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2010年10月29日 (金曜日)

スクリャービン/ピアノ協奏曲 ノイハウス&ゴロヴァノフ

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スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20 
ハインリヒ・ノイハウス(ピアノ)
ニコライ・ゴロヴァノフ指揮/モスクワ放送響


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昨日は激動の一日であった。

部署内で一緒に働いてるおぢさまのお母様が亡くなられたので(ご高齢であったのだが)、社内及び親会社グループ会社内でお香典を募るメールを流し、その集計をあたしは任された。

そのおぢさま、そもそもは親会社定年退職してウチの会社に来た人なんで、コネクションがハンパねー。みるみるうちに200人近く香典の申し込みがあり(翌月給与天引き)、それをしめきり時間からたった3時間で集計しなければならなかったのだ(上司がお通夜に向うので)。もう泣きそう。

「うあぁぁうぅぅぅぅ・・・」と半泣きになりながらパソコンに向かう。なのにあとからじゃんじゃん電話がかかってきて「あ、一人追加いいですか?」とか「ごめんなさい、送り忘れたんですけどいいですか?」とか。普段温厚な性格なあたしでも「ええええええ??今からですかあああああ??」と明らかにブチ切れてた。相手はびびってたなあ。

というわけだがまあ、普段は結構普通に「アレ?やっちゃった?アタシ」みたいなポカをやらかす人なんだが、追いつめられると力を発揮するのか、ちゃんと集計して間に合わせた。あとで他の人が計算してもちゃんとあってた。巨額で驚いた。さすがに疲れた。

・・・。

さて(すっかり関係ないことを書いてしまった。)。
最近すっかりマイブームのショパン・コンクール。ずっとアーカイヴだの見聴きしている毎日なんである。ショパンのコンチェルト、あんなに嫌いだったのに(ショパンはピアノの才能はあってもオーケストレーションの才能は皆無だっておもっとった)今では仕事中に第一楽章のサビの部分を思い出してウルウルしてしまうほど好きになってまったのだわ。

で。 個人的には優勝のダニイル・トリフォノフくんが早くソロで来日しないかなあとか思っているのだが(ナマで聴いてみたくてついに来年のガラコンサートの券を買ってしまった。その頃には熱が冷めてなければいいが)、彼の好きな作曲家はプロコフィエフとスクリャービンだという。(ああ、彼の弾くスクリャービンのソナタはカッコイイ!!あ、念のため別に外見でいいって思ってるわけでは全然ないのよ。彼の弾く音楽はエキセントリックで取り憑かれたように美しいわ。)

http://www.youtube.com/watch?v=QhFiihJd_wQ&feature=related

ウチ、残念ながらプロコフィエフないんだけど、スクリャービンのピアノ協奏曲だったらCDあるような気がする。

で、あった。ゴロちゃんの交響曲全集に入ってたね。で、このピアニスト誰なの。ノイハウスて。あーあたし知ってるこれチョコレートの会社だよね。

じゃなくて。ウィキペディアで調べたら驚きの事実。本名はゲンリフ・ネイガウスといい、伝説の名ピアニストであったという。そして、日本でもお馴染みのロシア人の祖父であるという。だーーーーーれだ?

自分で調べてね~。なーんて、あたしが知らんかっただけで常識なのかな。

で、全般的にゴロちゃんのスクリャービン全集はまるで東宝特撮映画の音楽をわざわざ映画館で隠しどりしたような音質と曲なのだが(終始「ばあああああああああん!!じゃあああああああん!!」という感じ)、ピアノ協奏曲に関して言えばそんなでもない。結構普通に聴ける感じ(録音はもちろん1946年と古いんだが)。別に「スクリャービンじゃなくてもよくね??」みたいに浪漫ティックな作風である。ラフマニノフみたい。あたしが思ってるヘンタイスクリャービンのイメージはほとんどない。時代的にヘンタイになる前なんだろうな、多分。

この録音のピアノ演奏はすばらしい・・・でもオケは珍しく普通。ゴロちゃんおとなしいわ。
で、スクリャービンはそもそもピアニストということなのでやはり最初はピアノソロの曲を聴かなければならぬだろう。ここは王道のホロヴィッツ?それとも娘婿のソフロニツキーかな??

<追加>

ガラジンサート、東京での出演者が決定しました。トリフォノフ出るよ~!!http://www.japanarts.co.jp/html/2011/chopin_gala/index.htm



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コメント

ショパンコンクール楽しかったですね。2nd Stageからこちらのサイトには大変お世話になりました。
 個人的には優勝のDaniil Trifonov…一票!
私も入賞者の中では彼が一番面白い人だと思いました。
顔じゃないですよ。
 弾く表情が相変わらずキモイ(そこがいいのだが)…爆笑!
失礼すみません。私も同じように感じてましたもので。
Finalで初めて彼の演奏LIVEで聴いたのですが、思ってたより明るい人なんだぁと思いました…想像ですが。
彼の演奏はスクリャービンに最も向いている、というのにも賛成!
でも、こんなに色々なショパンが聴けてシアワセでしたね。
naopingさんの文章のリズム、というか切れ、好きです!
長々失礼しました。また寄らせてもらいます♪

投稿: よこよこ | 2010年10月30日 (土曜日) 04時40分

>>よこよこさん
はじめましてコメントありがとうございます。なんと、チェンバロ奏者さんなんですね。なんか私のような、弾くのも聴くのも鍵盤素人のブログを読んで頂いて恐縮です。
しかし、ショパンコンクールって初参加(ネットで見てるだけですけど)なのですが、こんなに毎回個性派ぞろいだったのかなあととても不思議に思います。また、アルゲリチ始め審査員もひと癖もふた癖もありそうな個性派ぞろい、オマケに実況スタジオの長髪メガネ蝶ネクタイの怪しい男性や(ポーランド語わからないけど)毒舌吐いてそうな女性など、何もかも面白かったです。のだめじゃないけどマンガにしてもらいたいくらいです。トリフォノフはどうも秋葉オタ系な印象が私はあります。ま、そこがいいんですけど(笑)。
あ、これからもどうぞ宜しくお願いします。

投稿: naoping | 2010年10月30日 (土曜日) 13時33分

シロクマ雄としてはノイハウスと言ったらチョコしか有り得ないのです(`ε´)
息子のスタニスラフのスクリャービン(ソナタ5番と小品)は実演を聞いたことありますけど音が綺麗いで濃厚、品格がありました。若いころのソコロフやらペトロフやらクライネフなんかみたいガチャガチャうるさいだけの人達とは全く違う世界です。
スタニスラフのスクリャービンの協奏曲の録音も中々よございます。

 

投稿: シロクマ雄 | 2010年10月30日 (土曜日) 16時15分

>>シロクマ雄さん
えー、息子スタニスラフの実演でスクリャービン!なんか凄いんですけど(よくわからないですが)。ネイガウス親子、すっごく気になります。私の知らない世界。うう惹かれる。孫スタニスラフは「徹子の部屋」でみた覚えがあります。

投稿: naoping | 2010年10月31日 (日曜日) 12時34分

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