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2010年3月21日 (日曜日)

ネットラジオでポーランド音楽を聴く13

最近、塔でよく見かけるレーベル「アクト・プレアラブル」。まだ買ったことないが。

http://www.sarabande.net/acte-prealable/catalogue.html

このサイトを見ると、まだまだ私も甘いなと思う。知らないポーランド人作曲家がうじゃうじゃいる。(サイトは日本語なのでこわくない)

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今日もなかなかの名曲(珍曲)揃い。

・ジグムント・ノフコフスキ(1846~1909)交響曲 第3番 ヘ長調 「春から翌春まで」
シモン・カヴァラ指揮/ポーランド放送交響楽団
シマノフスキの師匠のこの曲は、前に一度この番組で放送。素直に聴きやすいいい曲である。CD欲しいが売ってないのかな?(フムラ指揮の1番はあるんだけど・・・こっちはそんなでもない)まあ、ポーランド音楽というよりは北欧もの好きに薦められる感じだ。

全体的に春の雰囲気満載である。寒い国のポーランド人にとっても春は待ちわびる季節。
第1楽章 アッテルベリとかペッタション=ベリエル?とかみたいな優しい感じと、力強い感じを持ち合わせているが、苦悩とか憂いとかそういうのはみじんもない。
第2楽章 緩徐楽章。やはり優しい感じであるが、後半に少しポーランドっぽい憂いのあるメロディが流れる部分もある。ふつくしい。
第3楽章 スケルツォ楽章? やっぱり長調なのね。後半少しポーランド舞曲を思わせるようなダンサブルな部分あり。楽しい。
第4楽章 冒頭やっと暗い感じが現れ、内向的な感じもある。というかこの楽章がなければ交響曲じゃなくてただのムード・ミュージックのようである。だんだんとこの作曲家の「ちょっとベートーヴェン入ってるかも」的要素が出てくる。そしてまた北欧っぽいメロディが登場して終わる。
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・アントニ・ストルペ(1851~1872)ピアノ・ソナタ二短調 (1867年)

早死に天才作曲家登場。モニューシコに学ぶが、21歳で肺炎のため死去。
なかなか力強い構成の、いい内容のソナタであると思う。雰囲気としては・・・ショパンからショパンぽさを抜いたショパンというか。決して何かの曲の亜流ではないんだが、まだそれ!とわかる個性のようなものがない。しかし16歳でこれ作ったとしたらすげえええええ。ポーランドのルクーといえよう??

プロ・ムジカ・カメラータレーベルから作品全集を発売中。室内楽を収めた第1弾はHMVでも買えるようだ。

Stolpe , Antoni Chamber Works Vol.1: Camerata Vistula Macjejewski(P)Wrobel(P)

しかし、ピアノ曲を収めた第2・3弾がほすい。

ところで。
クラシックのスレでこんなの書きこんでる人発見。

<あなたの室内楽ベスト10を教えて!>

ノスコフスキ ピアノ四重奏曲
ブルッフ 弦楽八重奏曲
ストルペ ピアノ六重奏曲(断章)
ティントレル ピアノ四重奏曲
マラッツ ピアノ三重奏曲
セーラ ピアノ三重奏曲
ヴィラール ヴァイオリン・ソナタ
トルドラ ヴァイオリンとピアノのための6つのソネット
カール・アーノルト ピアノ六重奏曲
カロミリス ピアノ三重奏曲

友達になれそうな・・・?
全部聴いてみたい気がす。

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・ピオトル・ペルコウスキ(1901~1990) 日本の歌(ソプラノとピアノのための)
またまた日本の歌?登場。日本音階を使っているようなので伴奏からなかなか日本ぽさ(雅やか?)を醸し出している。もちろんポーランド語のようなので歌詞の内容は不明。2曲目、少し「さくらさくら」のメロディに似てるかも。

・マチェイ・マウェスキ 交響詩「森林の処女」?
この作曲家は現代の人ながら聴きやすいといつも思う。

・ミヒャエウ・スピサク(1914~1965)オーバード~木管楽器のクワルテットと弦楽合奏による
なかなか興味深い編成だが、普通に牧歌的ないい曲。

・ウワディスワフ・スウォヴィンスキ(1930-) 古いポーランドの歌曲集
前にこの番組で聴いたことある。ほとんどがオケの「ちゃらら~ん」で終わるバロックっぽい歌の数々。

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