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2010年8月17日 (火曜日)

この葉何の葉

ちょっと前にマンションの隣の隣の民家が取り壊されて更地になり、みるみるうちに雑草だらけになった。で先日、会社の帰りにふと見たら。

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もしかして・・・これってシソ? まあ、こんなところにシソがいっぱい。これでもうわざわざスーパーで買うことはないわ。なんて便利なのかしら。シソ好きなあたしは有頂天。

で、休日になって冷ややっことかサラダとかを昼食用に作ってたのであるが、ふと思いだした。

「あの空き地のシソらしきものを使ってみようかしら。やっぱり冷ややっこにはシソよねえ」

で、空き地に向かった。うじゃうじゃ生えている葉っぱの一枚を摘んで、くんくんくんくん嗅いでみた。シソっぽい・・・気もするけどこんなだったかなあ?と首をかしげていると。

「あなた!!これはシソじゃないわよ!!」との女性の声。

振り向くと、知らないおばあさんがいた。

「私もこないだ『まあ、こんなところにシソが生えてるわ~』と思って採ってみたら違うのよ~。これシソじゃないの。」

「え・・・でもこれってどう見てもシソですよね。シソじゃないんですか?」

「そうよ、これシソじゃないの。ウチでも育ててるけど全然違うもの。食べないほうがよくってよ」

「え・・・あ、そうですか。シソじゃなんですね(ガックリ)。てっきりそうなのかと思って採りに来たんですけど・・・シソじゃないんですね。」

と、とぼとぼと帰る。でもなんか釈然としない。

.

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で、一昨日の日曜日に姪がおばあちゃん(つまり私の母)ちに遊びに来るというので実家に帰った。で、母に訊くために「シソのようでシソでない葉」を摘んで持っていった。

母親は農家の生まれなので私よりは植物は詳しい(はずだ)。母いわく。「これはシソよ。間違いない。匂いがそうだし、葉っぱの形もそうだもの。」と。

やっぱり・・・そうよねえ。これどうみてもそうよねえ。

で、夕方マンションへ戻る途中、一枚「シソらしき葉」を摘んで帰った。水道できれいに洗って、ほんのちょびっとかじってみた。
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??   アレレ??
.

タダの草の味しかしない。
これって何の葉なんだろう。とにかくこれはシソじゃない。不思議。で、ネットで調べてみると・・・エゴマかもしれない。いやいやイラクサかも・・・と小一時間。エゴマは食べれそうだけど、イラクサってもしかして毒かも。

うーん、やっぱり岡本信人さんの教えを守って、知らない道端の草は食べないようにしよう。それにしても何の葉か、気になる。

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コメント

わたしの実家でも紫蘇を育てているのですが、どうやら同じ株の種から繰り返し育てていると、年々香りが消え葉が堅くなっていくもののようです。初めは不思議に思いましたが、何年かに一度新しい種に一新するようにと本にも書いてありました。
同じ場所で何代もに渡って繁茂する野生の紫蘇にも同じ現象が起こるのでしょうが、ではあの紫蘇の香りが古代から失われることなくどのように伝えられてきたのか、いささか謎であります。

投稿: 白夜 | 2010年8月18日 (水曜日) 20時15分

>>白夜さん
こんばんは。
そうそう、もしかしたら匂いが薄くなったシソかも・・・とか(ちょっとネットで調べたらそんな情報もあったので)思ったんですけど、それにしても全然シソの味がしないです。昔やっぱり実家でも育ててましたけど、やっぱり全然違いました。まあ買っても大した値段でもないんですけど・・・。その空き地にシソの種(いやいっそのことバジルとか)を播いてみようかなあとかちょっと思いました。勝手にうじゃうじゃ生えそうな気がします。

シソの「新しい種」ってやっぱり園芸屋さんで売ってるんでしょうけど、その種(香りや味の強い)はどこでどうやって作ってるんだろうとか考えてしまいました。

投稿: naoping | 2010年8月18日 (水曜日) 21時59分

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