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2010年8月15日 (日曜日)

Peace In Our Time ~ 平和と戦争の音楽

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オックスフォード・リンカーン・カレッジ合唱団/他

終戦記念日ということで、戦争に関した?CDを。

何でこのCD買ったのか覚えてないけど、Guildから発売されてるもの。ジャケットと題名はかなりキツそうな感じながら、意外や意外、聴いたら(戦争レクイエムの如く気落ちすることなく)ヒーリング音楽みたいに普通に聴ける。だもんでごくたまーに思い出して聴くことはあるんだけど(そーいえば)意外と知らない作曲家も収録されてるので、今日は覚悟を決めて?調べてみることにした。(地味~な記事ですごめんなさい)

・Last Post
イギリスの軍隊の集合ラッパである。

・They Shall Grow Not Old
ダグラス・ゲスト作曲/ローレンス・ビンヨン詩

(歌詞大意)
残された私たちがずっと老いていくように、
彼らはこれ以上老いることはない。
加齢は彼らをもう疲労させることはないし、軽蔑されもしない。
太陽が沈むたび、そして太陽が朝のぼるたび、
私たちは彼らを偲ぶ。

ダグラス・ゲスト(1916~1996)についてはここでしか知らないが、この曲に関して言うと短いけどとても心洗われる感じ。

・Here Is the Little Door
ハウエルズ作曲/フランセス・チェスタートン詩

イギリス作曲家の中ではかなりメジャーな作曲家ハウエルズである。宗教的声楽曲で有名。

Langlais ・Chant Heroique
ジャン・ラングレー作曲のオルガン曲。
ラングレー(1907~1991)はフランスの作曲家・オルガニスト。
2歳の時に失明とある。黒いサングラスかけてオルガンに向かう姿は、まるでスティービー・ワンダーみたいだ。違うか~

私生活では、華やかで超人的な人柄で知られる。長年にわたって夫人と家政婦とで暮らし、夫人に先立たれると家政婦と再婚して、73歳で1子を儲けた。 (ウィキペディアより)

いやあ確かに超人的だ。上原ケンさんを思い出した。曲はなかなか即興的で激しい。怒り狂ってるようなオルガン曲。

・For Lo, I Raise Up
スタンフォード作曲/ハバクク詩

スタンフォードはイギリスでは超有名な作曲家。曲は大変美しく素晴らしい(後半涙が出そうである)。で、この詩を作ったハバククって知らんのだが、なんでも聖書に出てくる凄いむかーしの預言者みたいよ。

・Beatitudes
アルヴォ・ペルト作曲/詩・マタイ伝

不協和音が心地よいいかにもペルトらしい静謐な合唱曲。素人の意見で申し訳ないがとても音程が取りづらそうね、ペルト。

・Lord, Thou Hast Been Our Refuge
RVW作曲/アイザック・ウォッツ詩

お馴染みヴォーン=ウィリアムスの、心洗われる教会音楽。後半のトランペットが輝かしい。ウォッツ(1674~1748)はイギリスで初めて創作讃美歌集を出版した牧師さん。イギリス讃美歌の父と呼ばれる。

・Libera Plebem (Pro Pace, Motet No. 1)
ジョン・ジュベール作曲/セドリウス・スコッツ詩(9世紀)

ジュベール(1927~)は名前はフランス人のようだが南アフリカ生まれのイギリス人。英ウィキペディアではずいぶん詳しい説明があるのでかなり有名な作曲家なのかも。不協和音が入り混じる静謐な声楽曲。

・Agnus Dei (Missa Brevis)
ゾルタン・コダーイ作曲

まあ・・・コダーイである。普通に美しい。あまり「コダーイっぽい」感じはしない(正直あまり馴染みがないので)。女声高音がかなり辛そう。

・My Soul, There Is a Country
ヒューバート・パリー作曲/ヘンリー・ヴォーン詩

・Peace Prayer: Dove E Amore
フィリップ・ウィルビー作曲/アッシジの聖フランチェスコ詩

ウィルビー(1949~)はイギリスの作曲家。その作風から現代作曲家の巨人と表現される・・・とウィキペディアにあるが、主にブラスバンドの曲で有名なようである。YouTubeでも彼の曲はずいぶんUPされてる。

CDに収録のアカペラの合唱曲は静謐ながらカッコイイ。なるほどブラスの作曲家だなあという曲の作り方である(よく知らんが)。めったにこのCDは全曲聴くことはないのだが、たまにこの曲だけ聴くことはある。

・Kontakion of the Dead
キエフのメロディとある。詳しくは不明。

・Chant de Paix
ジャン・ラングレー作曲のオルガン曲。
やはり即興的な曲ながらさっきのよりかなり静謐な感じの曲である。ちょっとダリウス・ミヨーの宗教曲を思わせる。

・Tow Antiphons: For the 50th Anniversay of the Ending of the War in Euro
ジョン・タヴナー(1944~)作曲。いかにもタヴナーな静謐な合唱曲。タヴナーは結構好きだ。

・Valiant for Truth
RVW作曲/ジョン・バニヤン詩

・Reveille
朝礼の集合ラッパの音。

万が一このCDに興味をもたれた方。GuildmusicのHPで試聴はできるので参照のこと。聴けばわかりますがこの合唱団すごいうまいです。録音も美しい。
http://www.guildmusic.com/shop/wbc.php?sid=1938508e73b4&tpl=produktdetail.html&pid=109&rid=282&recno=6

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