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2011年2月24日 (木曜日)

ブリテン/セレナーデ ピアーズ&ブレイン、グーセンス

P1110633 ブリテン:セレナーデ
ピーター・ピアーズ(テノール)
デニス・ブレイン(ホルン)
ユージン・グーセンス指揮/ロンドン新交響楽団

(Decca eclipse ECS 507)

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レコード・シリーズ。私は子供の頃ロンドンレコードで育ったので、いまだに(昔の)デッカ信仰者。しかし別にデッカのワイドバンド盤を集めようとかそんな気はさらさらない。CDでもいいのだ聴ければ。

デッカといえばショルティ、メータ、フェリアーともう一人私にとってのスターはブリテンである(まあ、録音技師とかプロデューサーは除いて)。残念ながら子供の頃はブリテンは「青管」の作曲家としてしか知らんかったのでレコードなんて一枚も持ってなかった。イギリスにも(エルガー以外に)作曲家がいるんだって思ったのが大人になってからだったので、このレコードも買ったのは6~7年前かそんなだろう。無論中古。

このレコードはデッカの中の再販のレーベル(よく知らんが)のeclipseの一枚。ステレオ録音とあるが、ネットで見たらどうも疑似ステレオのようだ。でもそんなに不自然な感じはない。この曲の最初のSP録音(ブリテン指揮)のCDも持っているが、「SPはSPの音のままでそのまま録音するのがモットー」のPearl盤なのでしゃーしゃーとノイズが凄い。それと比べるとずいぶんふくよかないい音である。ヘッドフォンで聴くと、まるで自分でホルンを吹いてるみたいな感じ。まあどんなに頑張ってもこんなにうまく吹けないと思うが。

しかし、このレコードの一番価値のある点は、何故か国内盤(?)であることである。ジャケットやレコード本体はどう見ても輸入盤なのに、「ロンドンレコード(キングレコード)」の日本語解説書が封入されているのである。まあ、CDでもそういうのはたまに見かけるが。勿論、解説は三浦先生の愛情あふれるもの。対訳は勿論ついてる(とてもありがたい)。B面のキャロルの祭典と小ミサの解説と対訳も付いてる。

解説は発売当時のものらしく(当たり前だが)、何だかライブ感に溢れている。

ベンジャミン・ブリテン
1913年11月12日、サフォーク州ローストフトに生まれたイギリスの国際的作曲家。現在同州オールドバラに住む。独身。

生きてたんだ!ブリテン(当たり前だが)。まあ1976年に亡くなったので、結構最近まで生きてた作曲家なんだけど、こういう風に書いてあると何だか凄く実在感があるなあ・・・なんてな。「独身」って書いてあるのもいい。ちなみに相方のピアーズの解説にもちゃんと「独身」って書いてある。三浦先生は二人の関係は知ってたんだろうか・・・。ちなみに解説書によると、「ロンドン新交響楽団」は契約上の問題でこういう表記だが、実体はロイヤル・フィルということだ。

さてセレナーデというこの曲。弦楽合奏とホルンとテノールの組み合わせが天才的だ。夕暮れの牧歌的な雰囲気がたまらない。そして女っ気が全然ないのも素晴らしい。これを聴いていると、私は昔のベルリンオリンピックの頃のレトロな青年たちがランニングとか水泳とかやり投げとかしている姿が頭に浮かぶ。白黒画面で、しかもスローモーションで。(変かな?)

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↑CD復刻盤



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もう来た?来た?花粉。
毎年「かかったかなあ?違うかなあ?」とか思いつつ春を迎える。そして大して発病せずに終わる。

今年の花粉は昨年の10倍くらいっていうけど、実は少しワタシ・・・ここ2~3日、来てるかんじ。でも風邪の余波かもしれない。予防のため子供用使い捨てマスク60枚組を買い(小顔なので)、毎日してる。今年も、ひどくなりませんように。
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コメント

こんにちは!私もデッカの音がいちばん好きです。

投稿: MUUSAN | 2011年2月25日 (金曜日) 09時14分

>>MUUSANさん

こんばんは!デッカの50~70年代最高です!

投稿: naoping | 2011年2月25日 (金曜日) 20時31分

師匠。
こんばんは。
ブリテンの歌曲は、あやしい魅力を感じます。セレナーデのホルンが素敵です。イリュミナシオンが一番好きです。ピオーの声にまいりました。

投稿: Mie | 2011年2月25日 (金曜日) 21時43分

 ロンドン新交響楽団というのは契約の関係でロイヤル・フィルが実態であったとは知りませなんだ。フィル・ハーモニアがニュー・フィル・ハーモニアになったというのは倒産・再建と聞いてはいたが、あのころ英楽団の経営の苦しさを雑誌を通してだけれど聞いていたので、ロンドン響もその類かとずっと思っておったんだけど、そうであったか。長生きはするもんだって。

投稿: 面久院滅多坊 | 2011年2月25日 (金曜日) 21時55分

>>Mieさん

はいこんにちは。実はサンドリーヌ・ピオーって歌手知りませんでした(いにしえの歌手しか知らないのでw)。ソプラノでイリュミナシオン歌ってるんですね。

投稿: naoping | 2011年2月27日 (日曜日) 09時52分

>>面久院滅多坊さん

三浦先生が書いてるので事実なんでしょうね(?)>新交響楽団

ニュー・フィルハーモニーとか、イギリスのオケは契約上色々とあってよくわかりません。私は何にしろフィルハーモニア管とかロイヤル・フィルとかは廉価盤でよく見ていたので長いこと「録音用のオケ」として一段低く見ていましたが、ロンドンでロイヤルオペラハウスのオケを聴いてすっかり印象が変わりました。長生きはするものです。

投稿: naoping | 2011年2月27日 (日曜日) 09時53分

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