パデレフスキコンクール セミファイナル2
17 listopada 2010
(日本時間18時)
1) 10:00 kwintet (ブラームス)- Yeletskiy Pavel, ベラルーシ
2) 10:40 kwintet (ドヴォルジャーク)- Redkin Sergey, ロシア
przerwa
3) 11:40 recital - Evstyukhin Denis, ロシア
4) 12:30 recital - Lapshin Konstantin, ロシア
przerwa
5) 16:00 kwintet(ザレンプスキ) - Dębicz Aleksander, ポーランド
6) 16:40 kwintet (ザレンプスキ)- Szymanowski Michał, ポーランド
przerwa
7) 17:40 recital - Kim Soyeon, 韓国
8) 18:30 recital - Kunz Eduard, ロシア
przerwa
9) 19.50 kwintet (ドヴォルジャーク)- Kim Hyun Jung, 韓国
10) 20:40 kwintet(ブラームス) - Treutler Katharine, ドイツ
セミファイナル結果発表 - 11月17日 - 22時
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ロシアのコンスタンティン・ラプシンさんのソロリサイタルより参戦。
こんなに色んな国の、色んな時代の音楽が弾けるんでっせというアピールなのか、我が国の武満、ドビュッシー、シューマン、バラギレフとヴァラエティに富んだプログラム。日本人としては武満さんの作品がピアノ・コンクールでロシアの人に弾かれるなんてとてもうれしい。武満さんは「雨の樹素描」Rain Tree Sketchという曲であった。よくわからんけど煌めく宝石みたいに美しい曲。バラギレフは「ピアノ曲の歴史において、最も演奏至難な独奏曲の一つに数えられている。」っつー「イスラメイ」である。楽譜を見るとたまに4段になったりしてるんだけど一人で弾いてるんだよね(←ぴあの素人)。すげええ。普通のコンサートだったらブラヴォー出るレベルだが、やっぱり観客の反応は地味だねええ。
演奏がどうのとかコンクールがどうのというのをさっぱり忘れて楽しんでしまった。
(2時間休憩)
アレクサンデル・デンビッチさんとKwartetem Śląskimによるザレンプスキのピアノ五重奏曲を鑑賞。ザレンプスキは、聴きなれないブラームスやドヴォルジャークと違い、ウチにあるクルカ先生&ヤブウォンスキ先生のCDで耳にタコできるくらい聴いているのでやはり聴き劣りがする。ただ、ピアノのコンクールだからピアノが中心に音が採られている感じは放送ではした。やっぱり室内楽はちょっとの練習で合わせるのは難しいような気がする(マニアックな曲だし)。
今度はミヒャウ・シマノフスキさん。二回続けて同じ曲をするならあとからのほうが有利だと思われ(四重奏団が慣れるので)。・・・ああ、そう思うとショパコンのクルティシェフは協奏曲トップバッターっつービンボーくじ弾いたよなあ、かわいそうだった。
しかしシマノフスキさんはたまに「アレ?」みたいな音はずしをしでかす。楽譜見て演奏してるんですけど。聴衆の耳はごまかせてもあたしの耳はごまかせないぜ。しかし彼のほうが演奏は歯切れがよくてずっと好きだな、うん。
このコンクールでは珍しくブラヴォー?と惜しみない拍手。よかったみたいね。
・・・もっとちゃんとした配信で演奏が観たかったなあ。おやすみなさい。
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