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2011年1月29日 (土曜日)

ネットラジオで「ディファレント・トレインズ」を聴く

今週、年に一度の「給与支払報告書(源泉徴収票)」を各市町村に郵送するというディープな仕事をやり終え(約2000人分を7割方一人でやった)、ホントにくたびれている。へとへと。なのに急に思い立って昨夜からガスレンジの掃除を始めた。いつも年末は忙しいので2~3年掃除してなかった。レンジハードユーザーのため汚れは相当だったが、頑張った。まだ片方しかしてないが。

と。

週に一度の業務スーパーの買い出しに行ったら、TVカメラが来ていた。JOYさんに似たハーフのタレントさんが「これは安いですねえ」とか取材をしていた。名前がわからずウチにかえって名前を調べた。「JOY 似ている 男性タレント」で。

それにしてもスッピンメガネの行商の人みたいなカッコで行ったので、テレビカメラを避けて買いものをするのが大変だった。

シチューと肉じゃがを作るのに人参を一袋買ったので「人参しりしり」を作った。沖縄家庭料理である・・・といっても至って簡単。ただ人参の細切りをシーチキンと炒めて塩こしょう醤油などで味付けするだけ。

P1110609 前に近所で「人参しりしり器」なるものが売ってたのだが、800円もしたので買わず。家にあるスライサーでスライスしてから細切り(沖縄の人に言わせれば邪道なのかもしれんが)。たかが人参だが甘くておいしい。弁当のおかずにもグー。仕上げにとき卵入れても美味しいらしい。しかし写真載せるほどでもない地味~な料理。

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さて、今日の6時半からGłębokie słuchanieという番組を聴いた。訳すところ「ディープ・リスニング」。

曲は・・・番組名通りやっぱりディープ。

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 フレディ・ケンプ(ピアノ) リットン指揮
オネゲル:パシフィック231 ネーメ・ヤルヴィ指揮
スティーヴ・ライヒ:ディファレント・トレインズ クロノス・クワルテット

オネゲルとライヒは鉄道繋がりかしらん。

ディファレント・トレインズをポーランド・ラジオで聴くことはとても意義深く感じる。私はニコ動でしかこの曲聴いたことないんだけど、映像と字幕付きで見聴きしたことでこの曲の意義が最初からわかったのでよかった。最初から輸入CDで聴いただけだったら何のことやらさっぱりだったろうからね。言ってることの意味がわかれば映像なしで音で聴くだけで凄い感銘深い。直接ナチ被害に遭ってる国のポーランドの人はまた、違う生々しい感じを受けるんだろうな。もっとリアルに迫ってくるに違いない(つか、聴きたくないかも)。アウシュヴィッツの場面とかかなりクル。ドキュメンタリー映像を見ているようで純然たるクラシック音楽というのとはまた違うんかもしれんが、コレは名曲だと思う。クロノスの演奏も胸に迫る。

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さて、サッカー頑張れニッポン!! 

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コメント

こんにちは。
ディファレント・トレインズ、私も大好きです。特に第1楽章が。声の抑揚がメロディーにつながっていったり、メロディーが声の抑揚につながっていったり、すばらしい曲だと思います。話の内容は聴いているだけではよくわからないですが、重いですよね。

投稿: MUUSAN | 2011年1月30日 (日曜日) 09時37分

サッカー、夜中まで見てた甲斐がありましたよ。

人参しりしり、っていうんですか、それ。実家で母がよく作ります。
名前知らなかったんで、ツナ入り人参きんぴらとか、適当に呼んでました

投稿: ぜん | 2011年1月30日 (日曜日) 23時44分

>>MUUSANさん

はいこんにちは。
前にそちらのブログを拝見してこの曲の項目があったので嬉しくなってしまいました(読み流しすいません)。ご存じかと思いますがニコ動の日本語字幕付映像を見ると「なるほど!」と思います。
過去記事:http://naoping.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post_5750.html

投稿: naoping | 2011年1月31日 (月曜日) 20時27分

>>ぜんさん

サッカー、夜中まで見てたおかげで風邪を引いてしまいました・・・(と部長に言ったら「日本中みんな見てんだから風邪はそのせいじゃないんじゃね?」と言われました)。

「人参しりしりー」とも言うようです。単純なわりに意外と美味しいので気に入ってます。人参が大量消費できてよいです。

投稿: naoping | 2011年1月31日 (月曜日) 20時30分

ディファレント・トレインズは、現代の大傑作だと思います。
非常にシリアスな内容を含んでいながら、音響的な面白さにも満ちていますね。
言葉を弦楽四重奏がなぞり、そこに列車やサイレンの音が被り、何ともドラマチックな音楽が展開して行きます。こういう「熱い」ミニマムも珍しいのではないかと思います。

投稿: golf130 | 2011年2月 3日 (木曜日) 07時27分

>>golf130さん

そうそう、ホントに凄い曲ですよね。クラシック好きじゃない人でももしかして面白く聴けるんじゃないかと思います。
ただ、この曲を何回も聴いているとついついあの弦楽合奏と英語のナレーションが耳に残るので、会社や電車の中で突然無意味な英語をつぶやいてしまい怪しい人になってしまいます、ワタシ。

投稿: naoping | 2011年2月 3日 (木曜日) 20時16分

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