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2010年11月13日 (土曜日)

パデレフスキコンクール 2nd Stage

残業と会社の歓迎会で残念ながら全く聴けてないパデコン。しかも一次審査で日本人出場者はいなくなってしまった。どうも気分的にもりあがらないのだが、それでもこのコンクールのセミファイナルとファイナルは結構楽しそうだ。ファイナルはもちろんコンチェルトだがショパンの1番ばっかり聴くとかの「新しい何かのプレイかしら」みたいなものはなく、以下の作曲家のものを選べる。

パデレフスキ(協奏曲、ポーランド・ファンタジー)
モーツァルト(協奏曲第20番、21番、27番)
ベートーヴェン(協奏曲第3番、4番、5番)
ショパン(協奏曲第1番、2番)
シューマン(協奏曲)
リスト(協奏曲第1番、2番)
ブラームス(協奏曲第1番)
チャイコフスキー(協奏曲第1番)
ラフマニノフ(協奏曲第2番、3番、パガニーニの主題による狂詩曲)
プロコフィエフ(協奏曲第3番)

キラ星のごとく並ぶ名曲の数々。んん、何かちょっと楽しみになってきたでしょう?パデレフスキが入ってるのがなんとも。でもポーランド・ファンタジーは結構いい曲よ。

セミ・ファイナルはピアノ五重奏曲をやるみたいである。以下の作曲家から選ぶ。
シューマン、サンサーンス、ブラームス、ドヴォルザーク、ザレンプスキ

ざ、ざれんぷすき?

あたしの最愛のザレンプスキの五重奏曲をやるのか!これは大変。さすがポーランド。

ちなみに、本日出場のミヒャウ・シマノフスキという出場者の方はザレンプスキをチョイス。ファイナルはプロコを予定している。ポーランド人はザレンプスキを選ぶ人多し。ガンバレポーランド人!

ザレンプスキのピアノ五重奏曲はこんないい曲。
http://www.youtube.com/watch?v=X3367pk7wk4&feature=related

本日の予定。(日本時間18時より) 

2ndStageはソロのリサイタル。パデレフスキの曲を2曲と自由選曲。一人45~50分。
13 listopada 2010 / November 13th, 2010
10:00 Chen Lie, Chiny                
10:50 Artemyan Lilit, Armenia    
przerwa / break (20 minutes)
12:00 Dębicz Aleksander, Polska 
12:50 Choi Young Im, Korea                                                   
Lunch time
16.30 Kim Sae-Nal, Korea                                                    
17:20 Szymanowski Michał, Polska
przerwa / break (20 minutes)
18.30 Kosiński Piotr, Polska 
19:20 Pisareva Nadezda, Rosja 

ちゃんと配信してくれるのなら、聴いてやってもいいぜ。画像には期待せず。

映像
http://www.konkurspaderewskiego.pl/pl,AKT:2,1238,aktualnosci.html

ラジオ(聴けない方へ。一回放送局のトップ画面に行ってパデレフスキコンクールのバナー探してクリックすると聴けるようになるよ、多分)
http://www.radiopik.pl/go.php/muzyka/konkurs_paderewskiego/

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聴けた方だけぽつぽつと感想。

チェン・リーさん(中国) スクリャービンのソナタはすごくいい曲である。かっこよくて切ないメロディがきゅううんとする。すべての演奏に言えることだが、会場が小さいせいか拍手が少なくてさみしいのお。

Lilit Artemyan さん(アルメニア) プロコフィエフのロメジュリのピアノ版初めて聴くが弾くのが楽しそう(弾ければだが)。この人プロコ得意なのかな。ファイナルもプロコを予定。
それより気になるのが1stステージで弾いたババジャニアンって作曲家。アルメニア人らしいが聴いてみたかった。

アレクサンドル・デンピッチさん(ポーランド) ポーランドがんばれ~。ヘッドフォンで聴くと唸りながら演奏しているのが聴こえる。パデレフスキはさすがに自国もの!という自信に満ちた演奏。
通過してザレンプスキを弾いてくれ。

Im Choi Youngさん(韓国)はプロフ写真で見ると清楚でお綺麗な方である(棒読み)。ところがぎっちょんベートーヴェンにプロコのソナタ(どちらも6番)をもってくるあたり女だてらに力強いものを感じる。プロコカッコイイ!トリフォノフに弾いてもらいたい。


ミヒャウ・シマノフスキさん(ポーランド) 名前だけでも優勝! カロル・シマノフスキとの血縁関係は不明(ないと思う)。1stステージでシマノフスキを演奏。2ndでもショパン、リスト、スクリャービンと並ぶあたしの心を掴むプログラムはもうこれで通過間違いなしだ。寝ちゃってて途中からしか聴いてないけどw。スクリャービンカッコイイ!
是非通過してザレンプスキを弾いてほしい。

ピオトル・コシンスキさん(ポーランド) スカルラッティとラヴェルというポーランド人としては「え?」と思うプログラム。スカルラッティのソナタは聴きなれずなんだか新鮮・・・だが夜中なので眠くなってくる(うー)。ラヴェルの「夜のガスパール」はすごく難しそうなのにバリバリ弾く。おっいいぞ。
セミファイナルではシマノフスキのマズルカ集とザレンプスキを予定。

Nadezda Pisarevaさん (ロシア) 椅子の高さを懸命に調整(笑)。プロフ写真はアダムス・ファミリーの女の子みたいな風貌。シューベルト即興曲3番とプロコのソナタ6番。最後のカッコイイプロコ目当てなのでそこまで眠いの我慢。プロコはさっき弾いた韓国人の女性のほうが力強く威勢がよかった印象。なんかつまらない曲に聴こえるなあ・・・。

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2nd出場者は、東洋人は韓国の人が4人(うち3人がキムさん)、中国の人が2人。あとドイツ人一人の他は・・・ほとんどロシア人とロシア周辺の人とポーランド人。またロシア人優勝の予感(悪寒)。


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コメント

さっき、トップの記事に投稿したらば、スパム報告しますって
言われてしまい、しつこくこちらに出してみます。
あ、削除してもらってもなんの差し支えもないので、お構いなく!
にしてもパデコンお疲れさまです。終わり4人くらい聴きましたが、
naopingさんとほぼ同じ感想。ショパコンはやはりタダ事ではなかった♪
ところで、
私、ザレンブスキって恥ずかしながら知りませんでした。
Piano Quintetまだ始めの楽章しか聴いてませんが、良い曲ですねえ。

投稿: よこよこ | 2010年11月14日 (日曜日) 23時53分

>>よこよこさま
スパム扱い大変申し訳ありませんm(_ _)m。主のコメントさえスパム扱いされることもしばしば、どうかこれに懲りずまたお寄り下さいませ。

ショパコンのファイナリストじゃない人でも今聴くと「この人もしかしてパデコンだと上位に行けるかも」とか思ってしまう今日この頃です。みんな本当に凄かったです。

ザレンプスキ、ご存じなくても全く恥ずかしくはないです・・・私も今年ポーランド音楽聴き始めてから知った位ですから。今回ポーランドの出場者が2人セミファイナル通過しましたので(ヤッター!!)、ザレンプスキ演奏するはずです。ポーランドの秘宝、ザレンプスキの五重奏曲を是非全曲お楽しみ下さい!

投稿: naoping | 2010年11月15日 (月曜日) 20時44分

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