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2010年7月13日 (火曜日)

ショルティ箱4枚目。ワルキューレ第1幕(1947年)

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iconワーグナー:「ワルキューレ」第1幕
マリアンネ・シェッヒ(ジークリンデ)
フランツ・フェルカー(ジークムント)
フリードリヒ・ダルベルク(フンディング)
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮/バイエルン国立歌劇場管弦楽団(1847年ライブ)

W杯終わってしまったな。パウル君には静かな余生を送ってもらいたい。いいタコ人生だった(かどうかは知らない)。

で。

このCDの感想を書く前に、是非言わせて・・・というか読んでもらいたい。

過去記事:ワルターのマーラー交響曲第9番で悲しい気分を語る

記事のうしろのほう、とあるラーメン屋さんのことが書いてある。今日ふとテレビをつけたら、「豊島区で一番美味しいラーメン屋」という企画でここが堂々の一位になっていた。正直、自分の味覚にはあんまり自信がなく、お腹が空いてさえいればだいたいのラーメンが美味しく頂けてしまう私でも、この店はお手上げだった。ダメだ、二度と行きたくない。化調たっぷりのあの味を思い出しただけでも気分が悪くなる。やっぱり相当私の味覚はオカシイのかもしれん。(まあ、私が行ったのは品川店だったので全然違うのかもしれんが)

と・・・私の味覚と同じくらい私の聞く耳はオカシイのではないかと思うほど、このショルティの指揮のワルキューレはなかなかいい。歌手は・・・まあこんなもんなんだろうな。録音はかなり時代的に古いはずなのだが、多少しゃりしゃりいうくらいで聞きづらくはない(私は)。

(何で3枚目をすっとばしたのかというと、3枚目はデッカのリングの「ラインの黄金」ハイライトだからである。今さらなあ)

最初、少し遅めに始まって途中からテンポを上げていく。デッカのリング(普通のね)はこんな工夫はなかった気がする。聴こえる音楽は確かにダイナミックなショルティのものなんだけれど、一本調子でなくちゃんと「ワルキューレ」って曲の切なさとか悲しさみたいなのが(珍しくちゃんと)聴こえてくる。何より歌唱以外は古臭さがあまり感じられないのは不思議。普通に・・・今劇場で同じテンポで演奏されたとしても違和感ないくらい。(というか、実は自分は「リング」はショルティので入門したので居心地がいいだけなのかもしれん)

正直、「歌手がもうちょっと良かったらなあ」とか思うけれども、ショルティという先入観を取っ払って聞けば(あまり取っ払ってないかも)なかなかいい演奏ではないかなあと。ただただ走りまくる、または死ぬほど遅いワーグナーがダメな私は結構美味しく頂ける、メリハリが効いた演奏です。・・・まあ、無理にはすすめませんけど。

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最近不思議でしょうがないこと。それは会社あてのお中元に「サラダ油&調味料セット」とか「そうめんセット」とか送ってくる得意先があるってこと。コレ会社でどうしろっていうのさ。総務は困るっての。

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コメント

 今晩は。

 職場あてにサラダ油、そうめん・・・ですか。もしも給湯室コーナーなどにレンジがあるならば、ランチタイムに、或いは残業時の夜食として「揚げそうめん」を作って皆に腕前を披露しましょう。   
 ・・・という冗談はさておき、特定部門宛てでないギフトについては、このさい処置ルールを決めておくのがよいのでは? 各部門に回したりも考えつつ、あと、品物の種類によっては希望者が自宅へ持ち帰りでしょうね。 naoping 様、そうめんを貰って帰って「揚げそうめん」を試してみて下さい(油ハネにご注意)。美味いし、粋な作り方もいろいろありますよ。   

 インスタント・コーヒーのセットが届くことありますが、コーヒーは職場のコーヒー・サーバで飲むのがほとんどのため、わたくしのところでは結局は誰かの持ち帰りです。缶入りジュースなども同様。珍しいところではゴルフボールのセットなんていうものももありましたが、これはゴルフをやる人が持ち帰りました。酒はわたくしが貰って帰ることあります。   
 冬にリンゴなどの果物が届くことがありますが、昔と違って「お茶くみ」の延長で「皮むき&カット」までやってもらうわけにもいかず、こういうものも誰かの持ち帰りになっていますね。   
 スイカが届いたたことはありませんが、もし貰ったなら、会議室の床にビニールシートを敷いてスイカ割り大会をし、あとで皆で頬ばるとかしてみたいものです。

投稿: クラシカルな某 | 2010年7月14日 (水曜日) 18時28分

>>クラシカルな某さん
こんばんは。
そうめんとか調味料とか・・・普通だったら(会社では数少ない)じょせい社員が持って帰ってもいいんじゃないかなと思うわけですが、ワタシの先輩(じょせい)は「そうめんは、あたしが家で茹でて持ってくるわ。みんなでちょっとづつ食べましょう」と言っていますので、私はなんともできません。「つ、つゆはどうするんですか?」と聞いてみたのですが「それは買うか作るかでしょう」という答えでした、私が作るのかしらん。

・・・というように非常にウチは平等主義です。中元のジュースやプリンなども事務所全員で「あみだくじ」で決めます。(プリンが外れてジュースになってしまい子供のように悔しがっていたら隣の23歳の男の子が「僕はジュースのほうがいいな」と取り替えてくれました)

揚げそうめんてそんなに美味しいんでしょうかね。蕎麦を揚げたのは「そじ坊」でよく出ますがあれは美味しいなと思います。そうめんも今度やってみましょう。

投稿: naoping | 2010年7月14日 (水曜日) 21時20分

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