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2010年1月27日 (水曜日)

ゴロヴァノフのスクリャービン・交響曲第1番

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スクリャービン:交響曲第1番 ホ長調Op.26「芸術讃歌」
リュドミラ・レゴスタエヴァ(Ms), アナトーリ・オルフェノフ(Ten)
ニコライ・ゴロヴァノフ(指)モスクワ放送響&合唱団

(ジャケット写真は1番のみ収録)

過去記事:ゴロヴァノフのスクリャービン(3番と4番)

ブルッフの記事の人気のなさに嫉妬。

先日、ゴロちゃんのスクリャービン交響曲全集(3枚組)を購入した。すでに3番と4番は持ってるのに、これじゃ重なっちゃうじゃないのって? まあ・・・いいじゃないの。3枚組で490円(←ケタ間違ってないです)は破格のお値段である。もうこれを逃したら買わないんじゃないかと思ったんで。

正直、スクリャービンはゴロちゃんの演奏しか聴いたことがない(いまだに)。恐らく、他のノーマルな指揮者の演奏だったら(ムーティとかあ?)もっと全く違うものなんだと思う。でも・・・まあいいじゃないの。なんか好きなんだもん、この独特のおどろおどろしい雰囲気、録音の悪さ、音のつぶれ具合。昔のB級SF映画とかの映画音楽に近い(3番と4番は)。

まあ、それに比べたら交響曲第1番は曲はまだノーマルである・・・たぶん。普通の後期ロマン派のねっとりとしたロマンティシズムにあふれた曲なんだろう・・・と思う、たぶん。

ゴロヴァノフだと・・・ちょっと違うんだけど。可憐な音楽のはずの(たぶん)第4楽章のヴィヴァーチェもなんだか象がよたよたと走り回ってるようだし、第5楽章の最後など、荒れ狂う恐竜たちの戦いのようである。首長竜とかの大きなしっぽが「ぺしん!ぺしん!」と地面にたたきつけられるのを想像。トリケラトプスの咆哮が聞こえる(←テキトー)。

で、ご存じのように?この交響曲第1番には最後に合唱と独唱者の歌が入る。正直、詩の内容などどうでもいいのであるが、一応ウィキペディアにはちょびっと書いてある。

「おお、神と崇高なる芸術と調和の至高の象徴よ、そなたの前にわれわれは捧げものとして賛辞を送る」「地上の全能の支配者よ、そなたは人を揺り動かして栄えある行いをせしむる。万人よ来たれ、芸術の許に。われら芸術賛歌を歌わん」
とかいう感じらしい。

はあそうですか。

二人の独唱者はいかにも昔のロシア人歌手の発声で、すごく古臭くていい。こういうのが大好きだ、私は。テノールなど藤山一郎先生をほうふつとさせる(ウソ)。それと、オケの伴奏(っていうのか?)が怖くてたまらない。突然爆発する金管。「ばああああん!!」「じゃあああああん!!」

もう、何を表してる曲なのか、もうあとのほうなどどうでもよくなってくる。最後に入る合唱団も、あたしの脳裏ではもうすごい厚化粧の男女が歌ってる映像が浮かんでくる。

素晴らしい交響曲である(←え)。他の指揮者の演奏ではきっともっと普通の曲なんだろうな。

・・・で、私の買ったCDではこの曲のあとには例の「プロメテウス」(交響曲第5番)が続けて入っている。なんか・・・作風がまた違うんだな。もうどうにでもしてくれって感じだ。

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コメント

ブルッフ、大好きなんですよ。「1番」は演奏したこともあって(もちろんソロではないが)。ただミルシテインをよく知らない…というか、どうも自分に合わない人かも、というイメージもあってスルーしてしまいました。今度こそは。<?

自分はゴロヴァノフ、べつの組み合わせの3枚組で最近買いました。そこまで破格ではないものの、手頃なお値段で。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3624174
(スポンサーのとこだから気兼ねなくリンクはれるわー)
でもこのスクリャービンは馴染みが無くて、聴いてないまま。レポートに基づいて、明日にでも聴いてみますね。

投稿: ぜん | 2010年1月27日 (水曜日) 23時17分

昨晩の九響の演奏がすごすぎて興奮冷めやらぬところです(笑)。

>正直、スクリャービンはゴロちゃんの演奏しか聴いたことがない(いまだに)。

僕は全集ではアシュケナージとセーゲルスタムのCDを持ってるけど、こっちは優男なスクリャービンです。「法悦の詩」と「プロメテウス」はゲルギエフ盤も持ってるけど、こっちは所々爆発するけど意外と繊細で見通しの良い演奏ですね・・・何だかドビュッシーみたいです。

セーゲルスタム盤はおすすめですよ。

投稿: Masahiko | 2010年1月28日 (木曜日) 00時43分

>>ぜんさん
こんばんは。
ブルッフ、今さらながらホントいい曲ですよね。まあ、ただあんまり色々な演奏を聴いたわけではないので「これはベスト!!」っていうのはないんですけど・・・自分で探して行くのが一番だと思います。

スクリャービン、作曲家というよりなんか変な宗教っぽいカリスマっぽい印象があるんですが・・・違いますかね。

お持ちのCD、ジャケットが素敵ですね(←え)。「悲愴」が鼻血でそうな演奏と想像するんですが。1812年は違うバージョンのやつみたいですね。(HMVで付けられたタグが「ファンキー、ハッピー、泣かせ系、戦闘モードしみじみ飲む」ってなんだかよくわかりません)


>>Masahikoさん
こんばんは。
最近コンサートに行けてないので、羨ましいです。
まあ・・・スクリャービンはもうこれしか聴かないかもなあと思いますね。実演に接したらもしかしたら印象が変わるかもです。

投稿: naoping | 2010年1月30日 (土曜日) 20時00分

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