« 貧乏カレー | トップページ | チャイコフスキー国際コンクール(ピアノ)その5 »

2011年6月18日 (土曜日)

チャイコフスキー国際コンクール(ピアノ)その4

(ライブ配信)
http://webcast.tchaikovsky-competition.tv/lite/piano.html

Yulia Chaplina (Russia)
Gubaidulina Chaconne
Haydn Piano Sonata in D major, Hob. XVI 31
Tchaikovsky Scherzo a la Russe, Op. 1, No. 1
Tchaikovsky Lullaby, Op.16, No. 1
Liszt Hungarian Rhapsody No. 9 in E-flat major, S.244, Pesther Carneval

モントリオールにも出てたちゃぷりなちゃん。鬼の形相でリストのソナタを弾いていた。クリーム色のドレスが似合ってるわね。この子はチャイコフスキーのほうがいいな。彼女のほんわかした雰囲気に合ってると思う。グバイドリナってよくわかんないし。途中で水飲みに行った。ハイドン。この人って弾く曲によって顔が全然変わるんだよね。演奏は、うーん、いかにもモントリオール上位レベル。

演奏終わってまったりしてたら東京地方にドカン!と地震が。こあえあえいいい。コンクール配信と震度モニタを一緒に見ると重くて無理。

Georgy Gromov (Russia)
Bartok Suite, Op.14
Haydn Piano Sonata in G major, Hob. XVI\40
Tchaikovsky The Seasons, Op. 37:
March: Song of the Lark,
April: Snowdrop,
May: Starlit Nights
Prokofiev Piano Sonata No. 7 in B-flat major, Op. 83

この人はうまい人なの?パルトークとかプロコとか弾くとすごくカッコよく感じるが(外見のことではなく)。ひげのそりあとが青いねえ。バルトークよりハイドンのほうがいいね。何かイキイキしてて聴いてるほうも楽しい。戦争ソナタ。落ち着いてて風格も感じるしいいね。演奏中にどんどんヒゲが伸びてる感じ。この人は通過しそうな感じがする。私の耳は素人なので信じぬよう。

ソチオリンピックを控えて、ロシア人にしか優勝させない気だろう。ソチオリンピックでは恐らく音楽的中心人物のゲルギエフが親分だし。ロシア人優勝者は開会式に出て演奏するかもしれん(北京でのランランみてえに)、ゲルギエフの指揮でな。

Seong Jin Cho (South Korea)
Beethoven Piano Sonata No. 31 in A-flat major, Op. 110
Tchaikovsky Dumka, Op. 59
Tchaikovsky The Seasons, Op. 37: December: Christmas Week
Liszt Apres une lecture du Dante: fantasia quasi sonata, S.161, No. 7

ソンジンチョウって名前にロシア人悪戦苦闘(そんなに難しい?)。外見、前に会社にいた男の子の似てるな。ソナタ、なかなかいい。アジア人だけど目を覆うほどではない(←誰の事を言ってるのかな?)。
チャイコフスキーもいいのだが。やっぱり先ほどのちゃぷりなちゃんとかロシア人とは違うのだな。アクセントとかがなんか違う気がする。どう違うかはわからないけど。ダンテを読んで!って・・・何故命令形。ヘンタイのない蒸留水のようなリスト。激しく眠くなってきた。まだ夜中の部があるってば。

途中で残業疲れでめまい?とオモタら東日本はまた地震。かなり広範囲。むううう。

----

トリフォノフのインタビュー。
http://pitch.paraclassics.com/#/behindthescenes/78

Daniil Trifonov (Russia)
Scarlatti Sonata in D minor, L.108
Haydn Piano Sonata in D major, Hob. XVI\42
Prokofiev Sonata No. 3 in A minor, Op. 28
Tchaikovsky
   Valse sentimentale, Op. 51:
   Echo rustique, Op. 72,
   Tendres reproches, Op. 72,
   Un poco di Chopin, Op. 72
Chopin Barcarolle in F-sharp major, Op. 60
Liszt Mephisto Waltz No. 1 in A major

こんなにしょっちゅう生中継でトリフォノフを見れるとは。こんな日が来るとは最初のショパコンの時には思ってなかったわけだが。髪切った?あれれスタインウェイか。大ホールだとファツィオリ聴こえないからか?ルビンスタインんときからそうだけど、トリフォノフに関しては応援してるというよりただ聴きたいから聴いてるだけだわ。最後まで進めば沢山聴けるし。優勝なんかべつにしなくてもいいです。なんつー顔でチャイコフスキーを弾くんじゃ。何を弾いてもトリフォノフ。大映しになったチャイコフスキーの肖像の表情が「コレ・・・オレの曲?ね、オレの曲?」って言ってるみたいだった。舟歌は以前より表現の幅がうんと広がってて、温かみさえ感じる。絶対豪華客船にならないのがトリフォノフ。なんと変幻自在な人なのだろう。汗びっしょり、ハンカチ忘れちゃったの? メフィスト変態ワルツ最高。

配信がうまくいってよかったーーーー。心なしか映像もいつもより綺麗だった。ロシア技術屋がんばった。

|

« 貧乏カレー | トップページ | チャイコフスキー国際コンクール(ピアノ)その5 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: チャイコフスキー国際コンクール(ピアノ)その4:

« 貧乏カレー | トップページ | チャイコフスキー国際コンクール(ピアノ)その5 »