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2011年8月 1日 (月曜日)

ザ・シンフォニカ第50回定期演奏会・飯守さんのマーラー5番

ワーグナー/歌劇「ローエングリン」より
第1幕への前奏曲、エルザの大聖堂への行列、第3幕への前奏曲
マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調 
飯守 泰次郎指揮/ザ・シンフォニカ

(7月31日 サントリーホール)

過去記事:ザ・シンフォニカ第47回定期演奏会

ザ・シンフォニカさんの演奏会は二度目。前もマーラーだ。しかし今回コレ書いてて前と違うのは・・・今回は知り合いが出演してて、コレ読んじゃうってことだわ。ううううっ緊張しちゃうっ。ごめんなさい毎度下らなくて。

今回、席をとってもらったので(本当にありがとうございます)、一階席前から7番目。サントリーでこんな前の席は初めてだ。ワーグナーとマーラーだから舞台の上は満員電車状態でありまして・・・マーラーの有名なカリカチュアを思い出す(舞台の上は楽員で一杯なのに客席は人がまばら・・・みたいな)。なんという圧迫感。もう、ひとが溢れて舞台から落ちてきそうだ。客席もほぼ満員?なのでもうなんか・・・夏休みの豊島園プールみたいな状態だ。くるしいいいい。

今回の指揮は飯守さんということで、俄然期待が高まるというもの。飯守さんは最近ベートーヴェンとチャイコフスキーが多い気がして、あんまり今年は足を運んでない(そもそも地震以来あまりコンサート行ってないけど)。

まずローエングリン。第一幕への前奏曲(美しい)と、一幕の終わりの合唱入るとこ・・・でも今回は合唱はなくてP席の後ろのバンダ?の金管楽器とパイプオルガンが壮大に入る。一緒に来てた友人が「客席に突然入ってきて耳元で楽器吹かれたらびっくりしない??」と私に耳打ちしたが、そんなこと言ったら千人の交響曲とか無理だなと思った。ダイナミックな第3幕前奏曲はさすがに飯守さんだ。というか飯守さんそろそろ東京でもワーグナーのオペラを振って下さいよ。演奏会形式でいいから。

休み時間のあと、マーラー。マーラーの5番を聴くと、子供の頃を思い出す。中学生くらいだったかな、N響の演奏会をラジオで録音して聴いていた。就職して初めて自分でコンサートの券を買って聴いたのもこの曲だ。指揮はブロムシュテットだった。聞くたびにとても懐かしく思う5番。そして何だか夏休みな感じがする5番(マーラーが夏休みに作曲をしていたせいか)。

一緒に行った友人はあまりクラシックは詳しくないけど、この曲だったら結構いけるんじゃないかなあと思った(ブルックナーとかよりは)。アダージェットとか有名だしね、映画によくつかわれるし。(案の定、かなり楽しかったようだ。)

飯守さんのテンポはどこもヘンに思う所がなく、ねっとりとしすぎるわけでもさらさらと流れ過ぎるということもなく。たまーに管楽器のソロが「あ」っと思う所があったけれど、あまり気にせず。マーラーらしい金管の響き(ホルンとトロンボーンかな)がなんだか懐かしい。弦も綺麗(アマオケで弦がうまいのは有難い)。アダージェット、うっとりと聴く。ぼおっとしてしまう。

あっというまに最終楽章。ホルンのソロで夢から起こされる。飯守さんの指揮はダイナミック。がんがん進んでいく。この楽章も大好き。どんどんとテンポを上げて盛り上げて、最後もばっちりと決めた。間髪いれずのブラヴォーと拍手が気持ちいい。この曲はこんな風に終わって欲しいってテンポだった(最後だけ突然ゆるくなったりするのはあたしは許さん)。

拍手は鳴りやまず、なかなかみんな帰れない。でも、飯守さんのコンサートではいつものことなのでびっくりしない。アンコールはなし。団員さんはこれから楽しみの打ち上げが待っているんだろうなとか思った・・・さぞ美味しいビールを飲まれたことだろう。あたしも友達と飲むのを楽しみにしてたんだけど、行こうと思ってたチョイス!が貸し切り(やっぱりなあ・・・)。女二人、ビール難民となって六本木の街をさまよえる。やっと見つけた庄屋は24時間営業。有難いねえ。

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話は変わりますが、来週の8月7日(日)のカルウォービッチの券(自由席)が一枚余ってます。一人ででも行きたいって方、「くれ」ってメール下さい(musik-tagebuch)。まあ・・・余っててもいいんだけど。顔見られるの恥ずかしいので郵便がいいかな。 

しめきりました。

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コメント

カルウォーヴィチ、せめて大阪なら…。

あ、ヴァイオリン協奏曲、クルカ先生の旧盤(ロヴィツキ指揮)をゲットしましたよ。こちらも録音はよく、オケはやや細身で鋭い感じ。ソロは言わずもがなです。

投稿: ぜん | 2011年8月 1日 (月曜日) 22時37分

カルォーヴィチ、行きます!。あ、チケットも手配済みです。だから、そのチケットには貢献できないのですが。行く前になおぴんさんと同じものに行くって分かっているのって、初めてかも。後になって、あ、あれ行ってたんですね(その後に「やっぱり」がつくけど(笑))というのは結構多いですけれど。

ところで、飯守さんは東京ではシティフィルで一通り(?)ワーグナーやったじゃないですか。毎年9月に。あれ、いつまでかけてやったのかな。そろそろ東京再演(オケはどこであれ)の機は熟しているかな?

投稿: ガーター亭亭主 | 2011年8月 1日 (月曜日) 23時19分

>>ぜんさん

うーん、おうち東京から遠いんですね。ホントに残念です。
コンチェルト、名曲なのでいい演奏ならいいなあと願っています。
ロヴィツキ、最近かなり気になってる指揮者です。色々探してますが、結局CDはアルゲリチのショパコンのコンチェルトしか持ってません。

投稿: naoping | 2011年8月 2日 (火曜日) 20時50分

>>ガーター亭亭主さん

ああ、カルウォーヴィチ行かれるのですね。まあ滅多にやらないですからねえ。私はあんまり「コレ行きま~す」みたいな宣言をしない性質なもので。まあ事前に言っても誰も現場で会わないし。あと人間を見わける能力が人一倍劣ってるので会ってもわかんなかったりします。(知り合いかも・・・でも違うかも・・・という葛藤をしょっちゅうします)

飯守さん、やって欲しいですワーグナー。飯守ワーグナー不足です。まあ他の指揮者では結構潤ってるけど、やっぱり飯守さんで聴きたいです。

投稿: naoping | 2011年8月 2日 (火曜日) 20時53分

カルウォビチ、チケット手配済みであります。
そしてたしか二期会の来年の「パルジファル」が飯守さんだと聞いたような気がします。

投稿: 白夜 | 2011年8月 2日 (火曜日) 23時11分

遅ればせながら、
ご来場ありがとうございました。

楽しんでいただけた様子で、ホッとしました。

飯守先生には、熱心にご指導いただきました。
いろいろな指揮者で演奏してきましたが、
とても得るものが多かった演奏会でした。

ゆえに、打ち上げのビールも美味しかったです(チョイス!貸切は、シンフォニカでした(^-^;)

また、ご案内しますので、ぜひご来場くださいね。
お会いする機会に、もっとお話聞かせてください。

では~。

投稿: のびるめんて | 2011年8月 3日 (水曜日) 10時08分

>>白夜さん

白夜さんどうかなあ・・・券もってらっしゃるかなあ・・・とか一瞬思ったのですが、やっぱり手配済でしたか・・・ですよねえ。
来年のパルシファル・・・その情報は初めてききました。ダブルキャストだったら両方行かなきゃ!!(←気が早い?)

投稿: naoping | 2011年8月 3日 (水曜日) 21時30分

>>のびるめんてさん

本当にありがとうございました。飯守さん不足を補うことができました。しばらく元気に生きていけそうな気がします。

飯守さんの指導、ホントに羨ましい。リハーサルが見てみたいといつも思っているんですが(入団希望と偽って見学?・・・ろくに楽器できませんけど)、何か怖いような気もするし。

チョイス!はやっぱりシンフォニカかあ・・・当然ですね。ちょっと飲める店が少ないと思います、あのへんは。

また次回のご案内宜しくお願いします。詳しい感想をお話する機会があるといいんですが、タイミング的になかなか。またエルガー集会?とか、演奏会等で見かけたらお声をおかけ下さい。

投稿: naoping | 2011年8月 3日 (水曜日) 21時34分

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受信: 2011年8月 2日 (火曜日) 06時22分

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