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2012年5月25日 (金曜日)

レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想 (Bunkamura)

Pap_0027もうすぐ会期が終わりそうなので、急いで出かけた。意外や意外、今日は早く仕事が片付いたもんね。休日は混むから平日で。でもまあそこそこ混んではいだが、そこは渋谷ってことで。

まあ、だいたい日本でのダ・ヴィンチの展覧会はダ・ヴィンチの本当の絵はほぼ一作しかない(気がする)。それでも客が入る。今回来たダ・ヴィンチの有名作は「ほつれ髪の女」というちっこいデッサン画(っていうのか?)である。あとは衣服の習作が何点か。油絵は弟子との作品・・・またはダヴィンチかも?油絵。

でもほつれ髪さんは本当に美しい。あたしはダ・ヴィンチの描く女性が大好きだ。理想の女性像といえよう。とはいうもののモナリザはそんなでもないんだけど、他の聖母マリア系で。

でも、こんな世にも美しい女性たちを描いたレオナルドは、ご存じのようにゲイである。生身の女性は好きじゃなかったのかな? 晩年は弟子と称して巻き毛の美少年を侍らせていたというではないか。好きなだけ絵を書いて、そばには好みのタイプの美少年。ああ、なんといい生活だ。あたしもダ・ヴィンチになりたかった。

しかしまあ、見ものはこれ一点だけってわけでもなく、わりと他も面白かった。印象的なのは、ロンドンのナショナル・ギャラリーで見たことある「岩窟の聖母」の別バージョン(ダ・ヴィンチと弟子たちの作)とか、「なんちゃってモナリザ」の軍団である。ああ、「モナリザ」がたくさんある~~~と思いきや、モナリザのようでモナリザでない、何か違う、芸能人のそっくりさんをたくさん見たようなそんな不安感に襲われる。

その中で、「アイルワースのモナリザ」はもしかして本当にレオナルドが描いたのかも?っていう作品である。ホントのモナリザとはちょっとモデルさんの雰囲気が違う。あくまで神秘的な本当のモナリザさんよりちょっと小悪魔的、ちょっと沢尻エリカ様風な雰囲気のモナリザである(?)。これはこれでいいな。

あと、現代のアイコラみたいなおぬーどのモナリザも何点か。何か(れっきとした美術作品にも関わらず)見てはいけないもの見ているようで、恥ずかしい。

そのほかはまあ、「レオナルド風味」とか「レオナルドっぽい」「もしかしてレオナルドかな?」「レオナルドだったりしてぇ」「なんちゃってレオナルド」とかそんな絵の数々。

グッズは意外と惹かれず。何も買わず。


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最近はすっかり立ち寄ることがなくなったタワレコへ。そしたらまあ、ずうっと探していたルービンシュタインのブラ2(ワルシャワライブ・リハーサルつき)の二枚組があったのでした~。そしてついつい、「影のない女」のザルツブルグのDVDも買っちまいました。

もう何があっても泣かない。あたしには音楽があるから。←ど、どうした私

家にあわてて帰って、ルービンシュタインのブラ2を聞いたとたん、「ずっと会えなかったけど探していた恋人」に会った気分で(安い恋人だ)、涙が出そうになった(出なかったけど)。やっぱりこの演奏が一番自分にはしっくりくるな。第一楽章意外とミスタッチ多くてびっくりしたけど。

過去記事:ネットラジオでルービンシュタインの審査委員長就任コンサートを聴く

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コメント

naopingさん
ルービンシュタインのワルシャワ・ライブ?、ブラームスのPC#2に、そういうのがあるんですか!?、初めて聞きました。ルービンシュタインのこの曲は、オーマンディのとクリップス・RCAビクター交響楽団のがうちにあり、前者はちょこちょこ聴きます。ショパンのとカップリングされていて、一度に2曲聴けるし、安定した演奏なので。後者は、まあ、もっと充実した演奏があるだろうな、というところですね。
ワルシャワ・ライブというのは、何か伝説的なものなんでしょうかsign02

投稿: 安倍禮爾 | 2012年5月26日 (土曜日) 18時28分

>>安倍さん

毎度どうも。
この演奏会についてはポーランド・ラジオで聴くまで全く知らなかったのですが、隠れた名演と言ってもいいかなと。ショパンもブラームスもホントに求心的な演奏でいつのまにか背筋を伸ばして聴いています。ライブで雑音は多いしオケも決してうまくないしピアノもミスがあるので、ベスト盤とは言えませんが、このドキュメンタリーな感じがたまりません。あまりの気迫に楽章間に拍手が起こってしまうのも何だか(笑)。

投稿: naoping | 2012年5月26日 (土曜日) 21時35分

naopingさん

そうでしたか。実演で、しかも録音が予定されていなかったりすると、そうなるんでしょうね。この曲は、ギレリス・ヨッフム・ベルリンフィルのをよく聴くんですが、同じコンビでコンセルトヘボウの実演というのがあり、聴いたら、雑音はまだしも、あちこちにミスタッチがあって、結構驚いたものでした。まあ、そういうものなんでしょうね。
楽章ごとの拍手というのは、郷土の英雄への思いもあるんでしょうね。

投稿: 安倍禮爾 | 2012年5月27日 (日曜日) 10時07分

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