ネットラジオでカスプシク指揮のコンサートを聴く
今日は久しぶりに「歴史的コンサート」という番組を聴く。ポーランドの指揮者ヤツェク・カスプシクの1980年のコンサートの模様を放送。
Koncert Wielkiej Orkiestry Symfonicznej PR w Katowicach, dyr. Jacek Kaspszyk (Katowice 20.12.1980 r.)
Alban Berg Symfonia Lulu, Wojciech Kilar Siwa mgła, Gustaw Mahler Adagio z X Symfonii
ベルク:ルル交響曲(組曲)
キラール:灰色の霧 Siwa mgła
マーラー:交響曲第10番よりアダージョ
素晴らしい曲目。退廃的&厭世的なオーストリア音楽の間にはグレイッシュなキラールの音楽。今の私の殺伐とした気分にぴったりのプログラムである。
ベルクは何故かオーストリーというよりはポーランドの音がする。何と言っていいのかわからんが。オケが微妙にこの曲がわかってない感じが心地よい(なんで?)。終曲は素晴らしい。ソプラノ・ソロなし。
今評判?のキラールは・・・いやあ、やっぱりキラールだ。テノール独唱。最初は題名通り幻想的に始まるが、途中なんだか特撮怪獣ものみたいな激しさ。
そのあとお馴染みアダージョ。こんな殺伐としたコンサート、なかなかいいんじゃないか。盛り下がって。しりしりとした針の音がまたいい。レコードなのかしら。終わったあとも殺伐とした気分でブラボウもなく。三々五々と帰っていくのであった・・・・・。誰の葬式。
(そのあと時間余ったんだか、例のオラヴァ他を放送。へいっ!)
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昨日のこと。
今勤めているところで、このたび昇格した2人(そのうち一人は私である)と新しく部署を移ってきた1人のお祝い&歓迎会だったのだが、昇格なんて言葉はいいけど薄給だったのがスズメの涙ほどあがるくらいの「?」なものでさほどは嬉しくない。赤貧なのは変わりなく。ただ、部署の飲み会は久しぶりなので楽しく過ごせるはずだった。だって主役だもん。
で。
みんなかなり飲んで盛り上がったあとで主賓のご挨拶。私は「おめでとうなんて言われるの最近は正月くらい」とかの自虐ギャグを放ち、いつものように笑わせて場を和ませたのであるが、そのあとがいかんかった。
うちの部署、実は今幸せ大ブーム。先月デキ婚した人が一人、奥さんが妊娠中が2人、初孫が生まれた人が一人、未熟児で生まれた赤ちゃんが退院した一人、その他。何だかひとりずつ幸せ発表会になってしまった。
ほんわかとしたいいムードの中、なんだかわからんうちにお開きになった。そしてみんな幸せな家庭に帰っていった(ハア?)。会社の飲み会では二次会なんて滅多に行かない私なんだが、幸薄そうな(本当は知らんが)独身男性社員を2人連れて勝手に二次会をこじんまりとやった。まあその時はわーわー騒いで楽しかったけど、普段おとなしくてそういうイケイケなキャラでもないので翌日顔を合わせるのがこっぱずかしかった。しかも30%くらい何を口走ったか記憶がない。何かバカなことを言ってないだろうか。明日から休み(3日だけだけど)なので、忘れて欲しい。記憶を消してほしい。うあああ。
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