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2010年10月16日 (土曜日)

大津祭その2

P1110528 
その1の続き。

前に書いたけど、この山車・・・じゃなくて曳山は13種類ほどあって、それぞれ能や狂言・中国の故事などを表すからくり人形が搭載されている。で、決まった場所(所望という)でそのからくりを動かしてくれて、なんだか「ちまき」というものを観客や通りの民家やお店屋さんの二階の窓のお客さんに投げ入れてくれたりする。そのためこの界隈では「大津祭仕様」というか、二階の窓はちょうど曳山の位置の高さになっており、良く見えるようになっている。ちまきも入手しやすい。(なお、ちまきは食べられないらしい。家に飾っとくと厄除けになるそうだ。)

なお、生まれつきの引っ込み思案と低身長のため、ちまきは入手できませんでした(泣)。

上の写真の曳山は、「神功皇后山」(じんぐうこうごうやま)という題名のもので、パンフによりますと「神功皇后が戦に先立ち、肥前国松浦で鮎を釣り、戦勝を占ったとされる伝説にちなむ」そうである。

P1110505_3  この界隈のハイライトというか、見せ場シーンの一つが、地方にありがちの「アーケード商店街」の中をこの大きな曳山が通るという所である。アーケードの天井が曳山の屋根の結構ギリギリなのでかなり見応えがある(写真で見るとそんなでもないのが残念だ。実は地方の大きなお祭りを見るのって生まれて初めてで、写真を撮るコツがさっぱりつかめてないの)。
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P1110514_2 アーケード商店街の中ほどに「曳山展示館」というのがあり、ここで大津祭の歴史とか、曳山の一つが見学できたりする・・・というか私のような右も左もわからない観光客がタダで休憩できたりお手洗いに行けたりする有り難い場所である。当然お祭りグッズも売っている。「ちま吉」グッズをたくさん展示してあったけれども、誰も買う人はいない。ちま吉はちま吉で専用のお店を持っているようで、別にここで売れなくとも心配することはない。もうちょっとこのキャラにも素朴なかわいらしさが必要であると思う。フェイフェイ・ドンちゃんのような(ショパンコンクール参照)。

P1110522
アーケードを抜けると、第2の見どころというべきか、京阪線が通る道路(市電として道路を走るのだ)なので、俄然混んでくる。またまた方向転換をしなければならないので、曳山の交通渋滞が起こる。引っ張る男性や子供らの掛け声がすごい迫力。ここらへんは事故が起こりそうな感じで(←想像)、地元警察が「歩道に下がって下さい!」としょっちゅう注意しながらやってくる。あたしの前にいたオバハンは何回注意されても下がらないので、しまいにゃ日本語通じないのかと思われて「バックプリーズ」とか言われてた。もちろん聞かなかったけど。

(電車と伴走する曳山を撮ろうと思ったが、どうもうまくいかず。残念だわ。)

P1110529_2 「見送り幕」と言われる曳山の後ろにかけられた幕は、本当はよく見たいなあと思うんだけど人ごみもあるし実はあんまりよく見えなくて残念。写真に撮るとずいぶんこまかい細工がしてるんだなあと家に帰ってから気づく。
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P111052716世紀にベルギーで作られたというゴブラン織の見送り幕。なんだかよおおく見ると日本の祭には似合わないような内容の織物なんですな。ちょっとデューラーの絵みたいな感じもしますです。

でも、実はこれレプリカらしい。本物は国定重要文化財なもんで大津市歴史博物館に保存されているらしい(大津いいことブログによると)。だよね~~。

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ところで、大津は(東京も)前の日が凄い雨で祭当日も、Yahooの天気予報でかなりの確率で雨だったもので、「晴天コース」と「どしゃぶりコース」の二つの綿密な予定表をあたしは作ってたんだわ。で、「どしゃぶりコース」は大津市歴史博物館に行く予定だった。結構面白そうな企画展をやっていたもんで。

で、東京で新幹線に乗ったときは酷いどしゃぶりで、「ああ、この旅行は失敗だった。トリスタンの券取らなきゃよかった。雨の中の旅行するぐらいだったらおうちでショパンコンクール見てたほうがずっといいよ、えーん」とまで思ってた。せっかくの窓側席も、富士山はまったく拝めず。

でも、名古屋あたりからピーカンに晴れてて。「あ、もしかしたら滋賀県も晴れてるかも」と思ったら、本当に信じられないくらいの大晴れで。天気予報見事に外れました。よかったよかった。

では残りの写真をば。
P1110503
P1110533_2
P1110509_2
祭を見て、いつのまにかオペラの開演時間があと2時間に近づいてきたので、この場を離れて浜大津駅へ・・・と思ったら人がどんどん多くなり全く前に進めない・・・。駅は目の前なのにぐるっと迂回するハメに。

やっとのことで駅まで行き、また京阪石山坂本線に乗り、石場駅で下車。そこからびわ湖ホールは歩いてすぐよ。それにしても石場駅周辺の人のいないのにびっくり。みんな祭りに出かけちゃったのかね?

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コメント

naoping様きっと晴れ女でいらっしゃるんですね。眩しいほど晴れた日のお祭りって、いっそう縁起が良さそうです。
それにしても、人が大勢で見るだけで疲れそうなお祭りの後、さらにオペラしかもワーグナーって、naoping様すごい体力…。
私なんてオペラの前と幕間にカフェイン摂りまくって、それでも寝ちゃうことあります(笑)

投稿: TM | 2010年10月17日 (日曜日) 12時53分

>>TMさん
コメントありがとうございます。
実は全然晴れ女ではないのですよ・・・。何か行事のある日は結構雨でして。今回も「大津祭の日は今までどしゃぶりだったりしたことないんだけど・・・」みたいなことを現地の人のブログに書かれてたりして「あ、あたしが行ったせいで・・・ごめんなさい」とまで思ったくらいです。でも良かった、晴れて。

実はトリスタン見ながらたまにウトウトしてしまったりしました。祭が・・・というよりは、その日朝5時起きだったもので。

投稿: naoping | 2010年10月17日 (日曜日) 20時02分

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