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2010年10月31日 (日曜日)

ショパンのピアノ協奏曲第3楽章について考えてみた。

ガラコンサート。決して安くないお金を払って聴きに行く以上、納得のいく演奏をしてもらいたいのだが。
ピアノ協奏曲一番ををユリアナさんの演奏で聴かなければならんので。(しつこくてすいません)

http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/video/3_Yulianna_Avdeeva

(動画画面右下のほうにあるボタンの右から2番目を押すと楽章ごとに選べるようになってるよ)

彼女を推す人、彼女が素晴らしいと思う人はだいたい言うのが「楽譜の読みの深さ」である。読みが深いのに、どうしても納得がいかないのが第3楽章の冒頭の「ぴっぴっぴーん」である。大体のピアニスト(私が今まで聴いたうち全部)が冒頭はスタッカートで「ぴっぴっぴーん、ちゃらららら」と弾いている。だのに、ユリアナさんは何回聴いても「ぴーんぴーんぴーん、ちゃらららら」と弾いている。実はこれがとってもあたしにはキモチワルイ。愛らしい曲のはずが、冒頭からのんべんたらりとした演奏に聞こえてしまう。スタッカートじゃねえの?楽譜見てみたい。

見てみた。

Photo
やっぱりスタッカートである。

でも、よく見ると「ペダル」っても書いてある。ペダルを踏んでスタッカート。だからスタッカートに聞こえへんのである。確かに楽譜通りユリアナさんは弾いている(映像で見ると)。そして二度目に出てくる「ぴっぴっぴーん」(0:58)はペダルマークがついてないので「ぴっぴっぴーん、ちゃらららら」とスタッカートにちゃんと聞こえる。

ああ、そうなのか、納得したわ。あたしのような楽譜読めない者にも。

しかし、他のファイナリストはここまではっきりと違いがわかるようには弾いてない。ヴンダーは「なんとなーく言われてみればそうかな」くらい。トリフォノフはどれもスタッカートで同じように弾いてる。ルーカスも。(アルゲリチは・・・よくわからない。そういう問題じゃない気がする。そういう細かいことがぶっとんでる。超越してる。)

ユリアナさんは「楽譜はこう書いてあるんだから、ちゃんと守らなきゃ!!」的な人の感じがしてきた。きっと全部楽譜を見ながら聞いたら「おお、楽譜通り!」って思うんでしょうね。面倒くさいのでそれはしてないけど。ちなみにファイナルも入賞者コンサートもNYPとの共演コンサートでも同じだった(と思う)。多分ショパンさんは何か意図があって一度目と二度目の変化をつけたんだと思う。どういう意図がしらんけどな。まさか印刷間違いじゃないだろうしね。そこんとこが(楽譜に精通しているはずの)審査員のウケが良かった・・・・ということでオッケーかな。納得していいのかな? ねえ。

(すいません素人の考察なんで。プロの先生の方、読み流してください。)
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Untitled この子は来日しないのか。残念だな天使ちゃん。

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エルガー/生命の光 大友直人/東京交響楽団

<東京芸術劇場シリーズ第106回>
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番
エルガー:オラトリオ「生命の光」(日本初演)

ローラン・アルブレヒト・ブロイニンガー(ヴァイオリン)
小林沙羅(ソプラノ)
永井和子(メゾ・ソプラノ)
クリストファー・ジレット(テノール)
クエンティン・ヘイズ(バリトン)
大友直人指揮/東京交響楽団

(10月30日 東京芸術劇場)

過去記事:尾高忠明&東京交響楽団/エルガー 交響曲第1番


(ポーランドラジオ聴きながら執筆。頭はいまだにポーランド脳な事をお許し下さい。ヤン・フォテックという作曲家の「女声と管弦楽のためのダンスソング」は妖怪人間ベムみたいなジャズィな感じがカッコイイぜ。)

台風接近で物凄い大雨の中(券を取っちまってたので)防水ブーツまで当日朝に新調して参戦。いや~ブーツ欲しかったんでちょうどよかったわ。

しかし。やはり当日に「行こうかなどうしようかな~」という客の足を阻んだのか、客席は6割の入り。伝説の晴れ男・大友様の力を持ってしても台風の接近は防げなかったようだ。あたしのせいじゃないからね。

マエストロのちょっとした雑談のあと、ブルッフ。あらあらまたもやブルッフよ。前もエルガーの前に聴いたじゃないのよどんだけブルッフ好きなのよ大友さん、と思ったらカンチガイで前は尾高さんでミューザだった。ごめんなさい、私と一緒に聴いてたお友達(ここ読んでないと思うけど)。

今回は3階席の前から2番目。普通他のホールだったら「結構よくね?」みたいな感じなのにさすがゲイゲキ。思ったようにヴァイオリンの音が届いてこない。しかもこの所の超求心的なショパコンのコンチェルトを聴いていたので、なんだか心に届くものがない。ぶっちゃけゆるい。

(昔、チャイコフスキーコンクールのテレビ取材をしてたスワナイ嬢が本選を聴いていて、あまりに心に迫るコンテスタントの演奏を聴いていられなくなり衝動的に会場を出て行ったのを思い出した。やはりああいう所のパワーって普段の演奏会の演奏とは違うんだな~と思う)

その上。

前回、尾高さんの演奏会の頃はブルッフの協奏曲は好きでバルビローリ指揮のを毎日聴いていたくらいなのである。なのに、知り合いのいらぬ入れ知恵で(ヴィレッジシンガースの亜麻色の髪のなんちゃらに似てると)この曲を聴くたびにそれを思い出してとうとうあまり聴かなくなった。似てないし。オマケに今回の演奏会の解説書にまで書かれてしまい、どうしてもっと強くあの時に「絶対似てない。絶対にだ。」と言わなかったのだろうと強く後悔。せめて「ヴィレッジシンガースなんて今の時代誰も知らないよ。あたしも知らないし。せめて島谷ひとみって言おうよ。」とか言うべきだった。

まあいいや。今回のメインディッシュさえちゃんと聴ければいいのだ。

エルガー、事前のお勉強はばっちりだ。しかし全く初めて聴いて内容も知らんかったという一緒に聴いていたお友達(別々に券取ったのにたまたま隣の隣だった。偶然ってあるもんだな)も「いいわ~、素晴らしいわ~」とか言ってた。うん、本当にいい曲である。舞台横にあるべき字幕がなかったのでちょっと辛かったけれど(しかも客席が暗くて解説書の対訳が読めない)、内容がわからなくても曲としてはかなり聴ける。オペラじゃないんだし。

まあ、キリスト万歳ハレルヤ音楽ではあるが、音楽が分かりやすいのと内容もシンプルなので意外と入りやすい曲だと思う。終わってからの大拍手もブラヴォーも(恐らく初めて聴いたお客さんが大半だったと思うが)それを示している。ずっと鳴りやまぬ拍手。

まあとにかく大友さんの執念の初演というか、その気迫は素晴らしかった。ショパコンを忘れさせるものはあった。合唱も毎度おなじみ辻さんの合唱指導が素晴らしく、英語が不自然には聴こえない(すくなくとも私の耳には)。日本人て「フロイデシェーネ」のドイツ語の歌詞に慣れてしまい、かえって英語って難しいのかなと思うけれど。馴染みのない曲をここまで仕上げられてて、感謝感謝。

独唱。全く初めて聴く小林沙羅さんというお若いソプラノの方は、「盲目の男のお母さん役」ということなので始まる前は違和感があったけれど、オペラじゃないので曲として聴けば全然違和感はなし。お綺麗な方とのことでオペラグラスまで持って行って見たが(おっさんかよ私)、お声が外見にとても合っていて清らかである。オペラの舞台よりも声楽曲のソリストが似合う感じ。マーラー4番はもちろんのこと、「千人の交響曲」の栄光の聖母役とか、「復活」のソプラノとか。マタイ受難曲や、はたまた「戦争レクイエム」もいいかなと思う。ヴィヴラートが少なくて私の好きなオランダのソプラノ歌手ヨー・ヴィンセントを思わせる。まだ20代とのことで、要チェックである。(しかしウィーン在住とのことなのであまり日本には来ないのかな?)

相当息の長い歌手の永井和子さんは安定感のある素晴らしさ。(終演後楽屋口でお見かけしたけど、オペラ歌手のオーラを感じた。素敵。)

で。

私の言いたいのは。
これまで何度も言ったような気がするんだけど、何でわざわざ非力な外人を遠い異国からはるばる呼んでソリストに立たせるのかなあということである。イギリスものだけでなく何でもそう。こないだの滋賀のへなちょこトリスタンだってそうだ。まあヘルデンテノールは人材不足なので仕方ないとしても。日本人の実力は今や昔とは違うのだから、わざわざイギリスから非力なテノール歌手を呼んでくることないんじゃないの? 日本にだっていいリリックテノールはいるんだし。望月さんとか(前に聴いたブリテンは素晴らしかった。英国ものもイケる人だ)。合唱指揮に忙しいだろうが辻さんが歌ったほうが良かったんじゃないのとさえ思った。バリトンの人はちゃんと声が届いていた。

で。

家に帰ってコンサートちらしを事業仕訳していたら、次回の大友さん英国物のチラシがあった。

「大友直人の真骨頂。やはり最後はイギリス音楽」
パヌフニク:交響曲第3番「祭典交響曲」
ラヴェル:ピアノ協奏曲
スタンフォード:交響曲第3番「アイリッシュ」

一曲目のパヌフニクがどっちのパヌフニクだか記述がない。英国音楽ってことでお嬢さんのロクサンナさんのほうかと一瞬思った。でも説明文読んだらポーランド人のお父さんアンジェイのほうだった。なんか紛らわしい。チラシの背景写真がどう見ても英国の町並みだし。まあ何にしろ現代ポーランドものは日本では珍しい。

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Pa0_0520 前から気になってたんだが。この名前の店はいったい日本にいくつあるんだろう。これはウチの近所にある店の看板だが、行ったことはない。無論アルバン・ベルクの音楽が流れてるとかは絶対ない。

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2010年10月29日 (金曜日)

スクリャービン/ピアノ協奏曲 ノイハウス&ゴロヴァノフ

icon icon

スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20 
ハインリヒ・ノイハウス(ピアノ)
ニコライ・ゴロヴァノフ指揮/モスクワ放送響


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昨日は激動の一日であった。

部署内で一緒に働いてるおぢさまのお母様が亡くなられたので(ご高齢であったのだが)、社内及び親会社グループ会社内でお香典を募るメールを流し、その集計をあたしは任された。

そのおぢさま、そもそもは親会社定年退職してウチの会社に来た人なんで、コネクションがハンパねー。みるみるうちに200人近く香典の申し込みがあり(翌月給与天引き)、それをしめきり時間からたった3時間で集計しなければならなかったのだ(上司がお通夜に向うので)。もう泣きそう。

「うあぁぁうぅぅぅぅ・・・」と半泣きになりながらパソコンに向かう。なのにあとからじゃんじゃん電話がかかってきて「あ、一人追加いいですか?」とか「ごめんなさい、送り忘れたんですけどいいですか?」とか。普段温厚な性格なあたしでも「ええええええ??今からですかあああああ??」と明らかにブチ切れてた。相手はびびってたなあ。

というわけだがまあ、普段は結構普通に「アレ?やっちゃった?アタシ」みたいなポカをやらかす人なんだが、追いつめられると力を発揮するのか、ちゃんと集計して間に合わせた。あとで他の人が計算してもちゃんとあってた。巨額で驚いた。さすがに疲れた。

・・・。

さて(すっかり関係ないことを書いてしまった。)。
最近すっかりマイブームのショパン・コンクール。ずっとアーカイヴだの見聴きしている毎日なんである。ショパンのコンチェルト、あんなに嫌いだったのに(ショパンはピアノの才能はあってもオーケストレーションの才能は皆無だっておもっとった)今では仕事中に第一楽章のサビの部分を思い出してウルウルしてしまうほど好きになってまったのだわ。

で。 個人的には優勝のダニイル・トリフォノフくんが早くソロで来日しないかなあとか思っているのだが(ナマで聴いてみたくてついに来年のガラコンサートの券を買ってしまった。その頃には熱が冷めてなければいいが)、彼の好きな作曲家はプロコフィエフとスクリャービンだという。(ああ、彼の弾くスクリャービンのソナタはカッコイイ!!あ、念のため別に外見でいいって思ってるわけでは全然ないのよ。彼の弾く音楽はエキセントリックで取り憑かれたように美しいわ。)

http://www.youtube.com/watch?v=QhFiihJd_wQ&feature=related

ウチ、残念ながらプロコフィエフないんだけど、スクリャービンのピアノ協奏曲だったらCDあるような気がする。

で、あった。ゴロちゃんの交響曲全集に入ってたね。で、このピアニスト誰なの。ノイハウスて。あーあたし知ってるこれチョコレートの会社だよね。

じゃなくて。ウィキペディアで調べたら驚きの事実。本名はゲンリフ・ネイガウスといい、伝説の名ピアニストであったという。そして、日本でもお馴染みのロシア人の祖父であるという。だーーーーーれだ?

自分で調べてね~。なーんて、あたしが知らんかっただけで常識なのかな。

で、全般的にゴロちゃんのスクリャービン全集はまるで東宝特撮映画の音楽をわざわざ映画館で隠しどりしたような音質と曲なのだが(終始「ばあああああああああん!!じゃあああああああん!!」という感じ)、ピアノ協奏曲に関して言えばそんなでもない。結構普通に聴ける感じ(録音はもちろん1946年と古いんだが)。別に「スクリャービンじゃなくてもよくね??」みたいに浪漫ティックな作風である。ラフマニノフみたい。あたしが思ってるヘンタイスクリャービンのイメージはほとんどない。時代的にヘンタイになる前なんだろうな、多分。

この録音のピアノ演奏はすばらしい・・・でもオケは珍しく普通。ゴロちゃんおとなしいわ。
で、スクリャービンはそもそもピアニストということなのでやはり最初はピアノソロの曲を聴かなければならぬだろう。ここは王道のホロヴィッツ?それとも娘婿のソフロニツキーかな??

<追加>

ガラジンサート、東京での出演者が決定しました。トリフォノフ出るよ~!!http://www.japanarts.co.jp/html/2011/chopin_gala/index.htm



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2010年10月23日 (土曜日)

大津旅行で食べたもの。

もうすっかりショパンに夢中でいつの間にかNHK杯も始まってしまったんだけど(昨日からはそっちに夢中だ)、今頃だがこないだのトリスタン旅行で食べたものの写真が残ってるので、UPしたいと思う。

P1110483
行きの新幹線の中で食べた、「東京」弁当。東京タワーのパッケージ。スカイツリーに代わるのかな、いつか。
P1110484
こういうお弁当に入ってる筑前煮みたいなのが大好き。かぼちゃ美味しかったです。ご飯は深川めし。何故かあなごのお寿司も一個ついてる。東京の駅弁って(歌舞伎座の弁当とともに)ホントに美味しいと思う。幸せを感じる。
...

P1110538_2 
びわ湖ホールの横のなぎさのカフェ?で食べたマクロビオティック・ランチ。お味噌汁もついて1300円くらい。とっても大きなお皿に体によさそうな惣菜がたくさんのってる・・・・まあまあ美味しい。でも、本当は私、別の店でステーキランチ千円を頂く予定だったんですが。普通にお店入ったら「12時からは貸し切りなのですいません・・・(出てって下さい)」って。あたしゃ東京から来たのに!

Pa0_0518結局「関西=牛」と思いつつも一度も牛肉にありつけず。「肉~!肉~!」と言いながら京都駅へ。帰りの新幹線の中で「神戸のステーキ弁当」を頂く。(実は買ってしまってから「近江牛弁当」というのを見つけて「そっちにすればよかった」と激しく後悔)

Pa0_0519結構肉も分厚く、やわらかくて美味しかったす(硬くて噛み切れないってブログもあったんだけど、あたしはさほど歯は丈夫じゃないのにちゃんと噛み切れました)。勿論冷めてるけどまあまあ美味しい。ビール500mlとともに頂く。つか飲みすぎ。

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(話は前後するが)トリスタン終わって京都で一泊したときは、食にありつけず駅で「柿の葉寿司」を購入。実は大好物。美味しい。写真はなし。「日曜美術館」とN響アワーを見ながらビールとともにウマウマと食べる。なんて文化的。有料テレビなんか勿論見ない。

一晩明けて、ホテルを出る。朝食なしの素泊まりなので近隣のカフェで朝食を頂こうと思う。

泊まった「ハートンホテル」より徒歩10分くらい。前もって調べておいた「カフェ・エルガー」。地図もちゃんと印刷してきたからばっちりだ。京都の古風な街並み(やっぱり東京とは全然ちがうな)から一変して、突如洋風な建物が。

P1110548
店主が笑顔で迎えてくれた。ここの店主は無論エルガー好きである。しかし、「あたしはフィンジが好きなんだけど。フィンジかけて。」とかうっかり言ってしまい、カフェ・エルガーがカフェ・フィンジになっちまっただ。でもいいな、カフェ・フィンジ。あたしやろうかなカフェ・フィンジ。リンゴのメニューでいっぱいにしたいです。(そういえば、学生時代にオケの友人と「ワグネリアン酒場『バイロイト』をやろうぜ」って話してたことを思い出す。凄く濃い人が集まりそう。)
P1110543_2
カフェ・エルガーといえばスコーン。紅茶とともにウマウマと食べる。実は私カナダ行くほどのメープル・シロップ好き(まあ、わざわざメープルシロップ購入のために行ったわけでもないけど)。ピーター・ラビットのお皿が懐かしい(昔、ロンドンのウェッジウッドのアウトレットショップで友人のお土産に買ったなあ、ピーター・ラビットの食器セット。)。

P1110544
店内に飾られた写真。やっぱりデュ・プレは英国音楽好きには基本でしょ。写真撮らなかったけど、オーディオはアキュフェーズにタンノイのスピーカー(でしたよね?)と本格的。

P1110542
お店の外観。お天気が良すぎてちょっとうまく写らなかった残念。

P1110546_2
↑店主からは「これはちょっと・・・」と言われるかもしれないけど、京都らしい住所表示とカフェ・エルガーの看板のコラボのこの写真は、結構この旅行の写真の中でもお気に入りの一つ。今回の旅行の写真を(大津祭とともに)絵葉書用紙に印刷してたんだけど。どう?素敵でしょ。いい絵葉書がたくさんできました。

P1110557
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東京に帰宅してから。
京都駅で神戸のステーキ弁当と共に購入した、「神戸名物すきやき御飯」。紐をひっぱると温かい蒸気が出て、おんもでも暖かいお弁当が食べられるという仕掛け。
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どんだけ牛肉好きなんだよ、あたし。

P1110550
調理後。非常に底上げで食べる部分は大変に少なかったものの・・・暖かくてとても美味しかった。外出先だったらさぞ天国だろうと思う。オナゴのあたしでもお腹いっぱいになるには3倍は必要だとは思うけど。駅弁って本当に素晴らしい。

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京都駅で買ったほうじ茶のキットカット。誰かの土産にと思ったけど美味しそうだったので自分であけてしまった。ほろ苦くて美味しい。東京に売ってないの・・・。京都駅は美味そうな菓子で溢れてて土産用に結構沢山買ったんだけど・・・半分くらい自分のものにしてしまった。

P1110558

※「カフェ・エルガー」は現在閉店中だそうです。これをご覧になって「行ってみたいなあ」と思った方、または行ってしまった方すいません。私も知らなかったので(10/31追記)。

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ショパン・コンクール入賞者コンサート

実は、今週は残業続きで、家帰ってごはん食べてお風呂入ったらコンクールの中継が見られる時間(夜中の一時よ)・・・という状態であったため、ホントにヘトヘト。

入賞者コンサート生中継のある日はもう全然体がダメダメだったので、公式サイトでUPされているのを観賞。

http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/prize_winner_concerts/1980_21_pazdziernika_2010

François DUMONT (Francja)
Polonez As-dur op. 53
Impromptu Ges-dur op. 51

Daniil TRIFONOV (Rosja)
Mazurek H- dur op. 56 nr 1
Mazurek C-dur op. 56 nr 2
Walc Es-dur op. 18

Ingolf WUNDER (Austria)
Andante Spianato i Wielki Polonez Es-dur op. 22

Lukas GENIUŠAS (Rosja/Litwa)
Barkarola Fis-dur op. 60
Walc F-dur op. 34 nr 3

* * *

Yulianna AVDEEVA (Rosja)
Koncert e-moll op. 11
Allegro maestoso
Romance. Larghetto
Rondo. Vivace

Orkiestra Symfoniczna Filharmonii Narodowej pod dyrekcją Antoniego Wita. 


コンクール終わったら急にさみしくなり、友人にメール。ショパコンなんか知らないから「何それ国別対抗?」とかボケた返事がきたが・・・W杯じゃねえし。今日のブレハッチ行きたいなあと一瞬思ったけど、同じこと考えてる人は関東地方で何人いるのやら・・・ムリか。

ところで、優勝者のユリアナさんは服はこれ(黒のパンツスーツ)しか持ってかなかったのかしらん。衣装持ちのフェイフェイ・ドンちゃんに貸してもらえばよかったのに。似合わねえ~。

Yulianna21 ユリアナさんはこれからメジャーでデビューしたり(やっぱりグラモフォンとかなの?)、世界中のコンサートホールでショパンを弾いたり、ショパンを弾いたりショパンを弾いたりする大変な人生が待ち受けているのだが(あたしは、彼女はラフマニノフのほうが似合うと思うよきっと。そう思わない?)、どういった路線で売っていくのだろう。

ユンディ君の「キムタク路線」、ブレハッチ君の「ポーランドの普通のお兄ちゃん路線」(そんなもんあるのか)に続き。もしかしてオジサマ狙いお色気路線?(オジサマたちどう思いますか) カッコイイ大人の女路線?それともまだ25歳なんだから根本から治療してアイドル路線?なのか。このままでは少なくとも日本女性には受けなさそうな感じだな(なんか「まやみき」さんに似てるとこがどうも・・・。彼女の演奏は「細かすぎて伝わらないものまね」の「何を言っても意味深く聞こえる真矢みき」を思い出す)。フジコ・ファンを狙うか。難しいところだ。まあ、あたしは2位3位の男子らのほうが少なくとも市場では売りやすいと思うねえ。


ところで。実質あたし的には優勝のトリフォノフ君のショパン以外の動画がたくさん上がってる。チック・コリアやスクリャービン、プロコフィエフなど。マニアックな感じの彼はここらへんのレパートリーが似合ってるかと。

チック・コリア
http://www.youtube.com/watch?v=dMUYgIEoXOo&feature=related  

プロコフィエフ
http://www.youtube.com/watch?v=f444ZAgPzFc&feature=related  

スクリャービン
http://www.youtube.com/watch?v=QhFiihJd_wQ&feature=related

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2010年10月21日 (木曜日)

ショパン・コンクール・・・微妙。

ごめん、ちょっとショック隠せない。

自分の予想では一位は(勝手に・・・好みで?)ヴンダーかトリフォノフだと思ってたもんですから。
ユリアナ優勝とは。なんか釈然としない風景が現場から生中継されてきました。大きな拍手もあまりなし。裏で何があったのでしょうか?

正直、彼女の演奏はあんまり聴いてないので(アーカイヴでところどころ聴いた程度)何とも言えませんけど。

<結果>
1位 Ms Yulianna Avdeeva (Russia)
2位 Mr Ingolf Wunder (Austria)、Mr Lukas Geniusas (Russia/Lithuania)
3位 Mr Daniil Trifonov (Russia)
4位 Mr Evgeni Bozhanov (Bulgaria)
5位 Mr Francois Dumont (France)
6位 なし

ポロネーズ賞 Lukas Geniušas
マズルカ賞 Daniil Trifonov
コンチェルト賞 Ingolf Wunder
ソナタ賞 Yulianna Avdeeva
幻想ポロネーズ賞 Ingolf Wunder

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(帰宅してから追記)

朝は興奮しすぎてヘンなこと書いてしまった(反省)。でも、本当に会場の空気は微妙だったのですよ。大体、優勝者から発表するなんて・・・不思議じゃね?
先日NHKスペシャル(再放送)でユンディ君の時のショパン・コンクールの模様をやっていて、優勝者発表のときみんなが「うぉ~~~」みたいに叫んでその場にいたみんなが「ユンディ君おめでとう!!」みたいに祝福してて・・・。あんな瞬間を生で体感したかったんですよ。嬉しさにはじけるヴンダー君やトリフォノフ君の顔、いや本当は誰でもいいのよ。みんなで「おめでとう!ここまでよく頑張ったね!!」って言ってるみたいなのが・・・見たかったのだわ、私は。

でも・・・ポーランド・ラジオのトップ写真がこんなの。微妙すぎてびっくり。普通優勝者の満面の笑顔じゃないの?トップ写真は。ユリアナ少し困惑顔。普段書き込みの少ない視聴者投書欄も微妙な意見でちょっと賑わってる。

http://www.polskieradio.pl/8/192/Artykul/269600,Yulianna-Avdeeva-zwyciezczynia-XVI-Konkursu-Chopinowskiego

あまり優勝者のことは悪くいいたくないし・・・彼女は確かにすごく頑張った。それで十分。気にいらない演奏ならば聴きにいかなければいいだけのこと。(私は正直彼女の演奏は「うっふん、うっふん」って言いながら弾いてるようなリズムがどうも苦手・・・気のせい?)

でも、今回は沢山色々な人の演奏が聴けて本当に楽しかったし、普段あまりピアノ曲を聴かないので自分がどんな演奏が好きなのかが再確認できてよかった。私が好きなのは(多分)音楽をするのが大好きな人の演奏・・・なのかなと思った。いろんな意味で。ヴンダー君のコンチェルトは本当に聴いている人を幸せにしたし、オタッキーでマニアックな印象のトリフォノフ君の演奏も「本当にこの人はピアノが好きなんだな」と思わせて、聴いている私はとても幸せになったよ。あと、コンチェルトでは惜しかったけどクルティシェフ君のポロネーズ5番は何十回も聴いてしまった。本当にカッコよかったよ。

トリフォノフかヴンダーが来日したら(ガラでなく)、コンサート行ってみたいなあという気になった。

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しつこいようだが・・・。

現地の反応はこんなでした↓ 「ポカ~ン?」な、優勝者発表の様子も録音で聞けます。

Największy skandal od czasów afery Pogorelicha?

(ポゴレリチ以来最大のスキャンダル?)
http://www2.polskieradio.pl/chopin/wydarzenia/artykul191619.html

なんかだんだんユリアナ可愛そうになってきた。彼女は一生懸命やっただけなのに。ポーランドでは今年は大統領の乗った飛行機が落ちたのに次ぐ大事件・・・なのかな。

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2010年10月19日 (火曜日)

ショパン・コンクール 本選1日目

ああ・・・長い道のりであった。こんなにショパンたくさん聴いたの初めてだわ。もうね、ずいぶん知らない曲あったわ。無関心だったショパンが今では好きになってしまった。とくにポロネーズの5番は知らんかったがあれはめちゃかっこいいね(とくに左手が死ぬほどいい)。ホロヴィッツので聴きたい。

10時に寝て、1時に目ざましかけて本選コンチェルト聴く。うう眠いい。

本選となると、今までとは雰囲気がまるで違う(テレビ画面も心なしか豪華。実況スタジオ席にはクッキーが・・・うまそう)。前奏なげえ。予選まで余裕しゃくしゃくな顔だったクルティシェフの顔がやつれている・・・。目の下にクマが。演奏は平板に終わった気が。オケの音にピアノソロが埋まっててよくわからん。緊張したのかなあ。ソロ演奏ではあんなに素敵だったのになあ。トップバッターってかわいそう。

しかし、私の応援している(単に2次予選生中継でたまたま聴いてよかったのでそこらへんのチラシのウラにメモってただけなんだが)クルティシェフとトリフォノフが1番目と2番目なのね(演奏順)。優勝候補はラストに弾く人だよなあ(そんなことないのか?)。

演奏前、トリフォノフもなんか緊張してる~~~~。「わてにはプレッシャーなんてありまへん」みたいなトリフォノフが。しかし演奏が始まればいつものトリフォノフ。音が相変わらずキレイですな。今度はちゃんとピアノが歌ってるよ。ちゃんと自分の世界を作ってる。そして弾く表情が相変わらずキモイ(そこがいいのだが)。是非来日してほしい。

ブラヴォーよかったトリフォノフ。今日は寝ます。

10月18日
(日本時間19日午前1時)
18.00  -  Miroslav Kultyshev (ロシア)
協奏曲第1番、ピアノ:スタインウェイ

18.50  -  Daniil Trifonov(ロシア)
協奏曲第1番、ピアノ:ファツィオリ

20.00  - Paweł Wakarecy(ポーランド)
協奏曲第2番、ピアノ:スタインウェイ

20.50  -  Evgeni Bozhanov(ブルガリア)
協奏曲第1番、ピアノ:ヤマハ

ポーランドラジオ第2(生中継)はこちらから。
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka

映像の生中継はここで。
http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/online/broadcasting

今までの演奏をノンストップで聴ける。お休み時間にどうぞ。
http://moje26.polskieradio.pl/StationDetails.aspx?id=12

ビデオ・アーカイブ。見逃した方どうぞ。
http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/video/archive

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2010年10月17日 (日曜日)

上岡敏之/ヴッパータール交響楽団/ワーグナー・プロ

P1110551ワーグナー: 序曲「ファウスト」
ジークフリート牧歌
楽劇「ニーベルングの指環」ハイライト
 「ラインの黄金」より“ワルハラ城への神々の入場”
 「ワルキューレ」より“ワルキューレの騎行”
 “ヴォータンの別れと魔の炎の音楽”
 「ジークフリート」より“森のささやき”
 「神々の黄昏」より“ジークフリートのラインへの旅”
 “ジークフリートの死と葬送行進曲”
(アンコール曲:ベートーヴェン交響曲第3番第2楽章)
上岡敏之指揮/ヴッパータール交響楽団

(みなとみらいホール)

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みなとみらいホールは久しぶり。前に行った頃はまだ「みなとみらい線」がなかったのである。だから桜木町駅からずいぶん歩いた。非常にめんどうくさくてそれ以来行ってない。

Pa0_0517 しかし、今や「みなとみらい線」ができたおかげで、ウチから30分くらいで行けるし駅からもすぐである。ああ、なんと便利になったことか。

で、何かの勢いというか「つい出来心で」買ってしまったヴッパータールの券。何かの先行予約のためになんだか超一等席。なんだかこんないいホールでこんなにいい席なのって初めてじゃないかしら、しかも外来オケで。

指揮者の上岡さんて初めて聴く。前回の来日公演はかなり評判よかったというが、ヴッパータールとともに日本に来たことさえ知らず(このオケさえ知らず)。あまり来日公演というものをチェックしない性質なもんで。

券を取った後、上岡さんとはどんな人なのか調べた(後かよっ)。何だか・・・外見はネプチューンのホリケンにちょっと似てるなあと思った。そしてなんだかすごく変わった指揮をする方だということを知った。どうなんだろう。突っ立ってる前髪も気になった。

で、今日。久しぶりだぜ外人のオケ。たまにはドイツ人の演奏とか聴かないと耳がマヒしちゃう。舞台上にはきっと「ルードヴィヒ」とか「アンケ」とかドイツ名前の老若男女があふれてるに違いない・・・と思ったけど日本人の方も何人か見かけた。

オケの登場のあと、指揮者上岡さんが登場。前髪は別に風圧とか指揮の勢いでというわけでなく、デフォルトでああゆう状態なのだ、ということがわかった。ホリケンには・・・思ったより似てなかった。似てなかったが、指揮が始まったら(指揮というか不思議なおどり)なんとなくホリケンの「ホリケンサイズ」とか思い出した。意外とにてっかも。

最初の曲。ワーグナー好きの私だが、ファウスト序曲ってあんまり聴いたことない(何回かはあるんじゃないかな)。どーせ初期の作品だし、たいしたことないのではと思ったが。

そこはホリケン・・・じゃなくて上岡マジック。ピアニッシモ(シシモ?)で始まる出だしは、まるで「あ、アレ?ブルックナーに曲目変更した?」と思ったほど。微妙な音色である。いつも聴いているような日本のオケとはまるで違う音色。どう違うかというと。

何と言うか、老舗のうなぎ屋さんが初代から一度も取り換えずに継ぎ足して使っているタレ、みたいな感じ。どうしたってあとからどんなに頑張って作ってもあの味は出ないと思う・・・みたいな。オケ的には「べらぼうにうまい」ってわけでもないんだけど。いや・・・もしかしてホールのせいなんだろうか。よくわかんないけど。

だもんで、初期の作品にしては凄く深遠な曲に聴こえる。まあ曲が元気になるところはやっぱり「ワーグナーにしては・・・幼稚(´,_ゝ`)プッ」って思うんだけど。どうもこの指揮者はピアニッシモ・フェチなんじゃないかな。ピアニッシモが普段より相当小さかったり、ほとんど聴こえなかったりする(ティンパニーのバチがちょっと触ったくらいかな?の音とか)。普通よりダイナミックレンジが広いような。小さい音はことさら小さかったり、少し大きかったり、普通より何段階もあるような感じだ。

で、ジークフリート牧歌。この曲はよおおく知っている。しかし、やっぱりいつもより凄く深い音楽に聴こえた。中間部分などコジマとワーグナー、子供のジークフリートの楽しい生活まで頭に浮かぶような感じである(昔の白黒の無声映画でな)。非常に雄弁な音楽。この曲は凄くよかった。

休憩。なんだか人口密度が多い。気がついたらすごくロビーが混んでる。息ができない。

休憩終わってお待ちかねのリング・ハイライト。
えーと「ワルハラ城の入場」って演奏会で聴いたことあったですかね。なんか凄い違和感。まあ歌手がいないからであるが。全曲演奏に慣れているので、色々とはしょられているとすごく居心地が悪い。私の好きなローゲのテーマはすっとばされた。

で・・・ずっと聴き進めていくうちに、演奏自体も何か違う気がした。ワーグナーを確かに聴きにきたんだけど、少し違う曲な感じがずっと最後までしてた。いつもなら(どんな演奏でも)リングの管弦楽曲を聴けば「今、あたしニーベルハイムに来た!」みたいな感じになるんだけど。今日の演奏は「ちょっと降りる駅間違えた。ここニーベルハイムじゃない。近いけど」とか思った。

ワルキューレの騎行は、打楽器の強弱があまりに細かすぎて、あまりスコアを見ない人間なのに「スコアが見たい」とか思ってしまった。こんな指定だったのか?

ヴォータンの別れの音楽は、ヴォータンがいないので代わりにオケがヴォータンやってます的な、物凄く歌う歌う音楽になっていた。ここはよかった。

ジークフリートのいるはずの森は、ジークフリートが探せずに森で迷子になってしまったような気がした。クラリネットもちょっと迷子になってた。

大好きな「ジークフリートのラインへの旅」の一番好きな部分(ブリュンヒルデの歌いだす直前の『ちゃんちゃーちゃちゃーん』というジークフリートのテーマ)がなくてすっとばされたし。ジークフリートのホルンソロはうまかったけど。

・・・とまあこんな感じだったのだが、終わったらかなり凄いブラヴォーだったし、凄い盛り上がったしいいコンサートだったんじゃないかなあと思いました。しかし、この指揮者がリング全曲を振ったらどうなるんかね。このテンションで(そしてこの強弱の細かさで)全曲行ったらオケも指揮者も倒れそう。観客もお腹いっぱいであろう。それはそれで聴いてみたいが。

アンコールは何故かベートーヴェンの英雄の第2楽章。英雄の葬送曲という繋がりなんだろうが、アンコールにベトベンて何。でもリングよりいい演奏だった(←え)。やっぱりマーラーとかのシンフォニーの回をとるべきだったかなあ。

(ついでに。ついついプログラム本を買ってしまったが・・・買って後悔した。他は別になんてことないんだけど、こーほーの文章を何故ここで読まなければならんのか、金出してまで。ちょっと不愉快になった。)

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ショパン・コンクール3rd 通過者

ファイナリスト達が決定したようですね。ご苦労さまでした(?)。まあ妥当な線かな。全部聴いてないのでわかりませんけど。可愛い東洋の女の子らはついに全滅、西洋の魔女二人が残りました。なんか化粧臭そうであたしあんまり・・・ 
もう目を喜ばすものはなくなった。音だけで勝負だ!

1  Ms Yulianna Avdeeva (ロシア)
2 Mr Evgeni Bozhanov (ブルガリア)
3  Mr François Dumont  (フランス)
4  Mr Lukas Geniušas (ロシア/リトアニア)
5  Mr Nikolay Khozyainov (ロシア)
6  Mr Miroslav Kultyshev (ロシア)
7  Mr Daniil Trifonov (ロシア)
8  Ms Hélene Tysman (フランス)
9  Mr Paweł Wakarecy (ポーランド)
10 Mr Ingolf Wunder (オーストリア)

本選のスケジュール。「北の宿から」祭が始まる。指揮者はヴィトなのかな??

10月18日
(日本時間午前1時)
18.00  -  Miroslav Kultyshev (ロシア)
協奏曲第1番、ピアノ:スタインウェイ

18.50  -  Daniil Trifonov(ロシア)
協奏曲第1番、ピアノ:ファツィオリ

20.00  - Paweł Wakarecy(ポーランド)
協奏曲第2番、ピアノ:スタインウェイ

20.50  -  Evgeni Bozhanov(ブルガリア)
協奏曲第1番、ピアノ:ヤマハ

10月19日
18.00  -  Nikolay Khozyainov(ロシア)
協奏曲第1番、ピアノ:ヤマハ

18.50  -  Yulianna Avdeeva(ロシア)
協奏曲第1番、ピアノ:ヤマハ

20.00  -  Ingolf Wunder(オーストリア)
協奏曲第1番、ピアノ:スタインウェイ

10月20日
18.00  -  Lukas Geniušas(ロシア/リトアニア)
協奏曲第1番、ピアノ:スタインウェイ

18.50  -  Hélene Tysman(フランス)
協奏曲第2番 ピアノ:ヤマハ

20.00  -  François Dumont(フランス)
協奏曲第1番、ピアノ:ファツィオリ

何か「美音!」の印象の残るトリフォノフとデュモンはどっちもファツィオリなのね。このピアノ使う人もっと増えるかもしれない・・・かな?よくわかりませんけど。


来年の日本での受賞者コンサートには誰が来るんだろう。楽しみですね(多分行かないけど。指揮者がコルトだったら行ったかも)。

Flyer_2
http://www.japanarts.co.jp/html/2011/chopin_gala/index.htm

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2010年10月16日 (土曜日)

大津祭その2

P1110528 
その1の続き。

前に書いたけど、この山車・・・じゃなくて曳山は13種類ほどあって、それぞれ能や狂言・中国の故事などを表すからくり人形が搭載されている。で、決まった場所(所望という)でそのからくりを動かしてくれて、なんだか「ちまき」というものを観客や通りの民家やお店屋さんの二階の窓のお客さんに投げ入れてくれたりする。そのためこの界隈では「大津祭仕様」というか、二階の窓はちょうど曳山の位置の高さになっており、良く見えるようになっている。ちまきも入手しやすい。(なお、ちまきは食べられないらしい。家に飾っとくと厄除けになるそうだ。)

なお、生まれつきの引っ込み思案と低身長のため、ちまきは入手できませんでした(泣)。

上の写真の曳山は、「神功皇后山」(じんぐうこうごうやま)という題名のもので、パンフによりますと「神功皇后が戦に先立ち、肥前国松浦で鮎を釣り、戦勝を占ったとされる伝説にちなむ」そうである。

P1110505_3  この界隈のハイライトというか、見せ場シーンの一つが、地方にありがちの「アーケード商店街」の中をこの大きな曳山が通るという所である。アーケードの天井が曳山の屋根の結構ギリギリなのでかなり見応えがある(写真で見るとそんなでもないのが残念だ。実は地方の大きなお祭りを見るのって生まれて初めてで、写真を撮るコツがさっぱりつかめてないの)。
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P1110514_2 アーケード商店街の中ほどに「曳山展示館」というのがあり、ここで大津祭の歴史とか、曳山の一つが見学できたりする・・・というか私のような右も左もわからない観光客がタダで休憩できたりお手洗いに行けたりする有り難い場所である。当然お祭りグッズも売っている。「ちま吉」グッズをたくさん展示してあったけれども、誰も買う人はいない。ちま吉はちま吉で専用のお店を持っているようで、別にここで売れなくとも心配することはない。もうちょっとこのキャラにも素朴なかわいらしさが必要であると思う。フェイフェイ・ドンちゃんのような(ショパンコンクール参照)。

P1110522
アーケードを抜けると、第2の見どころというべきか、京阪線が通る道路(市電として道路を走るのだ)なので、俄然混んでくる。またまた方向転換をしなければならないので、曳山の交通渋滞が起こる。引っ張る男性や子供らの掛け声がすごい迫力。ここらへんは事故が起こりそうな感じで(←想像)、地元警察が「歩道に下がって下さい!」としょっちゅう注意しながらやってくる。あたしの前にいたオバハンは何回注意されても下がらないので、しまいにゃ日本語通じないのかと思われて「バックプリーズ」とか言われてた。もちろん聞かなかったけど。

(電車と伴走する曳山を撮ろうと思ったが、どうもうまくいかず。残念だわ。)

P1110529_2 「見送り幕」と言われる曳山の後ろにかけられた幕は、本当はよく見たいなあと思うんだけど人ごみもあるし実はあんまりよく見えなくて残念。写真に撮るとずいぶんこまかい細工がしてるんだなあと家に帰ってから気づく。
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P111052716世紀にベルギーで作られたというゴブラン織の見送り幕。なんだかよおおく見ると日本の祭には似合わないような内容の織物なんですな。ちょっとデューラーの絵みたいな感じもしますです。

でも、実はこれレプリカらしい。本物は国定重要文化財なもんで大津市歴史博物館に保存されているらしい(大津いいことブログによると)。だよね~~。

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ところで、大津は(東京も)前の日が凄い雨で祭当日も、Yahooの天気予報でかなりの確率で雨だったもので、「晴天コース」と「どしゃぶりコース」の二つの綿密な予定表をあたしは作ってたんだわ。で、「どしゃぶりコース」は大津市歴史博物館に行く予定だった。結構面白そうな企画展をやっていたもんで。

で、東京で新幹線に乗ったときは酷いどしゃぶりで、「ああ、この旅行は失敗だった。トリスタンの券取らなきゃよかった。雨の中の旅行するぐらいだったらおうちでショパンコンクール見てたほうがずっといいよ、えーん」とまで思ってた。せっかくの窓側席も、富士山はまったく拝めず。

でも、名古屋あたりからピーカンに晴れてて。「あ、もしかしたら滋賀県も晴れてるかも」と思ったら、本当に信じられないくらいの大晴れで。天気予報見事に外れました。よかったよかった。

では残りの写真をば。
P1110503
P1110533_2
P1110509_2
祭を見て、いつのまにかオペラの開演時間があと2時間に近づいてきたので、この場を離れて浜大津駅へ・・・と思ったら人がどんどん多くなり全く前に進めない・・・。駅は目の前なのにぐるっと迂回するハメに。

やっとのことで駅まで行き、また京阪石山坂本線に乗り、石場駅で下車。そこからびわ湖ホールは歩いてすぐよ。それにしても石場駅周辺の人のいないのにびっくり。みんな祭りに出かけちゃったのかね?

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ショパン・コンクール 3rd Stage 最終日

なんだか飲み会とか旅行の疲れとかでこのところあんまり聴けてない。見聞きできたのは、フェイフェイ・ドンちゃんとか。

衝撃的だわ、フェイフェイちゃんのドレス。中華民国の威信をかけたデザインなのかすら。なんという時代遅れな。その形のちょうちんそでに後ろリボンはないわ。ステージごとに衣裳チェンジしているので、きっとファイナルやそのあとの受賞コンサート?のドレスもきっと中国から持ってきたに違いない。きっとトンでもなく大荷物。赤い髪ゴムもどうかと。これをすると試合に勝てるとか、何かジンクスでも?

でも・・・可愛いし上手なので許す。なんというか日本人が忘れかけてた可愛さや清純さがあるなあ、フェイフェイちゃんは。アーカイブでは見れないけど、ステージに向かう前のフェイフェイちゃんはオナゴのあたしでもズキュン!のかわゆさであったよ。ファイナル進出はどうかな・・・とは思うけど、できれば進んでほしいな。

http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/video/8_Fei_Fei_Dong/stage/3

(・・・って↑これ見ながら中華まん食べてるあたし。)

今日は、人間生活的な時間に観れるのでうれしい。

(日本時間午後5時)
10.00 - Lukas Geniušas (Russia/Lithuania)

(日本時間午後6時)
11.00 - François Dumont (France)

(日本時間午後7時30分)
12.30 - Andrew Tyson (USA)

(日本時間午後8時30分)
13.30 - Hélène Tysman (France)

「顔芸」?のタイソン君が見もの・・・じゃなくて聴きもの。

ポーランドラジオ第2(生中継)はこちらから。
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka

映像の生中継はここで。
http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/online/broadcasting

今までの演奏をノンストップで聴ける。お休み時間にどうぞ。
http://moje26.polskieradio.pl/StationDetails.aspx?id=12

ビデオ・アーカイブ。見逃した方どうぞ。
http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/video/archive

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2010年10月14日 (木曜日)

ショパン・コンクール2nd 通過者

Leonora Armellini
Yulianna Avdeeva
Evgeni Bozhanov
Wai-Ching Rachel Cheung
Fei- Fei Dong
François Dumont
Lukas Geniusas
Jayson Gillham
Claire Huangci
Nikolay Khozyainov
Marcin Koziak
Miroslav Kultyshev
Yury Shadrin
Mei-Ting Sun
Danil Triifonov
Helene Tysman
Andrew Tyson
Irene Veneziano
Paweł Wakarecy
Ingolf Wunder

日本人は・・・残念だったみたいですね。
やはり名だたるコンクールとあって、凄く厳しい世界ですね。で、ぶっちゃけ渡航費やら宿泊代だけでもお金が相当かかってるわけで。こんなに頑張ったのに落ちちゃうなんて。全く初めてコンクールをちょろちょろと見聴きしていて、「何でここまで、やらなあかんのやろ」とか正直思ってしまいました(そんなこと言っちゃいけないんですけど)。

さて、発表から間髪いれず(現地では一回ねんねしてから)、3rdステージなのですね。私が2ndステージで強い印象を受けたDaniil Trifonovさんは時間的に無理で聴き逃してしまいました。彼の幻想ポロネーズを見聴きするのを楽しみにしていたので残念です。是非ファイナリストになってほしいです(まあ、よく知りませんけど)。

幻ポロは大好きで(リストのロ短調ソナタととともに)、小学3年の頃にホロヴィッツのカーネギーホールライブをよく聴いていました・・・というか他の演奏はあんまり聴いたことないんですけど。3rdステージは幻ポロ祭なのね。

あと・・・関係ありませんが、関西に行く新幹線の中からヤマハの工場が見えました。コンクールでスタインウェイと並んで使用されているなんて、日本人としてなんか凄く誇らしい気分。「ヤマハ、いい楽器をありがと~~~」と心の中で叫んでしまいました。あ、カワイもありがとう。

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2010年10月13日 (水曜日)

大津祭その1

「トリスタン」の前に、その日に行われた大きなお祭り、大津祭を見物。両親に見せようと思い撮った写真をみんなにもお見せしようと思います。(たぶん期間限定)

P1110485新幹線京都駅からJR膳所駅へ。何と読むかお分かりかしら?

「ぜぜ」駅と読む。これは普通読めないねえ。あたしは下調べばっちりだったから知ってたけどね。なんかダダイズムに溢れたいい響きだと思いませんか?

JR膳所駅から京阪膳所駅へ乗り換え。ここの乗り継ぎは結構目の前なので心配はない。
実は滋賀旅行が決まってからネットで見ていて、ずっと京阪電車に乗ってみたかった。なんともローカルな魅力に溢れた感じがしたもんでな。駅の雰囲気もなかなかいい感じだった。

P1110486_2 京阪石山坂本線(「いしやまさかほんせん」ではなく、いしやまさかもとせん)。大津祭のマスコット「ちま吉」のラッピング電車である。駅の反対車線のほうに来たのをパチリ。あたしは普通の電車に乗った。普通のほうがちょっとレトロで風情があるぜ。

ところで、このゆるキャラ「ちま吉」の着ぐるみは滞在中に一度も出っくわさなかった。 残念だな。しかしゆるキャラ的に可愛いのかどうか少し微妙・・・。

そうそう何かに似てるなあと思ったら、遠い昔に流行った「ウーパールーパー」だ。ちま吉には色々と仲間や家族がたくさんいるみたい。

Pa0_0515目的地「浜大津」駅へ。私が時間的に「大津祭」の山車(だし)を見られるのはここがぴったりだったので。もうね、前勉強はばっちりだから。

京阪電車は線路だけじゃなく、市電みたいに普通に道路を走ったりする。どうもマニアにはたまらない電車らしく、みんなこの←ショットをわらわらと撮影してた。「そんなに珍しいんかい」とか思い、みんなに混じって撮影。

なんとな~く人の流れを見て「お祭りはこのへんを通るのかな」みたいな感じでテキトーに場所取り。意外とここらへんは穴場のようで、さほど・・・大きな祭りにしては人の集まりは少ない。例えば、渋谷のスクランブル交差点なんかに慣れていれば、「ちょっと通りに人いるかな」くらいの感じである。

と思ったら、やや騒がしくなってくる。袴をきたオジサンとかがうやうやしく(いや、結構普通に)現れた。祭りっぽくなってきた。お天気が良すぎて眩しくてあんまりカメラをうまく使えない。画面が見えないくらい。

  P1110492_4 

いろんな山車がたくさんきたきた。乗ってる人は楽器を鳴らしながら、山車は男の人たちに引っ張られてくる。全部で13種類あるそうだ。きらきらしてキレイなのもあれば、ちょっと古めかしいくすんだ色合いのもある。

P1110491_3何でも、一つ一つの山車(曳山っていうんだが)には中国の故事とか能や狂言から採られたという「からくり」が仕込まれている(らしい)。からくりが動くのはどこでもってわけではなくて「所望」と言われるある一定の場所でしか見れない。

←天井の絵もとってもキレイですね。鳳凰の絵かな?お囃子の子供たちがとってもキュート。
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P1110489_3 外人さんも頑張ってるねえ。この曳山には沢山外人さんが参加してたよ。

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P1110510
曳山を方向転換させているところ。掛け声をかけながら、とっても大変そうだ。
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P1110504_3 曳山を後ろから見たところ。このキレイな飾り物は「見返り」というんだっけかな。色んなのがあってここだけ見てもなかなか面白い。こんなキレイな色彩のもあれば・・・お経?みたいなのが書いてあるだけの地味~~なのもあって面白い。


P1110524_2

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その2に続く(たぶん)。

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ショパン・コンクール 2nd stage 5日目

滋賀旅行、会社の送別会等重なってしまい、すっかりショパコンが聞けなくなってしまった。このブログを頼りにして下さってる方申し訳ない。ごめんね。


(日本時間午後5時)
10.00  - Marek Bracha  (ポーランド)

10.50  -  Ingolf Wunder (オーストリア)

(日本時間午後7時10分)
12.10  -  Lukas Geniušas (ロシア/リトアニア)

13.00  -   François Dumont(フランス)

17.00  -   Xin Tong(中国)

(日本時間午前0時50分)
17.50  -   Andrew Tyson (米国)

19.10  -  Denis Zhdanov (ウクライナ)

20.00  -  Marianna Prjevalskaya (スペイン)

詳しい曲目等はこちらで。
http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/competition/auditions/stage/2/day/5

ポーランドラジオ第2(生中継)はこちらから。
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka

映像の生中継はここで。
http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/online/broadcasting

今までの演奏をノンストップで聴ける。お休み時間にどうぞ。
http://moje26.polskieradio.pl/StationDetails.aspx?id=12

ビデオ・アーカイブ。見逃した方どうぞ。
http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/video/archive

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ポーランドラジオの11日の記事では、日本の片田愛理さんが写真付きで書かれています。素晴らしかったようですね(私は旅行中で聞いてないけど)。私が見たところ、日本人が写真付きで記事になってるのは今回初めてですね。

http://www.polskieradio.pl/8/22/Artykul/267351,Rozchwiany-weekend

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2010年10月11日 (月曜日)

びわ湖ホール「トリスタンとイゾルデ」

P1110536 ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ジョン・チャールズ・ピアーズ(トリスタン)
小山由美(イゾルデ)
松位浩(マルケ王)
石野繁生(クルヴェナール)
加納悦子(ブランゲーネ)
迎肇聡(メロート)
清水徹太郎(牧童)
松森治(舵手)
二塚直紀(若い水夫の声)
びわ湖ホール声楽アンサンブル
東京オペラシンガーズ、その他
沼尻竜典指揮/大阪センチュリー交響楽団
(10月10日 びわ湖ホール)

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はるばる滋賀県の琵琶湖まで、新幹線に乗って石野さんのクルヴェナールを目当てに(←えええ~~~?)。

P1110537_4   開演前にホールの隣の「なぎさのカフェ」でランチをしていると、これから同じオペラを見に行くであろう女性二人がお話をしていた。別にきいてもないのについつい会話が耳に入っちゃう。お二人ともこのオペラをご覧になるのは初めてということで、片方の方が予習をしてきたらしくお友達に一生懸命説明している。

「昔な、イギリスのあたりのお姫様がおってん、婚約者がいたんやけど戦争で殺されてしもうたんやて。そいでな、ある日戦いで怪我をしはった男の人がやってきてな、怪我を治してあげたんやて。でな、その男の人がなんとそのお姫様の婚約者を殺しはった人なんやったんやけど、看病をしてるうちに好きになってしまいよってん・・・(中略)・・・そのお姫様のお付きの人がな、二人に薬を飲ますんやけどちょっとここで悪戯ちゅうか、それが死の薬のはずがほれ薬やったんやて。」

・・・とまあそんな感じで(関西弁著しく間違ってるかもしれないごめんなさいい)。私は何だかこれから「なんば花月」でトリスタンが上演される感じがしたのであった。

さて。

この日はNHKのバス?というか車が二台ほどホールの前に止まってたんで、「もしかして・・・」と思ったんだけど、やっぱりだった。TVカメラが入って収録されたのである。いつだかわかんないけど東京の皆さんもテレビで見られるかもしれませんね(あ、他の地方の方も)。

P1110541_3   全然びわ湖ホールって初めてなんだけど(実は滋賀県自体初めて。鳥人間コンテストで琵琶湖を見るくらい)、新しいんだかすっごく綺麗ですね。目の前が湖ってのもなかなか素敵だし。お天気がよくて休み時間とかに外へ出てもとっても気持ちがいい(暑いくらいだったが)。

ホールは、何と言うか「変形馬蹄形」。オペラっぽくてよい。私は2階席だったのだが、ぶっちゃけ2階というよりは1階席の後ろの一段上がった位の感じだったんで、「え、2階席はどこなの?」とか探し回ってしまったくらい(まあ、係員に聞けばいいのだが)。大変見やすい席でした。

(二日目を見に行く方は、ここから読まないほうが身のためです。)

第1幕。幕が上がると、ドイツ風の建造物が。「あれえええこれ見たことある(写真で)。すっごくある。」ってよく考えたらヴァーンフリート館。「ええええ、じゃあもしかしてこれから行われることはワーグナーんちで起こったことです、みたいな感じなの?ヴェーゼンドンク夫人とか出てきちゃうの? 海の上じゃないの? せっかくのびわ湖なのに?」と一瞬焦る。ヴァーンフリート館のセットがぱかああっと開いてもなんだか普通の室内。ピアノがあってイゾルデとブランゲーネがいる。やっぱり海でやってほしいよ~~~と思ったけど、舞台がぐるぐる回ってカーテンとガラス戸の向こうにはトリスタンとクルヴェナールが立ってる。やっぱり舞台はお舟のようである(ホッ)。ヴァーンフリート館はその後の幕でも出てくる。

P1110540_5    イゾルデ役の小山由美さん。メゾでイゾルデを歌う人はまあまあいるのだが(W・マイヤーやC・ルードヴィヒなど)その流れをくんで、今回チャレンジ? 何かニュース記事のインタビューで「今まで、イゾルデを歌ってて途中で声が出なくなった歌手を何人も見てきた」とのことだったので、へええと思った。で、そんなところを見てきて「こんな怖い役やりたくないわ。メゾでよかった」と思うか「いずれ私もチャンスがあればやってみたいわ」と思うかどっちかなんだろうけど、小山さんは後者だったんだな。

小山さんはメゾらしい、気品にあふれたイゾルデ(ソプラノが気品がないというわけではないが)。やはりメゾの音域の部分が滅法美しい(第2幕の最後のほう「イゾルデを連れてって下さい」とか歌うとこなど)。が、やっぱり高いところになるとやや苦しそう(『やや』である)。まあかのW・マイヤーもナマで見たときはそんな感じであったんだけども。第2幕とか段々辛そうな感じになってた(気がするんだけど気のせいかも)。舞台姿はスタイルがよくてとっても素敵ですわ由美様。ブランゲーネ役の加納さんも素晴らしい声。彼女もとてもスタイリッシュで素敵。でもなんか元ブランゲーネの小山さんとかぶるなあ。途中「どっちがブランゲーネだっけ」って一瞬思うわ。声でわかるけど(ならよいではないか)。

目当ての石野さんはなんだか・・・演出のせいか妙にヘラヘラした軽薄な「ヤなやつ」みたいな感じになってた。軽いステップが妙な感じだった。誠実なクルヴェナールのはずが、何故。声は相変わらず素晴らしい。ドイツの歌劇場で活躍されているようだが(だからあんまり日本にこないのでわざわざびわ湖まで行っちゃったんである、アタシ)、きっとドイツの歌手と互角に渡り合える(いやそれ以上)んだろうなと思う。声量が凄い。日本人のバリトンではあたしの中ではダントツである。

第2幕も最初はヴァーンフリート館。二人の逢瀬になるとヴィーラント・ワーグナーばりの「なんにもない舞台」。舞台上に湾曲した板?があるくらい。これがセリになって上がったり下がったり。まあ、何か色々ごちゃごちゃやられるよりこれくらいのほうがいいかと。しかしこの湾曲した舞台のようなものはたてつけが悪いんだか歌手が歩くとぎーこぎーこと妙な音を立てるのである。なんとかならんか。結構気になった。

そしてマルケ王の素晴らしさ。松位さんはザルツブルグでもこの役を歌われたということでさすがに素晴らしい。深い声で声量もある。日本人でもこんな凄い声の人がいて、海外のメジャーで活躍されてるのは本当に素晴らしい(その点バスの長谷川顯さんは外国では歌わないので日本で聴けてウレシイけどちょっと惜しいな)。聴けて良かった。

Pa0_0513 第3幕。何でか書庫みたいな部屋にピアノとトリスタンの寝てるベッド。階段(はしご?)を昇った屋根の上?で牧童がシャルマイを吹いてる。トリスタンは白い寝間着に腹巻をしていて(怪我してるからのう)、まるでバカボンのパパのようである。クルヴェナールは心を入れ替えたんだか?一幕とは打って変わってとってもいい人、誠実な下僕になってた(まあトリスタンに対してはずっとそうなんだが)。待ちわびるイゾルデが到着すると、なんだか喜びの余り飛び上がってちょっと踊っちゃったりして凄く可愛かった(余計ファンになってしもうた、うう)。第3幕、結構クルヴェナール歌うとこ多いんで、死にそうなトリスタンを圧倒してて素晴らしかった。もうね、楽劇「クルヴェナール」って言ってもいいかも(なわけない)。

最後は、毎度おなじみの「愛の死」を由美様が立派に歌いあげて、幕。間髪いれずブラヴォー(もうちょっと待ってくれ)。

で。

トリスタン。チラシや何かでは「欧米ではこのところ大評判のトリスタン」みたいな感じで書いてあった気がするんだが・・・。実のところあたしは最近のヘルデンテノールの評判に関しては、マギー司郎さんの言うところの「気仙沼界隈ではこの手品とっても評判なのよね」くらいな感じでしか受け取らない。今回、「日本人ではトリスタン役無理」ということ(でしょ?)で、びわ湖では異例の西洋人の出演となったが・・・最後までちゃんと歌ったことには拍手を贈りたい。っていうか、日本人の中では体はメルヒオールばり?のでっかさだったが、声は男子で一番小さかった気がするんだけど。イゾルデと声量合わせてたのかなもしかして。

指揮について、演奏について書くのをすっかり忘れた。忘れちゃダメだ。

Pa0_0514 沼尻さんの指揮は相変わらず熱のこもった素晴らしいものだ。テンポは早めで、C・クライバーくらいの速さ(テンポがだよあくまで)。すい~すい~と快適な曲運びである。意味不明のテンポの動かし方とか、微塵もない。でも早い早いだけで、曲がさらさらと緩急なく流れて行ってしまうというわけでもない。(私の好みからいうともーちょっと遅くてもいいかもとは思う部分もあったが)少し歌手と合わなかったりしたとこもちょこっとあったけど、二回目では改善されるものと思う。

それにしても、センチュリーさんの素晴らしさにはビックリした。最後まで緊張感が途切れずに長いこの曲を(しかも難曲だ)よくぞ演奏されたと思った。ホールもよかった。S席でもまあまあ後ろのほうだったので音が溶け合っていて美しかった。前のほうで聴いたらもっと印象が違うのかもしれんけど。

ブラヴォーはマルケ王の松位さんが一番多かった。次に石野さんと加納さん、小山さんもブラヴォーを受けていました。トリスタンは・・・そんなでもなかったかも。最後にオケの人々も楽器持って全員舞台に乗って挨拶していました。いい舞台でした。わざわざ行って良かったでした、たぶん。


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この公演はNHK教育にて放送予定です。
12月3日(金) 放送時間:23時00分~(番組終了時刻未定)

・情報コーナー 「びわ湖ホールの『トリスタンとイゾルデ』見どころ」
・公演コーナー「びわ湖ホール公演 楽劇『トリスタンとイゾルデ』全3幕」

http://www.nhk.or.jp/art/current/music.html#music1203

BSじゃなくて良かった~(涙)。

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2010年10月10日 (日曜日)

ショパン・コンクール 2nd stage 2日目

二次でやっとワルツやポロネーズが出てきて、聴くほうも楽しくなってくる。

夕べの一日目をちょろちょろと聴いたところでは、Miroslav Kultyshev さんとLeonard Gilbert さん、Daniil Trifonov さんあたりが印象に残った。とくにTrifonovさんの美音と(同じピアノなはずなのに何であんなに違うんだろう)何か取り憑かれたような表情。

さて本日は。用事がありちょっと聴けない残念。
(日本時間午後5時)
10.00 - Anna Fedorova (ウクライナ)
Fantasy F minor op. 49 ,Waltz A-flat major op. 34 nr 1
Mazurka G minor op. 24 nr 1,Mazurka C major op. 24 nr 2
Mazurka A-flat major op. 24 nr 3 ,Mazurka B-flat minor op. 24 nr 4
Polonaise F-sharp minor op. 44 ,Ballade A-flat major op. 47
Piano: Kawai

10.50 - Leonora Armellini (イタリア)
Barcarolle F-sharp major op. 60 ,Waltz E-flat major op. 18
Mazurka G-sharp minor op. 33 nr 1,Mazurka C major op. 33 nr 2
Mazurka D major op. 33 nr 3 ,Mazurka B minor op. 33 nr 4
Polonaise A-flat major op. 53, Ballade A-flat major op. 47
Piano: Kawai

(日本時間午後7時10分)
12.10 - 片田愛理 (日本)
Barcarolle F-sharp major op. 60 ,Waltz A-flat major op. 64 nr 3
Waltz G-flat major [op. 70 nr 1] ,Mazurka B-flat major op. 17 nr 1
Mazurka E minor op. 17 nr 2 ,Mazurka A-flat major op. 17 nr 3
Mazurka A minor op. 17 nr 4
Andante spianato and Grande Polonaise in E flat major op. 22
Nocturne E-flat major op. 55 nr 2
Piano: Kawai

13.00 - Fei-Fei Dong (中国)
Barcarolle F-sharp major op. 60 ,Waltz A-flat major op. 42
Mazurka B-flat major op. 17 nr 1 ,Mazurka E minor op. 17 nr 2
Mazurka A-flat major op. 17 nr 3 ,Mazurka A minor op. 17 nr 4
Polonaise F-sharp minor op. 44 ,Rondo E-flat major op. 16
Piano: Steinway

17.00 - Claire Huangci (アメリカ)
Ballade G minor op. 23 ,Waltz F major op. 34 nr 3
Mazurka G minor op. 24 nr 1,Mazurka C major op. 24 nr 2
Mazurka A-flat major op. 24 nr 3,Mazurka B-flat minor op. 24 nr 4
Andante spianato and Grande Polonaise in E flat major op. 22
Lento con gran espressione in c sharp minor [op. posth.]
Piano: Yamaha

(日本時間午前0時50分)
17.50 - Da Sol Kim (韓国)
Scherzo B-flat minor op. 31 ,Waltz E-flat major op. 18
Mazurka A minor op. 59 nr 1 ,Mazurka A-flat major op. 59 nr 2
Mazurka F-sharp minor op. 59 nr 3
Andante spianato and Grande Polonaise in E flat major op. 22
Rondo E-flat major op. 16
Piano: Steinway

19.10 - Ching-Yun Hu (台湾)
Scherzo E major op. 54 ,Waltz A-flat major op. 42
Mazurka A minor op. 59 nr 1,Mazurka A-flat major op. 59 nr 2
Mazurka F-sharp minor op. 59 nr 3 ,Polonaise A-flat major op. 53
Rondo E-flat major op. 16
Piano: Steinway

20.00 - 須藤梨菜 (日本)
Ballade F minor op. 52 ,Waltz A-flat major op. 64 nr 3
Mazurka G-sharp minor op. 33 nr 1,Mazurka C major op. 33 nr 2
Mazurka D major op. 33 nr 3 ,Mazurka B minor op. 33 nr 4
Polonaise A-flat major op. 53,Prelude C-sharp minor op. 45
Fantasy F minor op. 49
Piano: Yamaha


ポーランドラジオ第2(生中継)はこちらから。
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka


映像の生中継はここで。
http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/online/broadcasting

今までの演奏をノンストップで聴ける。お休み時間にどうぞ。
http://moje26.polskieradio.pl/StationDetails.aspx?id=12

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2010年10月 9日 (土曜日)

ショパン・コンクール 2nd stage 1日目

(日本時間午後5時)
10.00 - Peng Cheng He (中国)
Scherzo B-flat minor op. 31,Waltz D-flat major op. 64 nr 1
Waltz C-sharp minor op. 64 nr 2,Waltz A-flat major op. 64 nr 3
Mazurka G major op. 50 nr 1,Mazurka A-flat major op. 50 nr 2
Mazurka C-sharp minor op. 50 nr 3,Polonaise F-sharp minor op. 44
Piano: Steinway

10.50 - Miroslav Kultyshev (ロシア)
Barcarolle F-sharp major op. 60,Waltz A-flat major op. 42
Mazurka G minor op. 24 nr 1,Mazurka C major op. 24 nr 2
Mazurka A-flat major op. 24 nr 3,Mazurka B-flat minor op. 24 nr 4
Polonaise F-sharp minor op. 44,Nocturne C-sharp minor op. 27 nr 1
Nocturne G major op. 37 nr 2
Piano: Steinway

(日本時間午後7時10分)
12.10 - Hyung-Min Suh (韓国)
Fantasy F minor op. 49,Waltz A-flat major op. 34 nr 1
Mazurka G minor op. 24 nr 1,Mazurka C major op. 24 nr 2
Mazurka A-flat major op. 24 nr 3,Mazurka B-flat minor op.
24 nr 4
Andante spianato and Grande Polonaise in E flat major op. 22
Impromptu A-flat major op. 29
Piano: Steinway

13.00 - Leonard Gilbert (カナダ)
Scherzo B minor op. 20,Waltz A-flat major op. 42
Mazurka A minor op. 59 nr 1,Mazurka A-flat major op. 59 nr 2
Mazurka F-sharp minor op. 59 nr 3
Andante spianato and Grande Polonaise in E flat major op. 22
Ballade F major op. 38
Piano: Steinway

(日本時間午前0時)
17.00 - Daniil Trifonov (ロシア)
Barcarolle F-sharp major op. 60,Waltz E-flat major op. 18
Mazurka B major op. 56 nr 1,Mazurka C major op. 56 nr 2
Mazurka C minor op. 56 nr 3,Andante spianato and
Grande Polonaise in E flat major op. 22
Scherzo C-sharp minor op. 39
Piano: Fazioli

(日本時間午前0時50分)
17.50 -  永野光太郎 (日本)
Barcarolle F-sharp major op. 60,Waltz A-flat major op. 34 nr 1
Mazurka A minor op. 59 nr 1,Mazurka A-flat major op. 59 nr 2
Mazurka F-sharp minor op. 59 nr 3
Andante spianato and Grande Polonaise in E flat major op. 22
Etude C-sharp minor op. 25 nr 7,Polonaise C-sharp minor op. 26
nr 1
Piano: Steinway

19.10 - Jayson Gillham (オーストラリア)
Ballade F minor op. 52,Waltz A-flat major op. 34 nr 1
Mazurka A minor op. 59 nr 1,Mazurka A-flat major op. 59 nr 2
Mazurka F-sharp minor op. 59 nr 3,Polonaise A-flat major op. 53
Berceuse D-flat major op. 57,Barcarolle F-sharp major op. 60
Piano: Steinway

20.00 - Hélène Tysman (フランス)
Ballade F minor op. 52,Waltz A-flat major op. 64 nr 3
Mazurka G minor op. 24 nr 1,Mazurka C major op. 24 nr 2
Mazurka A-flat major op. 24 nr 3,Mazurka B-flat minor
op. 24 nr 4
Polonaise F-sharp minor op. 44,Prelude C major op. 28 nr 1
Prelude A minor op. 28 nr 2,Prelude G major op. 28 nr 3
Prelude E minor op. 28 nr 4,Prelude D major op. 28 nr 5
Prelude B minor op. 28 nr 6,Prelude A major op. 28 nr 7
Prelude F-sharp minor op. 28 nr 8,Prelude E major op. 28 nr 9
Prelude C-sharp minor op. 28 nr 10,Prelude B major op. 28 nr 11
Prelude G-sharp minor op. 28 nr 12
Piano: Yamaha


ポーランドラジオ第2(生中継)はこちらから。
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka


映像の生中継はここで。
http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/online/broadcasting


今までの演奏をノンストップで聴ける。お休み時間にどうぞ。
http://moje26.polskieradio.pl/StationDetails.aspx?id=12

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2010年10月 8日 (金曜日)

ショパン・コンクール 1st stage 通過者

すでにご存じだと思いますが、一次予選で勝ち残った方はこちら。

1 2 Ms Leonora Armellini イタリア
2 3 Ms Yulianna Avdeeva ロシア
3 5 Mr Evgeni Bozhanov ブルガリア
4 6 Mr Marek Bracha ポーランド
5 7 Ms Wai-Ching Rachel 中国
6 8 Ms Fei- Fei Dong 中国
7 9 Mr François Dumont  フランス
8 12 Ms Anna Fedorova ウクライナ
9 14 Mr Lukas Geniušas ロシア/リトアニア
10 15 Mr Leonard Gilbert カナダ
11 16 Mr Jayson Gillham オーストラリア
12 20 Mr Peng Cheng He 中国
13 22 Ms Ching-Yun Hu 台湾
14 24 Ms Claire Huangci アメリカ
15 25 Ms 岩崎洵奈  日本
16 29 Ms 片田愛理 日本
17 31 Mr Nikolay Khozyainov ロシア
18 32 Mr Da Sol Kim 韓国
19 37 Mr Jacek Kortus ポーランド
20 38 Mr Marcin Koziak ポーランド
21 41 Mr Miroslav Kultyshev ロシア
22 44 Mr Guillaume Masson フランス
23 48 Mr 永野光太郎 日本
24 52 Ms 大崎結真 日本
25 56 Ms Marianna Prjevalskaya スペイン
26 57 Mr Ilya Rashkovskiy ロシア
27 61 Mr Yury Shadrin ロシア
28 65 Ms 須藤梨菜 日本
29 66 Mr Hyung-Min Suh 韓国
30 69 Mr Mei-Ting Sun アメリカ
31 68 Ms Jiayi Sun 中国
32 71 Mr Xin Tong 中国
33 72 Mr Daniil Trifonov ロシア
34 73 Ms Hélene Tysman フランス
35 74 Mr Andrew Tyson アメリカ
36 75 Ms Irene Veneziano イタリア
37 76 Mr Paweł Wakarecy ポーランド
38 77 Ms 渡辺友理  日本
39 79 Mr Ingolf Wunder オーストリア
40 80 Mr Denis Zhdanov ウクライナ

http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/verdicts/1871_1st_stage_sessions___verdict

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2010年10月 7日 (木曜日)

ショパン・コンクール5日目

昨日、前回優勝者のポーランドの方の演奏をYouTubeで見聞きしたんですけどね。ちょっと何かがわかったような気がしてきました。この所毎日聴いている演奏と比べて、(演歌歌手で言えば)ひとフレーズごとにコブシを一つ多く回してるというか・・・。

ここ何日かの予選で「みんな楽譜通りに綺麗に弾いているな」ということはわかるんだけど、他に何かがあるんだろうな、ショパンには。ここで優勝するには、上手なだけでない人並み外れた何かが必要なんだな、ということが分かってきた、やっと。この一次予選を乗り越えるのは相当なものが必要なのね。

えーとそれと、私はやっぱりショパンはワルツ好きだなあ。早くやらないかなあワルツ。小学3年生の頃にヴィトルド・マルクジィンスキの弾いたワルツ集をよく聴いてたんだわ。

このレコードと思われ。今聴いても味わい深い演奏ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=JTUHcfa4LzU&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=S4sUx8TTwgg&feature=related

関係ないけどシマノフスキも素晴らしいな。
http://www.youtube.com/watch?v=4pXG-R4Gltc&feature=related

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本日7日の出演者

ポーランドラジオ第2はこちらから。生中継。
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka

映像はこっち。
http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/online/broadcasting

今回の一次予選の演奏がまた聴けるみたいですよ。再放送ってことかな?嬉しいねhttp://moje26.polskieradio.pl/StationDetails.aspx?id=12

10.00 - Marek Bracha (Poland)

Ingolf Wunder (Austria)

Giuseppe Greco (Italy)

Lukas Geniušas (Russia/Lithuania)

about 12.15 - François Dumont (France)

Hanchien Lee (Chinese Taipei)

Marie Kiyone (Japan)

Xin Tong (China)

17.00 - Kana Okada (Japan)

Natalia Sokolovskaya (Russia)

Andrew Tyson (USA)

Meng-Sheng Shen (Chinese Taipei)

about 19.15 - Denis Zhdanov (Ukraine)

Gracjan Szymczak (Poland)

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ポーランドラジオの3日目の論評を見ますと、日本人ピアニストで注目されていたのは大崎結真さん、渡辺友理さんでした。

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P1110482_2 昨日(10月6日)、ココログ全体(音楽だけでなく)のアクセスランキングで 初の3ケタ(いつも4ケタだもんねえ)。記念にのっけてしまいます。ちなみにアクセス数761、訪問者数413。一応自分では新記録・・・かな?いつもはアクセス数380~500くらいです。

沢山きて頂いたわりに・・・ほんっとうに下らない内容で本当に申し訳ありません。<(_ _)>

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2010年10月 6日 (水曜日)

ショパン・コンクール4日目

夕べ、真夜中にふと目が覚めてパソコンつけたらまだコンクールやってました。昨日のラストの渡辺友理さんの演奏を見聴きすることができました。彼女は風邪気味なの?一曲弾き終わるたびにお鼻をかんでいました。手汗もずいぶんかいてらっしゃるようで(緊張から?)ハンカチでずっと手を拭き拭きしていました。どの国の出場者の方も、体調には気を付けてベストの状態で臨んでほしいですね。

さて、ショパン・コンクールの記事のおかげで随分沢山の方がこのブログを見に来て下さって大変に嬉しいのですが、私はそんなに(全然)ショパンにもコンクールにも詳しくないのよ、ごめんなさいね。ポーランド近代音楽が大好きで、ポーランドラジオ第2の日常的なリスナーなだけです(それも不思議??)。

でも、何か毎日見聴きしているうちにハマってしまいましたわ、ショパコン。しかし殆どオリンピックとかフィギュアスケートの競技会見てるみたいな姿勢なんです(ごめんなさい)。日本人が出ると本気で応援してしまうし、いい演奏だとパソコンの前で大拍手してブラヴォーしてしまいます。

一次予選も楽しいけど、これから多分もっと私の好きな曲目(ワルツやポロネーズなど)が登場すると思うので楽しみ。大好きな幻想ポロネーズや英雄ポロネーズがたくさん聴けるといいな。


ポーランドラジオ第2はこちらから。生中継。
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka

映像はこっち。
http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/online/broadcasting




(日本時間午後5時)

10.00 - Mamikon Nakhapetov (Georgia)

10.30 - Julian Zhi Chao Jia (China)

11.00 - Kaoru Jitsukawa (Japan)

11.30 - Denis Evstuhin (Russia)

(日本時間午後7時30分)
12.30 - Sung-Jae Kim (Republic of Korea)

13.00 - Lusine Khachatryan (Armenia)

13.30 - Eric Zuber (USA)

14.00 - Shota Miyazaki (Japan)

(日本時間午前0時)
17.00 - Madoka Fukami (Japan)

17.30 - Mei-Ting Sun (USA)

18.00 - Jacek Kortus (Poland)

18.30 - Vladimir Matusevich (Russia)

19.30 - Ilya Rashkovskiy (Russia)

20.00 - Junna Iwasaki (Japan)

20.30 - Avdeeva Yulianna (Russia)

21.00 - Marcin Koziak (Poland)


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2日目のポーランドラジオでの論評。

Światło ze Wschodu

Drugi dzień przesłuchań na Konkursie Chopinowskim zakończył się tryumfem młodych pianistów azjatyckich oraz porażką artystów polskich.

東からの光

ショパンコンクールでの聴聞会の二日目は、アジアの若手ピアニストの勝利、ポーランドアーティストの敗北に終わった。

(記事本文によりますと、日本、韓国、台湾からの参加者が特に注目を集め、片田愛理さんとダ・ソル・キムさん、チン・ユン・フーさんの名前が挙げられていました。他にウクライナのアンナ・フェドロフさん、イタリアのレオノーラ・アルメリーニさんにも注目とのこと。ポーランドの若手ピアニストは心理的準備不足とも。)

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2010年10月 5日 (火曜日)

ショパン・コンクール3日目

実はネットでナマの映像も見れるんだけど。ウチってネットが遅いんですぐ画像が止まってしまうのです。イライラするので映像を見ながら音声はポーランドラジオ第2をかけています。当然音と映像はあいませんが、どんな人が弾いてるのかがわかるし、ピアノの取り換えるとことか見えるのもいいですね(大変そうだが)。

それにしても、一番落ち着いて見れる時間帯がお休み時間ってのは非常に残念だわ。

3日目の出場者は以下の通り(演奏スケジュールは現地時間)。曲目は略。

(日本時間午後5時)
10.00 - 後藤絵里 (日本)

10.30 - Joanna Różewska (ポーランド)

11.00 - 大崎 結真 (日本)

11.30 - Evgeni Bozhanov (ブルガリア)

-----
(日本時間午後7時30分)

12.30 - Fares Marek Basmadji (ポーランド・シリア)

13.00 - Wai-Ching Rachel Cheung (中国)

13.30 - Ishay Shaer (イスラエル)

14.00 - Guillaume Masson (フランス)

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(日本時間午前0時)

17.00 - Jiayi Sun (中国)

17.30 - Hannah Sun (オーストラリア)

18.00 - Yury Shadrin (ロシア)

18.30 - Bo Hu (中国)

-----
19.30 - Louis Schwizgebel-Wang (スイス)

20.00 - Irene Veneziano (イタリア)

20.30 - Nicolay Khozyainov (ロシア)

21.00 - 渡辺友理 (日本)


ポーランドラジオ第2はこちらから。生中継。
http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka


映像はこっち。
http://konkurs.chopin.pl/pl/edition/xvi/online/broadcasting

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それにしても、あたしの好きな「幻想ポロネーズ」はやらないのな。

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2010年10月 4日 (月曜日)

ネットラジオでショパンコンクールを聴く(よくわからんが)

今日は二日目。昨日も少ーしだけ聴いたんだが、正直ピアノは誰がうまいんだかさっぱりだ。声楽とか指揮だったらまだしも。

だって・・・みんな上手だもん、ショパンコンクール出るくらいだもん。生中継の緊張感がひしひしと伝わってきます。
本日は片田愛理さんの幻想曲から観賞。素晴らしい演奏で(それよりも何よりもいい曲だな)、拍手喝さいブラヴォーを浴びてましたよ。(みんなそうなのか?)

残念ながら、夜中は無理なので全部は聴けません。

(二日目の出場者・曲目一覧 演奏スケジュールは現地時間)

(日本時間午後5時)
10.00 - 10.30 Shih-Wei Huang (台湾)
Etiuda a-moll op.25 nr 11
Etiuda e-moll op.25 nr 5
Nokturn c-moll op.48 nr 1
Ballada g-moll op.23

10.30 - 11.00 Hélène Tysman (フランス)
Etiuda C-dur op.10 nr 1
Etiuda a-moll op.10 nr 2
Nokturn H-dur op.9 nr 3
Ballada g-moll op.23godz.

11.00 - 11.30 Anna Fedorova (ウクライナ)
Etiuda A-minor op. 25 nr 11
Etiuda B-minor op. 25 nr 10
Nokturn B-major op. 9 nr 3
Ballada F-minor op. 52

11.30 - 12.00 Leonora Armellini (イタリア)
Etiuda cis-moll op.10 nr 4
Etiuda Es-dur op.10 nr 11
Nokturn cis-moll op.27 nr 1
Scherzo E-dur op.54

***

(日本時間午後7時30分)
12.30 - 13.00 片田愛理 (日本)
Etiuda Ges-dur op.10 nr 5
Etiuda gis-moll op.25 nr 6
Etiuda cis-moll op.25 nr 7
Fantazja f-moll op.49

13.00 - 13.30 Aljoša Jurinić (クロアチア)
Etiuda F-dur op.10 nr 8
Etiuda gis-moll op.25 nr 6
Nokturn cis-moll op.27 nr 1
Ballada g-moll op.23

13.30 - 14.00 Fei-Fei Dongh (中国)
Etiuda C-dur op.10 nr 1
Etiuda gis-moll op.25 nr 6
Nokturn Des-dur op.27 nr 2
Scherzo E-dur op.54

14.00 - 14.30 Claire Huangci (アメリカ)
Etiuda Ges-dur op.10 nr 5
Etiuda a-moll op.10 nr 2
Nokturn Es-dur op.55 nr 2
Ballada F-dur op.38

***

(日本時間午前0時)
17.00 - 17.30 Da Sol Kim (韓国)
Etiuda cis-moll op.10 nr 4
Etiuda h-moll op.25 nr 10
Etiuda cis-moll op.25 nr 7
Ballada f-moll op.52

17.30 - 18.00 Soo Jung Ann (韓国)
Etiuda C-dur op.10 nr 1
Etiuda As-dur op.10 nr 10
Etiuda cis-moll op.25 nr 7
Scherzo E-dur op.54

18.00 - 18.30 Ching-Yun Hui (台湾)
Etiuda C-dur op.10 nr 1
Etiuda a-moll op.10 nr 2
Nokturn Es-dur op.55 nr 2
Barkarola Fis-dur op.60

18.30 - 19.00 クドウナオミ (日本・アメリカ)
Etiuda C-dur op.10 nr 1
Etiuda As-dur op.10 nr 10
Nokturn Des-dur op.27 nr 2
Scherzo cis-moll op.39

***

19.30 - 20.00 Nimrod David Pfeffer (イスラエル)
Etiuda cis-moll op.10 nr 4
Etiuda C-dur op.10 nr 7
Nokturn H-dur op.62 nr 1
Ballada g-moll op.23

20.00 - 20.30 須藤りな (日本)
Etiuda F-dur op.10 nr 8
Etiuda e-moll op.25 nr 5
Nokturn E-dur op.62 nr 2
Scherzo cis-moll op.39

20.30 - 21.00 Paweł Wakarecy (ポーランド)
Etiuda F-dur op.10 nr 8
Etiuda a-moll op.10 nr 2
Nokturn Es-dur op.55 nr 2
Scherzo b-moll op.31

21.00 - 21.30 Yaron Kohlberg (イスラエル)
Etiuda a-moll op.25 nr 11
Etiuda e-moll op.25 nr 5
Nokturn Des-dur op.27 nr 2
Barkarola Fis-dur op.60

↓ポーランドラジオ第2はここから

http://www.polskieradio.pl/Player/Stacja/2,Dwojka

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ちなみに(うちの翻訳ソフトが正しければ)一日目はヒョン・ミン・スー?って韓国の方が良かったようだよ。

(ポーランドラジオの記事より)
Hyung-Min Suh - objawienie

Bezkonkurencyjną gwiazdą pierwszego dnia przesłuchań Konkursu Chopinowskiego okazał się dwudziestoletni pianista z Korei.

ヒョン・ミン・スー - 黙示録
ショパンコンクールの公聴会の最初の日の比類のない星は、韓国の二十歳のピアニストであることがわかった。

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2010年10月 2日 (土曜日)

新国立劇場/アラベッラ

Pa0_0508_2 R・シュトラウス:歌劇「アラベッラ」
【ヴァルトナー伯爵】妻屋秀和
【アデライデ】竹本節子
【アラベッラ】ミヒャエラ・カウネ
【ズデンカ】アグネーテ・ムンク・ラスムッセン
【マンドリカ】トーマス・ヨハネス・マイヤー
【マッテオ】オリヴァー・リンゲルハーン
【エレメル伯爵】望月哲也
【ドミニク伯爵】萩原 潤
【ラモラル伯爵】初鹿野 剛
【フィアッカミッリ】天羽明惠
【カルタ占い】与田朝子

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
ウルフ・シルマー指揮

(なお、役名等の表記は新国立劇場のプログラムに合わせました。)

えーといつもの事だけど、これから公演をご覧になる方は読まないほうがいいと思います。で・・・ご心配な方、今回の公演は大丈夫です、初心者の方でもね
.

.

今日は新シーズンのはじめの日。当然「アラベッラ」も初日。

初日ということで・・・なのか何だか観客の方々もちょっとハイソサエティな雰囲気。黒のスーツに蝶ネクタイ、奥様も着飾って、というご夫婦も多くみられた。「いや、そこまでせんでも」とか思うよりも、何だかとても高級な場所に来たような気がしてウレシイ。アタシはもちろん普通のカッコだけど。

さて、この「アラベッラ」というオペラ、舞台をナマで見るの2度目である。私が前に観たのがとんでもなく前(オペラの本物を観はじめた頃である)だもんで、比べるのは難しいところだが、幸いなことに映像が残っているのでご覧頂ければと思う(消されなければいいが)。

http://www.youtube.com/watch?v=ZhGnkCNqHvo&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=j6sb0F5Zc9c&feature=related

音楽的に言えば歴史に残る空前絶後の名演だが、今日家に帰って久しぶりに観て愕然とした。今日観た舞台のほうが全然いい・・・主役のヴィジュアルは。草葉の陰のポップごめん。

「アラベッラ」はベルクの「ルル」とともに主役のヴィジュアルがかなり重要な演目である。タイトルロールが美人でスマートでないとかなりキツイ演目である。「いや、『サロメ』でも『薔薇の騎士』でも、いやイゾルデだってそうじゃないか」って言われてもアレだけんども。

今日の主役のミヒャエラ・カウネという歌手は(オペラグラスでよくみるとやや老けてるけど)普通に綺麗な人である。ドイツの昔のポルノ映画・・・じゃなくて映画とかでも普通に出てそうな容姿である。しかし。

惜しいなあと思うのは、この歌手はとっても背がでっかいのである。多分マンドリカ役やマッテオ役の歌手の男性はとても身長の高い方だと思うんだけど・・・彼女はこれらの人とだいたい同じくらいの身長である。端役の日本人歌手の皆さんだってそんなに身長が低いとは思わないんだが・・・アラベッラのほうが高くなってしまっている。アラベッラは少なくともマンドリーカよりはちょっと背が低くあって欲しいと思うのは私だけだろうか。

少なくともF=Dとデラ・カーザくらいの身長差は欲しい。

http://www.youtube.com/watch?v=bMyeUkxL2b8&feature=related

影の主役であるズデンカも、なかなか可愛らしい人で第1幕なんかは結構萌える感じであった(第2幕の軍服?姿はバランスとかやっぱり女の人だなあとか思ったけど)。

ヴィジュアルの事を言えば、マンドリカ役よりもマッテオ役のリンゲルハーンという歌手のほうが普通にカッコイイ。いかにもウィーンのおにいさん的な感じでやってますみたいな。軍服姿がとっても似合っているわ。まあ、マンドリカのヨハネス・マイヤーも役柄の雰囲気(ハンガリー人)には合ってる気がしたけんどもね、ワイルドな感じで。良く知らんが。

・・・ええっと、まあ容姿のことはこのヘンで。各幕の印象をテキトーに。

第1幕。アラベッラ一家が宿泊しているウィーンのホテルの一室。この公演全体に共通するが青を基調とした舞台。高級感はないけどとっても綺麗な色。曲線的なセットは時代的にはそんなに古くない設定な気がする。部屋にはクリムトの絵がずらっと飾られている。記憶が正しければ「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像」「ユディット」「接吻」「医学」・・・あと何だっけかな。ウィーンといえばクリムト。これはウィーンっぽさを表しているんだかな(まあ他にウィーンらしさを表してるのって特にないんだけど)。

そして(すっかり忘れていたけど)このオペラの季節は冬。ブラインドカーテンの窓の外は雪が降っている。アパートでなくホテル暮らしということで、ホテルで働いてる人が(男女ともに)ひっきりなしに出入りしている。みんな働きものである。

アラベッラは第一幕は軽快なパンツルック。まだそんなに「ひえ~綺麗だ」と思うほどではない。ズデンカは可愛い。「もう男装とかやめて女の子に戻ったら?」とおねいさんはふざけてズデンカのズボンのジッパーを下ろす(きゃ~)。

マンドリカ(と使用人)は高そうな毛皮を着ている(冬だし)。マンドリカはヴァルトナーの手紙を受け取った日には熊に襲われて肋骨を折ったらしい。だもんで手紙は血だらけでちょっと読めない(というそもそもの設定だが改めて考えると面白いね)。さほどどうでもいい役のはずのエレメールが望月さんなもので好演。好きだな望月さんの声。それにしても普段この役気にしてないけど、こんなに歌うとこあったけ。外人に合わせるために日本人歌手はいつもより濃いめの化粧だ。

第2幕。第1幕同様の青い舞台(衣裳などでところどころ赤をポイントに)。新国立の舞台機構を存分に活用・・・というか中央にでっかい階段が(このオペラは階段オペラといわれている)。舞踏会に招かれた女性客(合唱団)はほとんどおんなじデザインのドレス。これって予算がないからなのか。色は似たようなのでいいけど多少デザインは変えたほうがいいかなと(・・・とはいうものの、オートクチュールの大変さは自分が洋裁やる人間なのでとてもよくわかるんだが)。アラベッラのスパンコールがついた青い衣装が美しい。まあいかにもモリハナエっつーか。

演出が凝っていて、主役が前方で歌ってる後ろで客たちが色々と寸劇っぽくごちゃごちゃやってる。男女が追いかけっこをしたりとか。実は私の前の席の五分刈りの座高の高い男性のおかげで舞台の前方中央が良く見えず。つい舞台後方の階段上ばかり気になってしまう。

ツェルビネッタ的な役柄といえるフィアッカミッリは天羽さんで。相変わらず小柄でチャーミング。この役に合っている。高音をびんびん響かせていらした。天羽さん好きだわ。みな青か緑のお洋服の中、フィアッカミッリだけ赤い衣裳。第3幕も(歌わないけど)登場。

マッテオはアラベッラが婚約したらしいというのと、ズデンカがウソの手紙など色んなことをしかけてくるのでなんだか訳が分からずすっかり神経が衰弱している。そのへんが今日の歌手さんはとてもよく出ていたと思う。

Pa0_0510 さて、今日の公演は第2幕と第3幕は続けてじゃなくてちゃんと休憩を取った版であった。

第3幕。ズデンカとマッテオのめくるめく夢のような、ズデンカにとっては初めてなもんで半ば不安な、男女の行為が音楽によって表される(いやはや)。ズデンカの旋律とマッテオの旋律が溶け合って・・・うーんエロいという感じである。まあ幕がしまったままでオケの演奏だけ(で、勝手に想像するだけ)だが、30年後くらいには幕をあけて舞台で行われてる一部始終を客に見せる演出もあるんではないだろうか。んなアホな。

幕が開き、コトが終わったマッテオがズボンからシャツが出たまま登場。あら、なんかせくしいだわ(・・・って思うのは女性だけかもしんね)。

第3幕はホテルのロビーでやっぱり青を基調としたもの。曲の間もホテルの人たちが一生懸命働いているところが見える。そこに気を付けてみてても面白いね。

で、まあいつものようにひと悶着あって、ネグリジェ姿(というかほとんど下着であった)でお下げのカツラをかぶったズデンカが「ぱぱー!ままー!」と出てくる。あらせくしい。そんなカッコでホテルのロビーに出てきちゃいけないわ。他の部屋のお客もバスローブ姿で見に来るし。旅行のガイドブックには「外国のホテルで、部屋の外の廊下やロビーはお外と一緒だから日本の旅館みたいに寝間着姿で歩いちゃいけません」って書いてあったんだけど、おかしいなあ。

下着姿のズデンカは慌てて上着が着せられたあと、ホテルのおねいさんが白いサンダルを持ってきてはかせてあげてた。よく気がつくというか、芸が細かいなあ。

こんなめにあったのに、おねいさんのアラベッラは怒るどころか妹の一途さに感動して自分も反省し、許してあげる。そこらへんがついついホロっときてしまい危く泣きそうになった。あたしの前の列の女性は泣いてたけども。女のきょうだいがいる者のみの感覚なのかなあと思う。血を分けた妹でなかったら、張り倒すわ、こんなことされたら。

最後。マンドリカはコップをぶん投げたあと、アラベッラと階段を上り中央で抱き合って、幕。

最後はなかなかのブラヴォーであった。初日だったのでアレだが、2回目以降はいろいろと慣れてくるんじゃないだろうか、舞台上もオケも(オケ、素晴らしかったが最後の最後でちょっと乱れた、惜しい)。

演出はとくに変わったことはなく、普通。声楽的にもとくに問題はなし。いつもの事だけど日本人の歌手がかなりよいと思う。とくにアラベッラの両親(ノーマルな人間の役の妻屋さん初めてみたけど素晴らしい声)と望月さん天羽さんは外人と遜色ない。

主役カウネはバイロイトにも出てるんで実力派なんだろうが、声は実は私はあんまりタイプではない(発音とか発声とか微妙に)。でも、なかなか良かったんじゃないかな。マンドリカのヨハネス・マイヤーは「ヴォツェック」でタイトルロールだったんだけど今回の役のほうが多分歌うの楽しいんだろうな。外人の方は初日のせいか第一幕は声が馴染んでないのか「アレレ?」とか思ったけど第2幕以降は慣れた感じ。

シルマーはさすがに各地歌劇場でこの手の曲は慣れているような感じで、テンポ等何の違和感もない指揮ぶりでした。普通にそつのない指揮であったが・・・実はそれがね、一番だと思う。ヘンテコなテンポでやられるよりは。

(あんまり気にしてなかったんだけど、完全全曲公演とのことです。つか、今まであたしはカットされてた版を聴いてたわけね。)

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