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2010年1月11日 (月曜日)

シマノフスキ/ハーフィズの恋愛歌曲集

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<シマノフスキ・管弦楽伴奏歌曲集より>
シマノフスキ:ハーフィズの恋愛歌曲集第2集

ウルシュラ・クリゲル(メゾ・ソプラノ)
ガブリエル・フムラ指揮/ポーランド国立放送交響楽団

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昨日は、友人と二人で焼肉食べに行ってた。
(あまりに夢中で食べてて、写真なんて撮ってない)
近所で安くて美味しいという評判の店なのだが、昨年末に行ったらキャンペーン中で、並んでて入れなかった。ので今回はちゃんと予約して行った。

しかし。

ネットでは「男性がどんなに頑張って飲み食いしても一人3千円くらい」って書いてあったのに・・・女二人で8600円も食べてしまった(しかも一割引きで)。食べたのほとんど肉。野菜なんかほとんど食べずに、豚牛牛牛内臓内臓内臓貝牛牛牛海老牛牛牛牛牛牛最後にサムゲタン・・・って感じ。

友人は「え~?結構高い」って言った。いやいや、あんなに飲み食いしたら普通の店だったら一人1万円は行ってるわな。

でもって今日は大いに反省し、一日肉は食べないことにした。野菜サラダとコーヒーで過ごそう。今のところそう考えてる。

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で。そんな肉食系女子にぴったりの、今日はシマノフスキ(←ホモ?)の恋愛歌曲集。

前前から狙ってたこのCD。ポーランド・ラジオでも2回も放送してて「そんなに買ってほしいのか?」と思ったら・・・これポーランド・ラジオのレーベルだったす。

それと、日本の輸入盤販売のHPで見たら「気絶するほど美しい」と紹介してあったので、「そんじゃ気絶させてもらおうじゃないの」と購入。で、まあ・・・残念ながら気絶はしなかったものの、やはりこのシマノフスキのオーケストレーション技術の凄さには恐れ入った。なんでこんな音が出せるんだろう。

で、CDは歌曲集が5つ、歌曲が1曲入ってて収録時間77分37秒。うち半分くらいは別の作曲家による管弦楽編曲(元はピアノ伴奏)。

一度には全部紹介しきれないんで、今回はウィキペディアにも代表作品として載ってる「ハーフィズ歌曲集」で。

ハーフィズの恋愛歌曲集 第1集 op.24、第2集 op.26 (1911年、1914年)
アラビアの詩に基づきハンス・ベートゲが創作したパラフレーズに付曲した作品。第1集はピアノ伴奏で6曲からなり、第2集はオーケストラ伴奏で8曲からなる。ただし、うち3曲は伴奏部分を編曲した同一のもの。いずれも創作第2期に属する作品である。 (ウィキペディアより)

で、そのうちの第2集の8曲を収録。一曲一曲はとっても短い。歌唱はドイツ語。
1、Greetings
2、Eastern Wind in Love
3、Dance
4、Pearls of My Soul
5、Youth in Old Age
6、Your Voice
7、Drunken Song
8、Hafiz' Grave

曲名を見ると、「あ、もしかして大地の歌っぽくね?」と思われるかと。しかもベトゲだしね。しかし、実際聴いてみるとどっちかっつーとツェムリンスキーの「抒情交響曲」に近い。というか、「抒情交響曲」をもっとエロティックにした感じ(しかも「抒情」のほうが作曲が後)。色とりどりの装飾品をまとった裸の美女がベッドに横たわって殿方を誘ってる感じ・・・な印象、わたし的に。

(しかし、このCDの困るところは対訳がないことだ。英語対訳どころか原語の歌詞も載ってない。どうしろというのだろう。このバカちんが~ポーランドラジオ。)

で、元ネタのハーフィズっておっちゃん?についても。

200pxmohammad_shams_aldin_hafez フワージャ・シャムスッディーン・ムハンマド・イブン・ムハンマド・ハーフェズ・シーラーズィー(Hafez Shirazi、1325年 - 1389年)は、イランの詩人。(海外では「ハーフィズ」として知られている)

詩の主題は「愛」で、俗世の愛とも神への愛とも解釈可能な抒情詩を500近くも残している。

後に編纂された『ハーフェズ詩集』は、東西の文化に影響を与え、ゲーテは晩年、ハーフェズの詩に感銘を受け、『西東詩集』が綴られた。ハーフェズの詩についてゲーテは「ハーフェズの詩を理解するには 魂まで一汗かく必要がある」と語ったという。

恋と酒と自然の美などを主題とした作品が多く、民衆に広く愛され、現代でも「コーランなくとも各家庭にはハーフェズ詩集あり」とまで言われている。また、詩集を用いた「ハーフェズ占い」なるものも存在し、街中でおみくじのように売られていたり、各家庭ではシャベ・ヤルダー(冬至の夜)にこの占いをする。(ウィキペディアより)

へえええ。全然知らんかった。ためになったねえ~。おみくじ引いてみたい。

で、演奏は。
日本では(N響振ったりして)お馴染みのフムラが振り、ポーランドの知らない歌手(Urszula Kryger)が歌ってる。このメゾ・ソプラノはどっちかっつーとドラマティック・ソプラノな感じで、ちょっとエヴァ・マルトンっぽい声である。好きな声。(このCDの半分は他に別のソプラノ歌手が歌っててそちらは曲のせいもあるが、とっても歌い方がエロい。そしてそちらは今やマイブームのコルトが振っている。)

このCD、シマノフスキが好きな方はもちろん、ツェムリンスキーの曲が好きな方も好きになるかと思われる。

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コメント

こんばんは。
師匠のブログを読ませて以来、シマノフスキのファンになってしまいました。ハーフィズの第1集はチャンネルのCDでクリゲルが歌っていました。香水ぷんぷんの濃厚な歌唱です。当方的にはソボトカの清楚な王女様の歌 が好みです。余談ですが昨年のプティボンの時も香水が強烈でした。たぶんcoco。昨年末、ロジェ王の国内盤やっと入手できました。また、お導きください。

投稿: Mie | 2010年1月11日 (月曜日) 20時27分

こんばんは。今年もよろしくお願いします。
ハーフィズの歌曲集は昨年購入したラトルのシマノフスキBOXに入っておりました。あやしい魅力に溢れた官能的な音楽ですね。
一昨年の読響定期で聴いたヴァイオリン協奏曲第1番が新進気鋭のソリスト、大ベテランの指揮者ともにお国ものということもあってか大変に聴き応えのあるものになっていました。コンサートだとオーケストレーションの見事さがいっそうよくわかりますね。
今週はマニャールの交響曲第4番を聴きに行く予定です。

投稿: 白夜 | 2010年1月11日 (月曜日) 23時44分

>>Mieさん
こんばんは。はあ、師匠なんてまたそんな・・・(照)。
シマノフスキ、私はいまだにそんなに極めてなくてお勉強中という所なのですが、色々と聴き進めていくとおお!と思うものがありますね。まあ、ぼちぼちとやってこうかなと思います。
オジサマたちのアイドル?プティボン、香水が匂うようではかなり前のほうで見られたのですね(そんなでもないんだろうか・・・)。

ロジェ国内盤、いいですね・・・対訳あるのとないのとでは相当違いますからね。ポーランド語、読み方くらい習いたい・・・。
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>>白夜さん
こんばんは。こちらこそ今年も色々ご指導下さいまし。
あー、おととし読響でやってたのですかヴァイオリン協奏曲。いまだにシマノフスキはナマで聴いたことがありません。(昨年も何かやった気がするんですがすっかり忘れてました)交響曲第3番とかやってほしいと思います。
マニャールでごじゃーる?うぎゃ、何この魅惑的なプログラム。私も行きたくなってきました。

投稿: naoping | 2010年1月12日 (火曜日) 21時15分

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