モーストリー・クラシック
音楽雑誌はここ何年か買ってなかったけど、大手町駅「くま書」で立ち読み、ついついこうてしもうた。ワーグナー好きにとってはなかなか楽しめる内容であった。ワーグナー家・バイロイトの歴史から、私の好きな「昔の歌手」も今現在活躍してるワーグナー歌手も載っている。飯守さんや小山由美さんのインタビューも興味深い。
日本の聴衆を驚異と感動の渦に巻き込み私を頭痛に陥れた、神様仏様テオリン様のインタビューも。こういう歌手がしょっちゅう日本に来てくれて日本人ワグネリアンは幸せかと。ラジライネンといいツィトコーワたんといい、よく新国に見える歌手はよっぽど日本(食?)が好きなのかもとか勝手に想像。(初台のアサヒ寿司おいしいわね~とかな。食べたことないけど)
「ヨナス・カウフマン?うほっいい男!」などと思いつつページをめくっていると、「古今東西を通じ、最高のワーグナー指揮者は誰か、と問われれば、ぼくはなんの躊躇もなくクナッパーツブッシュと答えるだろう」などというなんだか懐かしい言い回しの文面が。前世期の評論の復刻版なのかと思ったら現在のコーホー先生だった。いや、誰も問うてないし。
先生はまた、「これを聴かずにクラシックを語るな!」のコーナーではトスカニーニの「ローマの祭」を揚げられている。え・・・・まあ、コレ言うまでもなく素晴らしい演奏だけど。・・・すいません今更では(あ、そういうコーナーなのかな?)。また、「エンリケ・バティスの演奏は、祭りというよりタダのバカ騒ぎといえよう」とか・・・言ってない。
しかし写真を見ると、先生まだ結構お若くていらっしゃるのね。時が止まったような気分。レコ芸買ってた小中学生の頃を思い出すわ。
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