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2009年11月17日 (火曜日)

ザレンプスキ/ピアノ五重奏曲

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ユリウシュ・ザレンプスキ:ピアノ五重奏曲ト短調 Op.34

ワルシャワ五重奏団
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(第1ヴァイオリン)
クシシュトフ・バコフスキ(第2ヴァイオリン)
ステファン・カマサ(ヴィオラ)
ラファウ・クフィアトコフスキ(チェロ)
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)

(DUX0530)

過去記事:YouTubeで聴くポーランドの作曲家

地味~に探してたザレンプスキの五重奏曲のCDが渋谷にあった。DUXレーベルだからあんまり日本に入ってないのかなあって思ってたんだけど、今日「Z」棚に入ってた。

もしかしたら∑q|゚Д゚|pハッ。

タワレコの店員さんがこのブログをご覧になっていて、渋谷店に置いたらすかさず私が食いつくと思って入荷して下さったのかしら~(ほれほれ、なーんて)。それとも、意外とお問い合わせが多くて、入れて下さったのかしら~。

何でも構わないけど。

ともかく、この曲はいい。YouTubeに第一楽章しかUPしてなかったので「早く全楽章うpしろよ~、うp主~」とか思ってたんだがちっともUPされる様子もない。もう、待てなかったのでCD見つけて良かった良かった。録音も2005年と新しく、演奏もグー。

で。

まずザレンプスキという日本ではほとんど無名の作曲家について。

160pxjuliusz_zarebski_polish_compos ユリウシュ・ザレンプスキ(Juliusz Zarębski, 1854年2月28日か3月3日 -  1885年9月15日)はポーランドのピアニスト、作曲家。(以上、ウィキペディアより)

ザレンプスキは現ウクライナ西部の町ジトミェジュ(現ジトミル)の貴族の家に生まれ、ウィーンとペテルブルクで学んだ後リストに弟子入りし師の演奏旅行にたびたび同行(1875-1877)、1880年にブリュッセル音楽院のピアノ教授に就任、ピアニスト・作曲家としてヨーロッパじゅうで大活躍し、まさにショパンの再来というところでしたが、ショパン同様結核により31歳の若さで亡くなってしまいました。ショパンと異なり没後長く忘れられていましたが、近年研究が進み、ショパンの様式を継承・発展させながらドビュッシー以降のフランス音楽に見られるエキゾティックな語法を開発していた点も指摘されるなど、再評価が進んでいます。

参考HP
http://www.raymonda-cd.com/SHOP/CDB036.html

誕生日がテキトーなのはなぜなのかわからんのだが、カルウォーヴィチ同様早死に作曲家である。リストの弟子ってことだが、かなり有能なピアニストだったのだろう・・・よく知らんけど。早死にだったけど結婚はしてたようだ。早死にされて奥さん可愛そうである。

肖像画を見ると・・・こんな繊細な曲を書くような感じには見えない。なんか・・・頭髪が異様に多い人である。もじゃもじゃ・・・ちょっとあんたベートーヴェン? 山で狩りとかしてそうなワイルドな容貌。

他の曲を全く聴いたことがないので、この曲のみの感想だけれど、この曲は本当に素敵である。さすが「今日ポーランド室内楽作品の最も天才的な作品と評されている。」とされてるだけあるわ。・・・あんまり室内楽しらんので、この世の中には他に私の知らない傑作がたくさんあるのかもしれんが。

ルクーのヴァイオリン・ソナタや室内楽がお好きな方なら、気にいるかもなと思う。

第1楽章 アレグロ
第2楽章 アダージョ
第3楽章 スケルツォ
第4楽章 フィナーレ

第1楽章は大変にメランコリックな感じで始まる。なんかショパンとかの「いかにもポーランドっぽい」悲しげなメロディである。しかし、どんどん音楽が明るく豊かになっていき、聴いてるほうもなんだか嬉しくてドキドキしてくる。ピアノがキラキラと輝いているように奏でられるので、さすがピアノの達人だった作曲家だな~と感じる。(なお、このCDはYouTubeの音源とは別演奏のようである。)

第2楽章は、ぞろぞろとゾウリムシが這いまわるような感じで始まる。なんかゾクゾク。でもチェロが豊かなメロディを奏で始めるとまたどんどん曲が明るくなっていく。またピアノがキラキラしてきて素敵。星が降ってくるようだ。

第3楽章はなんとなくリズムがお馬がパッカラパッカラ走ってくる感じ。ちょっとエキゾティックな民族音楽っぽい雰囲気がある(バルトークっぽい感じもする。)。

第4楽章は、出だしがなんでか第3楽章とほぼ同じメロディなんだけど。CDプレーヤー壊れたのかと思う。フィナーレということで第1楽章の回想とかあり、途中静かになったりもするが、また音楽的に朗らかにどんどん豊かになっていく。盛大に盛り上がってフィナーレ。

でまあ、やはり「マイナー作曲家」の常として「これなんとかっぽい」とかすぐに思い浮かんでしまうのであるが、この人が生まれたのが1854年で31年しか生きなかったことを考えると・・・もしかしてチャイコフスキーのピアノ・トリオとかは耳にしたかもしれないけど・・・少なくともこの年代だとバルトークはまだ作曲始めてないしね、ふむ(・・・で何?)。

で、このCDのカップリングはバツェヴィチ姐さんの同じ編成の曲である。また作曲家が年代的に異なるので、これについてはまた。

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コメント

私ごときが毎日チェックしているくらいですから、【当然】塔のクラ売り場の店員ともなればここをチェックしてますよ!基本です。イロハのイですとも!

そうですよね、塔の皆さん!!

投稿: frosch | 2009年11月18日 (水曜日) 21時57分

>>froschさん
そ、そうですか?そんな影響力ないと思いますが。
まあ、そんだったら入れてもらいたいCDはとりあえずブログに書いてみようかしらん。

投稿: naoping | 2009年11月19日 (木曜日) 20時26分

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