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2012年1月31日 (火曜日)

苦悩のパレンタイン

アレがやってくる。また、毎年のアレが。
昨年とんでもない値段(6600円×女子3名)を使ったので、その時に「もう今年でオシマイ」宣言を女子で(勝手に)しとったのだが。

                 昨年の。↓メリーズチョコ。

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どうも急にやめるのはなあ。

ということで、今年は一人千円くらいという予算ですることにした。
実のところ、事務員3人+社長秘書1人はみんな自活しているのでそんなにたくさんのお金は出せない。

今年の女子メンバー

・凄い働いてるのに何か知らんがびっくり薄給の人(私)。

・収入ゼロの旦那さんを養ってる人。

・高卒で働いてすぐ独立した子(2年め)。

・ハケーン。

うん、そんなにお金出ない。出すことない。やんなくてもいいくらいだ。ということで、とりあえず安くあげるためにすべて輸入のチョコで。いやあそういう知恵はあたしは凄いから。(安いので有名な)近所の商店街で仕入れてきた。

・海外旅行のお土産でお馴染、ロシェ。
30個入り999円×2個、16個入り598円。イタリア製。

・なんだかいっぱい入っててきれいな包装、美味しいのにとっても安い、バレンタインにはいつも大助かりのトレファンチョコ。560gで1180円。ベルギー製。

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あとはラッピンググッズを買う。女子ロッカーで地味につめつめの予定。

・・・で、女子一人あたま千円くらいの出費かなという感じ。まあ、男性らには申し訳ないけど・・・全くないよりいいではないか。不景気だし。

(その後、2月10日)

こんな感じでね↓。なかなかセンスよくね? かわいくね? 一人千円しか出してないようには見えなくね? 普通、一人160円でこれはないわ~ naopingさんたら買い物上手~ とか自画自賛しながら、ハケーンのおねいちゃんとつめつめ。だってさー、ウチの事務所、男性25人もいるんだもーん。大変よね。

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2012年1月28日 (土曜日)

ブルックナー/交響曲第4番 朝比奈隆&大阪フィル

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交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』 [ハース版]
録音時期:1993年7月21-23,25日
録音場所:大阪フィルハーモニー会館、東京サントリーホール、大宮ソニックシティ
録音方式:デジタル(セッション&ライヴ)

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朝比奈ブルックナーシリーズ。

「3番の感想がないではないか」と思われるかもしれないが、聴かなかったわけではない。聴いたんだけど1番と2番と3番の区別がつかないので何か感想を書く気力が失せてしまったのである。

「ブルックナーは女性向けではない」という記事?をヤフーの知恵袋で読んで「そんなことない!ブルックナーを好きな女はここにいるもん!ムキーーー!!」などと思ったんだけど。

多分、全般的にはあんまりダメなんじゃないかな(ワタシは)、ブルックナー。聴いて楽しいのはこの4番からである。ロマンティック。何がどうロマンティックなのか知らんが。とりあえず聴きやすい。

考えてみると。(こないだのクラヲタ飲み会でお話したのだが)

大体の作曲家の交響曲は(4曲しか書かなかったブラームスはのぞいて)、全部が全部面白いとか有名とかだったりはしない。チャイコフスキーとかドヴォルジャークとか、最初のほうはそんなに人気がない気がする(というか私はあまり聴いたことない)。

それに比べて。

マーラーって凄いと思うのは、1番から9番(10、大地も)までほぼ人気曲であること。そしてどの曲も全部個性があって(勿論好き嫌いはあると思うけれど)、とりあえず区別がつくということ。わりとどの曲もコンサートで演奏されること。まあ、一番の人気は9番なのかもしれないけど。私のように3番や8番が好きって人もいるだろう。

マーラーがムラっけがある人だったからかもしれないけどね。

さてこのロマンティック。この曲はCD持ってた。持ってたっていうのは・・・確かCDが何年もして恐ろしい状態に表面ハゲハゲになって死んだから。そんなに聴きすぎたわけでもないんだけど。

モノは、フルトヴェングラー/ウィーンフィルだった(だからハゲハゲに??)。何でこんなチョイスだったのかよくわからないが、当時はフルトヴェングラーのワーグナーが至上のチョイスだと思ってたので、そうなっちゃったのかしら。モノラルだったんだけど。

せめてベームとかにしようよ、昔の私。

ところで。この朝比奈4番は他の曲と違って色んな場所で録音したみたいだ。大阪、埼玉、サントリーと。それが何故かは解説書にはない。そして解説が今までと違ってコーホー先生じゃないのでホッとする(ごめんなさい)。個人的にはスケルツォ楽章が好き、ロマンティックは。

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今朝、地震に起こされて(毎日残業で疲れているというのに・・・)NHKのニュースを観てたら、パーヴォ・ベルグルンドがおなくなりになったというニュースをしていた。NHKとはいえ、比較的マイナーな指揮者かと思ってたので報道はちょっと驚きでした。シベリウス全集(激安のやつ)もってます。しかし、シベは愛想のいいバルビ盤が好きなので、あんまり聴かなくてすいません。

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2012年1月23日 (月曜日)

月の光と愛の夢

Pap_0607 ピアノ小品名曲集
Van Cliburn - Kinderszenen op.15 : No.7 Traumerei (Schumann).
Vladimir Horowitz - Etude in E Major op.10 No.3 : Lento ma non troppo (Chopin).
Arthur Rubinstein - Sonata No.14 in C-Sharp Minor op.27/2 'Moonlight' : Adagio sostenuto (Beethoven). Glenn Gould - Song Without Words in E Major op.19 No.1 (Mendelssohn).
Jorge Bolet - Liebestraum No.3 (Liszt).
Evgeny Kissin - 24 Preludes op.28 : Prelude No.15 in D-Flat (Chopin).
Arthur Rubinstein - Impromtu op.90 D899 No.3 in G-Flat (Schubert).
Philippe Entremont - Bagatelle in A minor Wo059 'Fur Elise' (Beethoven).
Glenn Gould - Sonata No.18 in D Major for Piano K576 : Adagio (Mozart).
Van Cliburn - Waltz op.39 : No.15, in A-Flat (Brahms). Alicia De Larrocha - Nocturne op.32 No.1 in B (Chopin). Alexis Weissenberg - Claire de Lune (Debussy).
Philippe Entremont - Melody in F op.3 No.1.
Philippe Entremont - Gymnopedie I (Satie).
Arthur Rubinstein - Waldszenen op.82 : No.7 Vogel als Prophet (Schumann).
Yefim Bronfman - The Seasons op.37b : May: 'White Nights' (Tchaikovsky).
Arthur Rubinstein - Waltz op.69 No.1 L'Adieu in A-Flat (Chopin).

最近疲れている。残業続き。大曲を聴く元気がない。シンフォニーとか無理。土日は撮っておいた邦画を2本(オールウェイズとハッピーフライト)観て飲みに行って家帰って寝て家事をして終わってしまった。

最近、残業から帰るとCDラジオに突っ込んでお風呂に入りながら聴くCD。トロイメライ、雨だれ、月の光、月光の曲、愛の夢、エリーゼのために。いやはや、あまりにベタベタなピアノ名曲集。子供の頃を思い出す。あ、子供の頃って言っても小学校高学年の頃はもうマーラー聴いてたから、3年生くらいね。

いやホントに癒される。ホロヴィッツにルビンシュタイン。クライバーン、グールドにキーシン。なんという豪華なオムニバスでありましょう。みんなそれぞれ個性的で良い演奏です(ぼやーんと流して聴いていますけど)。収録時間71分です。

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2012年1月22日 (日曜日)

蔵ヲタand蔵女の飲み会

昨日は、飲み会でござんした。ブログでお世話になってる繋がりの、いつものメンバープラスα。アレレ女性が多いなとオモタ。

15分遅刻してしまった。
(一言言っておくと。昨日は家のプリンターが壊れており、お店の地図が印刷できなかったので、仕方なく手書きの地図を急きょ作ったのだった。しかし書いた地図が間違っていた。とんでもない方向に歩いて行ってしまったのだ。ごめんなさい。)

Pap_0606 一次会は「蔵くら」という、クラヲタがクラクラしそうな名前の飲み屋さんである。ビールのバリエーションが凄い。3種類ほど頂いた(と思う)。どれも美味しかったです。お料理もおいしかった。今度会社のカチョー達と行こうかと思った。

二次会は同じ建物の2階?にある日本酒がたくさん置いてあるお店。とてもオシャレな落ち着いた感じのお店である。2杯ほど頂いた(と思う)。店の名前の記憶がない。飲んだお酒の名前も忘れた。このところ飲む日本酒のおいしさは異常。(昨年末の会社の納会でクボタとコシノカンバイをおのおの紙コップ一杯づつ飲まされた。アレもおいしかったなあ)

印象に残った点
・ノイマンって指揮者はヴァーツラフ・ノイマンの他にもう一人いるらしい。
・私の「千人の交響曲」歌ったのとクライバーの「ボエーム」生で観たというのは一生ものの体験らしい。
・「戦争レクイエム」の実演を合計4回も観てるのって結構すごいらしい。
・女性のクラシックの鑑賞傾向は一極集中型が多い気がする・・・好きな指揮者一人だけとか、好きな作曲家一人だけとか。(少ない資料だけど)
・カール・ベームは素晴らしい。今更だが。
・私はこのグループ内で一番酒が強いらしい(と、メンバーの女性談)。いやいや決してそうは思わないけど。今日も半日死んでたし。

というわけで、何のお構いもできませんでした(勝手に飲んでただけ)が、ありがとうございました。また皆さまお会いしましょう。

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2012年1月21日 (土曜日)

Oui, ça va bien !その2

過去記事:Oui, ça va bien !

とくにサバアレルギーについては書くことはないのだが、会社のお弁当について、その後。

あれから、またちょくちょくブチョーは(外出の予定がありながら)お弁当を注文しては、無駄にしてしまうことがあった。そのたびに私は残業中におかずを捨てたり、ご飯を自分のお弁当箱に詰めて帰ったりしていた。何度言ってもたぶんのらりくらりと言い訳して逃げられてしまうので、言うのはもうやめた。

昨日もだった。

でも、昨日は出かける寸前に「弁当をまた注文してしまった」と自己申告があったのでまだよかった。・・・しかし毎日マイ弁当の私。「誰か食べる人を募るとかして下さいよ、いつも捨てるの嫌なんです」と言ってみた。

そんな話題で周辺で「誰が食べる~?」とか盛り上がってたら、私の前の席の男の人(30歳)が手を挙げて
「あ。じゃあ僕が食べますよ」と言ってくれた。
よかった~。これで食べものを粗末にしなくて済んだよ。罰あたりだと思ってたんだ私。私のせいじゃないけどね。周りの席で「よかったよかったー」と(珍しく)和やかな雰囲気になった。

ところが。

昼休み。その男の人、いつものように近くのコンビニに出かけて行ってしまった。「ジュースでも買いに行くのかな」と気にも留めなかった。

が。

ブチョーの残して行った弁当を持って「ほら、食べるんでしょ」とばかり私に差し出すその男の人。私は自分のお弁当を食べてるのに。「何言ってるの。食べるわけないでしょ」と私。

周りの人みんなで「○○君食べるって言ったよね」「何でカップラーメン買ってきちゃったの?」とか言っても、その男の人しらんぷり。「みんな何を言ってるの?僕食べるなんて言った?言ってないよね」といった感じで、普通に涼しい顔でカップラーメン食べている。

結局、私の隣の真面目なお弁当男子君が貰って食べることになった・・・「え、○○さんが食べるってお話だったと伺っておりますが・・・いいです僕食べます」と。自分の弁当プラスだと多すぎて残してしまったようだが。

まあ、それはそれでいいのだが。
色んな意味で薄ら寒いものを感じた。前の席の男に。それは。

・たったの2時間前に自分で挙手して「食べます」と言ったのに、すっかり忘れてお昼を買いに行ったこと。

・周りにそれを指摘されたのに(普通だったら「えーオレ言ったっけ~忘れちゃった、(てへペロ)あははごめんね」くらいなリアクションがありそうなのに)、無視して済ませたこと。

・・・そういえば最近、彼の言動が異常なこと(全く普通に仕事してる私に駆け寄ってきて「何かトラブルでもあったんですか?」と聞いてくる、または意味不明な質問をする等)。彼は残業地獄の私と違って最近ほぼ定時だったので、仕事で疲れてってわけではない。

というわけで、一日そのことが頭を離れず。今度意味不明な言動をしたら、本気で病院に行くことをすすめようかと思っている。

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その後(1月31日)

突然会社に大量のダンボール箱が届いた。それはシュニンが注文していた給与明細(の、印刷前のもの)だったのだが18箱あった。

「まあどうしましょうどうしましょう」と一人で騒いで、しょうがないので倉庫に運んでたら隣の部署の男性たちが運ぶの手伝ってくれて、隣の席のお弁当男子君(給与担当なので当然だ)も手伝ってくれた。

「やれやれ疲れた」と席に戻ったら、(お弁当食べてくれるって言ったのに昼には記憶をなくした)例の彼が目の前でにこにこしながら

「運ぶの手伝わなくてすいません」と言ってきた。私は黙って何も言葉を返さなかった。給与担当で、私が困ってるのを目の前で見てたのに黙って座って見てたとは。普通の神経とは思えない。

怒りというより、「本当に(頭の)病院行ったほうがいいのかも」って思った。

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2012年1月14日 (土曜日)

歌川国芳展+国立科学博物館

一昨日鑑賞。休日は混んでると見越して、普通の木曜日。珍しく半休取ってみた。しかし、約束してた友人が早退は無理ということで、普通に6時すぎより鑑賞。こりゃ半休取ったのにあまり意味がない。

で。

せっかくなので、上野の国立博物館にて故宮でも見ようかね、と上野へ。お昼。

昔一人ランチのとき行った「上野やぶそば」を探したら、アレレ忘れちゃった。で、別の店へ。名前を忘れた。私が入ろうとしたら、わらわらと女性が集まってきた(そのうち一人一緒に入った)。池波正太郎が好きそうな、庶民的だが女一人ランチには敷居の高い店構えである。

ランチが豊富で恐ろしく迷ったが、チラシ重定食で。

Pap_0604 しかし。重度の口内炎ができているのを忘れていた。あれほど「寿司だけはダメダメ」って自分に言い聞かせてたのに魚介をみるとわすれちゃう。醤油はしみるんだ。「うげええ」とか心で叫びながら食べた。しめサバとか入ってたしいかにも老舗っぽい味で美味しかったけど、おとなしくおうどんとかにすればよかった。
くじらの美味しい店みたいだった。今度夜行ってみたい。店内はお琴が流れ、昭和のお正月な雰囲気。

で。

故宮は混んでた。まあ、係員のおじちゃんの話によると「中にはすぐ入れます(待ち時間ゼロ分)。が、メインの清明上河図?は3時間待ちです」とのこと。ほえ~。

メインの以外は別に見たくないし(工芸とか書とかわからない)、よく考えたら清明上河図ってのもモノクロでつまんなそうである。長っぽそくて、その前でわらわらと観客が集まってるのは想像できる。たぶんよく見えないだろう。

やめたー。

Pap_0600  なので、「かはく」にした。「かはく」は特別展はノーベル賞展だった。うーん。まあノーベル賞自体は興味はあるけど、実際のところバカなので受賞した研究内容とかはよくわからん。ノーベルさんの伝記的な展示はスウェーデン製らしく、さすがはデザインの国、とてもかっこよかった(内容はあまりよくわからん)。座れるところもたくさんあって、疲れを癒すこともできた。

日本人のノーベル賞受賞者の展示は、田中こういちさんの最近の写真が結構白髪だらけになってて、時の流れを感じさせた。もう10年前にもなるんだなあ。カミオカンデ(小柴さん)も。

メダルを初めてナマでみた。ゼセッションぽくてかっこいいな。一緒に記念写真を撮れるようだ(ストックホルムコンサートホールの書き割りとともに。メダルよりそっちに興味。)。

その他企画展で。ゾウアザラシのはく製はものすごくでっかかった。つか、本当にこんなの生きてたの?ってくらい。(博物館全体的に、自分はあまり動物見ない人なので、本当の大きさがわかってないってことに気がついた。象とかダチョウとかでっかいのな)

Pap_0602 その他常設展を一通り。日本館の「日本人と自然」って展示はアレだな。昔の日本人の家族の蝋人形がリアルでコワイ(丸出しなんだもん)。それと、江戸時代の女性のミイラの展示に突然でっくわし、結構びっくり。発見の時のビデオで、ツボの中から死体がごろんって出てきて「これって。。。いいの???」とか思うくらいリアル。このミイラだけ撮影禁止。

で、このあと急に頭がずきずきと痛くなって薬を飲んだんだけど全く治らず。友達に会ったあともずっと。今考えると、熱心に見過ぎて何かとりついたのかも(ガクブル)。翌日治ったけど。

頭痛のまま六本木へ。

国芳展は、とても良かった。普通の日の夕方だったけどまあまあの混み(すごくイライラするほどではない)。六本木ということもあり、外人さんが多かった。いかにも外人さんが喜びそうだねえ。展示はとても沢山で観に行くかいはあった。まあ、木版多色刷りがメインなので一つ一つの作品は小さいけれども。かなり迫力はあった。

414pxat_first_glance_he_looks_very_ 私は前期展示を見たわけだが、後期はまた全然違うのだったらまた観に行かなければならんな。面白かった。前の方の展示の歌舞伎役者の絵は、今も名前を受け継いでる役者さんの何代も前の人が描かれてるのだけど、現在の人と何だか似てるので面白いね。何代目か前の海老ぞうさんとか、やっぱり眼ぢからが凄いわ。中村芝かんさんの何代か前の絵も、何だか似てたし。

グッズもなんだか猫好きの私はそそられて色々買ってしまった。カタログは買っても家では見ないので買わなかった(最近買うのをやめた。たまりすぎたので)。

そういえば、昨年みたバレエ「パゴダの王子」は(演出を担当した人が国芳を見て影響を受けた~なんて書いてあったんで)国芳展とタイアップなのかね。偶然とは思えんので。

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2012年1月 8日 (日曜日)

ワルキューレ クロブチャール/メトロポリタン ニルソン、リザネク他

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ワーグナー:『ワルキューレ』全曲

ビルギット・ニルソン(ブリュンヒルデ)
レオニー・リザネク(ジークリンデ)
ジョン・ヴィッカーズ(ジークムント)
トーマス・ステュアート(ヴォータン)
クリスタ・ルートヴィヒ(フリッカ)
カール・リッダーブッシュ(フンディング)、他

メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
ベリスラフ・クロブチャール(指揮)

録音時期:1968年2月24日
録音場所:ニューヨーク、メトロポリタン歌劇場
録音方式:ライヴ (モノラル)

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満を持して(?)、メトの歴史的録音シリーズのワルキューレのレビューをば。大変素晴らしい実況録音で、ワーグナー好きとしては色々と感動的なのだが、まあ問題点はあるので一般的には「絶対これを入手せよ!」などとは書かない。

まず問題点。
・1968年録音なのにモノラルなこと。ラジオ放送用録音なので仕方ないのかな。

・ジークムントがJ・キングじゃなくてヴィッカーズなこと。これだけキャストがそろってるのに惜しい。

・クロブチャールってマイナーな指揮者なこと。

以上の問題点によって、ベーム/バイロイト盤(ルートヴィヒのフリッカを聴くならショルティ盤があるし)を持っていれば、このメト盤は買う必要はあんまりないと思う。

または、別の視点から

・メトロポリタン歌劇場のライブならば、他にもっと条件のよいもの(録音がいいとか、指揮者が有名とか、またはDVDで美しくわかりやすい映像つきのとか)があるのではないか。

以上の問題点によって、(メトの演奏ということで聴くなら)レヴァイン盤があればこの盤は買う必要はないと思う。

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とか言ってしまうとこのCDの存在価値っていったい何なの?何かいいの?何が感動的なの?と思われると思うので、素晴らしい点を。

・意外と?クロブチャールの指揮がいい。いや、ベームなんかと比べるとオケの細かい表現の深みとかはアレだけど(オケや録音のせいもありかも)。ウィーンとかのレギュラー指揮者のシュナイダーとか(たまたま海外旅行に行った時に見る公演ね)結構いいじゃん、あんな感じ。テンポとか安定してるし、第2幕の最初とか力強いし、幕切れとかかなり盛り上がるし。実演で見たらかなり感動しそうだ。

・リザネクが何故か凄い絶好調。リザネク苦手な私でもすごくいいと思った。ド迫力で泣けるレベル。リザネク名物、絶叫の声も勿論入ってる。

・ヴィッカーズがどうもあのキングに慣れてると最初ガッカリ感があるんだけど(あたしだけ?)、リザネクとともに段々と惹き込まれる感じ。大変な熱演。

・ニルソンの熱演も凄い。絶唱というべきか。ルドルフ・ビングにかなりお金を積まれたものと思われる。

・今さら感があるけど、リッダーブッシュの悪者美声ぶりがかなり惚れる。

・今さら感があるけど、ルードヴィヒのフリッカはしみじみ素晴らしい。聴かせるねえ。きめ細かな歌唱が、何故か我らが藤村実穂子さんを思い出した。

・ヴォータンはまあ、スチュワートだなあと。若々しいウォータン。

このシリーズの他のもの(ホフマン物語とか)と同じように、劇場の雰囲気がよく捉えられた録音で、一緒に公演を観てる気になる。演奏上のミスも多少(3幕冒頭ワルキューレの騎行はオケ・歌手とも何だか落ちっぱなし)あるけどそれもまた味。メリケンな熱狂的拍手も長く入ってる。外国の歌劇場に行ってオペラを観たことがある人には、とてもいいかもね。解説書やケースの歌手の写真も何だか懐かしい雰囲気。ああ、昔の歌手って何て神々しいのかしら。

モノラルなのが本当に惜しまれる。音はそんなに悪くないけど、何故か第2幕のジークムントとジークリンデ登場の時からちょっと音がこもったり不安定気味になったりするのは気になる。

このシリーズ、シッパースのマイスタージンガーやベームのフィデリオもあり、なかなかいいのかもしれんね。何このツンデレレビュー。

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シッパースのマイスタージンガー

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2012年1月 7日 (土曜日)

ブルックナー/交響曲第2番 朝比奈隆&大阪フィル

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交響曲第2番ハ短調 WAB.102 (ハース版)
朝比奈隆指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団

録音時期:1994年1月24-27日
録音場所:大阪フィルハーモニー会館
録音方式:デジタル(セッション)

今日もあんまり反響のない朝比奈のブルックナーシリーズ(アレレ??)。人気ねえの、朝比奈。年末にFMで「今日は一日朝比奈隆」ってやってた気がするが。一時間くらいしか聴かなかったけど。

1盤に続いて2番。2番もきっと聴くのはじめて。ブルックナーとブラームス(とシベリウス)のシンフォニーは長年の鬼門なので、ブルックナーとじっくり向き合う(続けば、だけど)のは今回が初めて。音楽史上は相いれないものとしてブルックナーとブラームスの対立は有名だけれども(本人同士は別に大げんかしたわけでもないようだが)、実際のところあたしにとっては「よくわからない」ということではそんなに変わらない。同じくらいだ。少女時代とKARAが見わけがつかないのと同じくらい・・・いやそれは違うか。

ブルックナーで唯一わかりやすいのは、ロリコンなことってくらい。今生きてたら芦田愛菜ちゃんか本田望結ちゃんに夢中になってると思う(ウソ)。

交響曲第2番 (ブルックナー)

アントン・ブルックナーの交響曲第2番ハ短調は、1872年に最初の稿が完成された交響曲であり、彼が番号を与えた2番目の交響曲にあたる。

(以下、ハース版の指定。ノヴァーク版はまた違う)
第1楽章 Ziemlich schnell(かなり急速に。)

第2楽章 Adagio. Feierlich, etwas bewegt(アダージョ。荘重に、いくぶん運動的に。)

第3楽章 Scherzo. Schnell - Trio. Gleiches Tempo(スケルツォ。急速に。 ― トリオ、(主部と)同じテンポで。)

第4楽章 Finale. Mehr schnell(終曲。より速く。)
(ウィキペデイアより引用)

1番に続き、2番も荘重な感じでなかなかいいなあとは思うんだけど、7番~9番とかと比べるとやはり捉えどころがないなあという印象も。耳に残るメロディがない。マーラーを聴いているような妙な高揚感もなく、心静かに祈るような印象である。マーラーの、曲によってはちょっと聴いててやんなっちゃう部分(酔うとめんどうくさい上司の説教をえんえんと聴いているような)はないのでありがたい。

(しかし、早く耳慣れた4番とか聞きたいとか思ってしまう。4番になったら「ああああ、この曲知ってる~~~」って安心感に溢れるんだろうなあ。)

朝比奈さんの演奏は、村の長老の昔話を聴いているようだ(おじいちゃんその話聞くの5回目よ、的な)。そういえば、何で指揮者って長生きなんだろうね。いや、もちろん短命の人もいるけど、こんなに長く働ける職業って指揮者くらいじゃないだろうか。定年ないし。終身指揮者なんて言葉もあるし・・・子供の時から不思議に思ってた。ストコフスキーとかな。

スクロヴァチェフスキとかブロムシュテットとか長生きしてほしいな、ずっと現役で。

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年末年始に実家に帰ってたのだが、何故か腕時計を実家の中で失くしてしまった。外出時は携帯があるけど、会社の中ではとても不便なのでビックカメラへ会社帰りに買いに行った。

使ってた腕時計はずいぶん前に(オヤの)「お香典のお返し物」としてカタログギフトから注文したもの。日本製ながら恐らく安物だしかなりメッキが剥げてた。もう買い変えてもいい頃だ。

長く使えるように、シンプルで大人可愛いシチズンの腕時計(ソーラー式なのでもう電池を入れに行く手間がない。近所の時計屋がつぶれてしまったのでこれはありがたい)を買ったんだけど、レジのおねいちゃんに
「お客様が以前お買いになった商品にリコールが発生?していますので、サービスカウンターまで行って下さい」と言われた。

何だろう?と思ったら、話によると今使ってるPCが(使用のバッテリーパックによっては)発火する可能性があるっていうことだった。

えええええ?

家に帰って慌ててPCをひっくり返して番号を調べたり、HPのHPを見てみたりしたら、ウチのは該当してないことがわかった。んもう、脅かすなよう。オレのパソコンが火を吹くぜ!なんて新年から笑ってられない。でも、まあ安心。時計買いに行かなかったら知らないでいたわけで。

2008年くらいに買ったHP使用の方は、念のためHPに行って見てみて。

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2012年1月 5日 (木曜日)

ブルックナー/交響曲第1番 朝比奈隆&大阪フィル

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交響曲第1番ハ短調 WAB.101 (ハース版)
朝比奈隆指揮
大阪フィルハーモニー交響楽団

録音時期:1994年5月15-17日
録音場所:大阪フィルハーモニー会館
録音方式:デジタル(セッション)
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(改めて)あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

えーと。年の始めなので1番で。実は年末にマーラー全集(仁満)とブルックナー全集を入手したので、マーラーの1番とどっちを先に聴くか迷ったけど、朝比奈先生のブルックナーのほうにした。今年は(珍しく)ブルックナーに向き合ってみようと思って。大変な大災害に遭った次の年は、心静かにブルックナーの深い森に分け入りたい。祈りのような気持ちで。いや、こんな気持ちが長く続くかわからんが。

年末にバラでポニーキャニオンの1番から9番までを入手。今HMVで売ってる全集に入ってるコーホー先生監修の特典CDは入ってないんでご了承くだしあ。他は今売ってる全集と同じと思われる。朝比奈先生の晩年のデジタル録音である。

飯守さんのワーグナー(とブルックナー)に並び、世界に誇れるメイドインジャパンのブルックナー。しかし、残念ながら実は私は一度も朝比奈先生の実演に接していない(機会はあったと思うんだけど)。朝比奈先生がご存命の頃はマーラーばっかり聴いてたのでな。
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さて。第1番について。

アントン・ブルックナーの交響曲第1番(こうきょうきょくだい1ばん)ハ短調は、1866年に最初の稿が完成した交響曲である。

作曲者自身が、番号付き交響曲として最初に命名したのがこの交響曲であるという意味である。実際には、この前に、習作の「交響曲ヘ短調」が作曲されている。

「交響曲第0番」と呼ばれる作品は、「第1番」よりもあとの作曲であり、ブルックナーが「第2番」と命名しなかったことによる。(以上、ウィキペディアより)

第1楽章 Allegro(アレグロ)

第2楽章  Adagio(アダージョ)

第3楽章 Scherzo. Schnell(スケルツォ。急速に。)

第4楽章 Finale. Bewegt feurig(終曲。快速に、火のように。)
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「第1番」ということで実は聴くの初めてである(なんとなく買ってみた激安パーデンネン?全集はあれから放置)。どんなんかなあと思ったんだけど、結構普通にいい曲なのね。他の晩年に近い曲があまりにドッカンドッカン素晴らしすぎて、1番はあまり顧みられないのかしら。あまり演奏会でブルックナー1番やるって見たことないしねえ。

で、演奏は ネットで見ると、大フィルって下手?みたいな感想がたまーに見受けられたが、そうかなあ。パーデンネン?の地方オケよかましじゃないかな。ヘタってドレスデンとかコンセルトヘボウとかと比べて、じゃないの? 色々聴いてないのでよくわかんないけど、日本のオケの音はする(当たり前だけど)。

スタジオセッション録音ってことだけど、朝比奈先生の気合いの入った声がたまに入ってて、ライブみたいな感じ。力がこもってて素晴らしいぜ。
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ハースって謎のおっちゃんについてはまた日を改めて。

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