アントニ・ストルペ/ピアノ作品集
アントニ・ストルペ:作品全集 2&3 ピアノ作品集
ソナタ ニ短調/変奏曲ニ長調/ワルツ/夜想曲/即興曲/楽興の時/デュエット/マズルカ/ソナタ イ短調
ミロスワフ・ゴンシェニェツ(ピアノ)
録音:2007年11-12月、ワルシャワ、 ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
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以前、ピアノ・ソナタをポーランドラジオで一度聴いて以来、あまりの素晴らしさにどうしても忘れられなくて購入したもの。しかし、よくすぐにお店で見つかったものである。このCD、残念ながらHMVのサイトにはありませなんだ。ので塔で購入。塔では、また「ホレホレ食いつけ」的にザレンプスキのピアノ曲集(CPO)が表面向けて飾ってあったが、また今度な。(どう考えても私しか買わなそうだ)
だって。
このストルペのCD高かったんだもん(他に2枚も買ったけど・・予定があったんだもん)。2枚組で5000円もしたんですよ。ショパンだったら廉価盤で10枚は買える値段。もっと買えるか。でもショパンは気分的に違うんだな。
モニュシュコらに師事し将来を嘱望されながら21歳という若さで亡くなったポーランドの作曲家ストルペ(1851-1872)の全作品録音プロジェクト第2弾。
ミロスワフ・ゴンシェニェツ(1954年生まれ)はルトスワフスキ門下の作曲家でもあるポーランドのピアニスト。
・・・と、プロムジカカメラータの日本語カタログにはこんなふうに書いてある。なんだかベルギーのルクーを思い出す感じだが、曲もなかなか通じるものがある。ピアノ・ソナタは繊細だが力強い。しっかりと構築されている感かある。
ピアノ・ソナタは25分くらいの曲。
全部で4楽章あるが、一番長い第1楽章がなんといってもいい。最初は妙にやぼったい演歌っぽいメロディで始まるが(アレレ?)、段々明るさを帯びてくる。で、私のツボにはまったのは、一度はメロディが終わる感じなんだけども、また反復して同じメロディがあとからわさわさと押し寄せてくるところ。とても心地いい(何と言ったらいいのか)。
本当になんていい曲なのかしら~。昼間買ってきてもう10回くらい聴いたんだけれども(どんだけだよ)。一人ラ・フォル・ジュルネだよほんとに。
本当はまあ、ピアノ・ソナタだけ聴ければよかったんだけど、それに続く変奏曲もなかなかいいし(ちと長いが)、しかしもう、本当にキュン死しそうなのがCD2枚目の小品集である。
どれも美しい曲だけど、ことに「デュエット」って曲がいい。泣ける映画のエンドロールに使ってほしいと思うくらい。ピアノの曲なのに、男女のデュエットみたいな感じなのである。儚くて夢のように綺麗な曲なのである。弾いてるピアニストは全然知らないが、とても美しく弾いている・・・といってもピアノ関係は私はド素人なので、もしかして疑問に思う方もいるかもしれんが。
ところで、ストルペって作曲家は既にピアノ六重奏曲が一部のファン(本当に一部だと思うが)には「隠れた名曲」として語り伝えられているようである(知恵袋と2ちゃんねる他で見かけた)。私はこっちはまだ未聴なので、是非入手したいものである。
この作曲家、若くして亡くなったわりには作品は多く、交響曲などの管弦楽曲もあるんで早く聴いてみたい。全作品録音を目指しているようなので、リチェルカールのルクー全集のように手に入らなくなる前に、是非買っておかなくては。
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↓室内楽の入った第一集はこちら。
Chamber Works Vol.1: Camerata Vistula Macjejewski(P)Wrobel(P)
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