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2011年1月19日 (水曜日)

カルウォーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲 クルカ&コルト

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ミェチスワフ・カルウォーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ長調
連作交響詩「永遠の歌」
交響詩「オシヴィエンチモフ夫妻、スタニスワフとアンナ」

コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン)
カジミエシュ・コルト指揮/ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団

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久しぶりにカル様で。

まあ、私も年明けてからショパン以外のポーランド音楽を全然聴いてないってわけではない。相変わらず毎週「ファンタジア・ポルスカ」は(穴のあいたセーターの繕い物でもしながら)聴いているし、家に帰ってからほとんどBGMでポーランドラジオ第2を聴いている。「ファンタジア・ポルスカ」のほうは、何故か記事にするほどの大発見が以前よりなく、「おお、これは!」と思うと(自分のブログをひっくり返してみると)以前にもう聴いたことがあって、感想をすでに書いてしまったりしてるものがほとんどである。・・・ので記事にはしてない。

で。

その他、最近ラジオを聴いて「おお」と思ったのは。
たまに運が良ければ聴く「大きな黒い」という番組(翻訳ソフトがそう訳してしまうので勝手にそう呼んでいる)で、昔のレコードをマニアックなパーソナリティの男二人が楽しそうに紹介するというものであるが、こないだはリストの交響詩特集であったのだ。指揮が前半はニコライ・ゴロヴァノフで後半は確かヘルマン・シェルヘンだった・・・ようだ。ゴロヴァノフの指揮する交響詩「前奏曲」のド迫力は鼻血と涙が出そうだった。CD復刻盤あったらほすい。

あと、昨日だかたまたま何かライブをやる番組で聴いたのがエルガーのピアノ五重奏曲。エルガーにピアノ五重奏曲があったなんて全然知らなかった。少なからずCDはあるようなので、これも要チェック。滅多に演奏されなそうだが、ラジオで聴いた時はびっくりするほどの大ブラヴォーを受けてた。演奏も良かったんだけど曲に対するブラヴォーな気もした。

で。

カルウォーヴィチの代表的な録音と言ってもいいこのCD(・・・のわりにはごく最近購入)。大好きなヴァイオリン協奏曲と「永遠の歌」、それとR・シュトラウスの影響をまるまる受けてる「オシヴィエンチチモ?・・・(いい加減覚えようよ私)」を収録。どなたにも薦められる入門編・・・というにはちょっと値段がお高い気もするが、演奏は素晴らしい。なんといってもクルカ先生のヴァイオリンとコルト先生の指揮は、もうこれ以上ないんじゃないかと思うくらい素晴らしい(と思う)。このコンビだと本当に5割増し位にいい曲に聴こえる。いやそもそもいい曲なんだってば。「永遠の歌」も何種類か聴いてるけど、この演奏はしっくりくる。やっぱりこの曲の第2楽章はいいなあ。心にしんみり。

で、にゅーーーす。

今回「ショパコンガラ」で来日中のアントニ・ヴィト先生指揮でナクソスからカルウォーヴィチがまた出るですねえ(3月16日)。セレナーデとヴァイオリン協奏曲みたいよ。ヴァイオリン協奏曲もいいけど、このセレナーデって曲がまた涙ちょちょぎれものの名曲なんだわさ(ラジオでしか聴いたことないけんども)。ヴィト先生頑張ってるね。・・・が、ショパコンも指揮がコルトなら聴きに行く私のテンションが倍増するとこなんだが・・・それは置いといて、ショパコンとっても楽しみだ(すげえ長いみたいだが)。ワルシャワ国立のコンミスのあのオバチャンは来てるんだろうか。

Serenade, Violin Concerto: Wit / Warsaw Po Kaler(Vn) icon

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コメント

 嗚呼、ポーランドでは未だ、シェルヘンのレコードを聞かせてくれるのか。あたしゃ、ポーランドの土になりたい(いや、やっぱ、いやだ。日本の土でいい)。

投稿: 面久院滅多坊 | 2011年1月19日 (水曜日) 22時44分

>>面久院滅多坊さん

何もシェルヘンのレコードくらいでポーランドの土にならへんでも(笑)・・・と思いますが、このレコードばっかりかける番組はかなり魅惑的です。針音バリバリです。ワルターのマーラーばっかりかけてた日もありました。何曜日放送か記憶にないです(残念)。

投稿: naoping | 2011年1月19日 (水曜日) 23時46分

わたしがエルガーの名前をはっきりと意識したのは「威風堂々」でも「愛の挨拶」でもなく、このピアノ五重奏曲でした。今でもエルガーの全作品のなかで、どこか神秘的なところのあるこの曲が一番好きです。NHK-FMの海外クラシックライブをエアチェック(死後!)したカセットテープを繰り返し聴いたものです。たしかあれはチリンギリアン弦楽四重奏団でしたか。ピアニストは誰だったんだろう?まったく覚えていません。
CDもいろいろ買い集めましたが、最近はOp.83&84と並べたNAXOS盤を深夜の読書のお供にすることが多いです。全体を通してあまり色合いが変わらないので時には「冗長」「単調」と切って捨てられることもある作品ですが、愛する者にとってはこのままずっと続いて欲しいと思わずにはいられない音楽です。
去年だったか、ラルス・フォクトがアンティエ・ウエイトハースらと録音したCDが出ましたが、そちらは未聴です。ライブをネット・ラジオで聴いた限りではなかなかよさそうでしたので、そのうちゲットしてしまいそうですが。

投稿: 白夜 | 2011年1月20日 (木曜日) 12時25分

おー、買われたんですね。
>クルカ先生のヴァイオリンとコルト先生の指揮は、もうこれ以上ないんじゃないかと思うくらい素晴らしい
ホントですねぇ。

さらに新譜が!ソロのカーラーさんって、Naxosにやたら録音がある人でしょうか?どんなヴァイオリニストか知らないんですが、セレナードはまだ聴いたこと無いんで楽しみです。

投稿: ぜん | 2011年1月21日 (金曜日) 17時13分

>>白夜さん

さすがは白夜さん、エルガー五重奏曲はとっくにチェック済みでいらっしゃいますね。私はラジオでなんとなーく聴いてたのですが、「なんじゃこの曲は!!」とすぐにHPの番組表でチェックしてしまったほどです。エルガーのこの曲は確かにずっと同じ感じな印象ですが、それでもとても居心地がいいなあと思います。ピアノ五重奏という形態が最近好きなせいもありますけど。お聴きのナクソス盤は気になるので、カルウォーヴィチと一緒に買ってみようかなと思います。

投稿: naoping | 2011年1月21日 (金曜日) 21時51分

>>ぜんさん

おかげさまで(笑)。私は店頭で見つけて買いました。ああ、普通にこのCDが日本のCDショップの店頭で並ぶようになったとは・・・・。感無量です。素晴らしい演奏です。コルト、昔はショパコンの指揮してたのに・・・来日すればいいのに。

「セレナーデ」は私がラジオで聴いたのは弦楽オケのための曲でした。同一の曲かはまだ未確認なのですが・・・多分同じ曲かと。その時の感想を引っ張り出してきましたら「初めて聴く曲だが、なんて美しい曲なんだろう。これも是非CDを入手せねばなるまい。」とありました。なので是非入手します。

投稿: naoping | 2011年1月21日 (金曜日) 22時24分

というわけで、ヴィト先生の買いましたよ。「セレナーデ」、いい曲ですねぇ。
初期の作品らしく素直で、怪しげな雰囲気はないですけど。
また採り上げられたときまでに、もう少しよく聴いておきますね。

投稿: ぜん | 2011年3月29日 (火曜日) 22時29分

>>ぜんさん

そうそう、地震ですっかり忘れてました。なかなかいい曲でしょう。私も早く購入しなくては。

(ふと思う、ほんの2カ月前にヴィト先生とワルシャワ・フィルが日本縦断してたことを。)

投稿: naoping | 2011年3月31日 (木曜日) 20時16分

みなとみらいのHPには何故か載っていないのですが、来月9日にエルガーのピアノ五重奏曲をやるみたいです。

 http://www.jila.co.jp/?cat=19

というわけで、とりあえず「ぶらあぼ」招待に応募してみました(笑)
あたるといいなあ・・・・

投稿: 白夜 | 2011年9月21日 (水曜日) 22時47分

>>白夜さん

まあ、この曲目は素敵ですね!エルガー珍しい。いい曲ですよね(一回しか聴いたことないのですが)

しかし残念、あいにくケコーンパーティの日なので行けないです。しかも、このためにもうすでにひとつコンサートをキャンセルしてます。ああああ(涙)。

投稿: naoping | 2011年9月22日 (木曜日) 20時40分

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