいい歌手だったらいいのに(ないものねだり)。「鷹よ!」と歌うとタイミングよく、鷹役の女の子が入ってくる。もう何だか録音風景なのか何だかわからなくなってくる。

何だか録音舞台上に羽飾りのダンサーのおねいちゃんたち登場。ダンスホールだからダンスパーティ始まっちゃったのか?若い男役の歌手、カバレットの歌手みたいなカッコで登場。バラックの妻役の歌手を誘惑。恐くなった妻、別室でお休み中のワルター・ベリー、じゃなくてダンナを呼んでくる。夫婦喧嘩だか、いちゃいちゃしてんだが、なんだか。

そのあとの皇后のシーンでは、お給仕の子や眼鏡君や録音技師など全部子供になって登場。よくわからんが、可愛い。
バラック夫妻にひと悶着あり、バラック役の歌手が奥さんに斧を振り上げる。奥さんは過去の愛情がよみがえって、幕・・・?

第3幕。ソフィエンザールも夜になった。それにしてもソプラノ二人は歌手にしてはスリムじゃのう。完全全曲演奏ということでいつものようにカットでびくびく怯えることはない。乳母のあのかっこいい場面(4重唱)も、皇后の長い独白も全部聴ける。こんな演出でも(もうね、3幕ともなるとぶっちゃけ演出面では飽きるから)こんな素晴らしいオケと指揮者で全曲聴けるのは本当にありがたい。

なんだかこのごたごたにまぎれて眼鏡君はお給仕の女の子とコート来て外に出て行ってしまった。デートか。

皇后の独白シーン。かなりイミフなんだが、とにかく何だか苦しんだ末、さっきの皇帝の歌手へのお手紙を開いてみると、お返事が。恋はかなったのか? 眼鏡君がいつのまにか戻ってきて、二人を見て後ろでニヤニヤしてる。カワイイ。幕が閉まる。

間奏。美しく正装してきたバラック夫妻の歌手。よりを戻したんだね。幕が開くとなんだかクリスマスコンサートの風情。舞台上に大きなクリスマス・ツリーとプレゼント。少年合唱団の前に主役4人が独唱者となってコンサートをしている。観客と見守る乳母の歌手。落ち着かない観客の子供を叩いたりしている。何それ。(舞台上の)観客はスローモーションで大喝采を送っている。お給仕の女の子と眼鏡君も観客にいて、女の子「す、好きです」眼鏡君「ちゅう」ってな感じ。何かこの大舞台に戸惑いがちな表情の皇后の歌手。幕。

演出は色々ヘンなんだけど、音楽が素晴らしすぎてやっぱり感激してしまった。オケと指揮者はデッカ・ベーム盤と同じくらい素晴らしかったと思う。歌手もなかなか頑張っていたと思う。もうちょっと皇后が若かったらなあ。

それにしても「影のない女」ってオペラ自体とは全く縁もゆかりもない演出で、初心者は全く理解できないだろう。あたしも最後のほうはよくわからんかった。何となく「クリスマス飾りっぽい」と感じるこのオペラの最後を皮肉った終り方とも取れる。

歌手や指揮者には惜しみない拍手、そして演出家には大ブーイングというザルツブルグらしい終り方。

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昨日、W杯予選に備えて美容院に行ったのだが、いつもやってくれる美容師さんがもう髪が出来上がったのにコテで髪のすそをクルクル巻きあげ始めた。「?」と思い「パーマをかけたらこんな風になるってことっすか?」ときいたら、「いつも同じ髪型なので私飽きてしまって・・・ごめんなさい頼まれもしないのに」とか言われてしまった。あたしはちっとも飽きてないんだが。巻髪はなんだかバッハみたいであんまり似合わなかった。

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2012年5月25日 (金曜日)

レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想 (Bunkamura)

Pap_0027もうすぐ会期が終わりそうなので、急いで出かけた。意外や意外、今日は早く仕事が片付いたもんね。休日は混むから平日で。でもまあそこそこ混んではいだが、そこは渋谷ってことで。

まあ、だいたい日本でのダ・ヴィンチの展覧会はダ・ヴィンチの本当の絵はほぼ一作しかない(気がする)。それでも客が入る。今回来たダ・ヴィンチの有名作は「ほつれ髪の女」というちっこいデッサン画(っていうのか?)である。あとは衣服の習作が何点か。油絵は弟子との作品・・・またはダヴィンチかも?油絵。

でもほつれ髪さんは本当に美しい。あたしはダ・ヴィンチの描く女性が大好きだ。理想の女性像といえよう。とはいうもののモナリザはそんなでもないんだけど、他の聖母マリア系で。

でも、こんな世にも美しい女性たちを描いたレオナルドは、ご存じのようにゲイである。生身の女性は好きじゃなかったのかな? 晩年は弟子と称して巻き毛の美少年を侍らせていたというではないか。好きなだけ絵を書いて、そばには好みのタイプの美少年。ああ、なんといい生活だ。あたしもダ・ヴィンチになりたかった。

しかしまあ、見ものはこれ一点だけってわけでもなく、わりと他も面白かった。印象的なのは、ロンドンのナショナル・ギャラリーで見たことある「岩窟の聖母」の別バージョン(ダ・ヴィンチと弟子たちの作)とか、「なんちゃってモナリザ」の軍団である。ああ、「モナリザ」がたくさんある~~~と思いきや、モナリザのようでモナリザでない、何か違う、芸能人のそっくりさんをたくさん見たようなそんな不安感に襲われる。

その中で、「アイルワースのモナリザ」はもしかして本当にレオナルドが描いたのかも?っていう作品である。ホントのモナリザとはちょっとモデルさんの雰囲気が違う。あくまで神秘的な本当のモナリザさんよりちょっと小悪魔的、ちょっと沢尻エリカ様風な雰囲気のモナリザである(?)。これはこれでいいな。

あと、現代のアイコラみたいなおぬーどのモナリザも何点か。何か(れっきとした美術作品にも関わらず)見てはいけないもの見ているようで、恥ずかしい。

そのほかはまあ、「レオナルド風味」とか「レオナルドっぽい」「もしかしてレオナルドかな?」「レオナルドだったりしてぇ」「なんちゃってレオナルド」とかそんな絵の数々。

グッズは意外と惹かれず。何も買わず。


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最近はすっかり立ち寄ることがなくなったタワレコへ。そしたらまあ、ずうっと探していたルービンシュタインのブラ2(ワルシャワライブ・リハーサルつき)の二枚組があったのでした~。そしてついつい、「影のない女」のザルツブルグのDVDも買っちまいました。

もう何があっても泣かない。あたしには音楽があるから。←ど、どうした私

家にあわてて帰って、ルービンシュタインのブラ2を聞いたとたん、「ずっと会えなかったけど探していた恋人」に会った気分で(安い恋人だ)、涙が出そうになった(出なかったけど)。やっぱりこの演奏が一番自分にはしっくりくるな。第一楽章意外とミスタッチ多くてびっくりしたけど。

過去記事:ネットラジオでルービンシュタインの審査委員長就任コンサートを聴く

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2012年5月22日 (火曜日)

スカイツリーが開業したらしいですけど

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いやあ、ライトアップはしてましたけど雨でぼんやりしか写りませんでした。残業だから駆けつけることもできませんでした。しばらく遠くで見てるだけかも、混んでるし。でも、いつか行ってみたいなあ、水族館。

あんまり関係ない話だけど。
残業で疲れた足で隅田川を渡り・・・と思ったら友達からメールが。何だか夫婦の営みについて相談メールで。あたしゃドクトルチエコになったかと。殿方にメールするのもドキドキの清純派なのに(←ハア?)。

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2012年5月21日 (月曜日)

パン!茶!日食!

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(2012/5/21 07:33 Tokyo Shinagawa-ku)
すいません、携帯でしょぼいですけど一応日食撮りました。見えます?

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2012年5月19日 (土曜日)

読響/ロマノフスキーのラフマニノフ協奏曲第2番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
ブラームス:交響曲 第2番  ニ長調 作品73


ピアノ=アレクサンダー・ロマノフスキー
篠崎靖男指揮/読売日本交響楽団


(オペラシティコンサートホール)

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肋骨は大丈夫です(たまに運動すると痛みますが)。ご心配をおかけしてすいません。

今日は待ちに待ったコンサートの日。実は仕事で出勤かもしれなかったのだが、昨日10時まで頑張って残業してなんとか許して貰った(というか、他に誰も土曜出勤しないみたいなのでいいのだが)。

昨年のチャイコフスキーコンクールでクライネフ賞受賞のロマノフスキーのラフマニノフを聞きにオペラシティへ。開演前、大好きなサブウェイのサンドイッチを買い、いいお天気の広場で一人で食事。美味しい。のんびり幸せ。干物女っぷりハンパない。サブウェイではいつも「野菜多めで」っていうんだけど、あたしの前で買ってた女の子、あたしの真似して「私も野菜多めで!」って言ってワロタ。

今回、券の発売に気がつくのが遅く、一番前しか残ってなかった(たぶん)。早々売り切れたようだが、あたしの両隣は何故かあいていた。来なかっただけか。

Pa0_0024_2一番前とはいえ、ロマノ鑑賞(耳ではなく目のほう)にはあまり芳しくない席。ピアノの影に隠れて演奏してる顔も手も見えず。スタインウェイの裏と演奏者のペダル捌きをこころゆくまで鑑賞する席か。

ロマノフスキー、舞台に登場。長身。関ジャニの錦戸くんがウクライナ人ぽく大人っぽくなった感じかなって思ったけど(写真とかで見ると全然違うので、異論は認める)、やっぱりそういう印象。出てきたとたん、ぱあああっと香水のいい匂いが。外人じゃのう。

座ったらもう足しか見えない。たまーに頭がちらちらと見える。ハンサム。足が長い。ちらちら見える手も綺麗。うつくしい。結婚してくれ。

前奏から「ああ、これはロマノフスキーの音!」と思った。チャイコンで、ネットで聴いた音。うまく言えないけど、ロシアの憂愁というか。まだ20代のはずなんだけど、演奏はもう大人の風格。もう出来上がってるっていうか。たまーに微妙に打鍵が外れる所がなんかライブっぽくて良い。口をすぼめたりパクパクしたり(鯉のよう)する彼の演奏中の表情や美しい彼の手を想像しつつ(見えねえ)、鑑賞。

席のせいか、物凄くピアノがよく聴こえる。一音一音、オケに埋まることなく全部聴こえた。でもスタインウェイのせいか、思ったより耳はキンキンしなかった。いいホールはこんなに前でもちゃんとうまく聴こえるんだな。

オケもヴィオラとか一本一本の音がきこえて、なんだか新鮮。こんな聞こえ方ははじめてだわ。

本当は大好きな3番が聴けたらなあって思ったけど、2番もなかなか。最後は尋常でなく盛りあがって、本当にライブで聴くコンチェルトはいいなあ、幸せだなあと感じた。

Pap_0023沢山の拍手(何でラフ2が好きなんだろう、日本人て)にこたえて、アンコール。例の「戦場のピアニスト」のノクターンと、スクリャービン。とてもとても、ロマノフスキー風味。実は「ドゥムカ」を期待したんだが(好きなので)そんなにうまくいかないか。

ピアニストがカッコイイ必要はホントはないけれど、やっぱり美しい容姿の演奏者はプラスアルファなようで。読者の殿方も美人ピアニストの演奏会のほうがテンションあがるでしょ?

さて休憩。残りはメインのブラ2。ブラ2はブラ2でもあたしの大好きなピアノ協奏曲じゃなくてシンフォニー。もう完全にアウェイだ。つか、まともに聴いた覚えがないので出かける前にようつべでクライバーの演奏を3回聴いた。「ああ、この曲ね。」的な感じ。

ピアノもどけられ、オケの人もコンチェルトの時より近く感じ。凄い圧迫感。オケとの(ブラームスとの?)果たしあいのような。

本日の指揮者さんは全く名前を初めて聞く方だったんだけど、コンチェルトの時はなかなか良かった(ピアノを邪魔せず)。ブラームスはっていうと、語る事はない(全く比べるものがないので)。でも最終楽章は凄い熱の入った指揮ぶりで素晴らしかった(と思う)。ブラボーも出て、指揮者納得の演奏だったに違いない。

公演後はロマノフスキーのサイン会もあったようだが(持ってたCDも持参してったが)、列が長くて疲れそうなので帰った。見なれない西洋イケメンを前に鼻血出したり卒倒したりしたら困るし。

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2012年5月12日 (土曜日)

ロッコツが痛いぃ。

何となく健康関係過去記事:Oh!脳!

一本ヌイてきた。

先月の給与計算終わるあたりから、右のわき腹の上のほうがかすかに痛むようになった。普段は平気なんだけど、爆笑したり咳やくしゃみをしたりするとずきっと痛む。あー、新しいタイプの恋わずらいね、きっと。最近ずっとなかったもんね、きゅんきゅん・・・とか思ってた。

しかし。そーではない感じ。 (・・・ねーよ)

最近少し暑くなってきたので、2~3日前に会社のお客様用にペットボトルのお茶を2ℓ×6本を注文、受け取って冷蔵庫まで運んだ。

これがいけなかった(男子に頼むべきであった)。

翌日の朝から布団から起き上がるのが辛い。咳をすると涙が出るほど痛い。その上電車が混んでいて、私立中学生のでっかいスポーツバッグ(何故中学生はあんなに荷物が多いのか?)が丁度患部に当たり、本気で涙を流しながら乗車。会社でも咳やくしゃみをするたびに「くううう」とデスクで伏せってしまうほど痛い。(ただ、それ以外は極めて普通でデスクワークはできる。)

これは何か病気か??

ネットで調べると、どうも肋骨(あばらぼね)にヒビが入ったような感じである。色々と健康相談的なサイトを見たらほんとに同じ症状だったので。
原因としてはずっと風邪が治らず咳ばかりしてたこと、休日出勤のとき終電に乗ろうと全速力で突っ走ったこと、など考えられる。どこかで転んだりぶつかったりはしていない(酔っぱらって覚えてないのかもだが)。わりと肋骨って簡単にヒビが入ったり折れたりするらしいんだよね。

ということで、生まれて初めて整形外科へ。

近所の整形外科、小さいながら結構繁盛しているようであった。綺麗だった。ありがちな癒しBGMを流してた。

先生に相談したらやっぱり骨ヒビな感じで。一応レントゲンだけ撮ってもらった。
横に寝っ転がって撮影するレントゲン機?って初めて見た。しかしあたしは軽傷なので、それは使わず(値段高そうだし)普通の簡易な感じのお手軽レントゲンで撮った。立ったまま右腕を腰にあててポーズィング。2ポーズ撮った。

結果、ひびは映ってなかった。肋骨の前のほうは軟骨で、レントゲンにあまり映らないらしい。何か・・・無駄な感じがした。

結局、湿布薬(ヤクバンテープ)とロルカム錠(頓服)を処方してもらっただけだった。一週間経ってまだ酷かったらコルセット的なものをするようだ。しかし、来月はW杯予選を控えているので(出るわけじゃないけど)、何としても治さないと。

しかし、早く治すためには日常生活は何に気をつけたらいいのだろう。酔って暴れないとか(いえそんなに暴れたことはないです)、重い物を持つのはやめるとか、カルシュウム入牛乳飲んだりとかそのくらいしか思いつかない。寝っ転がってる必要はない。

とりあえずコレ書いている今は、咳でもしない限り普通だ。しかしお笑い番組は避けないとなあ(シュン・・・)。

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2012年5月 7日 (月曜日)

W杯アジア最終予選に!

よくわかんないんだけど、友人がW杯のアジア予選?に当たったので、浦和に見に行けるらしいんだわたし。で、今日聞いたのに、まだどのへんの席かも知らないで、券も見てないで、Tシャツ近所の商店街で買っちゃったんだぜ~~
naoちゃんワイルドだろ~~~~??

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残念ながら背番号10は売り切れてた。他はあんまりよく知らないので無番号のにした。そもそも、香川出るのかもしらんけど。(アレレ?)

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2012年5月 5日 (土曜日)

LFJ 2012 ラフマニノフ 「晩祷」より、「鐘」

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16:30-17:15
ホールA プーシキン
ラフマニノフ:「
晩祷」 op.37より 第1番、第6番、第12番
ヴラスティスラフ・チェルヌチェンコ指揮/カペラ・サンクトペテルブルク

ラフマニノフ:詩曲「鐘」 op.35
ヤーナ・イヴァニロヴァ(ソプラノ) スタニスラフ・レオンティエフ(テノール) パヴェル・バランスキー(バリトン)
ドミトリー・リス指揮/ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
カペラ・サンクトペテルブルク



LFJ三日目最終日。私は三つしかコンサートは取ってなかったので、最後のコンサート。本場おロシアの合唱団をたった45分で堪能するとゆー(しかも2500円で)、大変贅沢なコンサート。

私にとってラフマニノフといえばちょっと前まではこの「鐘」と「晩祷」(ばんとう)であった。以前はピアノ協奏曲なんて全然聴かない人だったから。とくに「鐘」はコンドラシン指揮の録音が大好きで今もたまに引っ張り出して聴いているほど。「晩祷」はちょっと敷居が高いけど、コルニエフ指揮のサンクトペテルブルグ室内合唱団(今回の合唱団とは別)の録音をたまに聴いたりする。

今回の合唱団のカペラ・サンクトペテルブルクは昨日のスクリャービンの時も出てたけど最後の「あーーー」くらいしか声聞いてないので、本日はもっと堪能できるはず。今回初来日だそうだが1479年創設というからどんだけ古いんだ。

実は今回は「晩祷」を全曲歌うコンサートもあったんだけど、もしかして爆睡しそうな気がしたので回避してしまった。今日のコンサートでは3曲ばかし披露。嬉しいね。

女性の服が黄色くて民族衣裳っぽくて可愛いねえ。マトリョーシカみたい。

いやあ、当たり前だけど無伴奏なのねえ。誰かが「んーーーー」とか音を取って始まるの。最初にバスのおじさんがトンデモなく低ーい声を出したときは、「人類最低音か???」とも思うくらい。びっくり。

(この曲は実はアルト独唱のある第2曲が一番好きなんだけどやんなくて残念。)

とにかくこの「残念ガッカリホール」がいきなりロシア正教の教会に変身。やっぱりロシアの合唱団は違うねえ。

オケも登場して「鐘」を演奏。昨日、話題のスクリャービンを演奏したオケと指揮者だ。この指揮者結構好きかも。オール・ロシア人でこの大好きな曲をナマで聴けるのってもう一生に一度かも。つか、昨日のスクリャービンもそうかな。

リスの情熱的指揮によって印象的な冒頭からオケと合唱団が爆発!なんてステキ!ステキ!ステキ!この曲大好き!正直言うとこの曲が大好きなのはテノールの入る第1曲めだけ(←え)。第2曲目もいいなって思うけど、あとは・・・普通。なんでかっていうと・・・段々暗くなるから。人間の人生を表してる曲なの。「誕生」→「結婚」→「激動、恐怖?」→「死」といった感じ。

がっかりホールのせいで独唱者の声がどっかへ飛んでってしまった。残念。今日もいい席(前から11番目)だったのになあ。独唱者があたしの席の反対側にいたから。せっかくロシアからきてくれたのに。しかし、良かった。気が済んだ。これを逃してあとで「実は演奏したんですよウッシッシ」みたいな記事を読んだら(プロメテとともに)、あたし号泣しちゃうから、きっと。

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今回、だれからもサインは貰わなかったので、一応記念に撮っておいた。

時間がまだあるので、屋外で「野郎5」というトランペット5人の若いお兄さんたちを観賞(いやお兄さんを観賞したわけじゃなく、音楽を)。室内でマトリョミン奏者のきれいなおねいさんたちを観賞(いやおねいさんたちを観賞したわけじゃ・・以下略)。竹内正美さんの親分テルミンは機嫌が悪かったようで舞台に飾ってあるだけだった残念。・・・ちなみにウチの学研テルミンは死んでます。

小腹がすいたので、屋外の屋台村で(悩んだあげく)500円のタコスのラップサンドみたいなのとビールを買った。タコス、激烈美味しかったが、もう食べられないのかなあ。

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2012年5月 4日 (金曜日)

LFJ 2012 ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番

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17:30-18:15
ホールA プーシキン
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 二短調 op30

イーゴリ・チェチェエフ(ピアノ)
フェイサル・カルイ指揮/ベアルン地方ポー管弦楽団

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なんだこのオケ?このピアニスト?と思いつつ、ラフマニノフの3番が大好きでどうしても聴きたかったし、スクリャービンのあとで時間もなんとなくちょうど良かったので購入。

今月は、ロマノフスキーの弾く2番も聴きに行く予定なんだけど、どう考えても3番を弾いて欲しかったよ。客よせ的には2番なんだろうけど。まあ2番も好きだが。

本日のピアニストもウクライナの人。1998年のルービシュタインコンクールの優勝者だという。今やルビコンの凄さも知ってるから「ほほう」と思うけど、前だったら「ルビコンって何それ美味しいの?」状態であった。コンクール・ウォッチャーになってからコンクールの重み具合?が多少理解できるようになったきがす。
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ところで、今回はたった一人で聴きに行った。お祭りなものでできるなら友人や恋人(笑)等と行くのが望ましいと思う。しかし今回あたしは非常に体調が悪く、お腹の調子が悪い上に部屋で何故かダニが発生したため(珍しく大掃除をしたせいか?)ステロイド軟膏に頼るほどカイカイ状態だったんで、一人で行って良かった、本当に良かったと思った。人に迷惑かけたくないし。でも、(体調が普通によければ)できれば複数で行った方が楽しいと思うよ。
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Pap_0012 で、今回のオケはさっきのスクリャービンと違い非常におフランスな空気を漂わせていた。同じ毛唐の人々にも関わらず何でこんなに違うのだろう。みんなドビュッシーとかルネ・マルタン(LFJのディレクターね)とかと同じ(おされな)空気を漂わせてる。

一日のうちに全然違う外国のオケを聴けるなんてある意味贅沢だ。

で、演奏。私はかなり良かったと思う。ピアニストかなり実力があるなあと思った。途中、何か抜けちゃった?アレレ?的なとこはあったけれど大体素晴らしかった。ほんとにこの曲は難しいのである。

(舞台の両サイドに画面があり、そこに演奏者の弾いてるとこのアップが映ったりするわけだね。でっかいホールなので後ろの人にもよく見えるように、かな?)

で、オケはっていうと。実は「ロシアっぽいオケで聴きたかったなあ」って思ってたんだけど、ある意味軽妙洒脱なこの曲のちょっとフランス的な所をこのオケはうまく演奏していたなと思う。なんとも言い難いけど。

ただ、相変わらずこのホールはやっぱり銭湯な感じの音響で。きっと演奏する人もやりにくいんじゃないかなあと思う。ピアノは半分くらい混沌としてたし(いくら技巧的に頑張ってもぼやーんとしてしまう)、オケに至っては、何かいつも聴こえないような管楽器が突然クローズアップされたりと、聴いてるほうもビックリするようなシーンが何度かあった。なんかなあこのホール。あ、席はスクリャービンの時の隣の席。

で、最後は大拍手でブラボーも出た。大いに盛り上がった。これ一曲だけだったけど、なかなかよかったなと思った。

夕飯は外の屋台で「上州豚カツサンド」を買って帰った。美味しいけど値段のわりに量が少ない気が。明日はもうちょっといいものを食べたいな。明日、体調が改善してればいいんだけど。

ところでこのラ・フォル・ジュルネ、お土産はかなり充実している。(家から20分なのに妙に観光客気分になり)「何か買わなきゃ」って気にさせる。友人の退院祝いにチェブラーシカ・グッズを購入。自分にはマーラーしおりを買った・・・けど何故マーラー?

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LFJ 2012 スクリャービン/交響曲第5番「プロメテウス」(照明付き)

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行ってきたラ・フォル・ジュルネ。初参戦だよ。
諸般の事情で何年も避けてたけど、やっと行ってきた。本当は昨年も券買ってたんだけど、地震のせいで買ってたコンサートは全部払い戻しに。よっぽど縁がないな~~~って思ってたけど、やっとLFJはあたしを迎え入れてくれたぜ。

15:15-16:00
ホールA プーシキン
リャードフ:キキモラ(民謡)op.63
スクリャービン:交響曲第5番「プロメテウス―火の詩」op.60

(照明演出付き 照明演出:成瀬裕)

アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)
ドミトリー・リス指揮/ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
カペラ・サンクトペテルブルク

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照明演出付ということで飛び付いた。この公演がなかったら、今年のLFJ行ってたかどうか。とにかくこの曲をナマで聴いて見たかった。よくYouTubeで見て羨ましく思ってたもんである。演出によって色んな照明があって面白いね。アシュケナージ指揮N響の時は見逃してしまった・・・というかこの曲よく知らなかったかも。

Pap_0016  さて本日・・・というか今回LFJは全部ホールAのコンサートばっかしで。なんでこんな失策をやらかしたのか。ホールAってすごくでっかいホールなんだよね(5008席)。あんまり音響よくなさそーだし。当日だって券取れるのに(後ろのほうだろうけど)。どうせならもうちょっと小さいホールのコンサートも買えばよかった。ピアノのコンサートも行きたかった。チャイコン以来ちょっとピアノ好きになったので、チャイコフスキーのドゥムカとか四季とか聴きかかった・・・と後悔も多い。でもまあ最初だから仕方がない。

席は前から11番目。まあここではベストかな。舞台上におロシアの人たちがたくさん載ってきた。ロシアのオケ~~~っていう風情の人々。素敵。

最初の曲。初めて聴くしあんまり印象がない。普通のロシアの曲って感じだ。

で、メインのスクリャービン。ピアニストの人と合唱団の人も登場。正直言って、この曲はこんなに仰々しくするほどのものではない・・・と思う。ぼんやりぼやぼやとはじまり、壮大に終るんだけど、その終り方もなんだかとちゅーっぽい感じの和音。「終った?」みたいな感じ。

わりと、照明演出にかかってるって感じの曲だ。

照明は何か、想像通りな感じ。オーソドックス。「火曜サスペンス」オープニングとかヒッチコック劇場とか思い出す(全然違うかも)。激しい所ではくるくる光が回ったりするので、三半規管の弱い私は結構しんどい(良性めまい症が再発しそうでコワイ)。

私は結構前のほうだったのだが、後ろのほうだったらもっと違う印象だったかもなと思う。私の前の席がハゲの人だったので(すいません)、赤い光の時はぱあああっと反射して結構綺麗だった(すいません)。

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(文章だとわかりにくいので、絵にしてみました。すいません。)

ホールのせいでぼんやりした音色になってしまった(ちょっと銭湯で演奏してるようにも聞こえ)が、この曲では効果的だったのかも。とても面白かった。聴きに行ってよかったなと思った。ロシアの音も堪能。結構盛り上がってブラボーも出た。

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外の屋台村の風景。雨上がり。

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2012年5月 3日 (木曜日)

エリザベート・コンクールのアーカイブが素晴らしい件

世界三大珍味・・・じゃなくて世界三大ピアノ・コンクールというとショパン・コンクールとチャイコフスキー・コンクールとエリザベート国際コンクールだが、エリザベートはまだ制覇してないの(いや、出るんじゃなくてただネットで見聴きするだけですけど)。

今、ヴァイオリン部門をちょうどやってるようだが、見れないのかね。

で、ここのアーカイブはなかなか演奏の水準が高いね(当たり前だけど)。ヴィデオのは固まっちゃうけど、映像なしのならとっても音がいい。2010年の優勝者のデニス・コジュヒンの弾くブラ2や、第2位のボジャノフのラフ2、あと誰かのプロコ3とか、みんないい。コジュヒンて人は全然知らないんだけど、去年だか来日したみたいだね。来年もまた来るっぽい。ブラームスしみじみ素晴らしい(実は何回も聴いてしまってる。好きな演奏。)。デ・ワールトの指揮するロイヤル・フランダース・フィルも立派。ショパンの伴奏は立派すぎてアレだけど。ここに転がってるのが勿体ないくらいの演奏(いや、転がってるわけではないのですが)。

http://www.cmireb.be/4DCGI/cgi?usr=8qnwk4qrd7&lg=en&pag=1646&tab=146&id=2938&flux=44591105

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ところで、ここのブログで「コンクール」カテゴリーを半日がかりで創設いたしました(←そんな大層なものでもないけど)。ピアノだろうがヴァイオリンだろうが声楽だろうが全部つっこんでありますので、コンクール・ウォッチャーの方はここでご覧になって。あ、何度も言いますがあくまで素人なので感想はめちゃくちゃですけど(笑)。

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2012年5月 1日 (火曜日)

飯守さんの大地の歌 新交響楽団

伊福部昭/交響譚詩
イベール/祝典序曲
マーラー/大地の歌

飯守泰次郎 指揮 新交響楽団
福原寿美枝(アルト)、福井 敬(テノール)

(4月30日 東京オペラシティコンサートホール)

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昨日のコンサート。GWってことで初台周辺は激混み。コンサート・オペラ以外の用事で私はオペラシティに行くことはないんだけど・・・みんな何しに来た?食事?美術館? ここは映画館とか、ないしねえ。

アマオケってことで大体会場はお客いっぱいになる(出演者の知り合いで)。私は基本的にこちらはダタで券を頂けるような知り合いはいないので(下さってもいいのよ、←コジキ? )、いつもお金を払って鑑賞。何席か空きはあったものの、ほぼ満席のようだ。なかなかシブイプログラム。

伊福部昭!あのゴジラの!男性にはなかなか人気があるのかなという印象。私は実はあんまり深みにハマってないんだけど、そういえば高校んときのマーラー・ファンのOBの先輩がハマってたな。何かマーラーと通じるものがあるんだろうかね。

私はフクシマの血もあるので、どっちかっつーと古関裕而派なのだけど、まあ今回の曲はアイヌっぽい主題らしいので古関先生と通じる(イヨマンテ~~)ものはあると思うんで、親しめた。力強い演奏。

2曲目。イベールのこの曲は日本の皇紀2600年の際に日本からの依頼で作られた・・・という経緯は過去記事参照のこと。

過去記事:R・シュトラウス/皇紀弐千六百年奉祝音楽

(ところで、このイベールやR・シュトラウスの作品の歌舞伎座での初演時にホルンを吹いてらっしゃった方の息子さんにコメント頂いたときは感慨深かったです。この時の写真は実は今回の解説書に載ってて、ここのどれかがこのお父さまなのかなあなんて眺めておりました。写真後方にシュトラウスの曲の時に使う日本各地から集めた鐘が並んでて「おお」と思いました。)

イベールのこの曲、どっかで聴いたことあった気がしたんだけどナマで聴くのはもちろん初めて。いや、今時の女子高生の言葉でいうところの「この曲、超ヤバイ」。

カッコいい。時代的ななんとも言えない青臭さ、フランス音楽的でもあるのにシュトラウスっぽくもある。重厚なのに繊細な音色。実に飯守さん大得意的な曲である。こんなに立派に演奏して凄い。ホント素晴らしい。これでブラボー言って帰っちゃってもいいくらい。「いったいどうしちゃったの?」的なシュトラウスのこの時の曲とは段違いの素晴らしさ。

Jacque Ibert - Ouverture de fete (Short Version)

で、メインの「大地の歌」。アマオケがこの曲を演奏するなんて。プロオケでもあんまり日本ではやらない印象だが(こないだインバルがやったけど残業で行けなかった。行きたかったなあ)。しかし普段しれっと聴いているけどこの曲って本当に難しいのだなあ、とひしひしと感じる演奏であった。

演奏は難しい。歌唱もまた。

今回の独唱者は私の大好きな福原寿美枝さんで、ふかぶかとした声がこの曲にぴったりであった。イヴォンヌ・ミントンを思い出す。テノールは大ベテランの福井さんで悪かろうはずはない。ところどころソロ楽器が抜けてしまったり(本当に本当に合わすの難しい曲のようだ)、歌唱がすっぽ抜けてしまったりしたこともあったりとかなりスリルとサスペンスな演奏であった。ちゃんと・・・もっとちゃんと福原さんのこの曲の歌唱を(落ち着いた気持ちで)聴いてみたい。しかし確かにマーラーを聴いたっていう充実感はあり、演奏自体は素晴らしかった。

6月にもアマオケさんが大地をするようなのだが、これまた私の大好きな望月さんの歌唱。でもまたこのハラハラを味わうのかと思うと・・・どうしようかなとおもってしまうだ。

(この曲でいつも思い出す。カラヤン指揮のベルリンかウィーンか忘れちゃったけどライブ収録で、アグネス・バルツァが独唱者で最後のewigが一個多くて、オケが終わってるのにまだ歌ってたってのがあった。世界的な歌手だってこんななんだもん。)

飯守さんの演奏会は、今度の「オランダ人」も友人と行くのだけど、楽しみである。

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