« 十二月大歌舞伎 | トップページ | 2009年に行ったライヴ!総括 »

2009年12月26日 (土曜日)

ネットラジオでポーランド音楽を聴く3

朝から年賀状を作りながら(パソコンではなく、いまだにプリントゴッコ。部品、あんまり売らなくなったなあ。困るなあ)、ぐだぐだと「ポーランド・ファンタジー」を聴く。今日の目玉は何と言ってもカルウォーヴィチ君のヴァイオリン協奏曲である。放送したのは、私がこないだ買ったDUX盤じゃなくて、SACDハイブリッド盤の高いヤツね。同じ作曲者によるセレナーデも放送。しかし今日ははなっからショパンの有名曲のオンパレードなのはこの番組では珍しい。まあ・・・ショパンもポーランド音楽だけどさ。

・ショパン「アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ」「幻想即興曲」他 ショパンの超有名ピアノ曲集。子供のとき聴いてた曲が多くて懐カシス。
・ショパン歌曲集 

<・・・うーん、訳すのめんどーなので中略>

・ミエスチワフ・カルウォーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 アガタ・シムチェフスカ(ヴァイオリン)、イエルジ・マクシミウク指揮
ナイジェル・ケネディもタスミン・リトルも録音してる位、メジャー級に名曲なのである・・・と私は思う。華麗な第1楽章もチャーミングな第3楽章もそりゃいいんだけど、何といっても第2楽章が素晴らしい。この作曲家の緩徐楽章はどれもほんとに美しい。第1楽章から2楽章に続けて入る出だしの和音(不協和音?)がしびれるぅ。ヴァイオリン・ソロとホルン・ソロの重なるとこもめっぽういい。この曲は日本でもコンサートで演奏するべきだ。なお、聴きなれているせいか私の持ってるDUX盤のほうがテンポが速く小気味いい。

・なんかクリスマス・キャロルが。なんだよもうクリスマスは終わったじゃないかああ。

・カルウォーヴィチ:セレナーデ アニエスカ・ドゥクツマル?指揮/ポーランド・アマデウス放送室内管弦楽団
初めて聴く曲だが、なんて美しい曲なんだろう。これも是非CDを入手せねばなるまい。この番組ずっとカルウォーヴィチばっかりやってくれればいいのに。(無理)

<以下めんどーなので略>

------

Banner2_3 にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

|

« 十二月大歌舞伎 | トップページ | 2009年に行ったライヴ!総括 »

コメント

 こんにちは、ご無沙汰です・・・

 年賀状作りに励まれているとの由───私のところは、父親(現在半身不随で車いす生活)の年賀状作成代行をちゃちゃっと済ませただけで、私自身の分はまだです(自爆)
 それどころか大掃除も進まず───せめて照明拭きとガラス拭きが出来れば、と焦るばかりの私です。

 それにしても、ポーランド生まれのレアな作曲家たちの発掘がまだまだ進行中の様子───楽しませてくれますね。
 「日本でもコンサートで演奏するべきだ」───私の住む関西で活動するプロ・オケの中で、比較的歴史の浅い大阪シンフォニカー響が、ここのところ定期公演でたまにレアな作曲家の作品をも取り上げてくれているみたいなので、ここで発掘されたレアなポーランド人作曲家たちの中の一人分だけでもいいから、取り上げてくれることを勝手に願っています《地球が太陽に飲み込まれるまでの間に取り上げてもらえるのかどうか微妙ですが…》。

投稿: 南八尾電車区 | 2009年12月27日 (日曜日) 10時56分

>>南八尾電車区さん
こんばんは。年賀状、異常な凝り性なので毎年すごく時間かかります。しかも(総務屋のくせに)パソコンが使いこなせない性分なので宛名まで筆ペンで手書きです。貰った人、額に入れて飾ってもらいたいくらいです。

ふむ、なかなかレアものをやるようですね、大阪シンフォニカーは(フランツ・シュミットの2番てw)。東京にもニューシティ管弦楽団とか結構レアものをやってくれるオケもあるわけですが・・・。
うーん、このカルウォーヴィチのヴァイオリン協奏曲の場合、この曲を弾いてくれるソリストが果たして日本にいるものなのかなあ、とか考えてしまいます。フォルネなんちゃら?が来年はショパンとのことなんで、ポーランドのレアな作曲家を万が一取り上げて下さるのなら、付け髭にサングラスで変装してこっそりもぐりこみたいなと思っています。

投稿: naoping | 2009年12月28日 (月曜日) 23時40分

いい曲ですよねー。>ヴァイオリン協奏曲
7、8年前に知人に教えられて聴いたのが最初だったと思います。
その時買ったThorofonレーベルのでずっと聴いてたんですが、もっと濃いのを聴いてみたくて、EMIのケネディ盤を最近購入。
これは…ちょっとダメかも。濃い演奏好きなんだけど、なんだか味付けがヘン。
ポーランドAccordレーベルに名手クルカが弾いたのがあるので、これを買いたいんですが今は入手困難みたい。リトルのがあるのは知りませんでした。これも心惹かれます。

投稿: ぜん | 2009年12月29日 (火曜日) 00時30分

>>ぜんさん
まあ~、同志の方がいらっしゃったのですね!しかもそんな前からお聴きに。トロフォンってのがいかにもですね。
実はタスミン・リトル盤とDUX盤と購入を迷ってたんですがリトル盤が渋谷塔の棚からなくなってたのでDUXのになりました(島野棚にあった)。実はカルウォーヴィチに関してはポーランド人以外の演奏を聴いたことがない(せいぜいヴィト指揮のNZ響)ので、「演奏者全員イギリス人で~す」みたいなのっていまいちどんなもんだか想像がつかないです。

投稿: naoping | 2009年12月29日 (火曜日) 23時30分

リトル盤良いっすよ。
ぐっときちゃいます。
2楽章の歌わせ方、もう入魂の出来栄えです。
併録のモシュコフスキのヴァイオリン協奏曲(これも第二楽章が美しい)とバラードも良いです。

通りすがり失礼いたしました。

投稿: カルちゃん大好き | 2010年5月29日 (土曜日) 14時42分

>>カルちゃん大好きさん

あ、私もカルちゃん大好きです。(読めばわかりますけどw)
リトル盤欲しいんですよ~。カル君も勿論聴きたいんですけど、モシュ君もラジオで聴いて結構良かったので。ポーランドって(無名でも)良いヴァイオリン協奏曲たくさんありますね。

投稿: naoping | 2010年5月29日 (土曜日) 21時20分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ネットラジオでポーランド音楽を聴く3:

« 十二月大歌舞伎 | トップページ | 2009年に行ったライヴ!総括 »