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2012年3月15日 (木曜日)

ブルックナー/交響曲第6番 朝比奈隆&大阪フィル

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交響曲第6番イ長調 WAB.106 [原典版]
朝比奈隆指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団

録音時期:1994年4月1-4日
録音場所:大阪フィルハーモニー会館
録音方式:デジタル(セッション)
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ホワイトデイにゴディバ貰ったからってそうそう浮かれてもいられない。音楽を聴いて気を静めないと。昨日のウキウキはどこへやらで今日はブルックナー。そう、私は今は幸せになってはいけない。精神的には半ば不幸なくらいがちょうどよいのである。友人の手術がうまくいって命が助かるまでは。※過去記事参照

そういえば、その友人に買っておうちに送ってあげたオッジのチョコレートのセットはたいそう喜ばれたようだ。
何年か前に彼女と会った時に「目黒にあるオッジのチョコレート美味しいって有名よ、知ってる?」って言われて、スイーツに疎いあたしは勿論知らなかったんだけど。彼女にしてあげられることを無い頭で必死に考えてたらそれを急に思い出して、ネットで場所を調べて買いに行ったんだ。

(彼女のメールによると)泣くほど喜ばれた・・・それほど彼女は追い詰められてるんだなあ。まあ、オッジのチョコレートが彼女の住む群馬では、ゴディバとは違って滅多に手に入らない?っていうのもあるのかもしれんけど。

さて。

こないだの7番から一歩戻って6番。だんだんゴールが遠くなるよママン。ブルックナーを終えないとマーラー全集に行けないの。早く大好きな「巨人」が聴きたいな~と思ってもがまんがまん(←べつに意味はないが)。

たまたま~だがこの5番が初演されたのが1901年の3月14日。日にちは昨日だ。なんとまあ偶然な。素晴らしい。

6番って聴くのは初めて・・・なのかな。

第1楽章 Maestoso
第2楽章 Adagio.Sehr feierlich
第3楽章 Scherzo.Nicht schnell - Trio.Langsam
第4楽章 Finale.Bewegt,doch nicht zu schnell

第2楽章が素晴らしい。美しい。夕暮れに一人佇んでいるような感じである。第3楽章が何故~か出だしマーラーっぽいんだけど。牧歌的な表情もなんかマーラーを思わせる。力強い終楽章。でも何だか・・・やっぱり7番のほうが分かりやすいし好きかも、です。次回はやっと8番・・・の予定。

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澤選手が良性めまい症とか。あたしも過去この病気に悩まされて何年か引きずったんだけど、お陰さまでここ何年かは全く発症してない。アレは疲れとストレスからなるんだよね。悪性のものではないけど、結構しんどいので発症中はサッカーは無理かと。歩いてるとなんか地面がね、ふわふわした感じがするんだよね。早く治りますように。

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コメント

ほほほ。
マーラーへの道のりは遠そうですね。
次はハメリクの交響曲全集でも送ろうかしら。

面識は全くありませんが、
ご友人の無事を心よりお祈り申し上げます。
年齢を重ねるごとに、健康の重みを感じる今日この頃。
明日は我が身だな。と・・・。

投稿: yoshida | 2012年3月16日 (金曜日) 11時58分

>>yoshidaさん

まあ、あと8番と9番なので大丈夫です。どちらも好きな曲なので。ハメリクとやらは全く知りませんけど・・・・興味はありますね。

>面識は全くありませんが、
>ご友人の無事を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございます。
大事な友達なので本当に心配です。
ホントに明日は我が身なんですけど、健康診断受けるの大嫌いです・・・でも会社では総務なので「受けさせる立場」なのが辛いところです。

投稿: naoping | 2012年3月16日 (金曜日) 23時14分

こんばんは。
なんだか久しぶりな気がします。
ご無沙汰しちまって。

どこにコメントしようかな、と思いつつ、大好きなブル6に。
ワタクシ、ブルックナーだったら1、2,6が好きなんです。
日陰者のような存在にありつつも、明るい基調で、なによりも第2楽章の野原のような素晴らしさ。naopingさんがおっしゃる「夕暮れに一人佇む・・」の風情です。
ブルックナーの魅力は、こんな優しい緩徐楽章にあると思う、お父さん的な穏やかな眼差しの今日この頃です。
実際は、日々たいへんなのですが、そんな癒し心のブルックナーなんです。

そりゃそうと、新国研修所のツェムリンスキーとラヴェルは、完全に忘れてまして失態でした。観てみたかった!
デノケちゃんのサロメも気になるし・・・

投稿: yokochan | 2012年3月22日 (木曜日) 23時08分

>>yokochanさん

お久しぶりでございます。

ブルックナー初心者はどうも1番2番6番は親しめません。やっぱり7.8.9と有名どころが好きかなあ。でも、昔はそこらへんでさえもあんまり・・・・だったので(8番はずっと好きでしたが)ずいぶんな進歩です。

しかし、ブルックナーの魅力は緩徐楽章というのは激しく同意です。ブルックナーだけでなく、年齢とともにアダージョっぽい楽章のほうがいいなと思うようです。

ツェムリンスキーは無駄な演出を除けば、かなり聴きごたえがありました。これからどんどん実力のある若手がここから羽ばたくんだなあとか思いました。
デノケは、「死の都」のDVDのときはさほど違和感ないマリエッタだったんですが・・・少女サロメ役はねえ。歌はさすがうまいですね。


投稿: naoping | 2012年3月24日 (土曜日) 10時56分

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