ショルティ・オペラ箱、買う。
このところ会社で失敗続き。哀しみを紛らわすために、塔へ。大量買い14枚。しかしそんなに散財はせず、4千円くらい。どういうことなのこのCDの安さ。
で。
あんまり気は進まなかったが、あまりの安さについでに・・・とショルティ箱を購入。まあ、これがもし全部ベーム指揮だったら・・・とも考えてしまうけれど、ウチであけてみると、かなりこれはお買い得(というか・・・いったいどうしちゃったの?と思うくらい)なものであった。
ショルティの指揮による、ドイツオペラとイタリアオペラのいいとこどり。ハイライト。録音は1940~50年代。ざっと聴いたところ(もちろん全部は聴いてない)そんなに聴いてて死にそうなヒストリカルはないと思われる。
ジャケット写真は全部同じ。10枚のうち、世間ですでにレギュラーで出てるものも入っており。ごく一般的ショルティリングの「ラインの黄金」ハイライト、ワルキューレ第3幕(フラグスタートが歌ってるやつね)、あとデラ=カーザ様が歌ったアラベラもあり。ここらへんはステレオ録音。
不審に思うのは。
ワルキューレ第2幕の死の予告の場面。フラグスタートとスヴァンホルムが歌ってるのが20分くらい入ってる。針音が聞こえるのでレコードから起こしたのかもしれん。これはあたし聴いたことなかった(たぶん)。これも勿論ステレオ録音。ウィーン・フィル。テスト録音?なのか突然ぷつっと終わってる。2幕の最後まで聴きたいぞ。うう。
ワルキューレ第一幕(全曲)は1947年のライブだが音はかなり良好(モノラル)。
オテロはドイツ語。最初だけ聴いたけどもの凄い迫力。ハンス・ホップのオテロ。
えーと、私はクリステル・ゴルツが大好きなので、本当言うとそれが一番の目当て。「エレクトラ」と「トゥーランドット」が入ってる(ハイライト)。ゴルツはエロカッコイイ!素晴らしい!名前の通りクリスタルな声!しかしトゥーランドットは勿論ドイツ語でものすごく違和感が・・・いやこのさい慣れようぜ。
魔笛は夜の女王のエリカ・ケートが素晴らしい。まあそれしか聴いてないけど。
一枚目はテバルディとシミオナート他のアリア集なんだけど、これはあとで聴こう。いっぺんには無理だ。
まあ、全体的にショルティのダイナミックな指揮と一昔前の名歌手の歌が手軽に楽しめる、オペラ好きには有り難いセットです。
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中身や配役はここで確認してちょ。↓
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コメント
これ、私も買いました。お買い得ですよね。相変わらずなかなか全部聞けませんが。。。
投稿: ガーター亭亭主 | 2010年7月 7日 (水曜日) 06時22分
>>ガーター亭亭主さん
おお、お買いになられたのですね。何気に貴重そうな録音が揃っていていいと思います。
投稿: naoping | 2010年7月 7日 (水曜日) 21時49分
へえー、日本で4000円ですか?凄く高い!これ今日買ってきましたが、全く同じで9,99ユーロ。
投稿: かんのしげる | 2010年10月 8日 (金曜日) 06時16分
>>かんのしげるさん
あ、4000円くらいなのは「ヨッフムのカルミナブラーナ」「シノポリの平和の日」「シュレーカー管弦楽曲集2枚組」とショルティ箱(1390円)での合計価格でした。わかりにくくてすいません<(_ _)>
投稿: naoping | 2010年10月 8日 (金曜日) 20時58分