スウェーデン軍楽隊を聴きながらダイナマイトキャンディについて語る。
A Touch Of Sweden: Royal Swedish Army
収録の作曲家:Sam Rydberg, Hugo Alfven, Wilhelm Peterson-berger, Bernhard Crusell, Ille Gustafsson, Augst Soderman, Ragner Althen, Lars-Erik Larsson, Oskar Lindberg, Hans Eklund, Wilhelm Stenhammar, Harry Sernklef, Christer Danielsson
.
.
.
家にあるのが何故かわからないCDというのは誰の家にも何枚かあるかと思うが(え、ない?)、今日のCDはその中の一つ。どうして買ったんだろう。
スウェーデン音楽に凝りまくっていた頃に色めき立って買ったんだろうが、とにかく「この管弦楽曲を何故吹奏楽で?」と考えてしまう。吹奏楽は楽しい曲もたくさんあるけれど、基本的に管弦楽の曲は管弦楽で聴きたい人なので、なんだかこのCDを聴くととてもうら寂しい(?)感じがする。何と言うか、知らない外国で一人で道に迷い、突然予期せぬ所で移動遊園地に出てきてしまったような心細い雰囲気。おっかないピエロのお兄さんが「ばああ~~」とかでてきそう。うう(実はピエロ怖いんだよね、私)。
まあ、中にはフレーセの花?(ペッタション=ベリエルのね)みたいにこれは吹奏楽でもいいな、と思う曲もあるが。
有名なアルヴェーンのスウェーデン狂詩曲「夏至祭の夜明かし」なんかも吹奏楽で。ただでさえ「今日の料理」に似てるのにちょと違う・・・(もちろんアルヴェーンのほうが先・・・っつーか冨田勲さんがこれを真似たんですよう、というウチのブログに頂いたコメントは事実なんだろうか)という不安感。しかも吹奏楽。
かと思えば突然テノール歌手がスウェーデン民謡らしきものを歌う。吹奏楽伴奏で。全然知らん曲。誰なのそれみたいなクラリネット協奏曲もある。知ってる作曲家も半分くらいで・・・何か知らない作曲家の行進曲とか耳慣れないせいか、ちょっと怖い。
しかも、ジャケットはまるでストックホルムかなんかの観光土産屋に売ってそうないかにも北欧らしい色合いの風景。こんなCDをスウェーデン土産に貰ったらほとんどの人は嬉しくないに違いない。
・・・とまあCDの話はこのヘンにして。
今更だがとにかく毎日暑い。東京の暑さは半端ない。クラクラする。それでふと思い出した話。
何年か前。「ノーベル賞の100年」という展示を上野の科学博物館に観に行った(どこかで書いたかな?)。とても面白かった(まああたしはアホなので半分以上はよくわからんかったが)。
公式HP↓
http://www.kahaku.go.jp/special/past/nobel/index.html
で。お土産コーナーに目当てとするものを買いに行った。その日の展示の写真集と前々から気になってた「ダイナマイトキャンディ」である。
ダイナマイトキャンディとは。
ノーベルが発明したあのダイナマイトと同じ形状の、スウェーデンで売ってる長細いキャンディである。茶色の紙に包まれている。中身は黒いキャンディ(千歳飴っぽい形?)で、長さは20センチくらいだったかなあ。値段は結構高かった。でも当時何故かどうしても欲しかった。
で、一本レジに持っていくと、売店のおねいさんが「これ・・・すごく不味いですよ。そこで試食がありますから、ちょっと召しあがってみてそれからお買い下さい」とかおっしゃる。でも、あたしは美味しいか不味いかどうでもいい、とにかく買ってみたかっただけなのであった。「いえ、不味くてもいいです。買います」と言って試食もせず買ってしまった。
で。
なかなか食べないでいた。なんとなく味の想像もついてたので(じゃ何故買った)。机の上にずっと飾って置いておいた。
で、暑い夏のある日。何か机の上がどろどろの赤黒い液体であふれているのに気がついた。血?いやだわあ、何かこぼしたのかしら。・・・何この甘い匂い。
あ、と気がついた。
スウェーデンの飴は、融点がとっても低いらしい。日本で作られた飴はどんなに暑くてもどろどろの液状になったりしない。せいぜい周りが溶けるくらいであろう。しかし。スウェーデンの飴は日本の暑さには耐えきれなかった。全部・・・残らず溶けた。
なので、私はダイナマイトキャンディを味わうことなく、終わってしまった。とっても残念である。
-----
| 固定リンク
コメント
おはようございます。
ヨーロッパの町のだれもいない移動式サーカスって、めちゃ寂しくって怖い雰囲気ですな。
わたしも、半分くらい見たことある作曲家の名前の吹奏楽CD、不思議な1枚です。何で買ったか謎の1枚って、わたしもたくさんありますが、その時はいいと思って買ってる自分が他人みたいに思えたりします。
くそマズイと言われるキャンディも不気味ですな〜
食べてみたい。
IKEAには売ってないですが、以前、IKEAで美味しくないグミみたいなものを買ってしましたことがありますよ。
不思議な味覚の国です。
投稿: yokochan | 2010年8月27日 (金曜日) 08時47分
>>yokochanさん
おはようございます。
ヨーロッパのサーカスとか遊園地とかって何で怖いって思うんだろう・・・と思ったら色々と要因はあるようで、やっぱりピエロかなあ(ピエロ・リュネールで育った私・・・)。それと手回しオルガンとかの音楽もちょっと怖いです。移動式ってのもそこはかとなく怖いです(終わってかたづけたあととか寂しくて怖い)。
で。こういう「現地の香りがしずぎるCD」ってちょっとあとで見ると「うーん」って思います。これは多分塔の地下大安売りで買ったのですが、同様のものにウィーンで買った現地臭たっぷりのヨーデル集とかもウチにあります。怖くて聴いてないですが。
北欧には不味い菓子の横綱「サルミアッキ」が存在するのですがさすがにフィンランド製とあって入手できません(いりませんけど)。池屋で私もグミは二種類ほど購入し、一つは美味しかったのですがもう一つはちょっと理解できない味でした。
投稿: naoping | 2010年8月28日 (土曜日) 09時10分