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2011年10月14日 (金曜日)

ショパン/ピアノ協奏曲第2番 ルービンシュタイン&ロヴィツキ

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ショパン:ピアノ協奏曲第2番
(アンコール:英雄ポロネーズ)
アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ヴィトルド・ロヴィツキ指揮/ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団

(1960年2月22日)

過去記事:ネットラジオでルービンシュタインの審査委員長就任コンサートを聴く

今日は会社の仲良し3人組(嬲)の楽しい飲み会の予定だったのだが、カチョーが仕事上の懇親会が入ってしまい、3日前にキャンセルになった。まあ仕事なので文句も言えないが、金曜日の夜のキャンセルはとても痛い。今日に限って行きたいコンサートもとくにない。で、何故か渋谷塔へ行き、このCDを購入。

このCDは前にポーランドラジオ第2で聴いて感動したもの。ルービンシュタインのショパン国際ピアノコンクール審査委員長就任記念コンサート?のライブ録音である。ショパ2とブラ2コンチェルトを一晩のコンサートで弾いたとゆー。で、両方入った二枚組を塔で探したがなく(犬でも入手困難)、ショパ2だけ入ったMUZA盤をみつけた・・・ずいぶん前に。

で、その時は購入を迷ったが「もしこれを買った後に2枚組が手に入ったら無駄になるな」と考え、放流。しかし次に塔に行ったときにはもう売れてしまって棚になかった。ああああ。MUZA盤を甘く見ていた。よく考えてみたらポーランド好きのあたしでさえ、MUZAのCDはほんの数えるほどしか持ってない。

教訓。MUZAのCDはそうむざむざと手に入ると思ってはいけないのである。

ということで、本日久しぶりに入荷を確認(おおおっ)。迷うことなくレジへ。たまたまポイントがたまってたので千円引きで買うことができた。ついてない日に限って、けっこうついてたりする。

で、ショパ2。ショパン・コンクールのファイナル以外ではそう耳にすることもないのだが(私は)、正直言ってあんまり・・・1番よりいいと思えない(思えなかった)。昨年のショパコン後協奏曲第1番にひどくハマり、家に帰ると病気のように1番を聴いてたものだったが、2番にハマるということは勿論なかった。2番を弾くコンテスタントは「変わり者」に見える。そして何故か優勝しない。

2番が初めて「イイ!」と感じたのはこのルービンシュタインの演奏を聴いたときである。そんなに色々聴いたわけではないけど。この録音で聴くと何故か1番よりいい曲に思える。第1楽章など涙が出るほど美しく、素晴らしい。「んなアホな」と思う人はこの演奏を聴いてみたらいい。
ルビ爺の演奏が素晴らしいのはもちろんだけど、とにかくロヴィツキ&ワルシャワ・フィルが素晴らしい。のっけから凄い力強くて、軟弱なショパンがどこかへぶっ飛んでいる。何だかブラームスに聴こえてしまう(んなアホな)。そういえばショパコン随一のショパ1の名演、アルゲリッチ盤のオケも同じ指揮者である。

熱狂的な拍手にこたえ、アンコールの英ポロも素晴らしい。録音も(ステレオだし)そんなーに恐れるほど悪くない。とにかくショパン・コンクール会期中の熱気が(聴衆の興奮が)伝わってきてまるで自分が(50年も前の)コンクール会場にいるようである。熱気といっても、2月でとても寒いはずなんだけど・・・・。

余白に入ったオマケの途方もない古いスタジオ録音のマズルカとポロ5も素晴らしい・・・流石に録音は古ぼけてるけど。

ああ、それにしても(同じ日の)ブラームスの2番が聴きたいなあ。アレ、手に入んないかな。くすん。

(ところで、このCDの解説書を見たら、全部ポーランド語だった。このレーベルのローカルさが伝わってくる。・・・全く読めない。)

(偶然だけど、このCD買って家に帰ってテレビをつけたら・・・NHKニュースで、来日中のラン・ランが出てて、たまたまこの2番コンチェルト弾いてた。結構びっくりした。)

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コメント

ポーランドのMUZAの音源は貴重ですね。少し高くても入手して大切にしたくなります。それにしても面白いジャケット。巨匠が手で何かを持って口を付けている。何をしているのでしょう。スルメかビーフジャーキーを吸っている?風船をふくらませている?それとも葉巻に火を付けているのでしょうか。正解をお教えください。

投稿: toutelanuit | 2011年10月18日 (火曜日) 16時05分

>>toutelanuitさん

MUZAは多分コレと合わせて3枚しかウチにはないと思います。よっぽど時代的にずれてるとかじゃなければ、みつけたら「買い」です。それに比べて最初は貴重に思ってたDUXレーベルは、意外と結構色々買ってます。

ジャケ写真は、縁日などで見かける吹き戻し笛(ピーヒャラ笛)を吹いているものを思われます。巨匠ったらお茶目。


いやウソです。普通に葉巻です。

投稿: naoping | 2011年10月18日 (火曜日) 22時03分

お答え、ありがとうございました。お祭りなどで見かけるあの笛は「吹き戻し笛」というのですね。分りやすい良い名前です。
ルビ大先生といえば「カーネギー・ホール」という古いアメリカ映画でファリャの「火祭りの踊り」をものすごく派手な指さばきで弾いていた映像が忘れられません。
もしご覧になっていなければYOUTUBEにでもアップされていれば見ていただけるのですが。

投稿: toutelanuit | 2011年10月19日 (水曜日) 11時43分

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