ネットラジオでポーランド音楽を聴く9
今日は午前中に美容院に行ってたので、あんまり聴けてない。毛量が半分になって頭が寒い。
・ルドミル・ルジツキの管弦楽曲。
「勇敢なボレスワフ」Ludomir Różycki:Bolesław Śmiały
管弦楽曲。このところすっかりルジツキという作曲家にはまっているが、大抵何を聴いても私を裏切らない。この曲は(たぶん)昔のポーランド国王のことを描いた曲。歴史に残る勇敢な王だったようだ(たぶん)。R・シュトラウスばりのカッコイイ豊かなオーケストレーションの曲でわくわくするが・・・いかんせん短い。もっとやれ。
「シュタンツィク」? Stańczyk
管弦楽によるスケルツォという副題がついている。Stańczykってポーランドの有名な道化師・・・らしいがよくわからん。まあ、想像通りティルっぽい?陽気な感じの曲。こっちの曲もいいな。
日本の店でルジツキのCDが見当たらない。一枚だけ弦楽四重奏曲がシマノフスキのオマケとしてあるが・・・買うの迷ってる。管弦楽曲かオペラのCDが欲しいんだけど、地元でもレアなのかもしれん。
-----
別件だが。
昨日、初めて「崖の上のポニョ」をテレビで観た。映画館で見なかったことを激しく後悔(「千と千尋」もそうなんだけど)。なんか宮崎アニメって映画館行くの恥ずかしくてな。アレってホントにほとんどワーグナーのリングなのね(ワルキューレの騎行そっくりな音楽とポニョの本名がブリュンヒルデってだけなのかと思ってた)。リング好きは色々な設定が「あ、アレも」「あ、これも」みたいに気づいて面白いかと。人間の血をなめたことで半魚人になる力を与えられたとか(リングとは少し違うが)、ポニョのお父さんとお母さんの関係がヴォータンとエルダの関係っぽいとか。リングでの「神々の世界」はここでは海の中なのかな?
題して「日本の海と老人ホーム内で繰り広げられるリング」ってとこかな。
と逆に・・・あの映画を観た人は全然ワーグナーのオペラを知らん人が大部分なはずで、そういう人は半分しか楽しめないかもなあ、と少し気の毒になった。少し入り組んだ「人魚姫」の童話みたいな印象しかないかも。(宮崎監督は「ワルキューレ」を聴きながら構想をした、とウィキペディアにはある。)
--
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。




コメント
初めてコメントさせていただきます。
「ポニョ」について書いておられるのですが、私も初めてテレビで見て、こりゃワーグナーだよと感じたので、全く同感でありました。「フジモト」(何でこんな名前なのですかね?)って、まぎれもなく「ヴォータン」ですよね。
ポニョの本名はブリュンヒルデなのですか・・・?。宮崎監督のワーグナー好きは知っていましたが、そりゃ、ちょっとやりすぎでは?
もうこの際、「リング」自体をアニメ化してもらいたいのですが。完成したら、バイロイトで上演してもらえないですかね?(冗談ですが半分本気です)
でも、何だかんだ言っても、この映画コマ割りがすごいです。思わず見入って引き込まれてしまいます。ただし、すごいのは「ポニョとソースケ」が出ているシーンで、フジモトが出ているシーンは明らかに弟子がやっていますね。絵も全く違いますし。
私よく分からないのですが、「スタジオ・ジブリ」の名のごとく、共同制作集団なのでしょうね。だとすれば、宮崎監督、弟子を育ててもらわねば。「これはアカデミー賞ものだ!」というシーンと、率直に言って「ぜんぜんダメだ」というシーンが混在していますから。
なお、「ポニョとソースケ」が手をつないでトンネルをくぐりぬけていくシーンは、私には「こりゃ『魔笛』だよ」と思えたのですが、いかがでしょうか。
投稿: wagnerianchan | 2010年2月 6日 (土曜日) 23時02分
>>wagnerianchanさん
初めまして、コメントありがとうございます。
ホントになんで「フジモト」なの?とか思います。「ブリュンヒルデ」についてはフジモトがポニョのことをそう呼んでるシーンがありまして、そうなのかなと。
リングのアニメ化は、そういう夢を持ってる人は多いと思いますね。ただ、アニメにするには恐ろしく長いというのとたくさんの人の思い入れが多いぶん、ヘンなものは作れないというプレッシャーは多そうな気がします。
最後のポニョとソースケのトンネルのシーンは確かに私も魔笛を思い出しました。きっと監督の頭にもあったのではないかと思います。
投稿: naoping | 2010年2月 7日 (日曜日) 13時03分